ゼニス
センターセコンド/SS
1950年代前半
20石バンパー自動巻
Cal.133.8
ゼニス最初の自動巻はバンパーのキャリバー133でした。133.8はその改良型で6振動になっており、クロノメータ証明書付きで販売されたものもあったようです。

構造的にも工夫があり、センターセコンドとしては当時の最薄キャリバーを実現していました。仕上げにも手がかかっていてキレイですね。石数も20石で通常よりも多めです。緩急針は手巻と同じく二股になっています(謎)。

デザイン的にはドットのインデクスとドルフィンハンドのオーソドックスなものですが、三角形のインデクスと星形のロゴマークがアクセントを与えています。ゴールド色でまとめてあるのも少し華やかな感じでしょうか。なお、画像からは分かりませんが、リューズにもロゴマークがあります。