私が撮影した山の風景を展示しています。
第8回 2002年6月5日
今回は山のsunrise&sunsetです
早朝に山頂めざして登っていると、早くも下山して来る人と出会うことがある。
そういう人は必ず大きな三脚とカメラを持っていて、
例外なく朝日を狙って夜の明ける前に山に登っている。
一方、夕日を狙って夕暮れまで山にとどまる人は少ない。
これはやっぱり「朝日」という独特のエネルギーのせいだろうか。
でも、夕陽にだって個性もあれば売りもある、
個人的には、愛媛県双海町の、
「沈む夕日が立ち止まる町」は大好きなフレーズでもある。
四国山脈に沈む夕陽(三嶺にて)
思うに、山の夕陽が人気者になれないのは、
もともと山の好きな人には寂しがりやが多いからかも知れない。
朝陽も夕陽も同じ太陽だけど、
見られたくない姿が、ほんとうはあるのかも知れない。
間もなく朝日が顔を出そうとして(三嶺にて)
でも、だからといっていつまでも沈んでばかりはいられない。
明日もその光を待っている向日葵や朝顔がいるから。
そうして今日も、陽は昇る
山小屋の朝(三嶺にて)
夕陽と朝日を連続して撮れるのは山小屋のある醍醐味でしょう。
これは、ちょうど3年前の太陽のことですが、
きっと明日もそんなには変わっていないことでしょう。
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