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   6月26日(水)
      先週の水曜に大分の実家に帰り、
      日曜に祖母を伴い旭川に戻ってきた。
      早くも寝不足気味な毎日・・・・。

      旭川に戻る前日の土曜は遅くまで友人と会っていたため
      寝たのは午前1時すぎ。
      私は祖母とふすま1枚隔てた部屋で眠っていたのだが、
      祖母が午前4時頃起きてきて電話をかけ始めた。
      半分眠ったままの頭で「こんな時間にどこに・・・」と思っていると、
      「お母さん(私の母、祖母から見たら嫁のこと。
       これは痴呆のせいじゃなく普段からこう呼んでいる)、
       私やっぱり北海道に行くのやめます。」と言っている。
      どうやら午前4時と午後4時を取り違えたらしい。
      母が働いている店(実家は商売をしている)に電話をしたが、
      留守電だったため(当然よね)メッセージを残したようだ。
      「おいおい今更カンベンしてくれ〜」と思いつつ起き出し、
      「今日一緒に北海道に行くんよ〜」などと言いつつ
      祖母の昔話などにつきあっていたら朝になってしまった・・・・。
      幸い、祖母は自分がさっき言ったことも忘れる状態なので、
      話してるうちにまた北海道に行く気になってくれたけど。
      そんなわけで、寝不足のまま旭川に戻ってきたのだが、
      戻ってきたら戻ってきたでいろいろ出てくるわけで。
      予想は、覚悟はしていたんだが。

      祖母が夜トイレに起きた時に場所がわかるようにと
      廊下とトイレの電気を点けたままにしているのだが、
      1度目にトイレに行った際にきちんと電気を消すようで、
      次に起きた時は真暗な状態のため場所がわからず、
      「電気はどこかなあ」「トイレはどこかなあ」と
      私が起こされるという事態になっている。
      う〜む。電気点けっぱなし作戦、あっけなく失敗・・・。
      これで昼寝でもしてくれれば私も一緒に眠れるのだが、
      話し相手がいるのが嬉しいのか、寝てくれない。
      しかも話しの内容が変わらないというのがつらいのね〜。
      初めて聞くようなふりして適当に相槌うってるけど。(^^;;
      今日は天気が良く外出してあちこち連れて歩いたから、
      少しはぐっすり眠ってくれるだろうか?
      私の場合3週間という期限つきだし、
      祖母はまだそれほど症状が重くないからやってけるけど、
      実際に家で痴呆のお年寄りの世話をしている人は
      本当に大変なんだろうなぁと、早くも実感している。



   6月17日(月)
      いよいよ今週祖母が来るということで、
      痴呆症の本を一通り読み返す。
      ばーちゃんは、新しいことが覚えられなくなっている。
      記憶は新しいものから徐々に薄くなり消えていっている。
      食事をしたことを忘れ「食べていない」と言う。
      同じことを何度も聞く。
      話したことは聞くそばから忘れていく。
      いや、忘れるんじゃなくて記憶に留めることができない。
      一年前にじーちゃんが亡くなったことはわかっている。
      でも、亡くなった日付けやその時のことは忘れている。
      まだ人の区別はつく。家族や親戚の顔もわかる。
      外で人と接している時はきちんとしている。

      忘れていても、過去の記憶が違っていても怒ってはいけない。
      否定すると、プライドが傷つけられ心を閉ざしてしまう。
      「あれもこれもできなくなった」と考えるのではなく、
      「まだこんなことができる」と考え、できることをしてもらう。
      本に書いてあったことはこんな感じ。
      様々な問題行動(って言い方はどうなんだろうと思うけど)に
      対しての対応の仕方も書かれている。
      最近実家の母が忙しく、祖母の正確な現状を聞いていないが、
      まあなんとかやっていけるだろう。
      と、心配性の私にしては能天気に構えている。
      3週間という期限付きだからかもしれない。
      つーか、ここまできたらやるしかないわなって開き直りかも?
      飛行機のチケット取っちゃってるし。(笑)



   6月16日(日)
      イチゴ狩りが始まった比布(ぴっぷ)町へGO!
      国道沿いをざーっと走ったが、農園選びに悩む。
      午後から出かけたので、人がたくさんいるところは
      狩られてて少ない気がするので避けたい。
      しかし、お客のいないところもどうなんだろう?と思うし・・・・。
      結局、カンをたよりに、人のいない農園の一つを選んだ。
      ビニールハウスが一つだけという小ささだったが、
      中に入ると真っ赤ないちごがたくさん!
      夫と2人、狂喜乱舞しながら食べまくる。
      すると、畑のそばの家から農園のおじさんが出てきて
      「こっちの日の当たってる方のがうまいぞ」と教えてくれた。
      たしかに、外側の列のものは甘さが格段に違う。
      完熟のいちごを味わいつつおじさんと話をしていたら、
      おじさんと夫が同郷であることが判明。
      こうして話しが盛り上がり、過ごすこと一時間半。(^^;;
      すっかりイチゴで満腹になった上、受付をしている奥様から
      お土産にと山盛りイチゴを1パックいただいてしまった。
      ああ、なんていい人達なんだ。(TーT)
      心も満腹になった私達であった。



   6月14日(金)
      HBCTVの夕方のニュースのお天気コーナーの中で、
      
足寄(あしょろ)町螺湾(らわん)地区に生える巨大蕗の
      成長を観察していた「
今日のらわんブキ」が最終回だった。
      始めた4月の頃は何の変哲もない普通の蕗だったのが、
      ぐんぐん成長し最終回の今日は2m25cm!
      茎なんて直径10cmくらいありそうだった。
      (これでも今年は雨が少なかったのでちょっと小さめらしい。
       ちなみに昔は4mくらいまで成長していたらしく、
       雑誌で見た50年くらい前の写真では、
       馬に乗った人の頭上に蕗の葉が広がっていた。)
      コロボックル(伝説の小人)気分を味わうにはよさそう。。。
      ところでこの蕗、特別な品種ではなく、
      北海道のどこにでも生えている「アキタブキ」なんだそうな。
      それが、正確な理由はわからないらしいのだが、
      螺湾川付近のものだけがすごい勢いで成長するんだとか。
      もちろん、木のように大きくはなるが、他の蕗同様に食べられる。
      そんなわけで、収穫期を迎えた今日で観察は終了となった。
      う〜ん。どんな味なんだろ?やっぱ普通の蕗と同じなのか?
      収穫した生のものはお取り寄せできるみたいなんだけど、
      どうせなら「収穫体験」ってのに行ってみたいなー。
      今年は都合がつかないから、来年ぜひ自分で収穫して食べてみたい。



   6月13日(木)
      生まれてこのかた、金縛りにあったのは3回だけ。
      だった。ここに越してくるまでは。
      引越して1年ちょっと。何度目かの金縛りに遭遇。
      なんだろ?
      家との相性が悪いのか、はたまた私自身に問題でもあるのか。
      せめてもの救いは、過去の金縛りとは違い
      その最中にさして怖い思いをしていないということか。
      ただ体が動かず、苦しくて、夢のようなものを見ている。
      今回は、なぜか陰陽師の石田ちゃんに
      「鹿(だったと思う)が憑いている」と言われた(笑)
      もしかしたら石田ちゃんじゃなかったかもしれない。
      体が動くようになり意識が戻ってゆく中で、
      「あ〜石田ちゃんだったー」とぼーっと思っただけだから。
      なんにせよ、非常に寝覚めが悪い。
      疲れがとれないどころかよけいに疲れている気がする。
      そして以前にも増して眠りが浅くなった。
      1時間ごとに意識が戻り、時計で時間を確認している。
      よろしくない。こんな状態はよろしくないぞ。



   6月12日(水)
      車のディーラーさんに支払いに行く。
      先日旭川に来て3度目の修理を受けた愛車。
      「来年車検ですよね。。。。通るかなぁ。。。」
      と担当の方がなんとも恐ろしいことをおっしゃった。
      えーーーーっっっ!
      買って8年経つけど4万キロしか走ってないし。
      なにより、とっても愛着がある。
      4年前に生産中止になっちゃったから
      買い替えようにも同じものはもう手に入らないし(涙)
      しかし。実は彼には別の思惑があったようで・・・・
      「新車が出たんですよね〜」ときた。
      そりゃそーか。売ってなんぼだもんね、車屋さんは(笑)
      「4駆はないんですよねぇ」と言うと
      「ワゴンタイプにはありますよ〜」と。
      一応展示されてる車の中を眺めてみて、
      「うーん。今の車にすごく愛着があるんですよねぇ。」
      と乗り気でなさ気な返事をしてみると
      「やっぱりマニュアルがいいですか?」と聞かれる。
      「そうですね。マニュアル好きですから」と答えると、
      「そうですかー。これオートマしかないんですよね・・・」
      と残念そうに答えた。
      ちょっとほっとしつつ、曖昧に笑ってみたら、
      「でも、今度一度乗りにいらしてください!」と明るく返された。
      ・・・・さすがだ。と、なんとなく思いつつ店を出た。
      買い替えか〜。
      考えたくないけど、そろそろ考え始めた方がいいんだろうか・・・。



   6月8日(土)
      ずーーーっとソファーを探していた。
      硬めの座り心地でちょっと横になれるサイズ。
      でもなかなかこれと思うものには出会えなくて。
      通販で「お。」と思うものもあったけど、やっぱり座ってみないと・・・
      と結局購入には踏み切れないでいた。
      せっかく「家具のまち」旭川に来たんだからと、
      去年からあちこち見ていたが、良いものはケタが一つ違う。。。
      ところが、先日見つけてしまった。
      久しぶりに行った「旭川家具センター」で。
      硬めで、ちょっと横になっても気持ち良くて、サイズもOK、
      値段も現品ということで下がっていて予算内!
      家具センターは旭川にあるメーカー(「
北の住まい設計舎」など)の
      小さなショールームの集まりのようなところ。
      良いものばかりだが、お値段もそれなりのものが多い。
      だから、「うちには遠い存在」と一度行ったっきりになっていた。
      それがふと思い立ち出かけてみたら、、、、出会ってしまった。
      同じシリーズのスツールも気に入り、う〜むと悩んでいたら、
      メーカーの方が「もう少しお下げしますよ」ということで購入決定。
      旭川に住んで良かったね〜、と2人でしみじみ満足。
      しかし、届いてみると濃い茶色が部屋の中でけっこう目立つ。
      ならばカバーをかけようと手芸店に行き、ちょうどよい生地を発見。
      しかもセールで半額。ついてる時ってあるのね〜。
      早速買ったばかりのミシンでバリバリ縫う。
      ついでに真っ白な生地の白さが気になったので、
      香りの落ちた紅茶で煮て、うっすらベージュっぽい色にしてみた。
      いつになくやる気満々だった今週の私・・・・・。
      他にも1ヶ所だけレースがかかってなかった窓のカーテンを縫い
      (窓のサイズが中途半端なために既製品では合わなかった)。
      クッションカバーも縫い。
      ミシンがあるとこんなに仕事が早いのね〜。と感動。
      まだまだ創作意欲(?)は衰えていない。
      来週は何を作ろうか?(笑)



   6月6日(木)
      先日「ごくせん」を見ていた時の出来事。

      ドラマの中で主題歌が流れてきて
      私:「これさ〜嵐じゃないような気がするんだよね」
        (「ごくせん」には嵐の松本潤が出ている)
      夫:「あーそーだねー。これ、V6じゃない?」
      私:「・・・・確かにV6のような気がする・・・・・」

      はい。正解でした。主題歌はV6でした。
      それにしてもびっくり。
      夫、いつのまにジャニーズの声が聞き分けられるようになった?
      テレビ番組っつっても「スマスマ」と「鉄腕ダッシュ」くらいしか
      見てないしなぁ。(あ、「ぷすま」も見てるか。)
      一瞬「私のせい?」って思ったけど違う・・・と思うんだよね。
      SMAPと嵐はCD持ってるけど、V6は持ってないし・・・・。
      気がつけば夫婦でジャニおたってか???
      ・・・・・・・・・笑えないってば。(‐"‐)



   6月3日(月)
      ¥19800でミシン購入。
      は〜。やっとこれで手縫いから開放される〜♪
      作りたかったクッションカバーとかカーテンとか、
      あっという間にできるのね〜と思うと嬉しくって涙出そう。

      それしにれも、ザーザーとよく降りますなぁ。
      週末からずっと天気がよくない。
      まさか梅雨???
      温暖化してるからな〜。
      そのうち北海道にも梅雨が来るようになるのかも。
      そうなるとゴキの野郎も北上しちゃうってことかしら・・・・
      ああ、嫌だ。想像しただけで嫌だ。
      梅雨もゴキもだいっきらいだーーーーー。
      (梅雨以外での雨は好きなんだけどさぁ)
      ・・・・・しかし再来週は大分の実家なのよね・・・・・
      梅雨入りしてるし。ゴキの活動時期かと思うと・・・(T―T)



   6月1日(土)
      もう6月かー。早い・・・・・。
      先日実家の母から電話があった。
      今月半ばからこっち(旭川)に遊びに来る祖母のことについて。
      5、6年前から始まった祖母の痴呆はゆるゆると進み、
      2年ほど前から食事に関する記憶が曖昧になった。
      1年前に祖父が亡くなってからは進行の早さが少し増し、
      「食べていない」と主張するようになった。
      そして、最近はトイレの場所を思い出せないことがあるらしい。
      最近になり祖母の汚れた下着を見つけて気づいたんだとか。
      今の実家は5年前から住み始めた家、祖母の痴呆が始まってから
      住み始めたことになるから、忘れてしまうのはそのせいかもしれない。
      今回の電話で母が心配していたのはこのことだった。
      初めての私の家で粗相をするのでは?と。
      可能性はもちろんあるだろうけど、専業主婦の私はほぼ24時間
      祖母と一緒にいることができるからなんとかなるだろう。
      問題は夜、祖母がトイレに起きた時だ。
      トイレに続く通路やトイレの電気を点け放しにしとくとか、
      蛍光マーカーでトイレへの案内表示でも作っておくとか?(笑)
      ま、粗相しちゃっても別にかまわないんだけどさ、私は。
      でも祖母本人にしてみれば、すごくショックなんだろうな。
      普通に会話もできてるから、祖母が痴呆だということは
      よその人にはわからないみたいだし。
      多くの痴呆のお年寄りがそうであるように、
      祖母もまた、自分が痴呆だなんて思っていないし。(笑)
      だから、今回の北海道旅行のこともすぐ忘れてしまうと思っていたけど、
      よっぽど嬉しかったのか不思議と覚えているらしい。
      夕方2時間ほど来てくれるヘルパーさんに、この2ヶ月の間毎日毎日
      「函館の孫のところに遊びに行く」と話しているんだとか。
      (私達が旭川に引越したことは覚えられないらしい・・・(^^;;)
      そんなに楽しみにしてくれているとは知らなかった。
      「昔じーちゃんと行ったところ(2人は北海道へ3回来ている)に
      行ってみようや」と言ったのがよかったのかな。