本日のカルチャークラブなもの(2000年11月分)


2000/11/30
Official Culture Club Websiteの掲示板のジョン・テーミス(以下ジョンT)の言葉から

カルチャークラブ再結成パーティーでのこと。
トラファルガー広場のメキシコ料理のお店でやったそうです。この日、ジョージの友達のフィリップ・サロンが立ち寄ると思っていたジョージは「テーブルの食べ物を見ててご覧。」とジョンTたちに言ったそうです。で、フィリップが来ると、彼はテーブルの上にあった物をぜーんぶ平らげちゃったとか。で、ジョンTは「食べ物を無駄にするのはぼくも好きじゃない。ボナ・ペティート、フィリップ。」と言ってました。


11/26付けのコラムを探したところ、URLが変わってました。以下にあります。
Boy George


2000/11/29
世の中には変わったものを持ってる人がいる。Flemming's Starboy Universeを見ていたらボーイ・ジョージが使ったという飛行機の搭乗券が出てきた。確かにチケットには本名のオダウドの名前が…しかもエコノミーじゃなーい!持ってる人も持ってる人だけど、どうやって手に入れたんだろう。


2000/11/28
今日付けの掲示板にYukitamさんという方から書き込みがあった。20世紀を代表する大ヒット曲を集めたアルバムが発売されるそうだ。なんとその中にはカルチャークラブの「カーマは気まぐれ」も収録されてるそうだ。
私もこの話は聞いてたけれど、カルチャークラブは入ってるのかしら…?って思ってたところだったのだ。Yukitamさん、情報ありがとう!ちなみに私が「ジパングあさ6」や「ズームイン朝!」で聞いたところでは、発売日は11/29で、収録曲(確か)39曲中半分以上が全米ナンバー1を取ってるそうだ。他にもアバ、デビッド・ボウイなど超有名な人の超有名な曲がいっぱい入ってるとか。その中に入ったんだからカルチャークラブのグレートさが認められたってことよね、うん。


2000/11/27
11/26付けのコラムから。(いつものサイトになかったので100% Boyから引用)
お題は3つでした。
一つ目
土曜日、ぼくはニール・リーディング(レディング)のパーティーに行った。彼はぼくが全盛のころあらゆるジャーナリストと起こしたごたごたを知ってるんだ。
ぼくがクオ・バディスに到着したとき、運良く一番好きじゃないジャーナリストは出るところだった。で、ポール・マッケンナとしゃべっていた。
たくさんのジャーナリストに入っていくのはひるんでしまう。特にたくさん飲んだときは。でも、ぼくの毒舌も許してもらえるんじゃないかと思ってその群れに入ったんだ。
クオ・バディスのあとレッドキューブに移動。シャンパンをがぶ飲みして、マクドナルドのCMソングを書いてくれって言うハンサムな男を口説こうとしたんだけど、ぼくがベジタブルバーガーとフライドポテトを頼んだら逃げてしまった。
それから気がつくとチャリング・クロスのヘヴンにデイル・ウィントンといて、彼はアイビーに夕食を食べに連れていってくれるって約束した。
ぼくは自分の社会的な交流を深めるのに2週間休みを取っている。疲れた。でもまだミカ・パリスも歌ってる。「顔を見せなきゃ何も始まらない」って。
友達はぼくに言う。「さがしに出かけたからって愛は見つからないのよ。」望みもなくバス停をぶらついたことがある。それはディスコの気分になるか、破滅的気分になるかだ。

二つ目
マドンナは好きじゃないかい?先週彼女はガイ・リッチーとの結婚を聞かれた。彼女はウェストミンスターで式を挙げたかったが、「そこってダイアナ妃が結婚したとこ?」と言ってしまい、「それはセント・ポール」と言われていた。だんだんロンドンっ子になっていても、地元の教会では間に合わせられないのだろう。エルトン・ジョンみたいになんでも公のジェスチャーにしないといけないんだ。
当日はテレビに貼りついて彼らがどんな格好をするか見るんだ。
ゲイの男たちが大好きな歌姫と結婚するんだから、ガイはゲイの人に評価されることに慣れないとね。彼は次の映画でぼくの歌を使って、ぼくにもゲイの役をくれるみたい。ともかく結婚式を楽しみにしてるよ。

三つ目
友人のフィリップがいつも言うんだ。絵とはお札が賞賛されたものに過ぎないって。87歳のアメリカ人のメルセデス・マターはジャクソン・ポロックの絵を手に入れるのに躍起になっている。ロビン・デビッドも自分のだと言うし、ブライアン・シーウェルも重大な作品と呼んでいる。
その絵ときたら子供っぽくて、狭いところで見ていたら頭が痛くなるだろうね。美は見物人の目の中にあるけれど、価値は結果なんだ。それはフィリップの見解を証明している。

100% Boy


2000/11/25
Official Culture Club Websiteの掲示板にジョン・テーミスがFat Cat誕生の裏話についての書き込みがありました。内容はこんな感じ。
ジョン・テーミスとジョージがいつものように曲を作っていた。アイディアは月並みだった。ジョージが部屋を見回したときに、エミリー(ジョン・テーミスの娘)がテスト用に作ったカセットを見つけた。「かけてみて」とジョージが言うから、本人にばれないようにかけた。すると、ジョージはすぐに歌詞が浮かんで曲がすぐに出来た。その間エミリーは近くをうろうろしていたので、結局彼女のテープを触ったことがばれて、本人は「何するの!あれはテスト用なのよ!」激怒した。そこでジョン・テーミスが、「何にもしてないよ。お前の曲でジョージが歌詞を書いたんだ。」となだめ、ジョージがそれを歌った。エミリーはすごく喜んでいった。「出版されたものと、キャスト表示が欲しいわ。」するとジョージは首を振りながら、「君はお父さんに似てるね」と答えた。

Official Culture Club Website


2000/11/23
VH1のサイトを見ていたら、Behind the Musicという番組にボーイ・ジョージが出たときの情報が出てました。おなじみのものですが、動画も見られます。(Quick Timeなどが必要です。)ただこのときにかぶっていたジョージの帽子が個人的にすごーく気になります。だって頭が大きく見えるんだもん。

Behind the Music


2000/11/21
ご存知の方も多いと思いますが、USツアーが終わってあまり経ってないのに、ボーイ・ジョージはUKでDJのツアーを始めているそうです。しかもハードスケジュール。元気だよね、この人。せっかくゴージャスな家を持ってるのにあまり帰ってないんじゃないかしら…言ってくれれば、代わりにベッドで寝てあげるのにね。

BOY GEORGE AN AWESOME TALENT(ここにツアースケジュールが載ってました。)


2000/11/20
19日のコラムから。お題は2つでした。
一つ目
エルトン・ジョンの消費中毒の話を読んで、お金が僕を脅迫しているという結論になった。お金を稼いだり、それを使ったりが嫌いてことを言ってるわけじゃないんだ。彼ほど気前よくないけどね。80年代のころはNYに友達を呼んでリムジンを3日間外に待たせたりして贅沢したけど、ドラッグからたちなおってからは愉快な倹約家になったんだ。
ラッキーにも友達や家族がつつましさを思い出させてくれる。島が買えるくらいのダイヤの指輪をためしにはめた時のことを思い出した。ぴったりはまって買えってことだと思った。でも妹が「買ったら口利かない」って言ったんだ。だから買うのは熟考した。なしでもやっていけるぜいたく品で飾り立てるのは退廃的だよ。理想の男と抱き合ってた方がいいのは自分でもわかってる。
NYで母親に毛皮のコートを買ってあげたときも「どこへ着ていけばいいの?」って言われた。新しいキッチンを買ってあげたほうが喜んでくれた。ぼくはいろいろ悪いことをしたけれど、年とともに成熟したよ。最初に家を買ったとき皮のいすや、日よけやジャグジーで飾り立てた。で、ある日しみのある白いカーペットや、めまいのしそうなカーテンに切れて叫んだんだ。「建てたやつを呼べ。」って。
自分の家(ハウス)を家(ホーム)にするのに、この3年をかけたんだ。まだかなり女々しいんだけどね。僕と住めるのはホモだしね。ホモと住むのはエルトンみたいな人が芸術的なものになることで、すごく時間がかかるに違いない。そんなにまで贅沢な生活ってのは狂ってるかい?
二つ目。
初期のころからミュージカルの曲を書きたいと思っていたけど、それがついにかなうんだ。今、ニュー・ロマンティック・ムーブメントのミュージカルのための曲を書いている。
ジョージ・ドーズがボーリーの役のオーディションを受けた、と聞いた。マーク・アーモンドがやるという話さえある。ぼくは苦労してその時代のための曲を再生しようとしている。ミュージカルは一番新しい流行のようだ。ペット・ショップ・ボーイズもミュージカルを作るのに苦労している。来週ワークショップを始める。ぼくの曲が始めて聞いてもらえる。ひるんでいるけれど、わくわくもしている。アンドリュー・ロイド・ウェバーとの戦いが始まる。勝てますように。

Boy George


2000/11/18
今日TVを見ていたら、中山美穂が出ているNECのパソコンのCMが流れました。ぼーっと見ていると、画面右下にCULTURE CLUBの文字が…「えっ?!」と思って聞いてみると、なんと"Karma Chameleon"じゃ、あーりませんか(チャーリー浜か、私は)。リリースから17年の快挙に、もうちょっとで雄たけびをあげてしまうところでした。これでファンが増えるといいなあ。やるね、NEC。


2000/11/17
11/12付けのボーイ・ジョージのコラムや100% Boyでも紹介されていましたが、彼はクラブヴァーシヴという番組を持っています。DJ番組のようです。この場合のDJって、やっぱりクラブでやるDJよね。リスナーからのはがきを読んで、リクエストの曲をかけるDJじゃないわよね。それはそれで、すごーく聞いてみたいけどね(英語でか?)。

2fm - presenters -


2000/11/15
100% Boyのサイトで紹介されていたのですが、カルチャークラブの写真つきメールが送れるサービスをしているサイトがありました。音楽もつけて送れます。ちょっと試してみたら日本語でもメールが送れました。お世話になったあの人に送ってみよう!…ってお歳暮かい?!
それからThe Original Danish Culture Club Homepageでも写真つきメールのサービスをやってます。ちなみにこちらでは日本語でメールが送れませんでした。うまくいった方がいましたら教えてください。

Xtreme Greetings


2000/11/14
既にご存知の方も多いかもしれませんが、The Devil In...のサイトにラスベガス公演の写真が紹介されてました。(正確にはリンクされてましたですが。)写真がとても鮮明な上に全メンバーが写ってます。

Ethan Miller's pictures of Culture Club in Las Vegas


2000/11/13
YEAH! WE ARE '80sというサイトを見ていたら、「空耳アワー」というコーナーがありました。内容はタモリ倶楽部の「誰が言ったか知らないが言われてみれば確かに聞こえる『空耳アワー』」と同じでした。つまり、日本語っぽく聞こえる洋楽を紹介しちゃうってやつです。そこでカルチャークラブのThat's The WayとChanging Everydayが紹介されてました。内容はリンク先を見てのお楽しみってことにしておきますが、ちょっと「ま゛ー、お下劣!」が入ってます。特にChanging Everydayは。あまり細かく想像してはいけませんです。

空耳アワー


2000/11/12
本日のコラムから。お題は3つでした。
一つ目
チャンネル4に動物がホモセクシュアルになりうるかどうかについてのドキュメンタリーに出演依頼をされた。ほとんどの動物が対象になってるけど、概してこの件はシマウマのしましまを目盛りに言うとグレーな部分になる話だ。
ぺディグリーチャムの値段とどう関係があるのか人は聞くかもしれないが、自分としては最高におもしろい話だ。動物について聞かれたことはなかったから。
真面目な話、まだ人間の多様性にも折り合いがつかないときに動物のセクシュアリティを議論するなんて日和見主義に見える。
もちろん、人間がゲイでも関係ないのと同様動物がゲイでも関係ない。人によってはいらいらしてるだろうけどね。このドキュメンタリーの出演依頼を受けたから自分のボーダー・コリーのエルヴィスがゲイかバイセクシュアルなのかもなーって思うよ。でもわからないね。
エルヴィスはハムステッド・ヒースを散歩してると4本足のものは何でも好きらしい。おばあさんの手押し車にも低い声を出した。無視されたって前足を上げてた。もちろん、エルヴィスはオス犬である。でもこれまでにあったどの男より誠意があるよ。
二つ目
広告の依頼にはだいたい"No"と言ってるけれど、お金を積まれるとぐらっと来る。チョコの宣伝は運良く中止になったけど、ブラジリアン・アイスクリームの宣伝でチョコアイスのかっこうをして欲しいって言われたのを思い出した。マネージャーは「一日だけだ」って説得しようとしたけどね。
日本のウィスキーのCMに出たけど、それが公開中にドラッグで捕まってしまったんだ。広告会社は訴えようとしたけど、マネージャーが運良く契約から倫理に関する記述を先に消しておいてくれたんだ。そのときもしポークパイの格好をしてくれって言われたらやっただろうね。でも、ぼくが粉石けんをふるってたりしたら、マスでひっぱたいてくれよ。
三つ目。
ボスニアから心が温かくなるニュースが来ている。軍の将軍が、オクシジョンというダンス・ミュージック・ステーションを作って、ダンスミュージックを通じて戦禍にあった地域の子供を集めようとしてるんだ。うまくいってるんだ。ぼくのラジオ番組のクラブヴァーシヴがそこで無料放送されて、人気になってる。来年早々そこに呼ばれてDJをする。僕自身に軍の護衛を約束してもらった。でも率直に言って、カモフラージュの仲間とすごすのが楽しみだよ。仕事に集中するよう全力を尽くすけど、それが感情的な攻撃を起こすことにならないかが怖いよ。

Boy George


2000/11/12
11/11分入れておきます。The Devil In...のサイトでやってる日替わりダウンロードサービスでたまたま落とした中で見つけたものです。オーストラリアのアデレードでKarma Chameleonを歌うジョージがいました。なんと(記憶違いでなければ、)アカペラでした。髪が長かったので、84年ごろだと思います。演奏抜きも新鮮でよいですね。

The Devil In Sister George | Boy George | Culture Club


2000/11/10
3月に来日したときに書かれたボーイ・ジョージのコラムを見つけました。3/5と3/12と2週に渡って書かれてました。いきなり税関でつかまって別室に呼ばれた挙げ句、特別に入国が許されたりとか、物価の高い日本で朝ご飯が80ドルもしたとか(いったい何を食べたら朝から80ドルになるのか教えて欲しい)、なんかえらい目にあってました。でも、彼にとって日本は良いところに映ったみたいです。それから日本のファンはサイコーだって絶賛でした。(いつか和訳したいけど、真面目に訳すとジョージのコラムって難しいのよね。)

Boy George(3/5分)
Boy George(3/12分)


11/8分のこのコーナーでオフィシャルサイトの説明をしたのですが、「FlashがPlug-inで必要」と思いっきり用語だけで書いてしまいました。ちょっと補足しておきます。このサイトを見るためにはFlashというソフトを導入する必要があります。もし、このサイトのトップページでレコードジャケットが代わる代わる出てくるアニメーションが見られなかったらこのソフトを導入する必要があります。導入方法は英語ですが、オフィシャルサイトに書いてあるので、そちらを参照してください。


2000/11/08
今日The Devil In...を見たら、何とカルチャークラブの新しいオフィシャル・サイトがオープンされた話が出てました。(The Devil In...のオーナーのジェシカさんはジョンに「新しいオフィシャル・サイトが出来たからリンクはって」と言われたとか…)さっそくのぞいてみました。FlashがPlug-inで必要でちょっと重いですが、写真やメンバーのバイオグラフィーが載ってておもしろいです。掲示板もあって、ファンからの書き込みも出来るようになってました。

Official Culture Club Website


2000/11/07
昨日の続き
2つめ。これは難しかったです。
ぼくはこれまでザ・ウンブルズ(バンド名?)を誰かリフォームしてほしいと冗談を言ってきた。彼らは大学を廻ってツアーをする予定があるらしいが、これは、学生がおかしいことを証明するか、お笑いのためかどっちかだ。
彼らに耐えるくらいなら、ブルガリアおじさんやコレット夫人とスウィングしてたほうがいい。ブラーのシングルやラジオヘッドのアルバム、それからキッドAは神に感謝するよ。ぼくも含めて彼らは、ぼくのところに由来しているんだ。

3つめ。
これは自分が俗物な報いなんだろうけど、ベルギー行きのユーロスターの一等席に乗ったのに、一等席のラウンジに入るのを拒否されたんだ。頭にきたよ。フランス行きなら入れてベルギー行きならサンドイッチバーだけなんだって。
おまけにサーモンまで切らしたんだ。しかも1時間遅れた。ユーロスターが色褪せて年食った過去にはまってるポップスターに乗ってほしければ、すりきれた赤いカーペットを広げて上品なトロール漁船でも買わないとね。


2000/11/06
11/5のコラムから。お題は3つでした。
一つ目。
ローナ・クラークというラジオ1のえらい人が、僕のラジオ局の音楽のポリシーについての批判は間違ってると言ってきた。
クラークはラジオ1はブラックミュージックを戦略に取り込む必要があることに同意しているし、ザ・ドリーム・チームやトレバー・ネルソンがブラック・ミュージックの番組を持ってることも指摘している。でも、どっちも週末放送でプライムタイムの放送じゃない点では僕の見解は正しい。過去にはまる事に関する彼女のこだわりが自分に向けられたかどうかわからないが、ぼくの妥当な指摘を無視した。
先月ブリティッシュミュージックの話がメディアに数え切れず出てきてて、僕が望む音楽の革命がもうじききてると思う。
自分は独立して音楽をリリースするという戦略をとるつもり。イギリスの音楽産業を叩き潰せなければ、加わった方がいい。

続きは明日。

Boy George


2000/11/05
9/24分のコラムです。NYから帰ったらやるなんて言っておきながら遅くなってしまいました。(「帰国後に要約を載せます」なんて書いてたことをすっかり忘れてたなんて、言えやしない、言えやしない。)

この日はお題は一つだけ。
ポーラ・イェイツが亡くなったと聞いてどんなに悲しかったか、うまい言葉が見つからない。すごく仲が良かったわけではないが、20年来の友人だった。
自分は彼女は困難も乗り越えるし、彼女の痛みを知るものをにっこりさせるものと思っていた。
彼女とは20年前にあった。大胆なポーラはマリリン(マリリン・モンロー似のドラッグ)の顔を自分のコラムに印刷し、彼を破ろうと訴えた。「こいつは何ものなの。何やってるの?」と彼女は聞いた。これにマリリンが激怒。でも彼は密かに喜んでいた。僕は彼に言ってやった。「彼女が書いたことを誰が気にかける?この写真はいけてる。大事なのはそれだけだ。」
我々は姉妹のようだった。ポーラは特に素晴らしかった。ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフをものにしたりしていた。
でも彼女はボブの陰でふらふらしたり、落ち着いたりせず、彼女はザ・チューブというテレビ番組に出てキャリアを見出した。いけてる彼女はそこでのいちゃいちゃしたインタビューのために悪名高くなったのだ。
カルチャークラブがザ・チューブに出演したときも、彼女と話した。自分はそのとき彼女に冷淡で、彼女に僕のウェストから足を離すように言った。「どうしたの?女が怖いの?」と彼女に聞かれて、ぼくはこう答えた。「いや、母さんが見てるかもしれないから。」
彼女は僕の恋人のジョンに視線を送り、彼のボタンをもてあそびながらインタビューした。彼女のいちゃいちゃした態度は気を引こうとしてしていただけのだ。
イギリスのメディアは彼女に注目しつづけた。彼女を叩くのは国民的暇つぶしで、彼女なしの生活は退屈だった。必要とされたのだった。
彼女は厳しく、宗教的にしつけられたので、反抗的で、自己破壊的になったのだ。彼女は尼僧院で教育された。人生があらゆる権威と戦うものとなったのだった。力強く傷ついた性格はピンヒールで高い山に登りたがるのだ。で、「やったわ!」と叫ぶのだ。
サッチャーの時代、彼女はマスコミに酷評されていた。彼女がボブ・ゲルドフからマイケル・八ッチェンスの元に走ったときもひどく言われた。ハッチェンスが彼女を好きになったのは魅力的だったからなのに。マイケルは約束を守るいいやつだった。数年後彼が死んだときも彼自身不幸だったなんて言わなかった。ポーラはいつも壊れやすさ、幼さを露呈してた。彼女が死んだとき、見出しは「気の毒に子供はどうなる?」だったけど、ぼくは彼女自身子供なのにって思ってしまった。
ドラッグに目的があるなら、冷たい現実や痛みをなくすのを助けるのだ。夫の死などで、逃げ場を欲していた彼女にドラッグは隠れ家だった。エンターテイメント産業は名声や金を信じてる人を満たす。でもそれが機能しないと傷ついた人は薬や食べ物や宗教に走る。彼らを責めるのは難しい。彼女と最後に会ったのは去年のパーティー・イン・ザ・パークだった。
彼女がおかしかったので、彼女の友人に「友達だったら家につれて帰るべきだ。」といったんだ。
でも、大人を自己破壊させないようにするのはほとんど不可能だ。彼女の友人たちはそれを知ったのは彼女が死んだときだった。ポーラが幸せだったかはわからないが、祈ってあげよう。世界には強いふりして傷ついてる人はいっぱいいる。ポーラの痛みは普遍のものだ。彼女の生きてる間にそれに適応できなかった人はこのフレーズを覚えておくべきだ。「神の恵みがなくても、私は行くわ。」

Boy George


2000/11/02
またネタ元は100%Boyです。(お世話になります。)既にご存知の方も多いとは思いますが、ボーイ・ジョージはDJミックスアルバムを録音しました。18曲入りで、カルチャー・ディヴァージョン(カルチャークラブの別名だとか)のSee Thruや、ジョージがブギー・マックスという人と一緒に入れた「イパネマの娘」などが入っています。2001年2月後半か3月前半頃リリース予定です。(ってこれUKでの予定よね、やっぱ…)

100% Boy


2000/11/01
ふと気がついたこと。ジョージの派手な衣装に隠れて見過ごされがちだけど、実はマイキーの衣装ってけっこうすごかったりする。ピッツバーグのボーイ・ジョージ・ディでジョージと一緒に写ったときのTシャツの柄も派手だった。この前日本に来たときはプリーツスカートなんかはいてたし、HOME COOKINGに載ってる写真では、ステンドグラスをプリントしたようなシャツを着ていた。ジョンやロイはあんなに怪しい物は着てなかったはずだ。いったいどこで見つけてくるんだろう。特にあのスカートはどうやって調達したんだろう…

HOME COOKING


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