いや、新しい折りたたみ自転車を買ったんですよ。DahonのEspressoって奴。で、ちょうど川越まつりだったもんで、じゃあこのチャリに乗って観に行くかってんで、川越中心部へレッツゴー。と思ったら、少し走るとどうもハンドル部分の取り付けが微妙に甘いことに気づきました。握りをきつくすると、ハンドルが微妙に上を向いてしまう。つまり、ハンドルを支えている中央のボルトが微妙に緩いんですね。で、ここは六角レンチなのですが、出先だし確か家にも大きい径のレンチは無かったはず。ということで、お祭り見物は突如「六角レンチ買出しツアー」になってしまったのでした。
まあ一応当初の目的が祭り見物ですし、どうせレンチを売ってるであろうLOFTに行くまでの道で祭りをやってますから、適当なところで自転車を下りてテレテレと祭り見物。祭りは小江戸・川越のシンボル「蔵造りの町並み」が一番よく拝める一番街を中心に、周囲の道路も含めて車を完全シャットアウトして行われています。まあ、一番の目玉が町ごとの山車ですから、車道を丸々使うしかないわけですわな。この他にも祭囃子の演台があちこちに立っていたり、もちろん屋台も大量に出ています。正直な話、ここまで規模の大きなものだとは思ってなかったんですが、これなら確かに「関東三大祭」と言われるのもわからん話ではありません。
ちなみに関東三大祭ってどれでしょう?Webで「関東三大祭」を検索すると、
が候補になっているようです。パターンは「石岡、佐原、川越」か「石岡、佐原、府中」のどちらか。検索結果の中には、石岡の観光協会が「石岡、佐原、府中」で三大祭と銘打ったのが始まりだという記述もあるようですが、さて真実は如何に?
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川越のシンボル、蔵造りの町並み。 | 鈿女は「うずめ」と読むようです。 |
さて、ちょろちょろ歩くと山車が路上に止まっているのが見えます。山車は結構豪勢な作りで、それぞれの町の名前を付けた提灯で区別できるようになっています。後部には発々(発動機発電機)とおぼしきものを積んでいて、おそらくこれで走行……じゃなくって、電飾に電気を供給しているのでしょう。
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幸町の山車。 | 別にこれで走るわけじゃありません。 |
山車はそこそこの高さのものからかなり上背のあるものまでさまざまで、意匠もバリエーションに富んでいるようです。日中はほとんど固定状態で路上に置かれていますが、夜になると提灯に明かりが付いて市内を曳き回し、特に山車同士がすれ違うときには上部を回転させて互いに向き合う「曳っかわせ」というのをやるそうなんですが、ふじもとは六角レンチ(思い出した!)を買わなければいけないのでLOFTへ。
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野田五町の山車。 | 新富町二丁目。 | 上の幸町、ライトオンバージョン。 |
ということで、クライマックスは見ずに帰ってしまったのですが、まあこれは翌年のお楽しみということで。
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