布ナプ体験記1  (2000.11.16)



   布ナプってなんのことだかわかりますか?
   女性にはとても縁の深いもの。生理の時に使うナプキン、それも「布製ナプキン」のことです。
   「今時、布製?!」と驚く人が多いんでしょうねぇ。私も初めはそう思いました。
   ところが、これがなかなか快適らしいのです。「暖かいし、かぶれない」と。

   この「かぶれない」というところに、ワタクシ興味を持ちました。

   日本の生理用品は目覚しい進歩を続け、最近の紙ナプキンは
   「ドライメッシュでサラサラ、もれない」が主流となっています。
   ところが。
   このドライメッシュ、どうも私の肌と相性が良くないようで・・・。
   ドライメッシュの先駆け「〇ィスパー」が発売されたのは、確か、
   私が大学に入ってすぐの頃だったと思います。
   「とても良い」というので早速使ってみたのですが、なんと、かぶれてしまったのです。
   これはつらかったです。はっきり言ってしんどいです。場所が場所ですから。
   その後他のメーカーも次々とドライメッシュ、高分子吸収ポリマーなどの新製品を
   出していったように思います。
   当然、それまで私が使っていたものは次第に姿を消していきました。
   悲しかったですねぇ。その頃は。
   自分に合う、かゆくならないナプキンを探し、放浪する日々でしたから。
   幸い、かゆくならないものがあったから良かったものの。
   それでも多少の不快感というものはありました(むれる、張り付く等)。
   が、そこは目をつぶるしかありません。なんてったって絶対必要なものですから。

   こうして妥協しながら使い続けること十数年。
   とあるせっけんサイトで布ナプなるものの存在を知ったのは去年のこと。
   しかし、手元に安売りの時大量に買った紙ナプキンの在庫があるということや、
   最初はネット通販でなく実物を見て買いたいと考えていたこともあり、
   なかなか実際に購入、使用に至るまでにはなりませんでした。
   それが今年の10月、札幌の「
これからや」さんで出会ってしまったのです。現物に。

   それはオーストラリアの「ムーン・フェーズ」という製品でした。
   柔らかいネル生地がとても気持ち良さそう。
   色が赤いのがちょっと気になったけど(月経血の状態がわかりずらそう)、
   「モノは試し」とMサイズ、Sサイズをそれぞれ1枚ずつ購入。
   そして待つこと1ヶ月。とうとう試せる時がやってきました。
   最初の2、3日は量が多いことと、不幸にも(^^;アロマセラピー検定試験を受けるための
   札幌行きと重なったため、いつもの紙ナプキンを使いました。
   そして量も少なくなった4日目、Mサイズを使ってみることに。
   このナプキンは一辺が25cmくらいのほぼ正方形です。
   3つに折って、肌に当たる部分を換えながら使います。
   実際に使ってみた感想は・・・・・「とにかく気持ちいい!」
   むれないし、肌に張り付かないし、なんてったってネル生地は肌触り最高。
   それに、生地が柔らかいから自分の体の形にぴったりフィットします。
   もう紙ナプキンは使う気になれない、ってくらい気に入ってしまいました。
   次の日Sサイズを使い、益々その気持ち良さの虜になった私は、現在新たな布ナプを物色中。
   二枚じゃ足りませんからねぇ。次はどこのを使ってみよっかな〜。





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