山頂でしばし休憩した後、次の目的地である芦谷山を目指すことにした。
岩場の山頂を後にして急坂を注意しながら下り、最前の鞍部まで引き返す。
ここから直進して町界(大豊町と土佐山田町の町界)の尾根を目指しヤブを登ると、山頂から5分ほどで岩場に出る。この岩場からの展望は素晴らしい。

町界尾根と岩場
 茂ノ森山頂から見る町界の尾根。山肌の中央やや左に白く見えるのが好展望所の岩場。

岩場からは特に南の眺望が良く、登山口の旧麓宝苑跡地も、遠くには香長平野もかすんでいる。空気の澄んだ頃には太平洋さえ見えるらしい。岩場で腰を下ろしていると郷愁を感じるひとときである。日頃の雑踏を忘れていつまでも憩っていたい場所である。

岩場からの展望
 岩場から南の景色。左奥の三角錐は赤津ケ森(赤塚山)

茂ノ森への登山は通常ここで折り返す。下山は往路を引き返し1時間半ほどで登山口に下り立つことが出来るようだ。
しかし、私たちは敢えて岩場からヤブを登り、計画通り縦走で芦谷山を目指した。

町界尾根と芦谷山
 岩場の西に見える大豊町と土佐山田町との町界尾根。左から2番目のピーク(中央左)が芦谷山。

芦谷山への縦走は近日ご紹介します。

備考
水は不動神社付近や、木橋を渡る辺りや、谷沿いの登りでも補給可能だが、実際に飲んで試していないので持参することをお奨めします。