本日のカルチャー・クラブなもの(2002年3月分)


2002/03/17
boygeorgedj.comに掲示板ができたと言うので覗いてみました。ここの掲示板は写真の貼り付けもできます。George Showing Fleshというタイトルでは、ボーイ・ジョージのいろいろな写真が載ってます。中でもすっぴんでセーターを着ているジョージは思わず笑ってしまいました。ノーメイクの彼は眉毛がほとんど「まろ」です。人前に出てくるときはほんとにしっかり眉毛を書いてたんですね、ジョージ…


2002/03/14
3/12の続き

先日ラヴリーな催眠術師のポール・マッケンナがぼくがタバコを止めるための無料講習をしてくれたんだ。まずは彼からはカリスマ性がにじみ出ていて、実際会うとずっとカッコイイって言わないとね。
悲しいかな、ぼくは5時間しか持たなかった。でもそいつを手始めに、ぼくは20分間横になって彼のCDを聞くところなんだ。そのCDはきっと喫煙は愚か者のすることだってことを心に刻み付けてくれるはずだよ。特に自分の食事のために歌うような愚か者のね。
ぼくはアダムスキー-今はアダム・スカイとして有名だね-彼とレコーディングするのにブリック・レーンに行かなくちゃいけなかった。彼はスパナの箱に夢中なんだ。そして失敗しうること全てをやった。嫌な仕事が出てきたよ。ぼくはアメリカ人でゲイ・ポルノ作家の友人のチ・チ・ラ・リュと会うはずだった。彼もしくは彼女はパリに飛ぶ前にそれを作るところだった。ぼくたちはある素敵なインディアン・レストランで夜を明かした。ぼくはクラブに行くか決めなくちゃいけなかったけど、うちに戻ることにした。賢い選択だね。
ぼくは喫煙と関係ある家の中の動くものに関してポール・マッケンナのアドバイスを利用するつもりだよ。1,2週間のうちに、ぼくがタバコを吸わなくなるなんて誰が分かる?アダム・スカイとのセッションはたくさんの小細工とボウイとアル・グリーンが会ったような音の末にうまく行ったよ。ハイブリッド(雑種)にとってそいつはどんなかな?


2002/03/12
3/10のボーイ・ジョージのコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% Boyから。

ぼくはファッションに無自覚なのを誇りに思う
ぼくはGQマガジンで自分が第20代ワースト・ドレッサーに投票されたことを誇りに思わなくちゃね。彼らは親切にも言ってくれたよ。「少なくとも彼は(ワーストに)なろうとしてる」って。ぼくはスタイリストを雇ってもないし、最新流行のデザイナーのところにすっ飛んでも行かない、自分の衣装を買ってもらったりもしない。良くも悪くもぼくは自分を着飾ってる。母親が教えたんだと思う。ほんとに簡単だよ。トイレを覚える訓練みたいに、GQはデヴィッド・ベッカムをベスト・ドレッサーに選んだよ。びっくりだよ。
うーん、ぼくのベッカムへのコメントは、「彼はジャガイモの袋を被ったらかっこよく見えたかもね。」美形をかっこよく見せることは難しくない。でもそういうきれいに生まれた人にとって悪いお知らせがある。それは美しさは色あせるってことだよ。
どんな美容整形もきらきらの洋服もそのプロセスを止めることは出来ない。そんなわけで普通のルックスに生まれることや、自分の持ち物を最大限利用するほうがよりよい選択なんだ。カメラマンがぼくにスナップを取っていいか、完璧なカッコウのモデルで一杯の本を送っていいか聞いてくると、ぼくはたいていオス豚の耳から絹の財布を作る方法を知ってるような無茶な人を選ぶんだ。あるタブロイドはその話に目をつけ、僕のすごくかわいい写真をプリントしたんだ。ぼくはそのショットをきれいな状態でできるだけ長く維持してきた。かかれたことが気になるんだよ。
ベッカムは美形だよ、それについては何の疑いもない。でも、エルトンのパートナーのデヴィッド・ファーニッシュが言った、ベッカムに関するファッションについては危険を冒してないというコメントはジョークだよ。男はサロンと言う腰布を巻いてきたんだ、インドやいろんなビーチでは何年もね。
サッカーの選手がいわゆる「スカート」と称するものを着ていることに対するタブロイドの反応は、この国にいまだはびこっているホモ嫌いを反映してるに過ぎない。ベックスが自分の頭を剃っている理由は自分の男らしさを再建するためだった。だってあまりに多くの人たちがポッシュ(ハイカラな人の意味?)はズボンだけでなくそういうものも選んだって主張していたからね。ともかくそれが指圧師の解釈だよ。
モヒカンルックに関してはすごく1976年ぽいね。パンクを覚えてる?僕たちの中には先を行き過ぎてるのがいるんだ。でもそれが自分たちのスタイルなのさ。
気の毒にジョナサン・ロスがナンバー1のワーストどれサーに選ばれた。でも彼はそこからすごい利益を得るだろうね。なぜなら彼はほとんどの有名人と違って、自分を笑えるからね。ファッションはそれ自体深刻にとりすぎてる。ぼくにケイト・モスに毛皮を来てうろうろしてるところにくいを打ち込ませてよ。
セイジ・フロストもむかついてあざ笑ったよ。毛糸の反応はすごくイタリアンだった。「セイジがなんといっても気にしないわよ。私は好きなものを着るわ。」「毛皮は醜い人間と美しい動物が着るもの」という引用は「美しい動物と心無い金を払いすぎてしまう根性の持ち主のもの」に変えられるべきだね。

(続く)


2002/03/08
The Devil In...で紹介されていますが、www.whatsonstage.comというサイトでは4/25(木)に普段は35.50ポンドの「タブー」一等席に加えて、終演後ボーイ・ジョージに会える企画を22.50ポンドというなんだかめっちゃ格安なお値段でやってます。うーん、私がこれに気がついたのは2日くらい前だったんですけど、チケットまだあるかしら…?あればもちろんうれしいけど、まだたくさん残ってますよだとジョージの人気にも関わる重大な問題よね。


2002/03/07
3/6の続き

何年も前に、ぼくはスパイク・ミリガンがキングス・ロードにあるスーパーの外で有機卵に抗議しているところに出くわした。ぼくたちはオーストラリアのホテルの廊下で再会した。彼はパジャマを着てたよ。後にぼくはケーブルテレビで彼にインタビューした。セットは全てインド風で、人種差別的なあざけりを言って、もうちょっとで顔に攻撃的な黒人の女性カメラクルーにカメラを押し付けられるところだった。
困ったことは置いといて、スパイクはいろんな感覚を持っていて、人は子供をもうけるのに免許を取るべきだと言ったんだ。いわゆる正常であることでフレッド・ウェストとローズ・ウェストと言った類の人に子供を生んでよいなんて、誰が議論できるんだい?
誰もがスパイクがいかに狂気と戦ってるか知ってる。でも、彼はそういう奴なんだ。スティーブン・フライは彼を正しく称した。「喜劇界のゴッドファーザー」ってね。ぼくは彼の間抜けな曲のThe Ying Tong Songが入っているレコードを45枚も持ってるよ。それにサインしてもらった彼の詩集も持ってる。何がこのヘボな詩を書かせるんだろう。
ぼくは最近オノ・ヨーコは実際にビートルズを救ったって友達に言ったんだ。だってもし彼らが一緒にいたら、しまいにはミュージカルをやってたか同じくらい困っちゃうプロジェクトをしてただろうからね(冗談だってば)。
ヨーコ以外の誰がWalking On Thin Iceみたいな曲を思いつける?そしてスパイク以外の誰がこんな詩を書ける?「1000人のもじゃもじゃ野蛮人、ランチで座って、がつがつがつ、ごくごくごく、むしゃむしゃむしゃ」狂気は楽しさを呼ぶみたいだね。


2002/03/06
3/5の続き

ぼくが同じくらい楽しく見た映画はHappiness、さらにひねってあって、暗くって、めったに交わることのない交差線の話だった。「誰が見るの?」的なひどい映画がたくさん作られてるけれど、ちゃんとした役者たちがトム・クルーズなら朝ご飯の食器に残してしまっただろうはした金のために役作りをして臨むことは疑いがない。
それは自分の寝室にあるプレステに夢中になってない若者にアピールするような類の映画だ。自分の映画にニコ(ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのメンバーでいつの時代も僕のお気に入り)の曲を2曲使う監督は誰でも、完全に優位に立ってるね。メット・バーへちょっとご飯を食べに行ったときだ。そう、映画のパーティで出たカナッペがすごく肉が入ってて、メット・バーに毎週火曜日に出る住み込みのサックス・プレイヤーのようだった。低俗と呼んでよ。でもスキンヘッドでDJのソール・ディスモントのせいで、ぽくはおめでたい奴なんだ。彼はすごく反マクロのフライドポテトとシーザーサラダを減らすのを助けてくれたよ。

(続く)


2002/03/05
3/3のボーイ・ジョージのコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% Boyから。

アビゲイルのパーティーへのぼくの生涯に渡る招待状
ウッディ・アレンとアンディ・ウォーホールがリチウム上で会ったところを想像してよ。そうすれば、アメリカのアートハウスのディレクターのウェス・アンダーセンの最新映画のザ・ロイヤル・テネンバウムスがどうやって受けたかがおぼろげに分かるはずだよ。話は面白いくらい暗くて感動的なんだ。ぼくはもうちょっとで2回泣くとこだった。だってぼくの子供の頃を思い出してしまったんだから。でもぼくたちはそんなに狂ってなかったよね。キャスティングは天才的だねし、グィネス・パルトロウが長いラストで演技してるのを見るのはなんてスリルがあるんだろうね。彼女はクロエ・セヴィニーくらいクールですっごく控え目だったよ。アンジェリカ・ヒューストンのような素晴らしい演技をする映画スターたちは骨を盛り上げてもらったときのような整形なんて時間のムダだって証明している。そしてジーン・ハックマンは死にかかったふりをして自分が拒んだ家族を取り戻そうとした何かたくらんでいる父親を演じてて素晴らしい。
カザリン・ハムネットとはパーティーのあと出くわしたんだけど、歩き去ってしまった。「つまらないわ」ってね。年配の夫婦には自分たちを無視してるってぶつぶつ言ってる人たちもいたよ。きっとぼくは単にへそまがりなんだろうけど、ぼくにはあらゆる瞬間が気に入ったし、親にマイク・レイの同じくらいおかしなアビゲイルのパーティーを見せたことを思い出したよ。彼らは面白いところが、分からなかった。でもそれは自分の家でのふだんの生活みたいだったからだと思うんだ。

(続く)


2002/03/02
今日の掲示板のstarmanさんの書き込みに興奮しちゃいましたので、取り上げます。コスモ・ポップス・ベスト10というTOKYO FMの番組があるのですが、そこで80's Greatest Live Projectという企画をやってます。このサイトにアクセスして、リストされたアーティストから好きなアーティストを選んで投票すると、な、なんと投票数が多かったアーティストを日本に呼んでくれるそうです。しかも抽選でチケットのプレゼントもあります。リストには我らが愛するカルチャー・クラブも載ってます。一生懸命投票して彼らをぜひぜひ日本に呼びましょう!

COSMO POPS BEST 10 80's GREATEST LIVE PROJECT


2002/03/01
The Devil In...で、カルチャー・クラブやボーイ・ジョージのソロを含むコンピレーションもののDVDを売ってくれるそうです。5種類あってそれぞれ19ドルです。リージョンコードについてはAll Regionsとあるので、日本でも大丈夫でしょう。送料はヨーロッパが5ドル、北米が7ドルとあります。日本は送付対象に入ってるのでしょうか。これは聞いてみないと不明です。「君は完璧さ」「カーマは気まぐれ」「ポイズン・マインド」や「エヴリシング・アイ・オウン」などなどが含まれてます。その他80年代のアーティストがいろいろ入ってますので、80s好きには結構買いかもね。


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