私が撮影した山の風景を展示しています。
第2回は2002年の「のぼりぞめ」=「厳冬の笹ケ峰」です。
笹ケ峰8合目にある山小屋「丸山荘」の屋根の上。
雪かきしてるのは山男然とした管理人「片山さん」と、
山の食事を演出する気さくな「神野さん」。
左上には小屋の電力をまかなうソーラーパネルがならんでいる。
丸山荘の背後に笹ケ峰の稜線。
軒先のつららを写す窓ガラスは2重張りでも室内の気温はマイナス3度。
しかし、この春新品になったお布団と豆炭で朝までポカポカ。
こうしてみると穏やかで静かな笹ケ峰山頂に見えるのだが、、、
実は風速10mくらいの強風が吹きすさび、
身を切られるような寒風が会話をさえぎっていた。
しかもあたりはガスがたちこめ展望もきかない。
エビのしっぽはみんな瀬戸内から飛んできた?
だったら頭(が有ったとしたら)は太平洋まで飛んでった?
ダケカンバやシコクシラベの樹氷とはひと味違うところに心惹かれる。
ところで、この後ガスの切れ間に眺望が広がり、
西条、今治、しまなみ街道、瀬戸内海、そして中国地方が、
この時その一瞬を見せてくれた。
<データ> |