本日のカルチャー・クラブなもの(2001年10月分)


2001/10/31
既に掲示板でもstarmanさんが書き込んでいますが、Strange Cargoの発売日が延びてしまった模様です。UKのHMVでは11/12発売になってました。(ちなみにamazonでは今日現在10/29のままでした。)うーん、気長に待つしかないんでしょうかね。


2001/10/30
10/29の続き

王族の人がそうであるように、パトリック・リックフィールド卿はなかなか変わってる人だ。チャンネル4のドキュメンタリーの一部で、うれしいことに彼に写真を撮ってもらい、楽しい時間を過ごした。その日はジャクソン・ポロック風の写真で始まった。それは彼のスタジオ中の壁に投げたペンキを塗った缶の写真を含んでいた。この写真はスプラッターなソファーやマークス&スペンサーのスーツに古い靴1足を撮ったあとに撮られた。効果はかなり目を引くものだったよ。それからぼくたちはちょっとお寺風の格好をして、肖像画の役をしてくれるように母を口説いたんだ。我慢強くて才能のあるわいわい言う人というほかには、彼にはたくさんの話があり、母がコメントしたように「彼って全然威張ってない。」のである。ウールウィッチにいるいわゆる万能で素敵なファベールジュのたまごである。

それはロンドンにある新しいテアトロバーのオープニングのDJをしようとしたときだった。うまくいったんだよ、酔っ払ったPR担当の奴が音楽を指定しようとして「何かご機嫌な奴やって」とぶつぶつ行ってきたときまではね。The ClashのWhite Riot以上にご機嫌な奴なんて何だっていうんだ?多分、カイリーの何かか?でも、悪いね。ぼくはDJボックスでは指図は受けないんだ。特に出世の階段を順調に登ることしか知らない奴からはね。お客がどうすればいいか指示してくるし、彼らは実際満足そうに声をあげていたよ。レディ・ヴィクトリア・アーヴェイはとても楽しそうだったし、ぼくもそうだった。怒りっぽい奴ががみがみ言うまではね。ぼくはギグから歩いて出るなんてめったにないけど、今回は適切な行動だったはず。ぼくは自分のレコードボックスを持って、DJ仲間のJラブと一緒にリラックスのシャンパンを求めてモンドバーへぶらぶら歩いていった。ぼくの死んだ友人のトロージャンがよく言ってた。「自分達より下の奴等は何も知らない。」彼はポイントをついてたね。


2001/10/29
10/28のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% Boyから。

ううん、田舎者のように怪しい奴がいる
火曜日の夜、ぼくは気がつくとエセックスのロムフォードにいた。4000人の気取って歩いたり、くねくね腰をくねらせるティーンエイジャーたちに囲まれた郊外の巨大ナイトクラブにね。彼らはイギリスの若手DJオブ・ザ・イヤーの決勝戦を見に集まってきたんだ。
ぼくがメイクして帽子をかぶって、会場を気取って歩くと、ほとんどの子達は本物の生きた(それも楽しんでいる)ホモセクシャルに接近したことは一度もないことが明らかだった。ぼくはいつものあざけりを落ち着きのない悪ガキどもからもらってしまった。「ホモ」「変態」とかね。思い出すのはいいんだけど、率直に言ってほとんど必要ないよね。
トップDJ、すごく尊敬されているカール・コックスの主催でぼくは審査員の席に加わった。ノリス・"ダ・ボス"・ウィンドロスや、驚いたことにぼくも大変な声援を受けた。おかげで恐怖が和らいだ。
お客の大半は白人だったけれど、音楽は純粋に黒人のイギリスの都会の修理工場ってかんじで、これは郊外の音楽には欠かせないものだと言われた。
ぼくは若手のDJの技術に強い印象を受けた。彼らは15くらいなのにすごく大勢のお客を前にする勇敢さがあるんだ。その晩のスターで完璧な勝者はジョー・ブラニングという頭を丸めたチェルムスフォードから来た奴で、自分のミックスが歪んだときに「ちょっと曲がった」ってマイクをつかんで叫んでた。
ぼくが会場を出るとき、さらにお約束どおりの罵声のご挨拶を受けた。でもぼくは目に見えないスリングバックの靴で向きを変えて叫んだよ。「変態は気高くて純粋であれ」ジャマイカ風の言い方で一番のあざけりを言うと、彼らを黙らせられるようだよ。
密かに、ぼくはロムフォードで何に出くわすか分からないから一発かましておいた。そして、どんなグルーヴがキッズを狂わせるかを知ることはいいことだね。
これは初めてのロムフォード行きってわけじゃなかった。ハレ・クリシュナ仲間の友人がそこに寺を持っていていろんな機会にそこに行った。彼らの勇気には驚くよ。サフラン色のフロックコートで歩き回って、不安の鬱積したティーンのど真ん中でたいこをバンバンやれるんだから。ううん、田舎者のように怪しい奴がいるよ。

(続く)


2001/10/27
Cyber Chameleonのニュース記事にStrange Cargoネタが載ってました。それによるとunreleased demos、つまりリリースされてない試聴盤が含む14曲が入ってるとのことです。具体的には"Do You Really Want To Hurt Me?"や"Kissing To Be Clever"などが含まれているようです。アレンジが違ったりするんでしょうかね。確かに"Do You Really..."は、ライブとCDじゃ歌い方がちがうことが多いですから、そういうのが入ってたりするのかもね。(と言って、実際はちがってても私を責めないで下さい。)


2001/10/25
The Devil in..にボーイ・ジョージのインタビューが載ったイギリスの雑誌GAY TIMESの紹介があります。でももう売ってないそうです。ただThe Devil in..では19ドルで売ってくれるとか。他によいルートがなければ利用してみて、だそうです。このサイトで取り上げられているジョージの写真は結構細面です。ダイエットに成功したんでしょうか。
ちなみに10/19の掲示板でShamさんが、自分のサイトでこのインタビューを和訳したというコメントがありました。ご本人は「読まないで」と書いてありますが、きれいな訳でわかりよいです。なおリンクは10/19付けのここの掲示板のShamさんの書き込みにあります。まだ読んでない方は、さっそく邪魔しに行ってあげてください。


2001/10/24
10/23の続き

トップ・オブ・ザ・ポップスが待望の模様替えをしたので、ぼくはそのお祝いに先週盛大なパーティーに呼ばれた。プロデューサーのクリス・コウイはTOTPを長年盛り立ててこようとしてて、ぼくは番組はThe Tube(80年代に音楽番組を明るくして、故ポーラ・イェーツというスターを生んだ番組)みたいになるだろうと言われている。
新しいバー、困ったことにニュー・スター・バーと呼ばれてるんだけど、そこはロンドンのメット・バーをモデルにしてて、スタジオに隣接して建てられてる。そこは有名人やスーパーモデルでいっぱいになるだろう。そして新人の役者が近いところで防音のセットで演じたりするだろう。クレイグ・デヴィッドをめったに新しい芝居に呼んだりしないが、バーの立ち上げに削ぎ落としバージョンのヒット作を演じてくれたし、ステキな声でシャーリー・バッシーのように身振りを入れて話していたよ。
オリジナルのパンズ・ピープルの3人がバーを支えており、「パム」はオリバー・リードとそのタトゥーの話しでぼくをわくわくさせてくれてた。
きかないで。その晩のスタイル賞はジミー・セヴィルにあげないとね。彼のジャケットはピンクのペイズリーではじけてて、シャツやネクタイ、フレア・パンツにあってた。今回だけは、ぼくは脱ぎたい気分になったよ。
拡大版のTOTPは土曜日に放送の予定。チャートネタ以上のものを約束されてるよ。ぼくの期待にこたえることをお楽しみに。


2001/10/23
10/22の続き

ぼくはアルバート・ホールにフランク・シナトラを見にいった晩の後からメディアがおかしくなったのを忘れられないだろう。ぼくはジェンマを同伴で連れていったんだ。一体どうして彼をほんとの女だと思うんだろう。スリングバック(かかと部分がベルトの婦人靴)をはいて6フィート3もあるやつなのに。プレスはそんなにうぶだったのか、それとも単に自分の都合のいいように取っただけなのか。
葬儀の席でジョナサン・ロスのふくよかな奥さんのジェーンを見たよ。素敵だった。彼女のショッキングな赤い髪やヒョウの皮のコートはポールを微笑ませたかもね。かなりたくさんの年取った(そしてトーンダウンした)80sのクラブおたくたちが彼にお別れを言いに現れた。そして彼の味のある奇妙な行動についての話を交わした。ポールは空の上で騒ぎを起こしたのを楽しんでるようだった。別のフライトで喫煙して捕まったあとで、彼はスチュワーデスに2000ポンドの罰金だと脅かされた。「なんてこと。」というと、彼はきつーい一発をかました。「でも、あなたの顔を整えるのには4000ポンドはかかるわよね。」丁寧な対応をするどころか、ドラッグ・クイーンは鬼の一撃を食らわせる傾向にあるのだ。
仮面とコルセットの下に、ポールはぼくが会った中でもっとも親切でときにはもっとも危なっかしい奴だった。でも彼は愛する家族がいたし、家族は彼の短い生涯をずっと支え、誇りを持って彼の女装している写真を彼の横たわるところにものものしく掲げたんだ。棺が運び去れらたとき、彼らはマリリン・モンローのRunning Wildを歌った。その一行の "feeling gay, restless too(ゲイを感じる、休みなく)"はこれ以上似つかわしいものはない。君のスリングバックを静かに置こう。

(続く)


2001/10/22
10/21のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% Boyから。

ほんとうの80sのスーパースターにお別れ
たいてい誰かカラフルで陽気な人が天のグレートなディスコに行くときは、お葬式はひどく弁解がましくて間違ってるかもしれない。ぼくの仲良しの友人のポール・ドーソン(80年代はトラニー・ポールとしての方が有名だった)はそうではなかった。お葬式を喜ばしいイベントとするのはヘンな話かもしれないけれど、ポールを送る会はパーフェクトだった。ノース・ロンドンのハイゲートのセント・ポール教会からきたマーク神父は信者たちにこう語ったんだ。「ポールは今ごろ天国でミラーボールを取りつけたり、飾り直したりしてるはずですよ。」
「笑うことも泣くこともそれは解放することなんだ。」そう言ったのはジョニ・ミッチェルだった。そしてポールの兄弟が自分の無責任な兄弟の話をして、大いに笑った。あらゆる女性よりステキな足を持ってて、イビザからの帰路のフライトの後で幸せにもstrip-searchedであった。というのもフライト中に女装して分身のジェマになる決意をしたからだ。パーサーは彼に他の乗客の迷惑になると言った。その彼の返事はこうだった。「じゃ、あたしを放り出してごらんよ。」

(続く)


2001/10/21
Official Culture Club Websiteの掲示板から。ボーイ・ジョージにお手紙を送るための住所が知りたい!という書き込みがsharonbさんからありました。これに対してInsane2JことJulieさんがトニー・ゴードン氏のオフィスの住所を載せています。「ちゃんと手渡されるって確信してますよ」とのコメントが付いてました。Julieさんという方は、掲示板の常連で、ボーイ・ジョージのDJのツアーなどにも同行しているようです。そういう方のコメントなので問題ないと思います。
とりあえず住所はOfficial Culture Club Websiteの掲示板の"Does anyone have a mailing adress for George, like to send him a card, not e-mail "というトピックを確認してください。


2001/10/20
The Devil in..によると、11/13にはボーイ・ジョージのDJミックスが出るそうです。ミックスはよく出るのね…Lucky For Someというこのアルバムには、カルチャー・クラブ(CD:UKという名前で収録されるようです。)のSee Throughやジーザス・ラヴズ・ユーのGenerations Of Love、その他モア・プロテインのアーティストで構成される模様です。ちなみに「模様です」というのは、まだ確定してないからです。でも、聞き覚えのある曲がいくつかあると、ジョージがどんなミックスをするかって結構気になりますね。


2001/10/17
Official Culture Club Websiteにあった書き込みから。簡単に書くと以下のとおり。
"Lonely Boy"という曲を最後の一部分をボーイ・ジョージが歌ってるそうです。この歌はSwinging Laurelsというグループが歌っていて、12インチミックスやSwinging Laurelsのベスト盤CDのGreatest Bitsに収録されてるそうです。(ちなみに、この曲を書いたのが誰かは不明。)
Thanks Melissa & Kristine!!


2001/10/16
10/15の続き

今年のムジーク・マガジン・ダンス・アウォーズはおそらくぼくが出た中ではもっともプロフェッショナルだった。とても楽しいラッセル・ブランドが司会で、彼は舞台装置を動き回り尊敬すべきDJのダニー・テナグリアの名前をあえてわざと間違えて発音したりした(笑っちゃったよ)。ベスト・パフォーマンスはパンクなダンス・チームのパート・トゥ・ワンのステキなシングルの I'm So Crazyだった。一番おかしいスピーチはラジオ1のアニー・ナイチンゲールにあげないとね。彼女は「ディーラーに感謝したいわ」と言った。何が言いたかっただろ?
会場は全体的にアラブ風だった。テーブル・ランプから食べ物まで。それが夜にあやしい鋭さを与えていた。多くのダンスレコードにもほんとにアラブ調の傾向みたいだ。Theme From Bellevilleみたいにアルジェリアの泣いてるような声に挑戦したり、ぼくが今のところ今年のイチ押しのレコードにしてるAphroditeみたいにね。
これに加えて、一番イケてる新しいクラブナイトのマーキンが水曜日毎にロンドンのカフェ・ド・パリであった。ほんとはBan The Bombと呼ばれるはずだったんだ。NYの悲惨な出来事の前はね。誰か時代の雰囲気に敏感な人がいたんじゃないかな。でも彼らは事件が起きる前に取り上げてるんだ。本当に不気味だよ。
さらに他に工夫されたとこは、ダンス・バンドが対称的スタンスを取り入れていたことだ。Par-to-oneのように。彼らはThe Onesのようにおかまっぽくなるつもりだろう。彼らは最新シングルのFlawlessを伴っていた。この曲はおかしくてすさまじいドラッグ・クイーンのビデオがついていたが、80sだったら場違いにならなかっただろうね。攻撃的な時代では、それに応じるか、立ち向かうかになるはずだよ。

先週行われたほかのビッグなパーティーはロンドンのソーホーにあるインド料理のレストランの再開を祝うものだった。そこは焼け落ちてしまったが灰の中から再建されたのだ。もちろん時代物の雰囲気をイヤというほど感じるよ。友人のフィリップ・サロンは「おい、アジアン・ミュージックだぜ」と言いつづけていた。アジア料理屋に驚くことはほとんどない。それより前に、ぼくはサヴォイ・シアターで南極探検のお芝居を見ていた。そこでぼくは歴史の授業をもっと集中して受けてたらなあって気分になったよ。ぼくはペンキをはじかせた帽子で、ミドル・イングランドの芝居の常連の海に入って、場違いな気分だったよ。彼らもぼくを見て、同じようにびっくりしただろうね。そんな風に対照的な時間だったけれど、命拾いしたよ。


2001/10/15
10/14のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% BoyCyber Chameleonから。

どんよりして混乱してるって?ぼくじゃないよ。
なんて新しい伝説が作られたんだ!明らかにぼくはLWTのAudience With Kylie Minogueでジョイントをすることを言って回ってたよ。うん、もしぼくが万一ジョイントのことを隠してたらそんなこと公然と人前や高速度カメラではやらないだろうね。番組を見た人はみんなぼくが退屈してると思っただろうね。でも信じて。ぼくはただ何にでも考えすぎるきらいがあるんだ。
でも、LWTはなんてあつかましいんだろうね。ビッグ・ブラザーの女の子の一人が"Stoned"と書かれたTシャツを着ているのにぼくがくらくらしているように見えるショットを差し込むなんてさ。ぼくが気づかなかったとでも思ってるの?
さて一週間後だけど、ぼくはあらゆるロンドンのホモセクシャルから「どうしてカイリーを崇拝しないんだい?彼女はゲイのイコンじゃないか」って言われてる。そうだね、彼女はすてきで、歌もうまいし、ステキなフロックコートを着ている。でもぼくにはなぜ彼女がゲイのイコンなのかが理解できない。彼女はジュディ・ガーランドやマリリン・モンローみたいな悲劇のヒロインじゃないし、彼女がジャック・ダニエルのボトルをつかんでギグをするのはちょっと想像できないはずだよ。カイリーはほんとに芸能人だよ。彼女からはプロ根性がにじみ出ているし、彼女の下半身はすごくスマートで彼女がジムで何時間も過ごしているか、ヨガのクラスで完璧なカニのポーズをやっているかがわかるよ。ジュディがヨガをやるとこが想像できる?でも、たぶんヒロインというのは磨き上げたホモセクシャルと関係してる人かもね。もしくは、それってカイリーが本当の双子座の決断力を持ってるてことかな。わかったよ。

(続く)


2001/10/14
Official Culture Club Websiteに書き込みがあったのですが、10/22にリリース予定だったStrange Cargo(10.99ポンド)は10/29に変更になったそうです。というわけで、配送日も自動的にずれちゃいます。早く聞きたいのに残念だわ。

Amazon.co.ukのカルチャー・クラブのCDオーダーページ


2001/10/12
延期になったというのにしつこく「タブー」ネタ。MSNの日本語サイトに、ボーイ・ジョージが「タブー」のオーディションをした記事が載ってました。「オーディションは抱腹絶倒だったにちがいない」とありますが、この記事を書いた人はどのポイントでウケたんでしょうか。結構ナゾです。

ねーねー、しってる? 海外セレブ情報 - MSN ピープル


2001/10/11
すでにyoshikoさんが掲示板に書いていますが、The Devil in...によるとボーイ・ジョージが参加しているミュージカル「タブー」は1月まで延期だそうです。PRをしているエージェンシーが、お知らせしているとのことです。以前ここのサイトに載っていた問い合わせ先の電話番号も消えてました。また、分かったら載せるそうです。ちなみに会場はノートル・ダム・シアターになるようです。
てなわけで、当分ミュージカルはお預けになってしまいました。こんなBBCの記事を見つけましたので、しばらくこちらでお楽しみください。

BBC NEWS


2001/10/10
10/9の続き
ぼくはストレートの男が男と恋に落ちるという事実を扱ってるテレビ番組を見たい。信じてよ、ほんとなんだから。ぼくはそういう経験をたくさんしてる。ぼくはボブ&ローズが攻撃的なものだとは思わないけど、矯正されたもの、丁度物事を正しいところから見たいね。ぼくはステキなライターのマーク・デヴィス・マーカムにアプローチされて、テレビ番組の仕事を依頼されたんだ。ぼくたちはこれを最優先させることになるだろうと思うよ。
セクシャリティに関する議論は何でもいいことだよ。ぼくたちみんなにとってゲイの分野の質問がないからね。ボブ&ローズはラッセル・T・デイヴィスが書いたものだ。彼は、ぼくの意見では、ゲイの現実のほんの基本を示しただけの、クィア・アズ・フォークを提供した奴だ。ボブ&ローズでの問題点は甘ったるくて安全で、厳しい現実を扱ってないということだよ。本質的に男に火をつけられてしまう男は、境界を越えるストレートの男と同じくらい信頼できる。ぼくの元彼、ジョン・モスを取り上げよう。彼は最近こう言った。「ぼくはボーイ・ジョージの恋人だった。でも今は子供達と幸せな結婚してるよ。」エルトンは言うべきだったね。「セクシャリティは風の中のろうそくに過ぎない」って。それで意味が通じるはずだよ。


2001/10/09
10/8の続き

ぼくはパン・セクシャリティという考えに同意するよ。これは明らかに新しいフレーズだね。パン・セクシャリティ向きのテレビシリーズもあるくらいだよ。ボブ&ローズはパイくらいキュートだよ。ぼくの母は(彼女に祝福を!)それをすごいと思ってて、そのことで先日の朝電話で討論したんだ。もちろん、母は番組のその混乱した性的な面にはフォーカスを当てていなかったよ。彼女はただ恋する人を見るのが好きなだけなんだ。
ますます多くの人が自分のセクシャリティにラベル付けするのを拒むようになってきてるよ。ラベル付けは、どちらか一方につくという社会的な重荷を背負うからね。

かつてゲイ・ミュージカルで活動したトム・ロビンソンというシンガーを見てごらん。彼はぼくが一番お気に入りのゲイの賛美歌の一つ、Sing If You're Glad To Be Gayを書いた人だ。トムは今女性と暮らしてて、本当に満足してる。
ぼくはたくさんの女性と恋に落ちたことがあるし、たいてい彼女達は大親友になってる。この国にはデヴィッド・ベッカムに参った男達が山ほどいる、ぽくも含めてね。ぼくがその人気には明らかにホモっぽい小声があるって言うと、笑われてしまうんだ。うん、笑えばいいさ。男の子のベッドルームの壁で終わるのはたいていは一番かわいいフットボール選手か、テストステロンという男性ホルモンがにじみ出ていたり硬い腿を持ってる人たちなんだよ。
(続く)


2001/10/08
10/7のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% BoyCyber Chameleonから。

ストレートにしてくれ、僕たちはみんなゲイだと思うよ
「エルトン:ぼくは女の子が好き」という見出しを読むと、次のクイーンくらい顔をしかめてしまうよ。彼を信じてないからじゃなくて、エルトンについては、彼が実際に言ってること以上に語っている理由の方が大事な方が結構あるからなんだ。ぼくは、どうして「セックスよりお茶がいい」という明らかに軽薄なコメントがニュースになるのかも訊きたいよ。おもな理由というのは心の奥底では、ヘテロセクシャルの大半は、全てのゲイの男はほんとの女性の愛で癒されることがありえるんだと思いたがってるからなんだ。
もちろん、それには逆の適合はないんだ。ぼくは何年も「全ての人はゲイであって、中には他の人よりもゲイがきつい人もいるだけなんだ」と、言ってきた。最近じゃぼくが付き合いのあったストレートの男は「全ての人はストレートである。中にはよりストレートな人もいる。」と言った。
セクシャリティに関していうと、人は自分がこうであると信じているものである。そしてことわざにあるが、信じることは考えることの貧相な代替物に過ぎないのだ。エルトンはときどきスズメバチの巣をつつくのが好きだし、それは悪いことじゃない。ゲイの仲間はいつも震えてるんだよ。ホモが「我々はみなノーマルになりうる」というコメントともに逃げ出すのをね。でもノーマルさというのは気味が悪いほど古いものなんだ。
個人的にはエルトンやエディー・イザード(この人はかつてぼくにセクシャリティは支配者のようなものだと教えてくれた。)に賛成だ。人はゲイもストレートも持ち合わせていて、極端な人はどっちか一方に寄っていて、バイセクシャルの人は真ん中にいるのだ。エディーは我々はみんなそのマージンのどこかに落ち着くものだと判断しているのだ。
(続く)


2001/10/07
The Devil in...に載っていたのですが、10/22にカルチャー・クラブのCDが出るそうです。タイトルはStrange Cargoで、14曲ほど収録されていて、中にはリリースされてない曲も含まれてるそうです。ただ、どんな曲が含まれているかは不明です。今回はAatwというレーベルから出るとのことです。Amazon.co.ukからオーダーできます。

Amazon.co.ukのカルチャー・クラブのCDオーダーページ


2001/10/06
携帯の着メロ情報。「カーマは気まぐれ」は最近複数のケータイで使われるようになってきましたが、J-PHONEで「君は完璧さ」がダウンロードできることがわかりました。地域によってダウンロード開始時期がビミョーに異なる(例:北海道、東北・新潟地区は10/1から、関東・更新地区は10/7から)上に、対応できる機種が限られてるようですが、J-PHONEを持っている方は試してみてください。


2001/10/05
Cyber Chameleonのニュースのコーナーによると9/22付けのデイリー・メール・マガジンの"A-Z of Pop"というコーナーでボーイ・ジョージが取り上げられ、ジョンがジョージに対してコメントを寄せてます。面白いのはボーイ・ジョージの芸名についてのエピソード。ジョージは自分の芸名を、パパ・ジョージにしたかったんだそうです。でも、ジョンが「それはひどい」と、ジョージに言って結局ボーイ・ジョージに落ち着いたとか。
もし、パパ・ジョージなんて名前になってたら、きっとジョージは日本のファンから「パパ、パパ」って呼ばれたんでしょうね。


2001/10/03
10/2の続き

アンディー・ウォーホールが「誰でもが15分の名声を得るものだ」と言ったのは、正しかった。ついてないことに、このお馬鹿なぼくは彼の言葉をうっちゃってしまった。ジョー・ピンクルトンがしたように、(ちなみに彼女はプロデューサーで彼女のダンスのドキュメンタリーに、ぼくは感動したことがあるよ。)ぼくは訊かないといけない。ぼくのお尻の穴のサイズとDJは何の関係があるの?ってね。それから彼女の次の番組は、ほとんどのDJの服の着方にジョアン・リヴァーズ風の解説を含めるつもりなんだろうか?ってね。
ぼくが知る限り、ぼくはわざわざドレスアップする唯一の人間だよ。そしてイビザでのルックスにはすごく喜んでるのさ。ちょっとの間腹を立てて睡眠薬を飲んでから、どうにか眠るようになったんだ。ジョーはぼくについて何かネガティヴなことを見つけられるんだろうか。それからThe Weakest Linkという番組でアン・ロビンソンと一緒になって、たっぷりテレビで練り上げられた憎まれ口や嫌味を言うべきなんじゃないかな。おそらくぼくを侮辱する奴はトリップしてるんじゃない?おそらく、そいつはカバブという肉料理くらい仏教徒だったんだよ(意味不明)。

仏教徒といえば、もしグッドな理由でお経を唱えたい気分なら、ウェストミンスター評議会がぼくのミュージカルの「タブー」をロンドンのレチェスター・スクェアにあるノートルダム・ホールで上演する許可を出すことに合意してくれるように祈っておくれよ。だって、グレートなショーなんだから。ぼくはもちろん週末の間中祈ってるつもり。でもちょっとしか役に立たないだろうね。過去には物質的なことでお祈りすることは避けてきた。これは80年代初期を祝う重要なものだし、出演者もこの舞台を大いに気に入ってるんだ。これ以上遅れると、食べていかなくちゃいけない役者たちを失ってしまう。怖いことだよ。このショーはぼくがクリシュナ神にささげたBow Down Misterで幕を閉じる。だから空からの祝福があるはずなのに、地上でのごたごたが舞台にさらなる蹴りを食らわせてしまうかもしれないのだ。だからお数珠を持って祈っておくれ。ぼくは、本当の仏教徒にはディスカウントしてあげてもいい。少なくともクッションくらいはあげてもいい。いいかい、みんな、南無妙法蓮華経。それから、世界平和のための祈りに戻っておくれ。
もしも、将来のファッションの流行を予測のがより新しいデザイナーならば、状況はすごくカラフルでとがってて率直に言っておかしくなるだろう。そう!お願いするよ。


2001/10/02
9/30のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% BoyCyber Chameleonから。

ごめん、ぼくはその夜、白い奴じゃなかった
人がいい気分でいる正にそのとき、見慣れない奴がテレビに現れてこっちがぐっすり眠ろうとしてるって言うのに目に蹴りを入れるんだ。ぼくは夜遅くチャンネル4の番組で、イビザの次世代のスーパースターDJのユアセルフや、他のさらに数少ないその「白い島」が生んだ神様たちが出てるのを見てるんだ。クラバーたちがその観衆の中から呼ばれて、誰がサイコーのDJかを言ってた。グレープヴァインと言うディスコで聞いたことなんだけど、ユアセルフがたくさんの尊敬を集めているのは実にふさわしいことだ。
それから、ぼくが会ったことのない奴(大きな鼻をしてて、そういうのってぼくにはセクシーなんだ。)が言うんだ。「俺はDC10クラブでこの変人を見たよ。でかい帽子をかぶってて、顔と来たら白塗りのメイクなんだぜ。でも老けて太って見えたな。俺は寄って行って言ったよ。『あんたがボーイ・ジョージか?』ってね。」後になってぼくは彼がDJのジョン・ケリー(ラヴリーな奴さ)と一緒にいるのを見たよ。あいつだってわかったね。
うん、まずはじめに言うと、ぼくはイビザで赤く日焼けしたんだ。そしてますます赤くなるようにスクリーン・フェイスの日焼けパウダーを付けてたんだ。ぼくはそこにいた1ヶ月くらいの間、ファンデーションなんかつけなかったんだ。バレアレスの暑さじゃ白のファンデーションは映えないよ。それにマクロバイオテックダイエットのおかげで3ストーン(約19キロ)以上痩せて、みんなからぼくがどんなにかっこよく見えるか言われていることを考えると、ぼくはこの嫌な男のルーツと率直で意味のないコメントにあるのは苦々しさとホモ嫌いだと思うしかない。
ぼくは自分に厳しい最初の人間なのだ。でも同じくらい必要があれば自分の背中を叩くのだ。今のところ、自分は結構セクシーだと感じていることを言うのはうれしいものだよ。まだやることはあるけれど、ぼくのセックスライフは改善されているし、過去何年も放っておいたステキな洋服を見つけるのに、衣裳部屋をさっと見たりしてるんだ。

(続く)


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