本日のカルチャー・クラブなもの(2001年6月分)


2001/06/30
BOY GEORGE AN AWESOME TALENTのニュースによると、モア・プロテイン(ボーイ・ジョージが作ったレコード・レーベル)がアメリカでの流通および販促のため、Jバード・ミュージック・グループと協定を結んだそうです。
この協定についてのジョージのコメントはこんな感じ。
「USでは80s以来何をしているかをよく聞かれる。これで分かってくれるよ。ぼくたちの音楽の多様性が人を驚かせるのはもっともなことだよ。でもぼくは人を驚かせることで自分のキャリアを気づいてきたんだ。音楽的にも、性的にもね。警告したよ。」


2001/06/28
ボーイ・ジョージの誕生日から2週間も経つのにしつこく誕生日ネタ。Cyber Chameleonにジョージの誕生日の情報がいろいろ追加されてました。(元ネタはOKマガジン。)出席者の服装規定は「遊び人(伊達男)か売春婦」ということで、これに合ってないとみなされた人は、入り口で帰されてしまったとか(ほんとか?)。ジョナサン・ロスという人(ジョージの友人で彼自身有名人らしい)が、ジョージのコピーのようなカッコで現れて話題になってました。でも、一番びっくりなのはパーティーで出されたケーキでしょう。まさか、あの顔のケーキが出てくるなんて…思わず笑ってしまいました。


2001/06/27
HOME COOKINGのプレスリリースに載っていたボーイ・ジョージのサイトですが、Official Culture Club Websiteの掲示板にアクセスした人の話が出ていました。私もさっそくのぞいてみました。まだ製作中ですが、ジョージの写真がいろいろ出てきてきれいな作りです。今のところ、お買い物のページくらいしか開いてませんが、日記、ツアー日程、ダウンロードなどなどのコンテンツも用意するつもりらしいです。ちゃんと作ってくれることを期待して完成を待ちましょう。

veryboygeorge


2001/06/26
6/25の続き

ぼくの長寿食の奇跡
先週言ったように、ぼくはマクロバイオテックの大浄化プログラムの最中で、10日間のものをやってる。ぽんこつ電車のようには感じてないよ。マクロバイオテックの食事なんか名ばかりで関心がないと言う人たちのために、ちょっと説明させて。マクロバイオテック(またはマクロ・ニューロテック)は肉なし、乳製品なし、もしくは砂糖を含めたあらゆる加工品なしの食事のことなんだ。白パンは悪魔で、砂糖は獣の隣人なんだ。
もしこれが地獄のように聞こえるなら、考え直して。たった今、ぼくは王様のような食事をしているんだよ。ぼくの食事は素晴らしい大エキスパート、ドラガナ・ブラウンが用意してくれたものなんだ。だからぼくはちょっと得しているよ。この浄化で一番面白いところは、それがぼくの精神にどう影響しているかなんだ。ぼくは何年もこのことに焦点を合わせてこなかった。
マクロバイオテックの食事は風水と密接に結びついている。それは(風水の)一種の体内バージョンで、一度正しい食事をはじめてしまえば、生活のあらゆる面で影響しているように思われる。
主なルールの一つは決まった時間に食べるということと、一口ごとに30回噛むと言うことだ。でも、噛むのは大変なんだ。だってぼくは大家族の出身で、そこではお代わりをもらうために早く食べなくちゃいけなかったからね。ぼくは早食いしたい衝動を克服しているところなんだ。ぼくは前より良く眠れてるし、ぼくの古着もクローゼットからヒューヒュー言ってる。
The Karma Cookbookが出たところだから、ぼくはどんなものが達成できるのか人に示すのは大事なことだと感じてる。
4週間のうちに、ぼくはアメリカをずっと回るツアーに出るんだけど、そこには別にシェフも連れて行くつもりなんだ。分かってる。ちょっとマイケル・ジャクソンだよね。でも、少なくとも自分の体を切り刻んだりしてないし、ガスマスクをつけて気取って歩いたりしてないよ。

喜びを聞く
もしも区別するのが大変だったら−どの歌も同じように聞こえるけれど−休みを取って、エル・フラの「ホテル」を買って。ボウイを尊敬してて、スコット・ウォーカーには甘くて、自分の内なる見栄に忠実な男が好きな人は誰でも気に入るよ。ジョナサン・ロスは確信してないけど、ぼくみたいな格好で歩き回ってる。彼はエル・フラのことを真剣に取ってるはずだよ。いいアルバムだよ、ヒューヒュー!


2001/06/25
6/24のコラムから。お題は3つでした。ネタ元はCyber Chameleonから。

無免許と言うのは危ないし不公平
ロンドンのウェスト・エンドのナイトクラブやバーによく行き、苦々しい結末を迎えるまでいる人は誰でも疑いなく、善意の意志を持たずにあらゆる縁石のあたりをうろつくたくさんの無免許のミニ・キャブに遭ったり、そのうちの一台に飛び乗ったりしているだろう。
ぼくとしては、誰でも免許があってもなくても生計を立てることには問題はない。でも、彼らはどうやって非難を免れてるんだろうか。黒タクだったらソーホーからハムステッドまで約4マイル乗っても8ポンドくらいなのに、無免許のタクシーが40ポンドまで要求するのは珍しいことじゃない。
ぼくはいつも「お前酔っ払ってるだろう」って言うんだ。それから原則的には、正規のタクシーが現れるまで20分間実に愉快に立ってるんだ。これはぼくがキツイんじゃなくて、誰でもが勝手なことをすることが我慢できないんだ。さらに悪いことに彼らの大半にはどこへ向かって行くのか手がかりがないし、、狂ったように運転するんだ。彼らの一人が我慢できる値段を提示するという変なときもあるけれど、全体的に彼らは海賊の団体だね。
当局はこんな追いはぎたちに手を下すときじゃないかな?飲み代に大枚はたいた後、ぼくたち不眠症患者には安全で安心な値段の乗りもので家に帰る権利があるよ。
警察やウェストミンスター・カウンシル(議会?)は自分たちの商売を宣伝するためにホームレスを悩ませたり、貧しい売春婦を困らせたりして喜んでるみたいだ。もし彼らがあいつらにメーターを付けさせられないんなら、あいつらに熱いお茶やビスケット、バリウム(精神安定剤)を振る舞わせるようにするべきだよ。よろしく頼むよ。ハムステッドより怒りを込めて。

(続く)


2001/06/24
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、HOME COOKINGのサイトのジョージのお誕生日パーティーの写真ですが、6/20頃に追加されてました。これまで2枚だったものが10枚くらいになってます。ジョージのカッコは見れば見るほどアヤシイです。このままステージに立てるとも言えます。
それから、このサイトで購入できるグッズが増えてました。Tシャツ、ポスター、ツアーブックなどが新しく買えます。中でもTシャツはいろいろ増えてて面白いです。ジョージが時々着ているジャケットに、怪しい顔のプリントがされているものがありますが、それと同じ顔がプリントされたTシャツとパーカーが出てました。(あのキャラはディスコ・モンスターっていうらしいです。)結構あやしいデザインが多いです。魔除けになりそう。


2001/06/21
The Devil In..によるとボーイ・ジョージのカナダ&アメリカのDJツアーの日程に変更があったそうです。8/7のNYがなくなってました。昨年のツアーも変更がたびたびあったけど、今回も変更があるようです。海外のツアーってこんなに予定が変わりやすいものなんでしょうか。いずれにしても、行かれる方はサイトをチェックして最新の情報を入れるようにしておきましょう。


2001/06/20
6/19の続き

ジョージ・マイケルは現れなくて残念だった。というのも、年を取ってより賢明になったおかげで、過去の確執を埋めるのには絶好の機会だろうと思ったからなんだ。まあいいや。パーティーを盛り上げてくれたのは、ほとんどが昔からの友達だったよ。DJのラスティ・イーガン、メイクアップ・アーティストのレスリー・チルクス、帽子屋のスティーブン・ジョーンズに背の高いドラッグ・クイーンたち。ぼくはしらふだった。9週間のマクロバイオテックの浄化プログラムをやってたからね。そのおかげで誰でもがぼくに酒を飲ませようとするのを止めてくれるわけじゃなかった。Karma Cookbookの発売で、ぼくは今こそ主義を徹底したものにするときだと感じている。電車の衝突から5日経ったときに感じるように、ブッダのような心境だよ。
もしパーティーで飲んでたら、カメラを持ってきてぼくに自分の親友のいとこの猫とふくれっつらしてもらいたいと思ってた10人くらいのお客さんにうなってただろうね。ぼくはにっこりして穏やかに答えたよ。「今日はぼくの日。ぼくは楽しむことを選ぶよ。」そしてそれはうまく行くみたいだったね。


2001/06/19
6/18の続き

招待状にははっきりと「遊び人もしくは高級娼婦の格好で来ること」と書いてあって、想像ができない人や、オスカー・ワイルドの絵を見たことのない人に向けて参考になるスタイルがまとめてリストされていた。有名人の招待客−バブス・ウィンザーやカイリー・ミノーグ−にはドレスアップしたくない気分の人もいたね。でも、ぼくの母親が後ろが膨らんだドレスに体を押し込んでかつらを付けてきた日にゃ、言い訳はできないよ。
驚くには当たらないが、一番気合いの入っていたのは一番お金を持ってない人たちだった。それから変人の男の子たちだった。友達は「私はそれが好き。かっこいいよね。でもすごくOKってわけじゃない」って言った。ヴァネッサ・フェルツ、ジョナサン・ロス、ロイル・ファミリーのラルフ・リトルにアーティストのトレイシー・エミンは派手なコスチュームで、必ずしも誰もがすごくクールで、親しく出来ないわけじゃないことが分かったよ。
すごくたくさんの人がご機嫌で驚いた。一番よかったのは、ぼくの学校時代の唯一の友達−ミス・カーターって呼んでるんだけど−が、ブルームズベリーの衣装を着て、オスカー・ワイルドの本を持って来てくれたんだ。なんてスイートなんだ!エンジェルスと言う貸衣裳屋さんが7つのすてきな時代物の衣装をただでくれたんだ。感動したよ。

(続く)


2001/06/18
6/17のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% BoyCyber Chameleonから。

うなりを上げて盛大なパーティーとともに40代に突入
誰もが自分のことを年齢の割に良く見えるねと言うとき、自分がいくつかを思い出すだけなのだということをかつて言われたことがある。思うにちょっと皮肉なことだよね。年を取ることについての好きな考えは、20代は神様がくれた顔をしていて、30代は自分が好きな顔をしていて、40代は自分にふさわしい顔をしているというものだ。
それが本当なら僕は正直にならないといけないし、40になることをそんなに心配してないと言わないといけない。そいつはこの前の木曜に、突然に起こった。プラス・ポイントは毒々しい嘲笑もしてないし、猫のケツの口もしてないと言うことだ。すべて苦しみとともにしめあげた。ぼくは自分の年齢に実に満足している。他人は僕餓年を取ることをずっと心配している。彼らは聞く。「40になるのはどんな感じ?」
年と言うのは眠ったり、食べたり、踊ったり、夢を見たりしているうちに起こるものなんだ。でも、僕は40になるのがどんな感じかわからない、別の日のように感じるからね。ぼくが45になったときに聞いてくれよ。きっとわかってるはずだから。一年のうちの一日だけで自分がどう感じるかをまとめてしまうことを提案するなんてばかげてるよ。じっくりやる時間が必要だよ。
実はぼくが贅沢なパーティーをやることを決めたのは、それがちょっとした一里塚であることを認めるぼくなりのやり方なんだ。でも、構成や指揮は親友のフィリップ・サロンに任せたんだ。彼は最高のパーティーをやってくれたよ。少なくともすぐには忘れないやつをね。彼はぼくのところの建築家のレイやポールに随分助けてもらってた。彼らはずいぶんよくやってくれて素晴らしいものにしてくれた。ラブリーなサラ・ロフタスも忘れてはいけない。インテリア・デザインの技術を生かして日夜働いてくれた。一週間かけてごしごしやったり貼り付けたりして、結局はどうにか難所をモスリンで何ヤードか覆った。

(続く)


2001/06/17
HOME COOKINGのプレスリリースの記事の下に、ボーイ・ジョージのお誕生日パーティーの写真が載ってます。ジョージとジョン・テーミスのツー・ショットやジョージの長年の友人フィリップ・サロンが出てます。仮装大会みたいにみんな衣装がすごいです。ジョージの被り物はコンサートでもつけたことがある美空ひばりのようなアレでした。


2001/06/15
Cyber ChameleonのArticle Archiveに載ってた記事。80-81年ごろのNMEの記事が載ってます。記事には若い頃のジョージが載ってます。内容はマルコム・マクラレンというマネージャーがレコード会社からバウ・ワウ・ワウ(当時ジョージはこのバンドに参加していた。)を連れ出してしまったから、デビューツアーはどうなる?とかいうものでした。ジョージはすでに化粧してて、フリフリの服でカワイイです。でも、この記事の一番すごいことは、(このサイトによれば)これを見てマイキーがジョージに連絡を取ったと言うことでしょう。つまり、カルチャー・クラブ結成のきっかけになったってことです。うーん、よくこんなの残ってたなー。

訂正:
昨日取り上げたジョージのDJツアーは7/6ではなくて7/16から開始だそうです。トロントからスタートは変わってないです。行く方は気をつけてください。


2001/06/14
はい、今日は言わないといけませんね。
Happy Birthday Boy George!!

それだけでは物足りないのでもう一つ。既に掲示板でもラブさん、アーサーさんあたりが話題にしてますが、ジョージのDJツアーがHOME COOKINGのサイトで発表されてました。場所はカナダとアメリカ。7/6のトロントを皮切りに8/6のNYまで約1ヶ月続きます。前回2月に行ったものより大掛かりみたいです。去年、カルチャー・クラブでUSのツアーをしたときはアルバムが出てなくて、ジョージは「売るものが無い」ってぼやいてました。今回はEssential Mixが出てるから売り込めるものがある。ジョージ、良かったね。


2001/06/12
6/11の続き

バック・トゥ・ザ・フューチャー
お次は誰?それは木曜日の夜、ロンドンのイースト・エンドでファッションを勉強している学生が卒業制作の大きなショーで、自分達の作品を見せているときの大きな疑問だった。このショーは、プリンスのトラストやトップ・ショップがスポンサーで一時間以上遅れて始まった。ぼくは悲しいかな、全部を見ることは出来なかったけれど、自分が見たものはリフレッシュさせるものだったよ。
髪をきちんとしたように見えるアレクサンダー・マックイーンは賞を授与するためにそこに来ていた。多くの学生が彼の裁断や裁縫に影響を受けてきたのは明らかなことだった。他に影響を与えた人と言うのは、フセイン・カラヤンに、もちろんあらゆる女性の中でも、ヴィヴィアン・ウェストウッドだ。
重たい80sの気分があった。垂れ下がった肩にプリーツ、濃いアイメークの男の子、マリリン・マンソンの音楽に合わせて重苦しく見えた。ぼくが気に入った一つは、バーバラ・カートランドの写真とダイヤモンドを飾ったピンクのジャケットだった。それから男の子のカップルもぼくの目をとらえたね!
ベスト・デザイナーの名前を何人かチェックできたらいいのにね。でも、プログラムには学校の名前しか載ってないし、ぼくは 自分のプロとしてのジャーナリストのノートや鉛筆を持ってなかったんだ。とにかく、ファッションはそのアイディアを元気付けて、さらにカラフルなものにしてるように見えるよ。
面白い男もののデザインと言う点ではあまりなかったみたい。でも男の子たちは(びっくり、びっくり)女性もののデザインの方を楽しんでるみたいだった。ファッションにおけるゲイの位置や装飾用の備品は大丈夫だって知ることは、安心させるよね。


2001/06/11
6/10のコラムから。お題は2つでした。ネタ元は100% BoyCyber Chameleonから。

キムは、失われた世代に希望をもたらす
ぼくは本当に何かを始めたように見える。80sのリバイバルは誰もが思った以上に続いてて、後ろに撫で付けた髪をまた立てようとしてるよ。80sの歌姫でガーデニングのエキスパートのキム・ワイルドとほかの番組のホストが全国規模の懐かしのエクスタヴァオーガンザ、もしくは水玉?、ツアーをこの秋にやるんだ。
今回ぼくは参加しないけど、キムにはなんでぼくの家の鉢植えはしぼみっぱなしなのか聞いてみるかも。もちろん手ぶらで行くつもりはないよ。彼女には今週店に並ぶ予定のカーマ・クックブックを持っていくつもり。それから砂糖抜きのアップル・クランブル(ケーキの一種)もちょっと差し入れるかもね。
ぼくは、かつては一番嫌われた時代なのに、なぜ今だにそんなに関心があるんだって、質問されつづけてる。ぼくは未だに論理的な答えを思い付かない。今のポップシーンはすごく計算されていて、皮肉なものだから、きっと中年に向かってまっしぐらで、おなかが引っ込まなくて、踊れない失われた世代の人たちは、ただへア・スプレーのかすみの下ですてきな旧式の祝賀会をやるのに必死なのだ。
これらのなつかしのツアーはいつでもおもしろい仲間を引き付ける。不死身のファンをゲットするのだ。彼らにとって人生はある曲をこえて存在することは無い。そして恐竜がどんな風に風化したかをただ見たがる人たちもいるのだ。
どんなにたくさんのヒットを出していても、観客はいつも自分の身の破滅のもとになった一曲を待っているのだ。どんなバンドもソロ・アーティストも彼らを一瞬くぎ付けにする曲を持ってるものだ。でも、アーティストが歌詞を忘れてしまってる知られてないB面の曲をやれっていうファンがいつでもいるんだ。(彼らに祝福あれ!)
キムはノスタルジア・フェストの主役を張るだろうね。でもポスターにはにはゴー・ウェストも載るだろうね。彼らとは何年か前(誰が数えてるんだ)に日本でツアーしたね。それからヘアカット100やがっしりしたニック・ヘイワードも一緒にね。オフィシャルなプレス用の写真から判断すると、ニックは定期的にジムに行ってるね。「パーフェクト・ペクス」のビデオがまもなく到着するなんてぼくに言わないでくれるかい?うーん、ビートは生きるために働いているよ。


2001/06/09
Cyber ChameleonのNewsにおこづかい稼ぎの話が出てました。Q Magazineという雑誌でボーイ・ジョージを取り上げるので質問を募集しているそうです。採用されると25ポンドもらえるようです。大体4300円くらい。7月半ばくらいまでEメールや郵送で受け付けてるそうです。
メールアドレスはcashforquestions@q4music.com (タイトルにBoy Georgeと付ける)。郵送のときはQ magazine, Mappn house, 4 Winsley Street, LondonW1W 8HFだそうです。


2001/06/07
なぜか最近The Devil In..100% Boyでボーイ・ジョージのそっくりさんネタが相次いでいる。前者はジョージのまねをした写真をひたすらThe Devil In...に送って載せてもらうと言うもの。後者は最近イギリスの 'Stars In Their Eyes' と言う番組にでたボーイ・ジョージのそっくりさんの話を紹介している。でも、このそっくりさん大きな問題があって、似てないんだな、あんまり。ジョージはもう少し整った顔をしてた気がする。でも、それ以上に気になったのは背が低いー!でも、男の人で化粧して「君は完璧さ」をテレビの前で歌ったのは勇気があるわよね。


2001/06/06
6/5の続き

うまく隠された才能
先日ヒースローでベルファスト行きのブリティッシュ・ミッドランド航空のフライトに乗るときに笑ってしまったよ。チェック・インの女の子が言ったんだ。「お客様、おそれいりますが別のデスクに行っていただけますか?こちらのVIPの方々のチェックインをいたしますので。」
ぼくは彼らを見たんだけど、彼らが何者かわからなかった。彼らは一番はやりのボーイ・バンドか、サバイバーのメンバーか、もしくはビッグ・ブラザーをお断りされた人だったはず。ぼくは冗談で叫びたい衝動に駆られたよ。「ボクが何者か知らないのかい?」でもぼくはフライト前の最後のタバコを吸いに外に出たよ。野球帽は明らかにフィリップ・トレーシーのフェドーラ(フェルトの中折れ帽)ほど効果的じゃないね。でも、外から見て我々がみんなどんなにばかげているか分かるのは面白いね。

(続く)


2001/06/05
6/4の続き

ほろ苦いクラシック
今週の頭、ロンドンのアルバニー・シアターにマウス・トゥ・マウスを見に行った。マイケル・マロニーが主演してて、HIVにかかってて、恥ずかしくてひどくエロティックなやましい秘密のあるゲイの男を演じてた。そのお芝居には思いがけないひねりがずいぶんあって、マイク・レイのクラシックのアビゲイルズ・パーティー(侍女のパーティー)を思い出させるものだ。
最初、マロニーのキャラクターはおろおろしたゲイでじめじめしたタラでひっぱたきたくなる印象を与えるが、じきに彼が食糧貯蔵庫で親友の息子の太もものタトゥーを調べるのに膝をつくときに何でもが必ずしも思われる通りではないことに気づく。その瞬間からベージュのリビングルームの上の暗い雲は吹き飛ばされるのだ。
マウス・トゥ・マウスはすばらしい演技でよく書けている。一番感動するのは母親と息子が再利用の木の床でタンゴを踊り、彼女は彼が男になったことを受け入れるところだ。ただ彼がどれほど遠くなってしまったか、彼女は決して気づかない。しかし、そういうものだ。結局は何も解決しない。よくあると思わない?

(続く)


2001/06/04
6/3のコラムから。お題は3つでした。ネタ元は100% BoyCyber Chameleonから。

憎らしく恥ずべきラッパーのメッセージ
もし誰かが自分が今年やった中で一番勇気あることを聞いてきたら、ラップ女王のミシー・エリオットを見に先週の水曜日ブリクストン・アカデミーに行ったことだと答えるだろう。ブリクストンに着くと、ぼくはぴりぴりした。通りは警察や怒った黒人の若者の群れでいっぱいだったんだからね。その子達は「汚いキチガイジョージ」って野次るし、ピストルで空を撃つ真似をしてみせるんだ。ほかにも汚すぎて書けないコメントもあったよ。どんな感じかわかるよね。
雰囲気は内部以上に素敵なものはなかった。ぼくはミシーがステージできらびやかにしてるのをちらっと見て、友達を探すと言ったよ。「もう行こう。」って。ぼくの大柄なホモの心臓がばくばくしてここ数年間で初めて、このゴージャスな街で危険を感じてエイリアンな気分になった。運良く友人が車を運転していたから、さらなる意地悪の集中砲火の元、バックシートに飛び込んだよ。
ミシーやほかのラップアーティストを、彼らのファンのことで責めることはできない。エミネムのように、憎しみや無視を進めてくる人もいるけど、自分たちのファンを教育する人がいたら、いいだろうに。確かにミシーのような黒人アーティストたちは自分のファンに白人のゲイがいることや、白人のゲイのポップスターや確かに何人かの黒人のゲイがいることまでもを知っている。
ラップ・コミュニティやその観客からのホモセクシャルへの敵意は恥ずべき物だ。ほかのマイノリティの苦しみに対して見て見ぬふりをするのに、どうやって偏見を歌うのだろう。20分前にぼくはペット・ショップ・ボーイズのミュージカルの「クローズ・トゥ・ヘヴン」をエルトン・ジョンと見ていた。対照的なことと言ったらチョークとゴルゴンゾーラくらい違うね。何で、エミネムとデュエットするのがいけないかわかるでしょ、エルトン?

(続く)


2001/06/01
100%Boyのサイトでスティーブ・オネストという人(再結成のツアーでギターを弾いてたとか)が、自分の新しいプロジェクトのレコーディングの資金にするためにカルチャー・クラブ関係のものを売りに出してる。
「いつわりのキス」の手書きの歌詞(誰が書いたかは不明)とか、ジョンのドラムスティックとか、ボーイ・ジョージのコンサートで使うパス(これは本人が身に付けないからスティーブが代わりに持ち歩いてたそうだ)などなど。
値段は10ポンドから。歌詞などは値段交渉するものもアリ。ジョンのドラムスティック(40ポンド)は、彼の汗がしみ込んでそうな気がするなー。本人が身に付けてないジョージのパスよりこっちの方が気になる。ジョンのファンの方、記念にひとついかが?


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