本日のカルチャー・クラブなもの(2001年11月分)


2001/11/29
11/28の続き

次の木曜日、ぼくはオックスフォード・ユニオンで、うわっ、ホモセクシャリティについて議論するんだよ。このテーマじゃ、ぼくは明らかにちょっとエキスパートさ。
ぼくが前回参加したのよりは活発な議論になることを期待しよう。そしてぼくが15のときに学校をたたき出されたことを考えるよ。少なくとも、そのことでぼくの教育と知性はお互いに相容れないものになってるよ。
ぼくとフランクとのおしゃべりが率直だと思うなら、ベティ・デイヴィスがかつて言ったことを考えてくれ。「自分の帽子をつかんどけよ。乗るとがたがたするから。」


2001/11/28
11/26の続き

そのあと、ぼくはジョン・クーガーのJack & Dianeからシャーリー・バッシーのBig Spenderまでかけちゃう狂乱のDJをやった。キッズは喜んでくれたよ。ぼくはヘクティック・エレクトリック(熱狂的で衝撃的な)という音楽のルールもない、理論も全然ないような晩にするのに必死なんだ。もしあいてるクラブ、どこかの会場でもバーでも音楽で盛り上げる必要があるなら、お安いギャラで行っちゃうよ。
カフェ・ド・パリでの音楽とおふざけのケバい夕べでぼくも何曲か回した後、早朝になって家に帰ったんだけど、すごく貴重なレコードのコレクションをタクシーに置いてきたのに気がついたんだ。これはまさにただのシャンパンを飲みすぎた結果だと言わざるを得ないね。運良くソフィーってステキな女の子が見つけて返してくれたんだ。あらゆるラジオチャンネルで必死で呼びかけたからね。それから、ぼくは出かけてまたなくした。でも、あるスノーボーダーが家に持ってきてくれたよ。年代ものの45回転のレコードなしのぼくの人生なんてアイライナーなしの人生みたいなものだろうからね。

(続く)


2001/11/26
11/25のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% Boyから。

フランクはがたがたする乗り物に乗るに値する
フランク・スキナー氏との明らかにいささかショッキングなインタビュー(もしくは文字通り受け流した)後で、ぼくはぐちゃぐちゃした反応を得た。そのインタビューでは僕たちはスイス・アーミー・ナイフと「あえてその名を言わない性」について話し合ったんだ。(オスカー・ワイルドはぼくが言い換えることで墓に戻るかも。でも彼は僕の真意がわかるだろうね。)ゲイのやつが言った。「何を言っても君に幸あれ。」一方で保守的な方の友人はぼくはぼくじゃなかったって言ったよ。
うーん、ぼくはふたご座だから、自分が何者だかわかってないんだ。僕の親友はいつも言うよ。「ふたご座については一つのことが言えるけど、反対のことも当てはまる。」
多分ぼくはただパントマイムの女として引き合いに出されるのに、ただうんざりしてるんだよ。ぼくは自分がホモセクシャリティについて語ったすべてのことを支持するよ。だってそれはぼくたち全ての一部だし、ぼくは何年もそのことを紙上で言ってきたんだから。
ぼくとクエンティン・クリスプのちがいは、ぼくが仕打ちに耐えないってことだ。ぼくはファイターだからね。フランク・スキナー(彼に幸あれ)は言葉のボクシング・リングにぼくを連れていってくれたんだ。彼は値するものを得たよ。

日曜の夜、ロンドン一のゲイナイトクラブのトレードで結構騒々しい土曜日の夜を過ごした後、ぼくは夕方の6時に目を覚まし、イスリントンのエルボウルームに急いだ。すっごくセクシーなボウデッカっていう新グループをみるためにね。彼らはピンク・フロイドといいときのウィングスをあわせたみたいなんだ。彼らのファーストアルバムのHapi Nightmaresは今週出るんだ。彼らは明日ヘヴンリー・ソーシャルでアコースティックなのを演奏するんだ。
ドラマーのカールは黒い目のようなあざがある(すごくセクシー)。ぼくとドラマーと言えば分かるよね。ぼくは大きなレコード屋を何件か回ってレコードを買おうとした。くたびれるほど探し回って分かったのは、お店には在庫がなかったってこと。典型的だよね。
とにかく、性感帯を刺激する音楽を昇華させるために、落ち着くのが好きなら、「Sainsbury'sに在庫があるかも」ってぼくが思ったなんて勘違いするはずがない。

(続く)


2001/11/25
先日チャットをしていたところ、Zeeさんからボーイ・ジョージが出ているイギリスのTV局のチャンネル5のCMの動画がアップロードされているサイトを紹介してもらいました(Thanks!)。3パターンあってどれも楽しいです。ジョージのセリフはサイトにもアップされてて聞き取りの苦手な方にも親切です。どのパターンも皮肉っぽくてジョージらしいって思ってしまいました(私だけ?)。

Channel 5 Indents And Presentation


2001/11/23
Official Culture Club Websiteの掲示板にDawnさんが書いてますが、ミュージカル「タブー」のチケットはUKのTicketmasterでも買えるそうです。海外からも購入可能とのこと。見たい方にはいいお知らせでしょう。

Ticketmaeter.co.uk


2001/11/22
11/20続き
お次は最近の80sのロードショーを見に行ったときのことだ。そのショーはぼくが何週間か前に言ったもので、キム・ワイルドが素晴らしかった。でも、ショーのスターは元Curiosity Killed The Catのベン・ヴォルプリアピエロだったね。ぼくはただ一人気がついた人だったかもしれない。でもそれからぼくはずっとファンなんだ。ベンは声にソウルがあるね。それにこれまで以上に素敵に見えてたよ。過去数年間レールを外れてたのはほとんどニュースにもならないけれど、グレートに見えたよ。彼はスタジオに戻る必要があるね。なぜなら彼は感動的で、(最高にいい意味で)不完全で、すごくリアルな声を持ってるからね。ジル・スコットヘロンを考えるとどんなかわかるよ。
それぞれすごくプロフェッショナルなバックバンドといっしょにパフォーマンスして、すごくうまかった。それからかなりびっくりしたのはゴー・ウェストのピーター・コックスだ。彼は髪が抜けてしまったけど、ヴォーカルのパワーや情熱までは抜けちゃいなかったよ。「ボクの部屋にはボーイ・ジョージらしい写真があるよ。」と言ったポール・ヤングに祝福を。ぼくが先週言ったように神は平手打ちの女神を祝福する。ぼくはその写真から逃れられる一方で、こてで塗りつけたりするかもしれない。ポール・ヤングの歌を引用すれば、それがすべて"Tumbling Down(崩れる)"するまえに、何年か女装したのが自分の中に残されていると思う。
今年のツアーの最後は今日でマンチェスターだったと思う。でも来年は中でもアダム・アントが出るはず。ぼくもノスタルジアを注入してもらいに行くつもり。ぼくはあの瞬間が大好きなんだ。


2001/11/20
11/19の続き

彼女に会った後のことを言おう。彼女の悪口を言う気はないよ。彼女が自分の体にしてきたことにぼくが賛成しようがしまいがね。(ぼくは賛成しないよ。だってどうしてモナリザにナイフを立てる必要があるの?)ぼくが会ったのは自分はかわいくないと勘違いして成長したかわいい女の子だった。その点では彼女はスリングバックの靴を履いた三月うさぎと同じくらい狂ってるよ。だって彼女は死体でも誘惑できるくらいの目をもってるからね。ぼくが彼女にアドバイスしなくちゃいけないならシリコンを詰めろって言うよ。彼女は僕の母が言ってたように「ステキな女の子」だからね。
彼女はあらゆるインタビュアーに立ち向かうようになってなかった。その日後になってフランク・スキナー・ショーで僕たちはソファをいっしょに座った。そして彼はすばやく引きつける多くのものがあった。ぼくは余分に銃や弾の攻撃手段をもってるし、自己批判のドリー・パートン・スクール出身だから、ぼくにとってではない。彼らより早く冗談をわかるしね。ジョーダンはフランクに自分を愛してくれる男を見つけられない、おそらくそれは彼女がメディアを通して世界が動くことを要求してるからだと語った。なんてこと!よく聞く話だね。でもぼくは彼女に僕のセラピストの電話番号を渡したよ。僕の家にはそこにいる必要がないだけじゃなく、そこで忙しくしてる(お茶を入れたりやきもちやいたりジョーダンの胸に見とれたり、うわさどおりに、彼女に話しつづけたりしてね)男友達がいっぱいいる。でも信じて。彼女はアイライナーをちょっとつけて簡単に生き延びたスイートハートなんだ。そして彼女の笑顔は部屋や家さえも明るくする。でもヘンなの。彼女は嫌ってるんだ。鏡ってのは混乱させるものなんだね。

(続く)


2001/11/19
11/18のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% Boyから。

ジョーダンをぱっと見たけれど、何を見たんだろう
金曜日にぼくは自分にとって最も新しい試みをしたんだ。ぼくはワン・オン・ワンと言うUKプレイ・チャンネルの10本もののシリーズをやってるんだ。初回のゲストは魅力的なモデルですっごく勘違いされている歌姫のジョーダンだった。世界一胸が大きくて、デイン・ボウアーズの元恋人はしばしば手にグラスを持ってるのが見られる。彼女の何を知らない?
うーん、ぼくは自分の玄米の導師、サイモン・ブラウンに彼女のより深い情報を教えてもらって、彼女と意気投合できたしすごくディープで面白いおしゃべりをした。
残酷な人なら、彼女は口がきけないか、頭が悪いって言ってるかもしれない。彼女は定期的に自分のことを口にするからね。でも彼女は人にこれを言うことで自分で大きなあだになってるだけじゃなく、実際実に魅力的で傷つきやすいのだ。ぼくのレベルを超えるほどにね。信じてくれ。傷つきやすいのだ。

(続く)


2001/11/18
もしかして、またかよ!の話。11/26にリリース予定のカルチャー・クラブのStrange Cargoですが、またリリースが延びるようです。今度は12/31になってます。ただ、この日程を出しているのがSiren Discというアメリカのレコード屋さんぐらいで、アマゾンは特に変更の通知がありません。てなわけで、何かわかった方は教えてください。


2001/11/15
The Devil In...によると、ボーイ・ジョージがロンドンでDJをやるそうです。モア・プロテインのアーティストのBODEKKAが"HapiNightmares"というアルバムを出すのにパーティーをするとかで、ジョージはその席でDJをするそうです。日時は11/18(日)午後1時から、場所はThe Elbow Roomsです。しかも無料!ボーイ・ジョージがロンドンでDJをすることはあまりないとかで、めったにないチャンスだそうです。


2001/11/14
11/13の続き

タブー、ぼくがこの何ヶ月間がたがたやってきたミュージカルが、1/29にオフ・レセスター・スクエアのノートルダム・ホールで開演するんだ。これまでで一番わくわくしたのは役者達に衣装を着せたときだね。デザイナーのマイク・ニコラスと彼のチームのデヴィッド・キャバレーとクリスティン・ベイトマンが才能でまとめあげたんだ。
ユーアン・モートンはぼくの役をするんだけど、先週の撮影会でぼくならどうやって振舞ったか聞いていたんだ。ぼくは彼に自分だったらすごくいらいらして、たぶんカメラマンやヘアメイク以外のみんなにスタジオから出て行くように要求しただろうって話したんだ。彼はそうしたんだ。「全部自分!」と付け加えてね。それはちょっと大げさにとりすぎてたね。
メイクさんは(ドラッグクイーンや女性にきいてみて)、ちょっと短気なのを個性に加えている。侮辱の女神に祝福あれ、音楽に祝福あれ。それ(と愛)がなかったら、世界は哀れで古くさいところになるだろうからね。


2001/11/13
11/12の続き

ぼくは実際はどんなタイプの音楽も嫌いなわけじゃない。ハードもソフトも他のもね。でも、DJとしてはお客に指図されるのは大嫌いなんだ。みんなの意見に価値がないと思ってるからじゃなくて、DJの仕事は単に楽しませることじゃないからなんだ。人をその人がが考えたり、言ったり、やったり、着たりすることと分けたり出来ないように、プレイすることとも分けたりはできないのだ。感情やセクシャリティについて話すとき、人はしばしばそれらが体のほかの部分から離されて、バッテリーパックに入っているかのように話すんだ。未来のDJはヴァーチャルロボットになるのかな。DJとして、感情表現には限界がある。期待されることがブースにたってみんなになじみのレコードを回すことであるならね。
あらゆるミュージシャンが言ってるよ。最大の戦いはもっとも忠実なファンに新曲を聞かせることだって。少なくとも、歌いながらも、感情を表現して観客を取り込む機会がある。でもDJはお客をずっとハイにしつづけることを強いられるのだ。ドラッグを責めるかもしれない。それは多くのクラバーにとって大きな役割を果たしているし、ドラッグには怒りの音楽を欲するものもあるからね。もしくは観客が多すぎて単に全員を喜ばせられないって主張するかもしれない。ほんとの音楽好きは、−信じて!ほとんどいないんだ−あらゆる音楽にオープンなんだ。ぼくはサンディー・ショーがGirl Don't Comeを歌うのを聞くし、エアの最新アルバムもプレイヤーに置いたりする。同じ喜びや悲しみをいっしょにとって置いたりする。そのとき僕の気持ちがどんなかによるけどね。人が音楽を作るときは、誰にも説明できない情熱をそれに対して持ってるものなんだ。肉屋が飼育して殺してしまう家畜に対してわずかばかりの哀れみを感じるのと同じようにね。ぼくは肉屋と言い争うのには立ちまわったりしないけど、音楽に対しては誰とでも12ラウンドやるつもりだよ。

(続く)


2001/11/12
11/11のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% Boyから。

なぜぼくが新しい音楽をやりつづけるつもりなのか
ぼくは自分のインターネット・サイトのTrusttheDj.comで戦いをはじめた。自分がハード・ハウスが嫌いだとあえて言うためにだ。応援の手紙もたくさんもらってきたけど、不機嫌さが噴き出してるんだ。あるやつなんか、(すごく)個人的な答えを得ようとしてて、ぼくを「マヌケな帽子と危なっかしいメイクの下に隠れているいくじのないろくでなし」と呼ぶんだよ。
もちろん、個人のスタイルは趣味の問題だよ。でも、ぼくがやってるみたいに、ティーンの頃からやってきたみたいに歩き回ることはかなり勇気がいるなんてもんじゃないんだよ。そんなコメントを言う奴らから逃れるためにはや歩きをすることも含んでるんだよ。十分に面白いんだけど、問題の奴は僕のギグによく来てるんだ、だからぼくを気に入ってるか、ぼくが読めないかのどっちかだね。DJが嫌いなら、行ったり見たりしないことだね。ポスターでも読んでおくんだな。奴はぼくにはちがう音楽に夢中になってるってことで他人を批判する権利がないって言いつづけてるんだ。でも、彼は同じことをしているだけじゃなくて、まさにそれがポイントなんだって分かってないんだ。「ハード・ハウスはくず」っていうぼくのニュースページの見出しはちょっと強いけど、少なくとも健康的なディベートを引き起こしてきたんだ。

(続く)


2001/11/11
boygeorgedj.comにもミュージカル「タブー」の情報が載ってました。ここには出演者の舞台裏の写真が載ってます。ちなみにボーイ・ジョージ役はイワン・モートンと言う人だそうです。写真を見るとすごく白いです。アップじゃないからどれくらい似てるかの判別がちょっとつかないんですが、初期のボーイ・ジョージの雰囲気は結構出てます。

http://www.trustthedj.com/boygeorge/news?news=208


2001/11/09
Official Culture Club Websiteの掲示板にInsane2DことDawn&Julieさんがミュージカル「タブー」のチケットが発売されたと書き込んでいます。
それによるとチケットは25ポンドと35ポンドの2種類。1枚に付き1.5ポンドのサービス料がかかるそうです。プレビューの1/11と1/29は関係者の招待のみで一般のお客さんにとっての初日は1/30になるそうです。チケットは0870 899 3335で入手できるとのことです。海外からもオーダーを受けてくれるそうです。イギリスの国番号は44です。
ミュージカルが見たい!という方は頑張ってチケットを取ってみてください。


2001/11/08
boygeorgedj.comに8月に出たDJミックスアルバム、BoyGeorgeDj.comのレビューが出ていました。
簡単に紹介するとこんな感じ。

「ぞくぞくする。進んでる。」
「ファンキーで、感情にあふれていいとこ取りのミックス。」
「いっぱいのお茶よりもこのコンピレーションの方が好き。」
「個性にあふれ、幅広い影響力をもったDJミックスを聞くのは元気になる。」
「ジョージはカラフルで多様なこの2枚組でびっくりさせるつもりだ。」
「曲が進むとこいつがビートだけじゃないと分かる。CDの半ばには、次が何がくるか知ろうとして夢中になるのだ。」


2001/11/07
The Devil In...Cyber Chameleon100% Boyなどに既に出ていますが、来年に延期になっていたボーイ・ジョージが曲を提供しているミュージカル「タブー」の日程が以下のとおりついに決ったそうです。

プレビュー:2002/01/11(金)
開演:2002/01/29(火)から
場所:レスター・プレイス
(Leicester Place : Off Leicester Square, London W1)
月-金:午後8時
土:午後3時&午後8時

以前はノートルダム・シアターが会場と言ってたのに変更になったようです。チケットの発売はまだだそうです。今度はちゃんと上演してね。


2001/11/06
11/5の続き

スターDJを探す
キスFMといえば、11月の終わりから、ぼくは番組の終わりの20分を若手DJに割いて紹介する時間を作るんだ。この思い付きは先週のロムフォードでの恐ろしいイベントに参加した後に出てきたものなんだ。最初のゲストDJはジョー・ブラニングになる予定。彼は王座を勝ち取ったDJなんだ。でもデッキでイケてる奴がいたらCDをワイズ・ブッダに送ってもらって。「死ぬほど有名になりたい奴」って書いてね。
ぼくはダンスミュージックの状況に毒づいたり、なげいたりするよりは何かすべきだって決めたんだ。悪いけど、唯一禁止なのは耳をつんざくようなやつね。その分野は建設業がちゃんとカバーしてくれてるしね。

きらめくショー
今週一番魅惑的なイベントはコンノート・ルームの下のスウェイであったライヤル・ハカリアのファッションショーだ。ぼくは本物のダイヤのネックレスをフレンチ・サロンのイベントに着ていくように勧められた(貸すだけだけどね)。でも、それはぼくが扱えないような後ろ盾を与えていた。
ライヤルはジャケットの袖にスパンコールをつけるのに何週間も過ごし、やっと生活している魅力中毒だ。でもこのごろの争いで、カミカゼの魅力にまたはまることはないだろうね。
もちろん、仲良しのフィリップ・サロンは第三世界の飢餓と、ダイヤモンドがいかに鼻持ちならないかを嘆いて一日をつぶさざるをえなくなった。「毛皮より悪い」と、彼は文句を言った。ぼくはこんな古い歌を思い出した。「バラと一緒に鼻が上を向いた奴を連れてきてもいいけど、ステキな人はだめ」それって「ダイヤモンドはグール(食屍鬼)の中でも一番あくどい奴」ってこと?


2001/11/05
11/4のコラムから。お題は3つでした。ネタ元は100% Boyから。

ダンスのコンペではロックに硬い奴が勝つ
ぼくはダンスミュージック業界の力はほとんどぼくの手におえないことをぼやいてきた。この事実はダンスミュージックの表彰式に出かけることはいささか退屈なことにしてる。だって誰が勝つかがわかっちゃうからね。
先日、ぼくとDJのJラブはロンドンのチャリング・クロスにあるヘヴンに行ったんだ。DJマガジンのDJオブ・ザ・イヤーのイベントを見にね。その晩のチャンピオン(ベッドロックと言うんだけど)で、マンスリー・ホストのジョン・ディグウィードが明らかに勝者だった。ぼくがまゆ毛を描いたり、タクシーを頼んだりするずっと前からね。
彼以上にふさわしい勝者なんて考えられないよ。だってベダーズ(ベッドロックのことらしい)は、ディスコに来るお客に知られてるように、すばらしいDJであるだけでなくて、ほんとにいい奴なんだ。ぼくは誰が勝者か明らかに分かってるやつに聞きつづけてるんだけど、答えはいつも「言えない」なんだ。だからぼくは飲んで酔っ払って、ジョンのところへ向かっていって、「勝てなかったら、ぼくに500ポンドだからね。」って言ったんだ。彼は静かで自信のある態度で赤くなってしまったんだ。それでぼくは発表前に出て行かざるをえなくなったんだ。でも、ぼくは500ポンドなしでもそうしないといけなかっただろうと思う。
ベッドロックはあちこちをまわるけれど、ヘヴンでの月一の晩を一番大事にしている。その日は一番イケてて一番敬意を払うべき晩で、取り巻きたちは熱狂的で、愚かしくも保護的なんだ。「あんたはここで何してるんだい?」ぼくは編物サークルにヘヴィメタファンが紛れ込んだみたいに聞かれたんだ。お次にはさらにお馬鹿に「おい、結婚式するかい?」なんだ。「いや。でも葬式するんだ」とぼくは切って捨てた。
「カーマは気まぐれ」のサビがどこに行ってもついて来た。だからぼくはディグウィードに、もうちょっとでそいつをリミックスしてもらいたい気分にかられた。でも、このごろじゃ彼はサイより早く請求してくるんだよね。
もし、ベッドロックをチェックしたいんだったら、長い列に並ぶ覚悟をしなよ。うまくいかなかたらキスFMで彼の進んでて光ってるプレイを聞けるよ。金曜日の夜、僕の後でね。

(続く)


2001/11/04
今更ながら気がついてしまった話。知ってる方はごめんなさい。Best of Culture Clubというベスト盤が99年にリリースされているのですが、ここにはThe Dreamが収録されています。この曲はLove Is Loveといっしょに「エレクトリック・ドリーム」という映画に提供されたものですが、Love Is Loveに比べるとアルバムなどに収録されることがとても少ないです。このアルバム結構買いかもね。

もう一つ。Strange Cargoの発売ですが、11/26頃にずれ込むようです。(アマゾンで予約した人にはメールが行ってるはずです。)後3週間待ちですね。


2001/11/01
11/13にリリース予定のボーイ・ジョージのミックスCDのLucky For Someですが、モア・プロテインから直接入手するとボーナスCDが付いてくるそうです。内容はジーザス・ラヴズ・ユーのGeneration Of Loveなどがアカペラで入っているとか。ちなみにCyber Chameleon100% BoyによればVISAかMasterでの支払いで15ポンド。US以外に住んでいる人用だそうです。なおオーダーや問い合わせはdd.mp@virgin.netとのことです。


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