Live Review "G-A-Y" in London

ロンドン在住のShamさんが、2/17未明に行われた"G-A-Y"のレポートを掲示板に載せてくださいました。せっかくなので、ライブ・レビューに転載させていただくことにしました。(Shamさん、快諾ありがとうございます!)
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G−A−Y・ショウ・レポート

えーっと、ただいま日曜日午前4時です。今「G−A−Y」から出て来ました。
まずはショウのレポートから。

午前2時少し前から始まったステージは、最初に「Taboo」のメイン・キャスト達が舞台にズラーッと並んで一歩前にEuanが「Victims」のPVの時のジョージとほぼ同じ衣装&メイクで出て、なんと舞台とは関係のない「Do you really want hurt me」をキャスト達のコーラス付きで熱唱。アコースティック・ギターだけのオケでしたが、あれはジョン・テムスだったのかなぁ?メイクしてたからよく分からなかったんだけど。それにしても、あれでヘレン・テリーと一緒に「Melting pot」でも歌ったら、それこそライヴV「Kiss across the ocean」を思い出して泣いてしまいそうでした。あ、もちろんZeeがメイン・コーラスでした。2ショットで見ると、いかにジョージが再来日時よりも痩せたかが分かって興味深かった(笑)

続いて、マリリン役の彼(すまん、名前ド忘れ)とEuanのデュオによる挿入歌の披露。これが本人達だったら21世紀最初のイギリス・ショウビズ界最大のニュース(ゲイ・エリアでだけ)になった事でしょう。2人共本当に成り切っていて、Euanはマリリンを「Maz(マリリンの略称)!」と紹介してました。

続いて、赤の槍のようなトゲのいっぱいついた帽子を被ったMatt Lukasが登場。黒のズドッと太いズボンに赤のスモックみたいなジャケットに目が書いてあるサングラス着用で「Ich Bin Kunst(I am Art)」をキツいジョーク混じりに唄う。
でもなんか不思議、Matt、えらく痩せてないか・・・?と思ってたら、これがなんとジョージ本人の仮装!!!よくあんな西川のりおのオバQみたいなカッコするなーと思いつつ、それでも表情が一緒なとこが可愛く見えました(笑)
で、サングラスを外して「Karma Chameleon」。最後に会場全体でコーラスを叫ぶように唄ってて、なんだかVH1の再結成ライヴのラストみたいでした。

続いて、なんと「I Just Wanna be loved」。このカッコではシャレにならんぞ。と思いつつ、再来日公演を思い出してちょっと感動。考えたら、唄ってるジョージを見られるのは今日では貴重。姿は結構しょっちゅう見てるけど。

で、ショウ終了でステージを降りようとしたジョージ達を主催者のジェレミーがつかまえて「もう1曲くらい唄ってもらいたいよねー?」(会場全体が「イェーッス!」)
で、劇の挿入歌を追加で披露。これがまた泣けるんだわ。タイトルとか今の段階では分からないんだけど。

そして終了。
友人達と出向いた僕は、その後も4時までフロアは動いてたので少し踊って出て来る。
全員プレゼントのCDは2枚(でも3人で行って2枚とも貰えたのは僕だけ)。1枚は「Taboo」のサントラと、恐らくデモからの曲で全部で5曲収録。トラック・リストは以下の通り。

  1;Ich Bin Kunst(I am Art){Boy George Vocal Version}
  2;Stranger in this World {Vo. by Euan}
  3;Wrong {Boy George Vocal Version}
  4;Bow Down Mister(これは多分「マーシー・マントラス」と同じVersion)
  5;Out of Fashion (Acoustic Version)

裏ジャケのプリントにはTrk.4は入っておらず、急遽追加した模様。
ジョージが唄ってるヴァージョンは、多分(というか当然)正規盤には入らないでしょう。Trk.1がキレてて面白い(笑)これから毎日聴きます。僕が機材とテクニックを持ってたら、ウェブにアップするんですが・・・。

もう1枚の方は、海外のファン・サイトでもジャケ写が出てた「Lucky for some」というMore Proteinレーベルのコンピです。このトラック・リストは省略。13曲も入ってるので長くなっちゃう(汗)懐かしのZeeの「Dreamtime」も入ってます。これってもう5〜6年位前じゃなかったかな。
以上レポートでした。長文勘弁。