ボーイ・ジョージ18年ぶりのスタジオフルアルバムThis Is What I Doリリースに伴う同名のツアーのロンドンライブに参加してきましたので、その報告です。
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11/10にロンドンのKOKOという会場でボーイジョージのライブを見てきました。この日のチケットはソールドアウト。スタンディングの会場は大勢のお客さんが詰めかけていました。
ミュージシャンがステージに登場しセッティングを開始、ジョージは最後かなーと入口を見ているとやっぱり最後にするーっと出てきました。最近よく見る白とベージュのキャップ、それに合わせたベージュのジャケットに短めのパンツでした。意外とカジュアル。
ライブはアルバムのPlay Meからスタートします。会場はノリノリです。私はスタンディングの会場で押し合いへし合い、大変です。
ライブはアルバムの曲を中心にした構成ですが、それ以外にジョージの過去のソロ、カルチャークラブ、さらにカバー曲と賑やかな構成です。私は前の方にいましたが、新しい曲も会場のお客さんはよく歌っていました。ちなみにThis Is What I Doのアルバムの曲は全部歌っていたと思います。
カバー曲もいくつか歌っていて今回はルーリードのSatellite of Loveを歌っていました。さらにGet It OnにWhat a Wonderful
Worldも披露していました。
私が個人的に好きだったのはKing of EverythingからIt's Easyの流れ。やっぱりKing of Everythingの生歌は素晴らしかったです。感動しました。そしてジョージが「カントリーのIt's
Easy」と紹介してアコースティックなアレンジのIt's Easyでした。この曲ではなんとジョージがハーモニカを披露。楽器を演奏するジョージを見たのは初めてです。カーマのPVでもハーモニカは吹いてましたけど、音まで聴いたのは間違いなく初めてですね。
It's Easyで感動してしまったら、この次に歌ったKarma Chameleonまでじーんときて涙が出てきてしまいました。そういう曲じゃないはずなのにおかしな話です。
カルチャークラブの曲は全部で4曲。カーマ以外にChurch of the Poison Mind、Do You Really Want to Hurt Me?、Victimsでした。もう鉄板ですね。Victimsでジョージは手に持っていたマイクをあの美しいピアノのイントロの間にスタンドにつけようと格闘するのですが、結局歌い出しに失敗。歌い直してました。
ジョージの過去のソロもおなじみの曲を中心に歌っていました。Everything I OwnやBow Down Misterはだいたいみんな一緒になってサビを歌っていますね。Bow Down Misterのときはレイがフロアから投げられて、ジョージはそれを首にかけて歌っていました。今回はそんなお約束のほかにSatan's Butterfly Ballsも歌っていました。こういうのって結構新鮮でいいですね。さらにTo Be Reborn。この曲もライブで聴いたのは初めてでしたが、素敵ですね。サビなんてもう泣けます。いや泣きました。日本のファンの人にも聴いてもらいたいです。
アンコールでは、カルチャークラブ名義でカバーしているStarman。これも聴きたいなーと思っていたので、この選曲は嬉しかったです。
今回のジョージは最初から声が出ていて最後までその調子で歌っていました。しかも水を飲みながら2時間のライブ。Everything I Ownの途中で衣装替えで下がったもののあとは出ずっぱりでした。多分ライブのクォリティは最高だったと思います。
今回のツアーは本国イギリスだけでしたが、もっと他の国でやってもいいと思います。もちろん日本にも来てもらって日本のボーイジョージファンの前で歌を披露して欲しいですす。もちろんすっきりスレンダーになったナイスバディー(?)に男らしく(?)生やしたひげも込み込みでね。