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   10月31日(日)
        先週行った新得
(しんとく)町の共働学者新得農場のチーズ「さくら」が
        スイスで開かれた国際コンテスト「山のチーズオリンピック」の
        フレーバーソフトチーズ部門で金メダルを受賞したそうな。
        おめでとー。
        ちなみに「さくら」は季節商品で春にしか販売していない。
        我が家は「さくら」の元になったらしい「プチ・プレジール」を買っていたので食べてみた。
        丸い手のひらサイズのかわいい見たとは裏腹に、香りは日本酒っぽくて大人〜な感じ。
        お酒の飲めない夫は2切れ食べて「なんだか酔いそう」とギブアップ(笑)
        カマンベールタイプだと思うんだけどちょっと独特かも。私は好きだけど。
        さくらはコレに山桜の葉で風味をつけているんだそうな。
        表面には桜の花が飾られてて、見た目もかわいい。
        来年まで待つかーと思ってたんだけど、今回の受賞で入手困難になっちゃったりするかしら・・・。

        ところでフジTVで始まった「天国の階段」。
        昨日の回から主人公達が大人になりいよいよチェ・ジウ登場だったわけだが。
        チェ・ジウのことは置いといて。
        すごいっすね。あの悪役母娘。
        母親役の人、「秘密」ではデザイナーで品のあるきれいなお母さんだったのにねぇ。
        娘役はねー、「真実」のシニと「秘密」のジウンもそーとー悪かったけどなんかさらに・・・。
        今回は母親も加わり、個人的には今まで見た中で最強最悪の敵(笑)かも。
        うん。シニとジウンが合体したくらいに強烈な気がする。
        あまりの悪っぷりに唖然とするか突っ込みまくるかで感情移入とかするヒマまったくナシ。
        (感情移入できないのは吹き替えだからというのもあると思う)
        これ、韓国では視聴率良かったんだよねぇ?・・・・・。
        「真実」と言い「天国の階段」と言い、主人公がひどくいじめられたりとか、
        交通事故とか不治の病とか・・・韓国ではそーゆー内容じゃないと視聴率取れないのか?



   10月30日(土)
        午後から美瑛
(びえい)町の白金温泉へ。
        紅葉の終わった白樺並木を走る。
        前方にはすっかり頭の白くなった十勝岳や美瑛岳。
        冬に泊まったのとは別のとこに、ということで湯元白金温泉ホテルへ。(日帰り入浴800円)
        ちゃんとしたホテルでサービスや設備もグー。これなら入浴料800円でも納得。
        駐車場にもホテルの玄関にも人がいてきちんと「いらっしゃいませ」。
        帰りもフロントから駐車場の人まで「ありがとうございました」。
        嬉しかったけど、日帰りなのに丁寧に恐れ入ります・・・とちょっと恐縮。(笑)
        館内も脱衣場も浴場も掃除が行き届いておりとても清潔できれい。
        脱衣場は広く、洗面所(化粧スペース)には化粧水、乳液、ヘアクリームの他に
        クレンジングや化粧せっけん(黒糖など3種類も)にかかと用クリームまで揃った充実ぶり。
        浴場は洗い場が6つ、内湯の湯船は温泉と普通のお湯とジャグジー。(サウナもあり)
        温泉の湯船はかけ流しで10人くらい入る大きさでお湯はちょっとだけ熱め。
        露天は5、6人くらいが入る大きさでぬるくもなく熱くもなくちょうど良かった。
        が、近くに道路があるため岩で囲まれており眺めは良くない。
        それほど混んでいなかったので内湯、露天ともにゆっくりつかり温まる。
        湯上りの肌は、つっぱりはしないがしっとりって感じでもなかったが、
        空気が乾燥しているからだろう。季節が違えばしっとりめかな?といった感じだった。
        (秋〜冬は空気も自分の肌もかなり乾燥してるから仕方ないと思われ・・・)



   10月29日(金)no.2
        義母実家に帰宅。
        家の中は変わってなかったそうな。
        落ちたりずれたりした物があったらしいが
        義母の帰宅を待たず信者さんが片付けてくれたらしい。ありがたや・・。
        (留守中は信者さん達がカギを持ってて出入り自由らしい)
        来月初めに大祭があるから状況によっては手伝いに帰らねばならない?
        と思っていたのだが、今回は次兄が帰ってくることになったとか。ホッ。



   10月29日(金)
        「いつか楽園で」、そう言えば新得町で撮影してたんだった。
        つったって、初めの2話だけだし、真冬の雪景色だけだし、
        しかも撮影は今年の3月頃だからパウダースノーじゃなくて硬そうな雪だし。
        どうせならもっと雪のきれいな2月とか1月とかにたくさん撮影してほしかったな〜。
        ま、ドラマ前半の主な舞台になってるバリ島の方が「楽園」って感じではあるけど。
        (しかしタイトルの指す「楽園」はタヒチだったりするわけだが)
        ってか。バリ島のとこばかり何回見てんだ自分・・・・。

        あ、それと、キム・ハヌル(秘密の)主演で撮影予定の韓ドラ、
        チョナンカンに出演打診中らしい・・・こちら
        イ・ドンゴンの日本の友人役らしい。日本での撮影もあるとか。
        初めは「キムタク」(って韓国でも呼ばれてるのねぇ)に出演を以来したけど
        断られてチョナンにって流れのようで・・・・こちら。ははは・・・・
        韓国の俳優さんは男女とも背が高い人が多いからな〜。
        キム・ハヌルもモデル出身で相当高いからな〜。
        並ぶと辛いかもしれん・・・がんばれチョナン。>って、まだ決定してないけど
        このドラマ、日本でもTBSで放送予定らしい。
        キム・ハヌルの希望もあることだし、ぜひ吹き替えではなく字幕でお願いしたい。



   10月28日(木)
        昨日から気分が盛り下がってるので、気分転換にとレンタルビデオ屋へ行った帰り。
        車を走らせてたら消防車に遭遇。速やかに追い越してもらう。
        ・・・あ、向こうの方で煙が上がってる・・・・ってか、うちの方向なんですけど・・・
        ちょっと焦りつつ行ってみたら、ご近所さん宅が火事だった。
        幸い火はほどなく消され、救急車の音もなかったからけが人も出なかったみたい。
        はーびっくりした。災害ってホントいつ出遭うかわからないのね・・・。

        で、レンタルビデオ屋の話。
        韓国映画を探しにアジアコーナーに行ったら、あれ?無い?
        しばらく来ない間に韓国ドラマ&映画コーナーが別に新しく出来ていた。
        しかも、「美しき日々」がどーんと各巻12本ずつ揃ってたけどそのほとんどが貸し出し中・・・
        NHK効果ですか?すごっ。
        で。笑って明るくなれる「猟奇的な彼女」が見たかったのだが、
        10本あるビデオもDVDも全部貸し出し中・・・がっくし。
        じゃーまだ見てないやつでー明るそうなやつをーと思ったが、
        「ほえる犬は噛まない」も「我が心のオルガン」も貸し出し中。
        ならばビョンホン氏のうるうるな瞳を見ようと思ったが「純愛中毒」も貸し出し中。
        結局何も借りず、家に帰って録画させてもらったドラマ「いつか楽園で」をまた見る。
        話の展開が明るくコメディっぽいノリの前半ばかりをもう何度見たことか。
        「猟奇的な彼女」と言い、チャ・テヒョンの演技は笑わせてくれてさいこー。
        ・・なんかね、病気とか交通事故とか、そーゆー展開が多い韓ドラに疲れてきたのかも(^^;



   10月27日(水)
        朝起きたら屋根とか車とか、雪が積もってました。3cmくらいだけど。
        そんな今朝は朝から夫と意見の不一致で険悪なムード。
        先日の地震でも考え方の違いから険悪なムード。
        ぎりぎりまでなんとかなるさでのんびり構える夫に私がイライラするいつものパターン。
        備えあれば憂いなしという言葉の捕らえ方が違いすぎ・・・って感じ。
        なぜ私がそう思うか説明しても「考えすぎ」とばっさり切られ・・・
        ま〜毎度のことだけどね〜・・・15年もこんなん続けてるしね〜・・・
        いや、出会った頃はそうでもなかったから13年くらいかな〜・・・・ふっ・・( ̄ー ̄;



   10月26日(火)
        新潟の親戚や知人の無事が確認できホッ。
        そんな今日、ニュースを見ながら思ったこと。
        小泉さん、あなたが自衛隊機で現地入りするより、
        孤立してる地域に一機でも多く自衛隊機飛ばして毛布とか食料とか落とした方が
        被災者の方に確実に喜ばれるんじゃないかと・・・
        って、小泉さんだけでなく他の現地入りしてる議員さんに対しても思うわけだが。
        まだ物資が足りない状況の中来られたって、がんばってって言われたって・・・どうなんだろ?
        小千谷や十日町に限らず、孤立してる山間部への援助は?
        寒くてひもじいってとても辛いじゃない。
        疲れてるわちゃんと食べてないわってとこに寒さじゃ体悪くするべ。
        山間部は灯油なりマキなり足りてるんだろうか。凍えることがなければいいけど・・。
        家でぬくぬく過ごしてる自分がはがゆい。

        あ。会津の夫の実家は・・・一応壊れてないらしい。
        家の中がどうなってるかは義母が戻る金曜までのお楽しみ。らしい。。。



   10月25日(月)
        共働学舎のズッキーニケーキ(パウンドケーキタイプ)、うまかった。
        甘さかなり控えめ、シナモンの香りふんわり。
        ズッキーニって主張する野菜じゃないからかなー。ケーキに入れてもグーなのね。
        フロマージュブランもうまかった。
        が、フロマージュブランにかけたホエージャムはけっこう甘かった。
        とろ〜っとしてて茶色く濁ったはちみつ、みたいな・・・>説明下手でスミマセン
        ラクレットは薄く切り、パンにのせトーストしたりグラタンにのせ焼いたりする予定。
        コバンとプチ・プレジールはそのまま、多分酒のつまみになるでせう。



   10月24日(日)
        土日、久しぶりに泊りがけでお出かけ。
        今回は・・・「鉄腕ダッシュでぐっさんが入った露天風呂に入りたい!」と
        ずっと言い続けてきた夫の願いを叶えるべく、然別
(しかりべつ)湖へ。

        前日泊まりの出張だった夫の帰りを待ち、11時頃出発。237号を南下。
        旭川は早朝に初雪が降ったのだが、美瑛や富良野でもみぞれ。
        富良野市中心部を抜け南富良野に入ると低い山にはまだ紅葉が残っていた。
        まだけっこうキレイだね〜なんてのんきに言ってられたのはここまで。
        38号に入り狩勝
(かりかち)峠を上り始めるとみぞれは雪に変わり・・・風もどんどん強くなり・・・
        途中からは完全に吹雪・・・がっつり積雪・・・・雪はわかってたんだけどさ・・・・
        今年初の雪道がいきなり吹雪かよっ!と突っ込み入れてたら夫が「そういえば」と。
        私「何?」 夫「今日は雨女の誕生日だから。」
        私「あ。私誕生日だったっけ。」 夫「うん。お祝いしなきゃって言ってたね〜。」
        私「誰が?」 夫「低気圧。いや寒気だったかも。」 
        私「・・・あんた聞いたんかい?」 夫「うん。メールきてた(キッパリ)」
        というわけで、この吹雪は私のせいだったらしい・・・>言い返せないのが悔しい…(涙)

        吹雪の狩勝を抜け新得
(しんとく)町中心部に来ると雪は雨に変わった。
        1時頃、軽くお昼にするべく飲食スペースができたらしい共働学舎新得農場へ。
        ミンタルという名の販売&軽食スペースの建物はまだ新しくきれいだった。
        半円形の飲食スペースは天井も高くとても気持ちよい。
        チーズ3種盛り合わせ(クラッカーつき。種類は選べる)、ラクレットオーブン(パン+ラクレット)、
        それからケーキセットとソフトクリームも注文。
        やっぱラクレットうまー。他のチーズもうまー。パウンドケーキも甘さ控えめでうまー。
        ソフトクリームは生クリームのようななめらかな食感で甘さ控えめの牛乳風味。
        網走のリスの森のソフトクリームと似た感じのタイプ。うまかったー。
        ものすごい勢いでがっついた後、チーズ数種類とホエージャム(珍しいよね〜)と
        ズッキーニのパウンドケーキ(ズッキーニ好きの心をわしづかみ・・)を購入。
        この気温じゃ必要ないかも?と思いつつ一応クーラーバックに入れ、2時頃出発。
        (店でも無料で小さな保冷剤をつけてくれます)

        新得で38号から逸れ鹿追
(しかおい)町へ向かう道道を然別湖・糠平(ぬかびら)方面へ。
        ほどなくして山へと入っていったのだが、ここも雪が積もっている。
        斜面や木にうっすらと積もっていた雪は進むにつれて白さが増し・・・
        風があったうえに雪が湿っているのだろう。
        木には枝の先までびっしりと雪がつき、あたり一面銀世界。
        誕生日にこんな雪景色を見ることになるなんて・・・・・
        ありえね〜。信じらんね〜。ここはどこ?
        こうして銀世界の道を行きトンネルを抜けたらそこは然別湖と温泉街だった。
        あ、ホテルの人が駐車場の雪かきしてるよ・・さすが標高800m・・・あははは・・・・
        (積雪は足首くらいまで。ちなみにここから先の糠平へと続く道は通行止めになっていた。)

        3時頃本日の宿、然別湖畔温泉ホテル風水に到着。まっすぐお風呂へ。
        脱衣場、浴場ともに広め。洗い場は・・・8つくらいだったかな?(^^;
        お湯が溢れている内湯は20人くらいはゆっくり入れそうな大きな湯船が一つと小さなジャグジーが一つ。
        とっとと体を洗い、露天風呂に備えて内湯でじっくり温まる。
        茶色いような緑っぽいような濁ったお湯は温度もちょうど良い。
        私の他に2人しかいなかったので、贅沢な気分で大きな窓から然別湖を眺めつつ温まる。
        そして露天風呂(屋根あり)へ。
        こちらはあまり広くは無く。5、6人くらい入る大きさ。
        目の前にはやはり然別湖。(観光船が出るようなので夏場などはちょっと注意が必要かも。)
        「そーそーこの湖が見える露天風呂にぐっさんが入ってたんだよね〜(男湯の方だけど)」と
        お湯につかってみたものの・・・寒い・・・・風が強いせいかかなりぬるくなっている。
        めげずに雪の積もる湖畔を見ようと湯船の先に行ったら強風が吹き、積もってた雪がさーっと顔に・・・
        久しぶりの感触・・・雪が刺さって痛かった・・・・。
        奥の方のお湯の出ているすぐそばに移動してつかったが温まらないので退散。
        再び内湯に入りゆっくり温まった。

        その後部屋でのんびりとTVを見ながらゴロゴロ・・・
        久しぶりに「おじゃる丸」を見ていたら、途中で突然画面が変わり・・・地震だった。
        新潟で震度6と聞き、夫の実家(会津。新潟市から高速で1時間)が!と焦る。
        幸いにも義母は仕事で昨日から留守だけど、戦前に建った家が・・・やばそ〜。
        が、すぐに震源地は小千谷だとわかる。よかった・・ちょっと離れるわ・・・
        って、え?小千谷?!小千谷?!
        ・・どうして私旅行中なんだろう。ネットもできない場所にいるんだろう。
        その後も強い余震が続いてるし、ずっとTVつけっぱなし。
        仕事中の義母の滞在先の電話番号はわからないし、郡山の義兄も連絡つかないし・・・
        10時頃もう一度お風呂に入った後もずっとTV漬け。
        結局、「久しぶりにゆっくり温泉に入ってバタンキュー」という目的はどこへやら、
        なかなか眠ることができなかった。
        忘れられない誕生日になっちゃったな・・・
        (部屋は本館(古い)和室。湖に面してます。廊下とユニットバスが寒かったのは古さのせいか・・。
         夕食のみ部屋出しで1泊2食\9600。食事はお値段相応。まーまーおいしかった。かな・・・?)

        翌日は雲の隙間から青空と太陽が見えていた。天気回復。
        朝食前に一風呂。
        内湯は昨日より少し熱めに、そして露天風呂はちょうど良いぬるさになっていた。
        正面の天望山(通称唇山)と湖と反射する雪を見ながらさーっと温まる。
        10時頃宿を出発。
        足寄
(あしょろ)町まわりで帰ることに。
        足寄町から242号をふるさと銀河線沿いに走る。道はガラガラ。
        銀河線の車両には銀河鉄道999の絵が描かれているので見れたらいいな〜と思ったのだが、
        なんせ赤字の第3セクター。本数自体が少ないらしく会うことはできなかった。

        昼過ぎ、陸別
(りくべつ)町の道の駅で休憩、ソフトクリームを食べながら昼食先の情報を探す。
        (ここのソフトクリーム、300円と少し高い(道内250円のところが多い)のだが、
         それだけのことはあると言うか・・・重いのよ。コーンの中まで隙間無くぎっしり入っていた)
        近くにさぬきうどんの店があるとのことでそこへ行き昼食。(出汁がちょっとしょっぱかった)
        2時頃銀河の森天文台(りくべつ宇宙地球科学館)へ。
        (陸別町は平均気温が日本で最も低く風もないため天体観察にとても向いているそうな。
         オーロラも年に1、2回見れるらしい。が、カーテンのようなのじゃなく淡く空が染まる低緯度オーロラ。)
        館内をぶらーっと見て周ってたら屋上の望遠鏡ドームで観測をしますとのことで行ってみる。
        ここの望遠鏡は国内で2番目、一般公開型天文台としては国内最大級らしい。
        観測といっても昼間なのに何をするんだろう?と思っていたが、昼でも見えるんですね、星って。
        まずは冬ソナですっかり有名になった感のあるポラリス(北極星)。
        これは2等星ってことで言われてみれば・・・って程度に小さな白いものが光って見えた。
        次はこと座のベガ。これはさすが1等星。かなりの光。ピカーッとダイヤのような輝きだった。
        それから驚いたのは、地球の自転する速度がけっこう早いってこと。
        ここの望遠鏡は星を常に観測できるよう、星の動きに合わせ自動で望遠鏡も動くようなっており、
        20秒ごとに1cmくらいずつだったかな?(うろ覚えですんまそ。(^^;)ずりっずりっと動くのですよ。
        地球は着々と周ってるのね〜と。自転を確認(体感?)したのは始めてで、ちょっと感動。
        その後売店でドライカレーとドリアと大学芋の宇宙食を買い、3時過ぎに出発。

        4時前に置戸
(おけと)町の置戸温泉鹿の子荘に到着。(日帰り入浴400円)
        建物は古い。脱衣場や浴場は狭いが清潔。
        洗い場は4つ。シャワーも一応あったが水圧が弱く使えず。
        湯船はご家庭サイズの小さいのが一つと7、8人ほどが入れるものが一つ。
        滝の湯温泉やつるつる温泉に近いせいか、ここもアルカリ性のつるつるするお湯。
        お湯はぬるめだったのでお湯の出ているパイプ口そばにつかる。(小さい湯船の方が若干温かい)
        しかし、かけ流しのはずなのにお湯は湯船から溢れていない・・・循環なのか?
        でも塩素臭さもないし・・・あれー?
        この疑問は後で解決。
        ここ、もとは混浴だったのか男湯と女湯の湯船が繋がっている。(浴槽より上は板で仕切られている)
        で、男湯の方はお湯が溢れて(流れ出て)いる所があるのにお湯の出てる所がないんだそうな。
        ってことで、女湯の方でお湯が出て男湯の方で湯船の外に流れ出るって仕組みなんだろう。多分。
        それにしても、この時期アルカリ性の高いお湯は乾燥した肌にはキツイんだろうか。
        それとも空気が乾燥してるからすぐに肌が乾燥するのか・・・・あ、両方かも?
        湯上りの肌はつるつるすべすべなんだけど、つっぱった。
        さーっと温まり4時半頃出発。

        風呂上りの帰り道はいつものごとく私の運転・・・39号に出て嫌いな石北
(せきほく)峠へ・・。
        旭川ー網走の幹線道路である国道39号は交通量が多く、しかも峠では煽られることが多い。
        ・・・峠、60〜70キロで走っちゃダメですか?
        つーか、高速じゃないのにカーブだらけの峠を80キロ以上で走れるかっつーの。
        今日も覚悟を決め、いつでも煽ってらっしゃい。今じゃ慣れっこで動じないぜ。な体制で挑む。
        しかし。この日の石北はいつもと様子が違った。
        39号に入った時から感じていたのだが、車が走っていない・・・・。
        すっかり暗くなったとは言え、まだ5時過ぎですよ?これ本当に39号ですか?ってくらいガラガラ。
        石北に入っても、前にも後ろにもまったく車ナシ。対向車も1分置きくらいに数台って程度。
        昨日の雪だろうか、上るに従い道路脇には積雪。湿った路面は若干凍ってるのか?
        あ、そっか。これのせいか。
        10月もまだ1週間残しているからタイヤ交換をしてない人が多いんだろう。
        前日から峠は雪ということで遠出をする人はほとんどいなかったってことかな。
        でもおかげさんで、石北峠を越えてるとは思えないほど気持ちよく峠越えができたわ〜♪
        その後も旭川市内に入るまでガラガラ〜な道を走り、家に到着したのは7時頃だった。
        (今回の走行距離約600キロ)

          
        
狩勝峠上り始め。枯れ始めの紅葉に雪が積もる。  新得町。共働学舎の隣、林業試験センターの紅葉。

          
        
然別湖への道。すでに一面銀世界・・・        ホテルのゲームコーナーにあった刺繍。様々なステッチがすばらしい

          
        
宿の部屋より。朝日を背に唇山と然別湖。     ホテルの人が作ったんでしょうか・・・雪だるまがいました。

          
       
 鹿追町内より。あの山の中に然別湖があります。  道の駅足寄湖にて。「千春とラワンブキ」が迎えてくれます(笑)



   10月22日(金)
        週末、今年最後になるであろう遠出の予定。
        が、寒気がやってきていて山は積雪の予報。
        ちょっと早いと思ったけど、峠超えがあるのでタイヤ交換をすませた。
        ついでに定期検査もしてもらったら、「また走りましたね〜」とディーラーさん。
        夏タイヤでの走行距離は1万キロ近くになってたらしい。
        今年の夏はあまり走ってない気がしてたんだけど、
        よく考えてみたら、函館、幌延、天売焼尻、釧路、網走・・・道内くまなく走っていた。
        今年は泊まりだけでなく日帰りでも遠くに行ったりしたしなー。

        今日の旭川は天気が悪く、夕方には雨ざーざー。
        旭川の初雪の平年は10月23日らしい・・・・明日か・・・。
        このまま気温が下がったら朝方に初雪になるかも?
        そして冬が近づくにつれ湿度もぐんぐん下がり。
        先週あたりから家の湿度が50%を切る。
        一気にお肌は砂漠状態。久しぶりに眉間と頬の皮がむけまくり・・(TT)
        鼻炎もひどくなってきて、くしゃみと鼻水に邪魔されクロスステッチが進まね〜。くーっ。



   10月21日(木)
        やっと韓ドラHappyTogetherがおもしろそうな感じになってきました。
        ここまではなんだかテンポが悪くて・・・ちょっと見るのがしんどかったのだけど。
        今夜は、ヤフのニュー速に「ソン・スンホン来月中に入隊命令」とあったので、
        「そっかー軍隊に行っちゃうのかー・・・」と思いながらソン・スンホン鑑賞。
        してたつもりが、最終的には、「この人は瞳いっぱに涙を浮かべた顔が美しいんだな」
        とすっかりイ・ビョンホンに気持ちを持っていかれていた午前2時なのでした・・・



   10月20日(水)
        また台風上陸ですか・・・。もういらねー。
        夕方のニュースで大分川が溢れていたので実家に電話。
        うちは海(湾)の前なので河口になるのだけど、川は大丈夫らしい。
        上流の方で堤防が決壊(?)したみたい。(親も詳しいことはわかってなかった・・)
        したっけ、かなりの風雨が吹き付けたらしく、築年数たってる家は雨漏り中なんだそうな。
        ついでに最も風当たりが強い弟の部屋の窓(サッシ)の隙間からも雨進入中だそうな。
        よりによって雨戸のない弟の部屋か・・・・他の窓には雨戸があるのにねぇ。
        なんか、そこそこ大変そうなのでさっさと電話終了。業務連絡のようだった・・・。
        高校の同級生に、土砂崩れや水が溢れた地域に実家のある人もいたよな〜・・・
        連絡とってない子とかどうしてるだろう・・・

        とっとと太平洋に抜けてくれることを祈る。



   10月18日(月)
        今朝、東川町の旭岳温泉あたりは雪が積もっていたそうな。
        旭川でも今年初の氷点下(−1℃)で初霜初氷を観測。
        そんな本日、昨日で夏期営業が終了した旭山動物園が、
        初の入園者数100万人突破に感謝し1日特別無料開放。やっほー。
        と言っても開園時間はいつもより少々短めの午後3時まで。
        しかも私、パスポート持ってるから無料っつってもあんまり意味なし?(^^;
        でも、いいじゃない。なんか嬉しいじゃない。
        とゆーわけで、午後から一人いそいそと動物園へ。

        着いてみると、入場料も無料なら周辺の民間駐車場も無料でやっほー♪
        と喜んだのもつかの間、どこも満車で結局東口の駐車場へ。
        園内も平日にもかかわらずかなりの混み具合。
        無料だしなー。地元の方でいっぱいといったところだろうか。

        今日の第一目的は、すばしっこいエゾリスをなんとかカメラに収めること。
        しかし。かなり粘ってみたが玉砕。動きの早さについて行けねー。
        その代わりと言うか、いつもは穴の中に入っていることが多いエゾタヌキが
        2匹も表に出てきており。迷わず撮らせていただきました。

        サル舎へ行くと、アビシニアコロンブスとジェフロイクモザルが今日も元気にアクロバット中、
        
ワオキツネザルとシロテナガザルは日差しもあり暖かかったせいか日向ぼっこ中〜。
        手足を広げお腹を太陽に向けでれ〜んとしている姿はなんともかわいかった。
        しかし、チンパンジーは今日も寒いのか固まったまま動かず。
        毛もないし皮膚も薄いらしいから寒さに弱いんだろうなー。

        総合動物舎へ行くと、シロサイのノシオが珍しくどーんと寝そべっていた。
        どうやらノシオも日向ぼっこ中だったみたい。気持ち良さそうな表情してたわ〜。
        その後、なぜか人だかりのできてるサル山や相変わらず人気のほっきょくぐま館、
        あざらし館、ぺんぎん館、ととりの村をさーっと見て周り、折り返し。

        もうじゅう館、小獣舎、タンチョウ、鹿類、キジ、カピバラを見てオランウータン舎へ。
        と、ちょうどジャックが球体ジャングルジムにいるではないかっ!
        時刻はそろそろ3時、園内には蛍の光が流れているがこれを逃す手はねーべ。
        というお客さんが私の他にも10人ほど(笑)
        ほどなくしてジャックがジムを上り始めた。やったー♪
        そしてジムと放飼場を繋いでいる地上7mの綱をひょいひょい身軽に渡ってゆく。
        次にこれが見られるのは来年の春か・・・>転勤してなかったらの話だけどー。
        最後にいいもん見せてもらったわ〜。ありがとうジャック。

          
             ワオキツネザル。お腹を出して日向ぼっこ中。         シロテナガザルも同じポーズで日向ぼっこ中。

          
                ノシオも日向ぼっこ中。ウトウト・・・            エゾタヌキが珍しく姿を見せてくれました。

                               
オランウータンのジャックの綱渡り
          

          

          



   10月17日(日)
        もう紅葉は終わりかな〜と思いつつ、午後からやや北上。

        39号を走り、愛別
(あいべつ)町から101号に入る。
        くすみ始めたような色あいの山を眺めつつほぼガラガラの道をのんびり走る。
        ほどなくして愛別ダム公園(?)到着。
        と言っても、ダムの水門の手前みたいでダムそのものは見えず。
        公園自体も非常にこじんまりとしている。
        私達の他に人影はナシ。
        あーやっぱり遅かった。かろうじて紅葉している1本を残し他は散っている。
        寒かったこともあり早々に退散。
        再び101号を走る。
        この辺りの山は白樺が多く紅葉の時期は山が黄色やオレンジできれいらしいのだが、
        そろそろ終わりなのか色がくすんできている感じ。残念。

        相変わらず空いてる道を走り、それほどかからず朝日町の岩尾内湖(ここもダム湖)に到着。
        キャンプ場のある方へと進む。紅葉した白樺並木がきれい。
        湖畔にもたくさんの白樺があり散策にとても良さそう。
        だが、いかんせん寒い。ちょろっと歩いただけで退散(^^;
        季節が良ければとても良さそうなキャンプ場に見えた。
        そうそう、湖の向こう側にも山があるのだが、あいにく逆光で紅葉などはわからず。
        キャンプ場を後にし、引き続き湖に沿って走っていたら展望台出現。
        上ってみるとなかなか良い眺め。
        しかし風も強くて寒い。これまた早々に退散。>がっつり厚着してくればよかった・・
        101号から61号に入り、一路士別
(しべつ)を目指す。

        士別においしいジンギスカンの店があるとのことで少し早い夕飯にしようと思ったのだが、
        行ってみたら開いておらず。営業時間前だったのか休日だったのか・・。
        ということで、士別めんよう牧場のレストランへ。
        ジンギスカンとリブステーキの定食を食べる。うまかったー。
        昼間だと放牧されている羊さん達を見ながらの食事になるのだろうけど、
        時刻は午後5時もまわり夕闇せまる放牧場はすっかり静か。
        変わりに、高台にあるレストランからは士別の街の夜景を見ることができた。
        すっかり満腹になりあとは国道40号を旭川へ向け帰るだけ。
        だったのだが、途中で寄り道し和寒町
(わっさむ)塩狩峠で塩狩温泉に入る。(日帰り入浴400円)
        ユースホステルでもある旅館はかなり鄙びた建物。
        脱衣場は狭め、浴場もやや狭め。
        洗い場は6つ、浴槽は7、8人ほど入れる大きさのものが2つ。
        くすり湯と書かれた方が温泉でぬるめ、もう一つは普通のお湯のようで熱め。
        (ここの温泉は冷鉱泉なので加熱しているらしい。)
        さほど混んではいなかったが地元の人らしき入浴客が入れ替わり立ち代り入ってきて、
        みんな温泉の方の浴槽にじっくりとつかっていた。
        ところで、夫は浴場がプールの匂い(塩素臭?)がしたような気がすると言っていたが、
        私は本日鼻炎の調子が久々に最悪だったのでわからず。
        湯上りの肌の方も、ここ3日ほどひどい乾燥状態なのではっきりしたことはわからず。
        ただ、お湯は湯船から溢れてなかったからもしかしたら塩素を使っているのかも?
        (ネットでもあちこち調べたが、塩素を使用しているのかどうかははっきりしなかった)
        ともかく、ぬるいお湯にじっくりつかり芯から温まることはできた。
        うん。しっかり温まっといて良かった。外に出たら気温は0℃まで下がってたからね・・・(TーT)
        (本日の走行距離約170キロ)

          
                    愛別ダム公園にて。             岩尾内湖にて。白樺林の向こうが湖。

          
                岩尾内湖の展望台より。展望台の周辺はけっこう紅葉が残っていてきれいだった。



   10月16日(土)
        昼頃ブランチをしに北の住まい設計舎カフェへ。
        満席ではなかったが週末なのでそこそこの混み具合。
        レジで注文しようとしたら席に案内され、メニューを持ってきてくれた。
        (ただし注文する際は以前同様、レジで先払いでした)
        手打ちパスタセット(\1000)を注文する。
        パスタとスープと小さめのパン1個。
        ・・・あれ?アイスティーがついてこないぞー。
        サンドイッチセットの方もアイスティーがつかなくなったモヨウ。
        今回はレジの前にセルフ方式のお水があったのでそれを飲む。
        うーむ。まだまだメニューは流動的ってことか・・?

        その後明日で夏期営業の終了する旭山動物園へ。
        3時頃到着。うまいこと正門前の無料駐車場ゲット♪
        冬は見れないフラミンゴやととりの村を久しぶりにゆっくり見る。
        が、けっこう寒かったのでここまでで既に手が冷たくなる・・・手袋してくればよかったー。
        (もう冬だね。午後6時に市街を走ってたら道端の温度計は6℃だったよ・・・・)

        ぺんぎん館やあざらし館やもうじゅう館はさ〜っと通り過ぎ、小獣舎へ。
        ホッキョクギツネと白ふくろうは相変わらず奥の方でじっとしている。
        レッサーパンダ一家は相変わらず「動くぬいぐるみ」状態でかわいい♪
        アライグマは・・・・地面に掘った穴の中で寝ているらしくじっと動かず・・。
        そして冬は見れないウンピョウとアフリカヤマアラシを観察。
        ウンピョウは今日は1頭。オス、メスどっちかはわからず。
        ヤマアラシは、歯を研いでいるのか歯茎が痒かったのか、1頭がオリに歯をひっかけてガシガシ。
        目の前で、そりゃー気持ち良さそうに目を細めてガシガシやってる姿はおもしろかった。

        続いてやはり冬は見れないカピバラ舎へ。
        お腹が空いたのか、立ち上がり放飼場内の木の幹をかじってるやつがいる。
        しっかし、立ち上がるとさらに大きく見えるね〜。とてもネズミとは思えない。

        次はこれまた冬は見れない道内産動物のコーナーへ。
        ミミズクやフクロウ、エゾリス、エゾクロテンなどなどを見て周る。
        ワシミミズクって大きいけどくりっとした大きな目がかわいい。
        普段は人懐っこいメスだけがオリの側にいることが多いのだけど、
        今日はオスもすぐ近くで見える距離にいた。ラッキー♪
        羽毛でふくらんだ胸元があったかそう・・・触ってみたいけどきっと獰猛だよね・・。

        そしてオランウータン舎へ。
        モモが生まれてから1年半ほどリアンとジャックは別居状態だったのだが、
        9月からは3頭一緒に放飼場へ出されるようになった。
        が、リアンはまだまだモモにかかりっきり。ジャックは少し寂しそう。(笑)
        そういえば、リアンはモモを抱いている時よくモモの背中をトントンとたたいている。
        その仕草が人間のお母さんが赤ちゃんを寝かせる時にするのとそっくりで、
        オランウータンと人間って近いんだなーと実感。
        (今までオランウータンは冬場見ることができなかったけれど、冬も見れるよう
         現在舎を増築中。完成予定の来年1月頃から見られるようになるらしい。)

        引き続き冬は見れないサル舎へ。
        チンパンジーは寒いらしく、奥の方で抱き合いながらじっとしていた。
        チンパンジーも動きや仕草などが人間っぽいなーと思うのだけど、
        彼らの場合、感情的または攻撃的になっている姿が人間に似ているように感じる。
        オランウータンがいつものんびりと穏やかなので余計にそーゆー部分が目に付くのかも・・。
        人間の穏やかな部分はオランウータンで荒い部分はチンパンジー、そんな感じ。
        人間がオランウータンタイプの人ばかりだったら戦争も起きないのかなー、なんて思ったりして・・。
        サル舎の他のサル達も、寒いのか夕暮れ近くなり疲れているのか動きはおとなしめだった。
        と言ってもジェフロイクモザルやはアビシニアコロンブスは時々、
        サーカスよろしくオリの中を縦横無尽にアクロバティックに動き回ったりもしていた。

        1時間半ほどかけてここまで見てきたらすっかり体が冷えたので、あざらし館横の休憩所へ。
        温かいお茶とカボチャコロッケで一休み。
        その後あざらし館へ。
        ヒカルは回復したのか元気に泳ぎまわっていた。何度もトンネルを通りサービス満点。
        時間も遅かったのでそれほど混んでもなく、腰をすえじっくりアザラシを見る。
        うーむ。相変わらずハムとヒカルとガル母さんしかわからない・・・・
        ハムとヒカルだって成長して他のアザラシと同じ大きさになったらわからなくなるよねぇ。きっと。
        こうして30分ほどあざらし館で過ごした後、ぺんぎん館でキングの子供を眺め終了〜。
        冬期開園の始まる11月3日までしばしのお別れでござる。

          
           フラミンゴさん達。飛ばないよう片方の風切り羽を切ってあります。3種類のフラミンゴ、区別がつきますか〜?

          
           アフリカヤマアラシ。至福の表情でオリをガシガシ中。    カピバラ。木の幹かじってます。手前は今年生まれた子供。

            
            ワシミミズクのオス。キリリとしててかっこいー。            同じくオス。左目閉じてウィンク?

          
             エゾフクロウ。置物みたい。わりと小柄です。             エゾクロテン。箱の中がお気に入り。

          
          オランウータンのジャック。顔も体もデカイがジェントルマン。   モモはまだまだやんちゃ。リアンがいつもそばにいます。

          
            親子水入らず?でも微妙な距離が・・・(笑)       ジェフロイクモザル。手のように器用なシッポは自由自在。

          
          あざらし館外側。右奥の明るい所がトンネル入り口。     キングペンギンの子供。茶色い羽毛に包まれむっくり。



   10月15日(金)
        本日、旭岳がやっと初冠雪。
        平年なら9月24日ということで3週間遅れ。
        1888年の観測開始以来もっとも遅い記録だそうな。
        そう言えば、去年は高原沼めぐりをした頃には冠雪してたっけ・・・。
        しかも今年は利尻島の利尻富士の方が早かったという。
        こんな年もあるんだね〜。



   10月13日(水)
        昼頃突然「温泉に入りたい」と思う。
        妹背牛温泉ぺぺるにするか、層雲峡温泉にするか、
        旭岳温泉にするか、天人峡温泉にするか、白金温泉にするか・・・・
        うちから楽に確実に1時間以内で行けるところにしようと旭岳温泉に決定。

        だいぶ紅葉してきた東川町内を快適に走り、
        旭岳の麓、忠別川ダムのあたりまで来たら、なんとまぁ紅葉のキレイなこと!
        平日だけど道の途中途中にある駐車場には車もちらほら。
        デジカメを持ってこなかったことを激しく後悔。
        奥さん、今週末の紅葉狩りはこの辺りがお勧めですぜ。( ̄ー ̄)
        その後、紅葉は終盤、枯れ始めた色合いの旭岳へ上る道を進む。
        先月も入った旭岳温泉の白樺荘に到着。
        が。夫に黙って一人極楽気分を味わおうとしたのが間違いだったのか、
        なんと、「本日研修のため休館」の貼り紙・・・・(TーT)
        しかしせっかくここまで来て諦めるなんてできるわけもなく。
        お隣のロッジ・ヌタプカウシペも源泉かけ流しだったはず、とそちらへ。(日帰り入浴500円)
        行ってみると私以外入浴客はなく(平日だもんねぇ)、お風呂は貸切状態だった。
        脱衣場、浴場とも狭く、洗い場は4つ。
        洗い場には1つだけシャワーがあったのだがお湯が出てこず、
        また洗い場の蛇口もかなりぬるいお湯(水?)しか出なかったが、なんてったって貸切。
        湯船からお湯を汲んで遠慮なく髪も体も洗う。
        さっぱりした後、お湯が溢れ流れている湯船へ。
        誰もいないからまるで自分ちのような気分で出たり入ったりを繰り返し1時間。
        いや〜さいこー。温泉独り占めだもん。極楽だったわ〜。
        湯上りのお肌は乾燥する感じはなかったが、先月入浴した白樺荘の時よりさっぱり。
        泉質は同じはずなのだけど、最近空気が乾燥してきたせいかしら・・。

        ここはログハウスの宿なのだがお風呂場にも木がふんだんに使われており、
        浴場の床にも木が使われているのが嬉しかった。

        ただ、洗い場などに年数を経た汚れというか・・・そーゆーのが木に出ており・・
        そこが少し気になったが、全体的には掃除が行き届いており清潔だった。
        そうそう、内湯の他に混浴の露天風呂もあるとのことだったが、
        内湯と続いておらず一度服を着て外に出なければならないのが面倒だったのでパスした。




   10月12日(火)
        最近こーゆー↓感じの内容のメールがよく届くのです。

        先程メールした雅美というものです。やはりお返事はいただけないでしょうか?
        突然のメールということもあって不信感は拭えないでしょうか?
        悪いようにするつもりは一切ございませんのでどうか私の欲望を満たしていただきたいのです。
        金額は20万ほどが精一杯ですが…、YES、NOどちらの答えでもかまいません。
        できればいいお返事を戴きたいです。それでは…。

        いつも差出人は女性。フルネームの時もあるし名前だけの時もあり。(偽名だと思うけど)
        手が込んでますね〜。
        つーか、私女なんですけど(笑)
        問題は、HPに載せてるヤフのアドレスでなくプロバイダーの方のアドレスに届くこと。
        ここ数年よそのBBSで使ってるのもヤフのアドレスだし、どこから漏れてるんでしょ?
        ・・・って、思い当たるところが実は一つあるのよね・・・
        3ヶ月前に海外から、うちの函館時代の住所が書かれた迷惑メールが届いたのさ。
        住所登録してて函館から旭川に住所変更してないとこって一箇所だけ。
        でも、もしかしたらそのサイトからでなく函館時代に買い物したサイトから漏れたのかも、とか
        今はもう住んでない住所だし・・・とか思ってそのままにしちゃってるんだけど(メールはとってある)。
        これってその思い当たるサイトに一応言った方がいいのかな〜



   10月11日(月)
        まもなく夏期営業が終了する旭山動物園へ。
        今日はカバと冬期は見れなくなる動物をメインに。
        ということで、1頭ずつ表へ出されるカバのゴンとザブコの両方を見ようと
        2頭の交代する時間を狙い昼頃動物園へ。
        小雨がぱらつく肌寒い天気だったが今日も動物園は混んでいた・・・。

        まっすぐカバ舎へ向かう。午前中に出されているのはオスのゴン。
        高齢なこともあり、日本で一番と噂の巨体を水の中に沈めじっとしている。
        と思ったら、けっこうサービス精神旺盛、口で水しぶきを上げたり、
        がーっと大口開けてノドの奥まで見せたり、果てはしっぽフリフリ撒きフンまで・・・
        いやー撒きフンの時は舎の前の人だかりが一斉に引きましたわ。ははは。
        びっくりしたけど初めての撒き糞目撃に喜ぶ私達。(^^;;
        こうして寒い中ホットの缶コーヒーで暖をとりながら待つこと30分。
        1時頃寝室の扉が開く音がしたかと思うと、
        ゴンさんさっさと水から上がり足取りも軽くあっというまに扉の向こうに退場。はやっ。
        そのまましばらく待ってたら、今度は扉の向こうからメスのザブコが登場。
        ザブコ母さんは子供をたくさん(11頭!)生んでるし高齢のため足が悪い。
        ゆっくりゆっくり1歩ずつ歩き、水の中へもゆっくりと沈んで行った。
        動物園では、去年の春娘のナミコが神戸へお嫁に行ったので、
        子沢山の2人にもう1度だけがんばってもらおうと同居を試みているらしい。
        ゴンはまだまだ元気がある感じだけど、ザブコはどうだろう・・・?
        結局のところ妊娠して生んで育てるのは彼女だし・・・。
        カバの赤ちゃん見てみたいけど・・・。(あ、転勤があるから見れないか・・)

        その後オランウータン舎、サル舎、カピバラ舎などなどを見て、最後にあざらし館へ。
        前回来た時元気がなく気になったヒカルを見に。
        元気になってたらいいな〜と思っていたのだがヒカルは変わらずだった。
        底でじっと横になっていて、時々トンネルを通り空気を吸ってはまた底に沈む。
        前回閉じたままだった右目は開いていたが・・・・
        うーん。どうしちゃったんだよー。
        単に眠いだけなのか???そうならいいんだけど。。。

        ところで、広報旭川に毎月「動物園からの手紙」というコラムがある。
        動物園職員さんが旭山の動物のことなど書いているのだが、けっこうおもしろい。
        これ、旭川市のHPにバックナンバーが出ているので興味のある方はどうぞ〜。
        (ただし・・連載開始のH2年のものから順に更新中でまだ最新のものまではたどり着いてません)

         
          ゴン。足取りはしっかりと軽く。そしてとにかく大きい。           ゴン。大口開けてサービスショット。

         
           ザブコ。一歩一歩ゆっくり。ゴンより一回り小さい。          カピバラ一家。寒いからか固まってます。

           
            ナゴヤコーチン。カメラ目線でポーズ             草ヤギ剛。ではなく、シバヤギのツクちゃん。頭突きが得意・・



   10月10日(日)
        微熱も37℃切ったので土日は温泉へ。
        芯から温まって一気に回復しようという魂胆。

        土曜日。
        旭川のお隣、東川
(ひがしかわ)町の天人峡温泉へ。
        旭岳へ向かう道を麓で別れ山の方へ向かうと終盤に入った紅葉満載。
        曇り空だったが黄色く色づいた山肌は美しかった。
        天人峡と言えば羽衣の滝が有名だが、病み上がりの状態で
        肌寒い中歩きまわるのは気が進まなかったので見に行かず。
        町営駐車場に車を止め、まっすぐ天人閣へ(日帰り入浴700円)。
        脱衣場は広め、浴場はかなり広めで湯船は大小たくさん。
        洗い場は手前に6つ奥に3つ。
        露天風呂は忠別川沿いにあり、ほどよい湯加減。
        向かいの山肌の紅葉を見ながらのんびりじっくりつかる。
        連休初日ということもありそこそこ混んでいたが、
        湯船の数が多いため窮屈な感じは全くなかった。
        先週行った愛山渓温泉や高原温泉ほど豪快ではないが
        こちらも源泉かけ流し、湯上りの肌はまあまあしっとりでよい感じ。

        ただ、脱衣場は髪の毛がかなり落ちておりやや清潔感に欠ける印象。
        休日で利用者が多いからなのか、はたまたあまり頻繁に掃除をしないのか・・・。
        温泉街全体やホテル自体もどことなく昔の雰囲気だった。

          
           天人峡温泉へ行く途中。こんな感じで紅葉があちこちに。       天人閣の近くで。モミジ、きれいでした。

        日曜日。
        上富良野
(かみふらの)町の十勝岳温泉凌雲閣へ。(日帰り入浴800円)
        ここは名前の通り大雪山系十勝岳にある。
        しかも凌雲閣は北海道で一番高い位置にある温泉らしい。
        上富良野町の街中から20キロほど山を登る。(道は整備されているのできれい)
        周囲は紅葉の黄色がきれいだったが出かけた時間が遅かったため薄暗くて残念。
        目的の凌雲閣に着いたのは5時頃、天気も悪かったため辺りはすっかり暗くなっていた。
        脱衣場は広め、浴場は広くもなく狭くもなくといった広さだったが、
        湯船があまり広くなく・・・この日は休日で混んでいたため少々窮屈だった。
        で。凌雲閣と言えば露天風呂からの絶景が有名なのだが。
        いかんせん外はもう暗闇。景色なんて見えるわけもなく・・・
        とは言えせっかくだしお湯だけでも・・と思い外へ出てみたのだが、
        強風がビュービュー吹いていて寒く、そのせいかお湯は温水プール並みにぬるくなってるし、
        露天風呂の先の暗闇は断崖・・・と思うと怖くてすぐに断念。(^^;
        きっと昼間だったら雑誌などで見るようなすばらしい眺めが見れたんだろうな〜。
        そんなわけで、混み混みのうち湯にじっくりとつかる。かなり温まった。
        ここも源泉かけ流し、湯上りの肌はツッパリはしないけどそれほどシットリでもなく。>むしろさっぱり?
        そして前日に続き脱衣場はやや清潔感に欠ける感じ。
        十勝岳温泉にはもう1軒源泉欠け流しの宿があるから、今度そっちにも行ってみよっと。

        
          十勝岳温泉に行く途中にドライブした美瑛で。黄色はキカラシ。畑の肥料になります。
        
ロシアで起きている大規模森林火災の影響がこちにも及んでいるらしく、山が霞んで見えてました。



   10月8日(金)
        珍しく本格的に風邪ひいてます。
        幸い夫が出張でいなかったりしたのでひたすら寝て過ごす日々。
        火曜に1日ダウンした後は熱も37℃代まで下がったけど、
        この微熱状態からなかなか脱せないのはなーぜー?
        まー同時に生理も来ちゃったからそっちの方の発熱もあるのかも。
        頭痛いのも腹痛いのも腰痛いのも風邪だからか生理だからかわからず・・(^^;
        ところで今回の風邪ひきは、15年使っていた羽毛布団がダメになったのに
        新しいのを買い忘れ、毛布一枚で寝ていた自分に全ての原因がアリ。反省。
        夏は暑かったし秋になっても家の中は暖かく毛布一枚でOKだったから、
        ついつい新しい羽毛布団を買い忘れたままここまで来てしまったのだけど、
        さすがに先週の土、日と最低気温5℃以下になったのは厳しかった。
        慌てて2代目羽毛布団を買ってきたけど、どうも遅かったようね〜。
        月曜に喉痛いなーと思ってたら火曜には咳コンコン熱出ちった。
        みなさまも季節の変わり目、お気をつけくださいませ〜。



   10月4日(月)
        イチロー、メジャー最多安打新記録達成おめでとー。
        中日川崎投手、突然のことに驚いたけど、現役引退お疲れ様。
        本当は復活してまた活躍してくれるのをずっと待っていたんだけどな。
        残念です。
        川崎がいて高津がいて石井がいてってゆー頃のヤクルトが好きでした。
        だから昨日の引退試合、奇しくも対戦相手はヤクルト、
        1回のみの登板で打席には古田達が入り三振で川崎を送り出す
        なんて光景を見ちゃったら・・・・ジーンとね、しちゃいました。
        10年以上前に神宮で一度だけ見た川崎のマウンド姿を思い出しました。
        故障の多い選手生活でしたから、体を大事にして第2の人生がんばってください。

        さて。
        先週初体験した磁気の絵付けですが。
        早くもマイマグカップが完成しましたー。
        こちらに用事のついでにYukesさんが持ってきてくれたのです。>ありがとー
        うふふ。
        嬉しくて早速水だのお茶だのとバンバン使いまくり〜。^ー^

         
シンプルに葉っぱだけ。内側にもクローバーをペタリ。



   10月3日(日)
        間もなく冬期通行止めになり行くことができなくなる温泉めぐりをした今週末。

        土曜日。
        あいにくの雨模様だったが、上川
(かみかわ)町の愛山渓温泉へ。(日帰り入浴500円)
        39号沿いのドライブインを右に入り山へ向かって走ると、思いがけず紅葉。
        ほとんどは黄色で赤い色は少なかったがとてもきれい。
        先週の黒岳ロープウェイの紅葉には不満だらけだったので夫と2人喜ぶ。
        道は、冬期通行止めと言うから未舗装路を予想していたのだが、
        所々砂利道もあるもののほとんどが舗装された道だった。
        道幅は狭かったが対向車がほとんどなかったのでスムーズに進む。
        道をどんどん上り、行き止まったところに年季の入った建物の愛山渓温泉。
        外に出るとやはり下とは気温が違う。
        雨で旭川も肌寒かったがここの気温は3℃、館内はストーブがたかれていた。
        浴場、脱衣場ともに狭く、洗い場は3つ。お湯は鉄の匂い。
        太いパイプから流れ出すお湯は湯船からもざーざー溢れていた。
        すっげー。ここまで豪快な源泉かけ流しは初めてかも(笑)
        入浴客は私達の他に年配のご夫婦1組だけだったのでゆっくりつかる。
        ・・・つもりだったのだが、ここのお湯、函館の谷地くらい熱かった。
        湯船の隅に水道の蛇口があったので、入浴中のご婦人に聞いてOK だったら
        水を出させてもらおうかとも思ったのだが、せっかくの源泉100%だしと決意を固める。
        とりあえずひざ下だけつかりじっと我慢。
        しばらくしてゆっくりと腰までつかりまた我慢。
        そして肩までつかりこれまた我慢。>我慢大会かよっ(苦笑)
        しばらくしたら慣れてきたが、長くつかっているのは無理。
        腰までだったら平気になってきたのでしばしその状態でつかり、しゅ〜りょ〜。
        普段より短めの入浴時間だったが十分温まった。
        あ、一つだけ残念だったのは洗い場の蛇口からお湯が出なかったこと。
        髪も洗いたかったのだが水に近いぬるま湯しか出ず、
        湯船の脇にある小さな湯壷からお湯を取り体だけ洗った。
        (男湯の方はお湯が出たらしい)

        
 愛山渓温泉前の紅葉   浴場。お湯溢れてます。


        日曜日。
        今日から突然秋になったらしく空気が冷たくなり、今朝の最低気温は5℃。
        しかし天気は良く、昨日に続き上川町にある高原温泉へ。(日帰り入浴700円)
        39号を走り層雲峡に来るとぽつぽつと紅葉が始まっていた。
        先週はまだだったのに、1週間で随分進んでおり驚く。(見頃は来週か?)
        層雲峡を過ぎトンネルを抜けると、こちらはもっと紅葉。
        (しかし、トンネルを抜け黒岳の反対側に出るとせっかくのお天気が一変、曇りだった)
        三国峠の方へと曲がると見頃〜終盤を迎えた木々で沿道も山も黄色だった。
        大雪湖で車を止め紅葉を眺めた後、ほどなくして高原温泉へのわき道に入る。
        去年、紅葉を見に行くためバスに乗って通った道。(マイカー規制時期だったため)
        未舗装の穴ぼこだらけの狭い道をゆっくり走る。
        マイカー規制が先週で終わっていたので紅葉ももう終わりかと思っていたが、
        まだなんとか残っていた。(愛山渓同様、黄色が多く赤は少なかった)
        入山目的、温泉目的の人がけっこういたようで対向車も多く、
        すれ違うために何度も止まったりしたため、10キロの道を行くのに20分かかった。
        こうしてやっと高原温泉に到着。
        旭川も寒かったがさらに山中へと入っていった高原温泉はもっと寒かった。
        温泉裏手の紅葉や温泉吹き出し口を見たりして軽く散策した後入浴。
        ここも愛山渓温泉同様なかなか年季の入った建物。
        ただし脱衣場と浴場は比較的広く、露天風呂もあった。が、洗い場は3つ。(笑)
        混んでおり、皆湯船からお湯をくんで体を洗っていた。>私も同様に
        源泉かけ流しのお湯は薄いブルーの乳白色でほんのり硫黄の匂い。
        内湯はぬるめ。頭部だけの木彫りの熊ががおーっと大口開けてお湯を吐き出している。
        建物が古く壁が薄いのか、脱衣場だけでなく浴場もヒンヤリしているため長くつかれる。
        露天は内湯より熱め。こちらは流木からお湯が流れ出ている。>凝ってるなー
        こちらも外が寒いため少々熱くても長く入っていられる。
        しかも囲いの向こうには紅葉も見える。必然的に長湯コースになる。
        ん〜いい湯だった〜。じっくり温まったー。

        そして帰り道は、39号沿いのベレル(ホクレンのスタンド隣)でプリンとシュークリームをゲット。
        (ベレルのしっとりプリンはフラノデリスのなめらかプリンに似たとろっとした食感なのだが、
         甘さはベレルの方がぐっと控えめ。シュークリームも同様で夫もペロッと完食しちゃうんだな)
        ついでにベレルに併設されている直売所で落葉きのこもゲット。
        (ハロウィン用のでっかいオレンジのカボチャも売られていた。あまりの大きさにびっくり)
        今夜は久しぶりに落葉の味噌汁を飲んだ。うまかった〜♪

          
                層雲峡の紅葉はまだこれくらい。          大雪湖。山肌も黄色だったんだけど・・この画像じゃわからんね。

            
                 高原温泉裏手の紅葉その1。            高原温泉裏手の紅葉その2。色が飛んだ・・(涙)



   10月2日(土)
        ディノスシネマズで開かれたアジア映画祭in旭川に行ってきた。
        今日1日限りの開催。アフガンスペシャルと題された今年の上映内容は
        「午後の5時」と「ハナのアフガンノート」と「アフガン零年」の3本。
        いずれもアフガニスタンの女性達を題材にしたもの。
        全部見たいところなのだが、1日3本はちとキツイ、ということで「アフガン零年」を選択。
        理由は、この映画の撮影風景を追ったドキュメンタリー番組をNHKで見たから。
        しかもこれ、本放送、再放送の2回とも偶然チャンネルを回してたらやってたという・・・
        これも何かの縁、というわけで。

        タリバン政権下のアフガニスタン、戦争に夫や息子をとられ、失い、
        しかし女であるため外に出ることもままならず働くこともできず生活に苦しむ女達。
        主人公の少女の家も母と祖母の女3人だけ。
        切羽詰った母親は少女に生活のため髪を切り少年になりすますように言う。
        バレれば厳しく罰せられるという恐怖心を抱えながらも少女は働くことに・・・

        出演者のほとんどが現地で暮らす一般のアフガニスタン人。
        少女を演じたマリナは爆撃で2人の姉を亡くし、タリバンの拷問で大怪我を負い
        働けなくなった父に代わって一家を支えるために物乞いをしていたと言う。

        この映画を見ていろんなことを思った。言いたいこともある。
        けれど、言葉にしようとすると泣けてしまう。
        少女が、アフガニスタンの女性達がかわいそうでじゃない。
        くやしくてくやしくて真剣に腹が立ったのだ。
        あんまりな仕打ちに。あんまりな扱いに。
        怒りで涙が出たのは久しぶりだった。

        タリバンや戦争が去ったからと言って女達が幸せになれたわけではなく、
        今も肉親を失ったことなどによる精神的経済的苦しみは続いている。
        少女を演じたマリナの目は真っ直ぐで澄んでいたが決して明るくはない。
        撮影中に突然何かを思い出し泣きじゃくっていた彼女の姿を私は今も忘れられない。