Live Review (LA&SF公演)

10月後半にカルチャークラブはUS西海岸にて公演を行いました。そのライブを見た方からメールをいただきました。私一人で読んではもったいないので、載せてしまいます(もちろんOKはいただいてます)。赤字で私のコメントを入れておきました。

Love Love Culture Clubのトップに戻る
Live Reviewのトップに戻る


Marine Snowさんからのメール
はじめまして。小心モノゆえ、掲示板に書き込みをするのはちっとはばかられるのでメールにて失礼します。

大変恐縮ですが、「エセ」80'sファンではあってもCulture Clubに対する思い入れは正直なところそれほどでもないのです。にもかかわらず、「陸80's」の血が騒いだか、10/27のSFでのコンサートに行ってきてしまいました。とはいえ、哀しいかな血中ボーイジョージ濃度などめっちゃ低いために、ゆか坊さんのような気合の入ったレビューをお送りするべくもありませんが、簡単にご報告させていただきやす。

いわゆる前座はNYと同じで、Ruby Horse("House"じゃなかったと思います→直しました。byゆか坊)とZee Ashaでした。あんまり真剣に観てなかったけど(^^; もっとも、General Admission(スタンディング)に入る気合はなく、2階でだらだらと御大の登場を待ってました。

で、いよいよ本編なわけですが、やはりNYとはかなり曲順が違ってるようです。ただなにぶんニセモノなものですから、オープニングは何で次が...ってな報告ができません。ただ1曲目は少なくとも最近の曲ではありませんでした(多分See Thruだと思う)。で、確か2曲目はIt's a miracle。これはきっと間違ってないハズ。ちなみにこの日のジョージの衣装はNYとほぼ同じ感じです。ジャケットというか、シャツに見えましたが例の怪しいカオはばっちりプリントされてました。パンツは赤系だったかな。ちなみにKevanはジョージとおそろいの柄のTシャツを着てました。

何が驚いたって、ロイ氏の髪ですね。プログラム(ちなみに$5)の写真は妙に年季を感じさせましたが、この日はフサフサでした。別人かと思ったもの。惜しむらくは、マイキーのトランスミッタの調子が悪かったのか、3曲目くらいまで音が悪かったこと。ジョージはスロースタータなのかな。はじめの方は完全にZeeに負けてました。

Church of poison mindも割と早めだったかな。後半のDo you really want to hurt me?ではもちろん大合唱。で、最後は(もう終わりかよ(^^;....)、NYと一緒、つまりMiss MeとKarma Chameleon。これは変えにくいですよね。もちろん、これまた大合唱。不思議と懐かしさよりも、イイ音楽に浸れるうれしさみたいな感覚でいっぱいでした。曲は知ってるけどタイトルを知らないので詳しく書けなくて申し訳ないっす。

ちなみに、この日もステージに上がるヒトがいました。っつか、ジョージに促されて巨体を揺るがして上がってきたんだけど、さすがサンフランシスコ、ゲイの人でした。あの人フィッシャーマンズワーフで見たことあるんだよね。割と有名なのかも。

最近、EURYTHMICSやA-HAも復活して80'sファンにはうれしい限りですが、単なるノスタルジーで終わってほしくないですね。復活して初めて見る人たちにとって、今も新鮮な衝撃を与えてほしいものです。

長々とまとまりのない文章になってしまってスミマセン。

本文中に9/27とありますが、SF公演は9/24だと思います。それにしてもゲイの人が目立つのは西海岸ならではですかね。カルチャークラブにはほんとにノスタルジーでは終わることなく、今を見せて欲しいものですね。80'sの人が元気なのって当時を知るものにとっては、うれしい限りです。


Chiharuさんからのメール
一昨日帰ってきて、今もまだ興奮が冷めやらない感じなのです。周りの人にあきれられたり、叱られたりもしたけど行ってよかったです。でも、私は生ジョージを見るのは初めてだったので、最初のサンフランシスコではとてもビックリしました。だって、あんなに顔の大きな人間がこの世に存在するなんて…?予想していたより太ってたし、目が点になって固まってしまいました。シスコもロスも、クラブみたいなところで行われて、ダンスフロアに好きなだけ人が入れて、私の前に人はいたけど普通の会場では1列目に相当するくらいの近さでみることができたのですが、もっと遠くから見た方がよかったか?と思ったほど。衣装は2日ともゆか坊さんも見たNYのと同じ怪しげなヤツで、ロスではあの帽子を心持ち深くかぶっていたせいか、あるいは見慣れたからか、前日よりキレイに思えましたが…。

 ゆか坊さんのようにちゃんと曲のリストを作ろう、と思ったけどかなりあやふや。でもNYよりかなり数が少なくて13曲しか歌ってくれなかったんですよ。2カ所で結構似かよってました。最初がChurch of...で2曲目がIt's a Miracle、Just Wanna Be LovedとMove Awayの順番がロスとシスコでは逆になり、次にSee Thru、Voo Doo、Do You really…?で、シスコではVictimsだったのが、ロスではConfidential…、それからEverytihing…、Tunmble…、Miss Me…でいったん消えてアンコールでStarmanとKarma。シスコのVictimsは、私の前にいたブラックの男の人が熱烈にリクエストして歌うことになったのです。そのときジョージは「もっと明るい歌が歌いたいんだけど…」と言いつつ、ロイに「やれる?」とか訊いて、ロイができるというと、何ですぐできるんだ?とか笑いながら歌い出したもの。その黒人さんは大感激&大熱唱でした。彼がどうだったかわからないけど、ゲイのお客さんが私の周りには多くて、とくにロスではなかなか出てこないジョージを待って熱くなった彼らが喧嘩しそうになりハラハラしました。シスコではドラッグクイーンも多く、そのうちの1人をジョージが舞台にあげて彼(彼女?)から頬にキスされ、巨大なキスマークをつけられたのがかわいかった。

でも、ロスで最後に出てきた(シスコではなかったのに)RUBY HORSEのデイブと顔を近づけてKarmaをうたっていると、ジョージの顔はデイブの2倍あった。このときデイブは普段着になっていてすごくキュートに見え、よし、帰りにCDを買うぞ、と思ったけどもう12時を回っていたのでそのまま帰ってしまったのです。日本でも手に入るのでしょうか。

グッズ関係は、シスコでビデオ2本と、CDとCD-ROMを一枚ずつ買っただけです。ビデオを今見てるんですが、Just Wanna…のジョージは、私が見てきたジョージからするとまるで詐欺のように美しく、これが激しい修正のたまものでなければ、どうしてこのままでいてくれなかったのと彼を責めたくなります。ジョージはいちおうダイエットしてるんでしょうか?脂肪吸引でもすればいいのに。今回のコンサートですごくお金を稼げました、なんて言ってるくらいだし、それを手術代に回すとか。でも、今ではあの太さもかわいいかな、と思い始めています。これまで行ったどんなコンサートより楽しかったし、次にツアーが始まったら世界中どこへでも行きたいと思ってます。DJも聞きたいけど、やっぱり言葉を完全には理解できないのがもどかしいから歌ってくれる方が嬉しい。New YearにアメリカでCDを出しますって言ってましたが、もっともっと精力的に活動して欲しいです。

メールの日付は10/31でした。確かに98年ごろのジョージはあまり太ってなかったです。Storytellersのジャケットもあごがすっきりしてたので、ダイエットしてたんだと思います。うーん、写真で見たUS公演のジョージはやせて見えたんだけどなー。