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     5月29日(月)
         先週末、久しぶりに毎日飲んでました。
         最近はほとんど飲まないからすっかり弱くなった〜。
         ワインはグラス3杯、韓国焼酎は小瓶半分でほろ酔い気分になります。
         少し寂しくもあるけど、経済的な体になったと喜んでおこう。

         先週金曜、スーパーで買い物中に「久しぶりに飲みたいな」と思い
         白ワインとフランスパンを買って帰ったらちょうど宅急便が到着。
         以心伝心か、はたまた第六感でも働いたのか、明けてびっくり。
         釧路の知人からで、厚岸のカキとアサリ!やっほう!
         夕食は当然カキとガーリックトーストと白ワインとなりました。
         うすくお湯をはった深めのフライパンにカキを並べて蒸しつつ、同時進行で
         浅いフライパンでオリーブオイルとニンニクみじん切りを熱しパンを軽く焼く。
         カキもパンも4つずつしか調理できないから、
         狭い台所に二人で立ち食い状態で次々と平らげ…
         大きなカキ10個とフランスパン1本をあっというまに完食。
         うまかったー!!!>N氏、ありがとうございましたm(_)m

         土曜は、前日食べずに残しておいたアサリ。
         酒蒸しにしてあさつきを散らしただけ、だけどこれまたうまー。
         この日も白ワインをぐいぐい飲んだのでした。

         日曜はサムギョプサル(韓国の豚焼肉)を食べに1時間ほどドライブ。
         実はその前の週に新しくできたサムギョプサル専門店に行ったのだけど、
         なんつーか、ぜんぜん納得できなかったのでリベンジ。
         サムギョプサルやキムチを食べながら韓国焼酎をぐいぐい飲む。
         この日行った店は韓国人の方が経営していて、
         キムチやチゲなどのメニューもおいしいのだけど、うちから遠いのが難点。
         (サムギョプサル専門店の方は居酒屋って感じで…豚焼肉以外のメニューもイマイチだった)
         近場でサムギョプサルが食べられる韓国料理屋を探さなければ。
         と、こんなにサムギョプサルに目覚めてしまったのは、済州島のせいですな。
         済州島の名物は黒豚だそうで、おいしかったのねー豚肉が。

         あ、それから今さらだけど…
         札幌ではスガイ韓流シネマフェスティバルやってます。
         GW明けから始まってて、残すところ2週間ほどなのですが(汗
         旭川のディノスの方では先週末に始まったばかりです。
         旭川の方が混まないだろうし映画館がまだ新しくてキレイなので、
         札幌で見逃したしまった方も足を延ばされてみてはいかがでしょう?

         ※北海道韓ドラ情報
           5/31よりUHBで「恋愛世代」が始まります(平日昼)
           6/7よりHTBで「おいしいプロポーズ」が始まります。(平日午前)
           6/10よりSTVで「グリーンローズ」が始まります。(土曜深夜)




     5月16日(火)
         北海道も桜が咲きようやく春といった感じ。
         週末は寒くて震えたけど(帯広では雪が降ったらしい)。

         さて。面倒くさくならないうちに(^^; 大分での話を。
         9年前に夫の両親と石仏を見に臼杵(うすき)へ、
         前回(6年前)の帰省で宇佐神宮へと、着々と国宝を見てきた私達。
         今回は大分の国宝制覇のため国東(くにさき)へ向かうことに。

            国東半島の「六郷満山」について
              僧・仁聞菩薩が信仰の理想郷を作るべく718年(養老2年)に開創。
              六郷とは国東の安岐、武蔵、国東、伊美、田染、来縄の6つの郷のこと。
              当時この地は宇佐八幡宮(全国八幡宮の総本社)の神領地であったことから
              宇佐八幡宮の庇護のもと八幡信仰と天台仏教が融合した神仏習合が形成され、
              最盛期には65の寺院があった。これらの寺院全てを総称して「六郷満山」と言う。
              
現在は霊場として33の寺院が現存。文化財としては磨崖(まがい)仏や国東塔などの
              多くの石造物の他、木造の仏や建築物(国宝富貴寺大堂など)が残っている。
              ※大分や別府から国東史跡めぐり定期観光バスが出ている他
                六郷満山霊場めぐりのツアーもあるようなので、興味のある方は調べてみては・・



         当日、10時過ぎに出発。
         天気も良いし別府まで海沿いの国道を走り(うちは別府寄りだし)、
         別府から高速に乗ることにしたのだが、すぐに後悔することに…。
         別大国道に入ってすぐ渋滞にはまった。3車線あるのだがほとんど動かない。
         右は海、左は山なので抜け出すこともできず、諦めてちびちび進む。
         半分ほど来た頃、なぜか自分のいる真ん中の車線だけが進みだした。
         なんだ?と思っていたら、渋滞の原因発見。
         右の車線はうみたまご(旧マリーンパレス)へ入る車の列、
         左の車線は高崎山(サルで有名なあそこです)へ入る車の列。
         びっくりですな。そんなにサルと水族館が人気だとは知りませんでした。
         (後で聞いた話によると、この2ヶ所、GWの時が一番混むらしい…)
         そんなこんなで、普段なら10分ほどで抜ける別大国道を40分ほどかけて通過。
         高速に乗り安岐(あき)インターで降り、瑠璃光寺に着いたのは昼過ぎだった。

         六郷満山第14番札所 杉山 瑠璃光寺 (参拝時間 8時〜17時)
         本堂の中を覗いていたら隣接する母屋の方からご住職が登場。
         「話聞いていくかえ?」と言うので説明を伺うことに。
         しかし。このご住職、話好きと見え話がちょっと長かった。
         しかも私達に子供がいないとわかると半分…いや7割は子育て論(笑)
         しかも大分弁バリバリの早口。いや、おもしろかったけどね。
         最後の極楽の曼荼羅の説明なんか「行って戻ってきた人がおらんし
         自分もまだ行ったことがねぇけんな、ご勘弁を」だって。笑ったー。
         肝心の仏像は、阿弥陀如来は高さ約160cmのカヤの一本造りで重要文化財、
         その隣に並ぶ薬師如来と釈迦如来も同じくらいの大きさがあり
         いずれも平安中〜後期作らしく美しい顔の見ごたえあるものだった。
         お寺自体も規模は小さいけど六郷満山最古(養老元年開基)の寺だそうな。
         (拝観料200円。しかし本堂の中に入らなければお金はかからないっぽかった)

         瑠璃光寺を後にし、お昼を食べに梅園の里へ。
         ここは道の駅のようなところで(里の駅というらしい)、土産物販売スペースの他
         レストランや入浴施設(温泉ではないよう)、宿泊施設などがあった。
         ここのレストラン「うめの庵」で昼食。混んでいたのでしばし待つ。
         この日はちょうど週2日だけ実施しているランチバイキングの日だった。
         旬の山菜などの料理が20種類ほどにご飯が4種類、そしてデザートまで!!
         どれも素材の味を生かした薄味でおいしく、おかわりしまくり。
         (特にトマトご飯がおいしかったー。炊き込みご飯だと思うのだけど、
          トマトと言われなければ気づかない、ほんのりした酸味だった。
          あと、しいたけのマリネ!! しいたけってこんなにうまかった?とびっくり)
         タケノコやウドやワラビなど、好物をお腹いっぱい食べて満腹。
         (旬菜バイキングは木曜(840円)、日曜(1000円)のランチ(11時〜14時)のみ)

            
                      瑠璃光寺                  うめの庵のバイキング。うまかったー!!


         2時頃梅園の里を出発。すぐ近くにある「三浦梅園資料館」へ寄る予定だったが
         改修工事中(?)で全ては見られないということで、旧宅の屋根を眺めつつ通過。
         次の目的地、両子(ふたご)寺へ。

         六郷満山第13番札所 天台宗別格本山 両子寺 (参拝時間 8時〜17時 冬:8時半〜16時半)
         ここは国東半島中央にそびえる両子山の中腹にあり、境内はとても広かった。
         六郷満山の中でも有名なうえにGWということもあり人がたくさん。
         うっそうと茂る木々の中、森林浴も楽しみつつのんびり歩いてまわった。
         (モミジの大木があちこちにあったので紅葉の頃はとてもきれいだと思う。
          あとは、私の天敵、杉がたくさん。花粉の季節が終わってて良かった…)
         ここで印象に残ったのはやはり仁王像。
         高さ2.3m(台座を入れると3m近く?)ある阿吽の仁王像は迫力だった。
         (余談:全国の石造仁王像の8割は国東半島にあるラシイ。仁王像好きの方はぜひ!笑)
         それからもう一つ、奥の院。
         山の岩肌に建物の一部が入り込んでいた(岩肌を削って建てたのか?)。
         脇の入り口から岩の中に入り、建物と岩の隙間を通り抜け奥に進むと
         ろうそくの明かりのもとにひっそりと仏様が安置されていた。

            
             護摩堂 不動明王などがいらっしゃいます       奥の院本殿 左脇に岩への入り口がある

            
                     仁王像と参道                 岩に根をはった巨木 迫力でした


         両子寺で長居をしてしまった私達。
         気づけば4時半を過ぎており慌てて次の目的地、富貴寺へ。

         六郷満山第2番札所 蓮華山 富貴寺 (参拝時間 8時半〜16時半 雨天閉館らしい・・)
         富貴寺に着いたのは5時。入り口の山門は既に閉まっており…(涙)
         脇の通用口のようなところは開いてたものの、入ってよいのか迷っていたところ、
         ちょうどそこから参拝客らしきおじ様が出てこられ「お参りに来たんやろ?
         私らも間に合わんかったんやけど、ここから入れさせてもらったから
         あんたらも急いで行っちょいで」と教えてくださった。
         「ありがとうございます」とお礼を言い、入ってすぐのところにあったお賽銭箱に
         拝観料分のお賽銭(200円×2人)を入れ急ぎ境内へ。
         なにはともあれ、国宝の大堂(九州最古の木造建築)が見れて良かった〜。

            
                     大堂 国宝です               富貴寺の山門 ここの仁王像はちょとかわいい


         さて、5時過ぎたことだしこれで終わりだね、と大分へ向け出発。
         10分ほど走っただろうか。真木大堂の前を通ったら・・・・え?!まだ開いてる!!
         というわけで、すぐさまUターンして戻る。

         真木大堂 (参拝時間 8時半〜17時半 冬:8時半〜17時)
         ここには、六郷満山最大であった伝乗寺の9体の仏像が一同に納められている。
         (他の文化財は700年前の火災で消失、寺自体もその後衰退してしまった)
         いずれも平安(藤原)時代のものと言われ国の重要文化財。
         収蔵庫に入ると9体がずらりと並んでおり・・・圧巻の一言。
         日本一大きな大威徳明王(1.3m)や火を背負った不動明王(2.6m)は迫力だったし、
         四天王(1.6m)はそれぞれの表情や姿が躍動感にあふれていたし、
         阿弥陀如来(2.2m)と2体の童子像は上記6体とは対照的にとても穏やかだった。
         (あ、大威徳明王が乗ってる牛の表情も穏やかだったか)
         静と動が一堂に会する中、拝観終了時間までじっくりと堪能し満足。

            
             受付にあった仏像の写真をパチリ          旧本堂の近くにあった庚申塔 表情がかわいかった
             ホンモノの迫力を伝えられず残念です          



         以上で帰省中のプチ観光は終了。
         しかしあれですな。
         平安時代作というだけでは国宝や重要文化財の指定にはならないという…
         つまり、国内にはそれだけ優れた、保存状態の良い文化財が
         たくさん残っているということなんだなぁと。
         今回、国東でたくさんの仏像などを見てきてしみじみと思ったのでした。

         最後に。
         九州がいかに山がちかわかる国東半島の立体模型図の写真を載せときます。

          「梅園の里」にあった国東半島の立体模型図



         両子寺や瑠璃光寺など、安岐町の観光については安岐町役場へどうぞ。
          (注:安岐町は現在、市町村合併により国東市になっています)
         富貴寺や真木大堂など、豊後高田市の観光については豊後高田市観光協会へどうぞ。
         宇佐神宮など、宇佐市の観光については宇佐市観光協会へどうぞ。
         臼杵石仏や野上弥生子など、臼杵市の観光については臼杵市観光情報協会へどうぞ。





     5月11日(木)
         GWもすっかり終わりましたが。
         韓国(済州島)旅行&帰省の疲れがなかなか取れないなー
         と思ってたら、生理も近いようで…。
         眠気と戦う日々を送ってます。
         貯まった韓ドラとスマさん関係番組の消化が進んでるような進んでないような。
         そんな状況。あはは…(‐_‐;
         
         済州島のことはそのうちsideKの方にまとめようと思ってますが、
         簡単な感想だけ先に。
         「のんびりできたけど、脳みそはかなり疲れた」です。
         実は旅行直前に夫が風邪をひき体調が万全ではありませんでした。
         病院へ行き薬も飲んでいたのですが、季節の変わり目ゆえ
         持病のぜんそくが出る可能性もあり直前まで迷っていました。
         今回は、千歳から福岡に飛び1泊し、翌日済州島へ飛んで2泊、
         済州から福岡に戻り大分の実家に帰るという予定でした。
         そこで、福岡で様子を見てもしダメそうだったら韓国は諦め
         まっすぐ大分に帰ろうと話していたのですが、
         幸い体調も大丈夫そうということで無事行くことが出来ました。
         その代わりと言うか、無理せずゆっくりのんびりすることに。
         観光は美術館と民族村だけにして(1日1ヵ所)、
         あとは宿泊したホテルの辺りをぶらぶらしたりして過ごしました。
         そんなわけで体力的には全くきつくなかったのですが。
         いかんせん、私達の泊まった帰西浦(ソキポ)市では
         日本人観光客を見かけず…(韓国人観光客はいた)
         それゆえか韓国語オンリー、みたいな(滝汗)
         ソウルへ行った友人は「日本語がけっこう通じた」と言ってたけど、
         そんなことは今回の私に限っては全くありませんでした。
         (済州市などツアー客の多い場所では通じるのかもしれません)
         日本語がOKだったのは2泊目に泊まったリゾートホテルのみ。
         タクシーでもバスでも店でも、頭フル回転で韓国語と戦ってました。
         つったって、ものっすごい簡単な入門レベルの会話しかわからないワタシ。
         そして当たり前だけど地元の人の話すスピードは速い。聞き取れねー。
         何度泣きたくなったことか…_| ̄|○
         (そんな私に嫌な顔せず接してくれた運ちゃんや店の人には感謝)
         そんなわけで。脳みそ激しく消耗しました。
         しばらくは外国語を真剣に聞くということはしたくありません(キッパリ)

         って、簡単な感想のはずが長くなってしまいました。
         大分でもちょこっと観光したのでその話もそのうち書きます…と思います(え)
         とりあえず、こっちに戻ってきてますということで。
         では。

         ※北海道地上波韓ドラ情報を…
           10日からHTBで「ローファーム」が始まってます(平日午前)。
           19日からTVHで「夏の香り」が始まります(平日朝)。