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8月27日(水)
先週夫が夏休みだったので、道北&オロロンラインへ行ってきた。
19日(火)
朝10時半頃出発。40号を北上する。
12時過ぎに名寄(なよろ)町のひまわり畑に到着。
天気も良く、一面の黄色い花に大満足。
その後美深(びふか)町仁宇布のキッチンコイブを目指す。
13時過ぎに到着し羊肉カレーと羊乳ソフトクリームを食す。
ソフトクリームは羊臭さは無く、かなりコクがあるのにさっぱり淡白。
15時頃コイブを出発し、本日の宿、豊富町豊富温泉の
ホテル豊富に17時半頃到着。
豊富温泉は、昔石油を掘っていたところ偶然発見した温泉。
そんなわけでお湯はほんのり石油の香りということだったが、
入ってみると確かに何か匂いはあるけど、想像していたような
灯油やガソリンの匂いではなく、さほど気にならなかった。
濁ったお湯の表面にはうっすら油が浮いており、
そのせいか湯上りの肌はしっとりすべすべ、かなりイイ感じ。
食前、食後、翌朝と合計3回入りお肌の調子絶好調になりました。(笑)
近くだったら毎日入りに来るのにな〜。
(1泊2食¥8500。かなり満足。が、朝食バイキングが・・・唯一の不満。)
名寄町智恵文のひまわり畑 ずっと向こうまでひまわり
20日(水)
9時頃宿を出発、近くにある町営大規模草地牧場をドライブ後、
やはり近くにある工房レティエに10時頃到着。
新鮮なジェラートとラクレット(ハイジのチーズ)をのせたトーストを
いただきながら、ご主人からチーズの話を聞く。
チーズ3種類を購入し(このために保冷バックと保冷剤持参さ!)、
10時半頃レティエを出発し宮ノ台展望台へ向かう。
11時頃展望台に到着するも、目当ての利尻富士は雲で見えず。
その後はひたすら北上、12時半ころ稚内のノシャップ岬に到着。
海を見ながら休憩した後、今度は日本海沿いをひたすら南下する。
この日本海側の道はオロロンラインと呼ばれており、
海沿いの気持ちの良い道がずっと続いている。
この日は天気も良く、海がキラキラとしてとてもきれいだった。
14時過ぎに道の駅富士見で昼食。タコ飯弁当とコロッケうまし。
15時頃道の駅を出発し16時に羽幌町に到着。
フェリーターミナルで明日の出航時刻を確認、車に給油し、
道の駅のあった遠別町に逆戻り、宿の旭温泉へ。
(国道から逸れ旭温泉へ向かう途中でもひまわり畑発見。きれいだったー)
17時頃宿に到着。山の中の一軒家でかなりひなびた雰囲気。
すぐに夕食をとり、18時過ぎに隣りの初山別村へと出かける。
目的はしょさんべつ天文台。接近中の火星を見るのだ!
18時半ころ天文台のあるみさき台公園に到着。
夕日を見ながら岬の湯に入ろうと思っていたのに、なんと休館!
がっかりしたが公園で沈む夕日をゆっくり眺めた後、天文台へ。
火星が昇り始めるのは8時頃からということで、
まだ来館者も私達だけだったため、見たい星を見せてもらえた。
自分の星座のてんびん座を初めて見て大満足。(^^)
さらに、織姫や彦星、それに天の川!
暗いところで見ると本当に川のように見えるんだ〜と感動。
(天文台の観測室はドームになってて一部だけ開くようになってるけど、
あの構造の意味がわかったよ。天文台の周囲の明かりを遮るように
なってるのね。これだけのことでも見える星の数が全然違ってびっくりさ。)
そうこうしているうちに人も集まり始め、いよいよ火星観測。
思ったほど(図鑑のように)くっきりとは見えず。
まだ早い時間で大気の影響があるらしく、かすかに揺れていた。
(望遠鏡にもよるそうで、大きいもの(経口?)だと一つの星を捉えるのが
苦手だとかなんとか・・・・詳しいことは難しくてよくわからなかった(^^;;)
結局2時間近くを天文台で過ごした後、旭温泉に戻り一風呂。
ここのお湯は鉄分の含まれた茶色い濁り湯。
鉄臭いお湯は初めてでちょっと匂いが気になったのと、
お湯が熱かったので長くはつかれなかったが、体はよく温まった。
(1泊2食¥5000。宿はかなり古いけど食事はそこそこ。お得かも。)
稚内、国道40号から見える風車 初山別、みさき台公園からの夕日
21日(木)
9時頃宿を出発。羽幌へ向かう。
10時に海鳥センターに到着、30分ほど過ごしフェリーターミナルへ。
駐車場(1日¥700)に車を預け、11時発の高速船に乗る。
前回よりさらに激しく揺られつつ、11時33分焼尻(やぎしり)島到着。
まっすぐ港前の島っ子食堂へ向かう。
ラム肉を炭火バーベキューで食べるのだっ!とはやる心を押さえながら行くも、
「今年は終わっちゃったんだよね〜」と。
「今年はTVで何度も取り上げられたからかラム肉目注文するお客さんが増えてね〜、
今年の分の肉は無くなっちゃったんだよ」と。
そう説明してくれたおばちゃんの後ろには、フジとか朝日とかの某アナウンサーのサイン色紙が・・・・・
知らなかったよ・・・・
全国放送で宣伝されちゃってたのね・・(涙)
一気にテンションが下がるも時刻はお昼時、 お腹はぐーぐー鳴ってるわけで。
島っ子ラーメン(魚介類たくさん)で妥協。
その後、自転車を借り島内一周。(焼尻も天売も周囲12キロほどの小さな島)
天売での苦難を思い出しちょっとビビリ気味だったが、それほど急な登りもなく、
坂と平坦な道のおリ混ぜ具合も良かったのか(天気が良すぎなかったのも良かったのかも。笑)、
焼尻島ではそれほどツライ思いもせずに周ることができた。
途中、資料館になっているニシン御殿などにも寄ったりして
2時間ほどかけて港に戻り、一服しつつ船を待つ。
羊さん達、来年こそはっ!!
15時20分のフェリーに乗り、16時15分に羽幌到着。
この日の宿はとってなかったので、到着早々に宿探し。
どこにしようか悩みつつ旅行雑誌を眺めていたら、ふと目にとまった宿が。
吉里吉里(きりきり)というところなのだけど、私はずっと、
ライダーさん専用の男女別相部屋だけの宿と思っていたのだが、
よく読んだら個室もあると書いているではないか!
ここは料理がおいしいと聞いていたので早速電話。
ラッキーなことに空き部屋があるとのこと。
その足でまっすぐ吉里吉里へ向かい、荷物を置き、宿の説明を受け、
夕飯前にと、道の駅羽幌にあるサンセットプラザはぼろで一風呂。
(ここは宿泊もできる。本当はここに泊まりたかったが満室だった。)
なんとここの温泉も濁り湯で、期せずして濁り湯の旅となった。
吉里吉里での夕食は宿泊者揃ってカフェ(もやってる)で。
料理はウワサ通りおいしいしボリュームもあってお腹いっぱい。
食後9時頃にはおかわり自由のコーヒーも出て、
ご主人や宿泊客の方達とおしゃべりなどして過ごし楽しかった。
11時にお開きとなり就寝。
(1泊2食¥6600(個室)。大満足。ただ宿が国道に面しているため、
夜は車の音であまり熟睡できず。耳栓があるといいかも〜。笑)
22日(金)
せっかく続いていた晴天も昨日までらしく、朝から曇天。
おいしい朝食をいただき、9時半過ぎに出発。
苫前(とままえ)町の三毛別熊事件復元跡地へ向かう。
「三毛別熊事件」とはなんぞや?と言うと。
冬ごもり前のヒグマが空腹のため民家を襲い、7人が死亡、
3人が重傷という、大正4年に起こった悲惨な事件であり、
死傷者数としては世界最大の獣害事件になるそうだ。
その現場に当時熊に襲撃された家が復元されているという。
案内の看板にしたがい車を走らせた私達だが、
民家もなくなり山の方へと入って行くに従い、会話が減っていった。
そして道路脇に牛のフンのような黒い固まりを見つけてからは、とうとう無言になってしまった。
だって、「牛のフンだ」と思った次の瞬間、「え?この辺に牧場??
・・・けっこう山に入ったし、民家も随分前から見てないよな・・・」と。
どう考えても何もない山道を牛が通るとは思えず。
とすると、これは熊のフン・・なのか?そうなのか?!
ふと見ると道路わきには「ヒグマ出没注意」の看板。
夫に聞いて確かめるのもなんだか嫌で、もうね、ただ無言状態。
(後で夫に聞いたら、彼も同じことを考えていたらしい。笑)
ほどなくして、とうとう現場に到着。
車のエンジンをかけっぱなしにして見学を始めたが、
すぐにもう1台見学の車が来たのでちょっとほっとする。
しかし、ほっとしたのも束の間、再びギョッとすることに。
再現された掘っ立て小屋の前にドラム缶が置いてあったのだが、
なんとその中がゴミで一杯だったのだ。
熊の出るところではゴミは捨てないってこと(食べ物の匂いに熊が寄ってきます!)
道内の人間なら知ってると思ってたけど・・
と思い、ゴミのコンビニの袋を見ると、ビニール越しに航空機の半券が。
あらら、道外からのお客さんだろうか?知らずに捨てたのかな。
なんにしたってゴミは良くない(危険)と思うので、
その旨書いた看板を立てるなりなんなりすべきだと思うわ。
とまぁ、そんなこんなでさっさと見学を終え退散。(^^;;
復元された被害小屋。加害者の熊も一緒に復元されている。
10時半頃古代の里に到着。
ここは苫前町の郷土資料館と考古資料館のあるところで、
外には復元された竪穴式住居なんかもある。
また、ヒグマの剥製もたくさんあり、三毛別熊事件のコーナーもある。
しかも熊事件のラジオドラマのようなものが流れておリ、
これがなかなか・・・声優さんが上手くて、聞いてるのがつらかった。
特に熊に襲われた場面なんか・・・・・・・・怖かったよぉぉぉぉ(涙)
12時過ぎに古代の里を出発、グリーンヒルキャンプ場に寄り道し、
風力発電の風車の群れと牛など眺めたりしながら走る。
13時半頃道の駅おびら鰊番屋に到着。
ニシンそばを食べ、隣接の鰊番屋を見学し、15時頃出発。
(焼尻、小平のどちらの鰊番屋も、トイレの便器が有田焼きだった。
TVでしか見たことなかったから本物を見てちょっと感動。ウツクシイ便器だった)
留萌で給油し、16時過ぎ増毛(ましけ)町の国稀(くにまれ)酒造に到着。
店内を見学後日本酒を1本購入し出発。
17時頃同町内の岩尾温泉あったま〜るへ到着。
入浴後食堂で何か食べようかと思ったら、なんと食堂は17時まで。
仕方なくホールのソファーに座り休憩しつつ、日本海に沈む夕日が
見れるかもと窓の外を眺めていたが、雲が出ていて見えそうにない。
あきらめて旭川へ向け帰ることにした。
留萌に戻り、223号を深川に向かい(この日留萌は何かあったのか?
国道沿いは赤色灯をつけ停まっている覆面パトカーだらけだった。)、
途中の沼田から深川西は無料の高速に乗り、深川で12号に入り・・・
旭川に着いたのは22時前だった。(今回の走行距離約950キロ)
8月18日(月)
金曜日、北竜町にひまわりを見に行ってきた。
急に思いつき出発したのが午後3時。
普段なら車で1時間少々で着くところが、この日は札幌へ向かう国道12号が大渋滞。
急遽ルートを変え、98号を多度志経由で行くこと2時間。
夕暮れ前に到着。しかーし。着いたとたんに大粒の夕立が…。
道の駅で雨宿りしたがやむ気配なし。
目的のひまわりの里へ移動したものの雨足は弱まらず、
駐車場そばにある物産館の中でさらに待つこと1時間。
6時を過ぎた頃やっと小降りになり、広大なひまわり畑を眺めることができた。
「青空と一面黄色い畑」は見れなかったが、夕焼けのひまわり畑もきれいだった。
(物産館で食べたひまわりソフト¥300、ナッツっぽい風味がしておいしかったー。
ひまわりの種の粉末が入ってるらしい。道の駅のひまわりソフトよりこっちの方が好きだな)
帰りは沼田町の幌新温泉に寄り一風呂。
雨で冷えた体が温まり気持ち良かった〜。
8月14日(木)
旭山動物園の夏企画「夜の動物園」へ行って来た。
(17日まで開園時間が午後9時に延長されてます)
すごい人出で、もしや昼間より多いのでは?と思ったほど。
来園者を観察してみると、心なしかカップルが多いような。
なるほど、ほどよい暗さでデートにはぴったりかもと納得。
他には一家三代総出でという感じの家族連れも多く見かけた。
薄暗い動物園は昼間とは全く雰囲気が違い、
ちょっとワイルドな探検気分(?)、ワクワクして楽しい。
夜行性のライオンやヒョウのいる猛獣館とホッキョクグマ館では
飼育係りの人のガイドもあり、動物園側の工夫も感じられた。
ただね、坂や階段の多い園内ゆえ、足元の暗さが気になった。
ま、普段昼間だけの営業だから仕方ないことではあるけど。
お子様を連れている方や、かかとの高い靴の方はご注意あれ。
そう言えば、去年も来たのか懐中電灯持参という心得てる人もいた。
動物達をむやみに照らすのはいかがなものかと思うけど、
(17日に再訪した際、「懐中電灯の使用はおやめください」という
アナウンスがされてました。やはり動物を照らす人もいるんだろうね・・)
足元を照らすためには懐中電灯持参っていいかもね〜。
そうそう、今回初めて「こども牧場」にも入ってみた。
ヤギやウサギなどが放されていて自由に触れるのだけど、
ふと気がつくと1匹のヤギが夫のシャツの裾を食べているではないか!
正確にはもぎゅもぎゅされただけで、本当に食べられたわけじゃ
ないんだけど、全く動じずヤギにされるがままの夫に爆笑。
旭山動物園のヤギはGAPの麻シャツが好物なのねぇ。
そんなこんなで楽しかった夜の動物園の帰り道。
ふと見上げると空にはきれいな満月と火星。
そう言えば火星が接近してるんだった。
ここ何年か流星群などの天体ショーが見れなかったから
(いつも天気が悪かったのさ)、とてもラッキーな気分になった。
月の左下に火星 ヤギの親子。
わかる? もうすぐ兄弟が生まれる・・のか???
8月13日(水)
夏は終わったそうな。
この先、多分、夏日になることはないでしょう。と天気予報。
暑さに弱い私だけど、さすがに2年続けて夏がないと・・・・(T-T)
そんな北海道では先日の台風10号関連のニュースが続いている。
死者は6名、行方不明者は5名。
大きな被害を受けた日高地方では、いまだ復旧の目途が立たず。
断水約600戸、停電約300戸、電話の不通が約100戸。
あちこちで道が流されたりして交通遮断状態のため、
復旧のための車両が被災地にたどり着けないらしい。
JRも線路が流されたりで運休したままの個所がある。
濁流に家が流され、収穫前の稲や野菜は泥につかり、
牛舎の牛も激流の泥の下で息絶えていた。
浸水し使い物にならなくなった牧草地は札幌ドーム40個分。
冬が来るまでに復旧してくれるといいのだが・・。
少なくとも落ちついて生活できるくらいまでにはなって欲しい。
北海道は台風に対する免疫がないからやはり対策が甘いかな。
今回も役所の連絡系統などうまく機能していなかったようだし。
今後改善されることももちろん望むが、役所の対策を待つだけでなく
自分でも台風や大雨の際に情報を入手する努力が必要と感じた。
だって、うち、川のそばなんだもん。
去年の大雨で増水した時も正直ちょっと怖かったし。(^^;
というわけで、今更ながら調べてみたらありました。
北海道 川の防災情報
観測所名で検索→水位観測所でお近くの川の水位がわかります。
8月11日(月)
涼しいです。台風一過とはならず天気悪いです。
今回の台風、かなりの大きさということで、
いつもなら「慣れてるし」と心配しない実家方面のことが気になり、
金曜は朝からNHKをつけっぱなしにして見ていました。
実家の近くの港がちょこちょこ映し出されていたのですが、
ざっぱざっぱと防波堤に打ちつける波の高さにびびりました。
実家は海(正確には湾)まで徒歩5分。
台風にしても地震にしても大波が来たらかなりヤバイ。
しかも川も近くを流れてるので川の増水もヤバイ。
ちょっと冷や冷やしましたが、大した被害もなくほっとしました。
が。
土曜、映画の後リニューアルオープンしたカワハラへ行き、
営業時間が夜12時まで延びたってことで
アラカルトなどつまみながら新メニューの日本酒を飲みゆっくり過ごし、
すっかりいい気分で帰ってきてバタンキューだった私。
翌朝起きてニュースを見て驚きました。
台風北海道に上陸。
しかも、日曜に見に行く予定だったバルーンフェスティバルの開催地
上士幌町では橋が崩れ犠牲者が出ていると・・・・・
自分が酔っ払ってへらへら〜となってる間にこんなことになってたなんて。
行方不明の方が早く見つかりますように。
8月10日(日)
雨で遠出の予定をあきらめた土曜日。
札幌で見たWATARIDORIが15日まで国劇で上映中、
黄泉がえりも15日までシネマアポロンで上映中とわかる。
黄泉がえりは2回見てるしビデオレンタルも始まったから
もう1回WATARIDORIが見たいなーと思ったのだが、
夫が黄泉がえりをもう一度見たいと言うので出かける。
ル・モンラッシュでお茶した後、3:45〜のを見る。
駅前で映画を見るのは初めてだったのだが、
席数60くらいの小さな映画館で、しかも私達で貸しきり。
再上映だし上映期間も短いし・・・こんなもんか?
最近は郊外に大きなシネコンとかできてるしね。
おかげさんで、2人でおしゃべりしながらくつろいで見れました。(笑)
で、今回新たな突っ込みどころを発見してしまった。
黄泉がえった人は境界線を越えることはできないんだよね?
だったら葵が1人で海に居るシーンはどーゆーことなんでしょ?
海に行く途中で葵は平太のもとに瞬間移動しちゃうはずでは・・・?
あの阿蘇の山間の街から海までって、そーとー遠いと思うんですけど。
それともあの街の境界線内に海もあるって設定なんでしょうか??
8月5日(火)
先々週の7月最後の日曜、今年まだラベンダーを見ていない夫の
提案で、急遽ファーム富田へ行くことに。
旭川を出たのは5時頃、富田に着いたの6時頃。
売店は閉まり、ファームでは従業員の方が水撒きなどされていた。
観光客も私達の他は2組だけ。
ほぼ貸しきり状態でのんびり見ることができた。
ラベンダーはもうこれで最後という感じで満開。
今年は去年よりもずっと花の色が濃い。
はっきりとした深い紫の波が夕日に映えとてもきれいだった。
薄青紫のラバンジンはちょうど咲き始めのように感じた。
出かけていた先からそのまま向かったため
カメラを持っていなかったことを激しく後悔!した。
さて、なんで先々週の話なのかと言うと。
「旭川のナナカマドが色づき始めた。夏を飛び越してもう秋?」
というニュースを昨夜見て思い出したのだ。
富田からの帰り道、富良野で真っ赤に実が色づいたナナカマドを
目撃し、とても驚いたことを。
「え゛ーっ!もう秋なのーーー?!」って思わず叫んださ。
去年も夏が無かったのに今年も無いのかよ〜ってね・・・・・。
でも、まぁ、今日は暑かったよ。
30℃越えて夏みたいだったよ。
しばらくこの天気が続いてくれたらウレシイんだけどなー。
8月4日(月)
土日に、海鳥の島・天売島に行ってきました。
(天売島のことを少々説明。
人口500人に対し、繁殖期には8種100万羽の海鳥が飛来。
絶滅危惧種のウミガラス(オロロン鳥)やケイマフリの繁殖地。
また、ウトウの繁殖地としては世界最大。
人は島の東側に、海鳥は西側に住み分けられており、海鳥の
コロニーがある西側の断崖全体が天然記念物に指定されている。)
2日(土)
7時過ぎに出発。
天気は曇り時々雨で肌寒い。(ほんとに今年の夏は・・・)
深川〜留萌まわりで羽幌町へ。
10時頃羽幌フェリーターミナルに到着、11時発のチケットを
買おうと思ったら出航30分前から発売とのことで、
道の駅の隣りにある北海道海鳥センターへ行く。
無料のわりにはかなり充実した内容。
10時半頃ターミナルへ戻り、駐車場(1日¥700)に車を預け、
11時の高速船のチケットを購入し、いざ天売島へ。
(出航時間によりフェリーと高速船の2種類がある。
高速船は予約優先なので混む時期は予約すべし。)
当日は1mの波だったが、船は大きくないのでかなり揺れる。
どれくらいかと言うと、まっすぐ歩くのは無理ってくらい。
途中の焼尻島まで約30分その後天売島まで約15分なのだが、
船に弱いらしい人や数人の子供はがっつり船酔いしていた。
(船に弱い人は酔い止めを飲むか、乗ったらすぐ眠った方がいいかも)
11時45分、天売島到着。
迎えにきてくれていた宿の方に荷物だけ持って行ってもらい、
ターミナル前のレンタサイクル(和光丸)で自転車を借りることに。
電動機自転車スクーターもあったが、島は1周12キロしかないから
自力でOKでしょうと普通のママチャリを借りる。
(しかし、この考えは甘かった・・・と後々後悔することになる。)
店のおばちゃんはとってもいい人で、「2時間¥700だけど、
時間は気にしなくていいからね〜」、その上今にも降りそうな
空模様に「持ってきな〜」とレインコートまで貸してくれた。
いざ島内散策へ出発!の前に、まずは腹ごしらえ。
港からすぐの、坂を登ったとこにある炭火海鮮・番屋へ。
天売ですから、日本海ですから、夏ですから、迷わずウニ丼。
ウニたっぷり、ご飯もたっぷりで満腹。
これで¥1200(味噌汁と漬物つき)は安い。(^^)
食後、隣りの海の宇宙館で海鳥などの情報を収集した後、
1時頃から島内1周へ出発。(出発までにゆっくりしすぎ?^^;;)
ゆるやか〜な坂を3キロほど、焼尻島を見ながら進んだ後、
自転車屋のおばちゃんから説明を受けた3キロのきつい坂道へ。
しかし・・・・・・・1キロも行かないうちに2人とも無言になる。
おばちゃん「ちょっときついけど」って言ったっけ、ちょっとじゃねぇ〜べ。
しかも、あんなに降りそうだった空が途中から快晴になり、
自転車を押す私達は背後からジリジリと太陽に焼かれ・・・・・
長袖シャツを脱いでTシャツになるも、汗は滝のように流れ・・・・
天気予報では晴れなんて100%無いって感じだったから
帽子も持ってきてないし、顔以外は日焼け対策もしてないしで、
髪をアップにして剥き出しになっている首がヒリヒリと・・・・(涙)
襟ぐりが広く開いたTシャツだったから肩までもがヒリヒリと・・・(涙)
高校、大学と7年間チャリで坂道通学した私が断言します。
体力にかなり自信のある人以外は、電動自転車にしとけ。
(自転車以外に、原チャリ(スクーター)や車のレンタル有り。
追記:すみません。電動自転車はないようです。勘違い?)
自転車を押しながらの坂道3キロは想像以上にツライぞ。と。
(実際、足ではなく腕が筋肉痛になったくらいだもんな)
あと、市街地以外は自販機がないから、水分買っとくのも忘れずに。
それと、マムシがいるので草むらには入らないよーに。
さて、そんなこんなでひーひー言いながら赤岩展望台に到着。
この辺りは世界最大、60万羽のウトウの営巣地ということで、
海に面した傾斜の草地はまるで蜂の巣のように巣穴だらけだった。
(ちなみに昼間ウトウは見れない。なぜなら海上で漁をしているから。)
展望台の先まで行き断崖に舞うカモメやウミウなどを観察したが、
天気が良くなったおかげで海の色がとてもきれいだった。
少し長めに休憩した後、次の目的地海鳥観察舎を目指し出発。
登ったり下ったりしながら進んで行くと観音崎展望台に到着。
・・・え?観察舎は観音崎より手前のはず・・・・え?と、通り過ぎた?!
かなり楽しみにしてた観察舎ゆえ戻ろうかと思ったが、
今来たアップダウンを想像するとぐったり・・・で、諦めることに。
軟弱なやつと笑ってくださってけっこうさ。
赤岩までの登りがきつすぎたんだよ・・・
あそこで体力も気力も使いきっちゃったんだよ・・・(T‐T)
ここの展望台からも日本海と海鳥を眺めつつ休憩し、
あとは快適に坂を下り4時頃港に戻ってきた。
自転車返却後、10分ほどのんびり歩いて宿のオロロン荘に到着。
汗だくだったので早々に一風呂浴び、5時半には夕食。
食堂で食べるものとばかり思っていたら部屋食でちょっと喜ぶ。
料理は期待通り、刺身に酢のものに塩焼きにと魚介類もりだくさん。
ウニはもちろんのこと、ちょっと苦手なホヤもうまくってぺろっと完食。
そして夕食後は楽しみにしていたウトウの帰巣ウォッチングへ。
オロロン荘では宿の方が車で連れていってくれるのだ。
陽が沈み始めた頃赤岩展望台に到着。
残念ながら雲が出ており、日本海に沈む夕日は見れなかったが、
しばらく待っていると、海の向こうからウトウが帰ってきた!
(ウトウはヒナのために何十匹もの小魚をくわえて帰ってくるのだが、
巣のそばではそれを横取りしようとウミネコが狙っているため、
姿の見えにくくなる(ウトウは黒い)夕焼け後に戻って来るそうな)
すでに先月から巣立ちが始まっているため、ほとんどの親鳥はヒナを
呼びに来るだけらしく、たくさんの小魚をくわえたものは数羽だけ。
しかも巣立ちが終わったところの親はもう戻ってこないので
6、7月の最盛期より少ないらしいのだが、それでもかなりの数が
海の、雲の向こうからわいてくるかのように次々と飛んでくる。
ぱっと見、コウモリの集団とか、ヒッチコックの「鳥」とか、そんな感じ。
何十羽もいるから羽ばたきの音も聞こえてかなり迫力。
しかも当たり前だが鳥目なので(笑)、私達に気づくのが遅れるのか、
目の前や耳もとを「ひゅんっ」っと音をたてながら飛び去ってゆく。
「うわっ!ぶつかるっ!」とこちらが慌てて除けることも。
と、後ろの草むらで「ばさっ」と音がした。
みんなで慌てて懐中電灯で探すと、草の影にウトウがいたー!
ふと、眩しくないのかな?驚かないのかな?と思ったが、
ここのウトウは懐中電灯やカメラのフラッシュなど気にしないらしい。
確かに、すぐそばで写真を撮られてる間もこちらを気にすることもなく、
巣穴に向かってよちよちと歩いていた。
ウトウのコロニーは世界にいくつかあるが、たいていは人間をとても
警戒するらしく、こんなに間近で見られるのは天売島だけらしい。
時期を逃したためエサをくわえて帰ってくるウトウを見れなかったのは
残念だったけど、あの帰巣風景を見れただけでも良かった。
次は絶対6月に来よう!と夫と誓い合ったのだった。
3日(日)
雨の音で目が覚めた。しかも肌寒い。
朝食に大好きな小女子(こうなご)の釜揚げが出て喜ぶ。
よくおやつ代わりに干したのは食べるけど、釜揚げは初めて。
おいしかったー。
9時頃宿を出て港まで送ってもらい、港でレンタカーを借りる。
本当は9時40分のフェリーに乗り、焼尻島で「観光&噂のラム肉を食べる!」
予定だったのだが、雨なので焼尻観光はパスして
昨日行き損なった海鳥観察舎に行ってみることに。
昨日のひーひー状態を思い出して笑いながらあの坂を通るも、
途中から霧が発生・・・・・・笑いも消えて2人とも沈黙。。
赤岩展望台辺りまで来るとほぼ何も見えず。
その後もずーっと霧の中。
観察舎は崖の先の方に作られた限りなく海に近い小屋なのだが、
そこへと続く道の入り口は見つけたものの、先は濃霧で全く見えず。
小屋まで行くだけにしても危険と判断し諦めることに。
次のフェリーまで1時間あるけど港に戻る?と夫に聞くと
暖かいコーヒーが飲みたい(自販機には冷たいものしかなかった)
と言うので、海の宇宙館でコーヒー飲みつつ時間を潰すことに。
(海の宇宙館は一度入館料を払うとシーズン中は何度でも再入館可)
コーヒーで体を温めつつ館内にあった雑誌を読んでいたら
2人ともいつのまにか没頭していたらしく、
ふと窓から港を眺めるとそこには小さく去り行くフェリーの姿が・・・!!
やっちまった・・・・・いくら居心地いいからって・・・・・。
さて、この後どうするか、再び予定の組みなおし。
12時過ぎに海底探勝船が出ると言うので、それに乗ってみよう、と。
でもね〜、天候が良くないから1周じゃなくて半周だったしね〜、
ケイマフリが見れたらイイナと思ってたけど見れなかったしね〜。
船の底から見た海底は青くて透明でキレイでウニがいっぱい♪
ってことくらいだったのね〜、楽しかったことは。
ま、この時期(渡り鳥の子育て期間はそろそろ終了)だし、
この天気だしってことで、予想通りと言えば予想通りだったんだけど。
その後は港のよし丸食堂で遅い昼食(海鮮ラーメン。ウニの他に
ボタンエビが2匹ものってた)を食べ、15時40分の高速船に乗船。
行き同様激しく揺られつつ16時半頃羽幌港に到着。
深川まわりで家に帰り着いたのは19時過ぎだった。
(今回の走行距離(旭川−羽幌)、約300キロ)
赤岩展望台より ウトウの巣穴。直径20cmくらい。
草の根元はウトウの巣穴だらけ。わかる? 入り口に親鳥の羽が落ちてました。