3.タラコ
わたしたちは、このタラゴナにバロセルナから電車でまいりました。 写真1 はその途中の風景です。また写真2 はタラゴナの駅であり、 写
真3、4 はタラゴナの港です。タラコは、使徒パウロがスペインでの伝道を最初に行なった街として最も可能性の高 いところです。八世紀のカタ
ランの伝承によりますと、パウロはタラコの初代主教となりまし たプロスペラスのことが出ています。タラコの大聖堂の後ろには古い礼拝堂が
あります。 写真5、6、7 はタラゴナの街であり、 写真8、9、10、11は大聖堂です。その内部が写真12、13、14、15、16に示されていま
す。 写真17 はその中にあるパウロとテクラの邂逅の絵です。因みに、この教会は、聖テクラの大聖堂と呼ばれています。
一九六三年には、パウロの宣教を記念して、ジュピター・アンモン神殿の遺跡 の上に、パウロの像が建てられました。それが 写真18、1
9、20 です。聖書考古学の関谷先生のお勧めがあり、その像を確認することができました。それにしましても、わが国 の聖書学者は、パウロ
のスペイン伝道や、東部への旅行というようなことは、全然問題にしないということはど ういうことなのでしょうか。牧会書簡などをどのように読
むのでしょうか。その前の一九六一 年には、エル・グレコの描きましたパウロの記念切手が発行されています。 写真21 がそれです。 ここタラ
ゴナは、地中海のバルコニーと言われていまして、ここからみる地中海はとてもすばらしい。海辺で撮りました写真が、写真22、23、24です。
散策した公園でみかけた埋め込まれた花模様が綺麗でした。写真25、26がそれです。写真27は、ローマ時代の城砦の遺跡です。それか
ら、 写真28 は泊まりましたホテルの近くにありましたローマの円形劇場です。