本日のカルチャー・クラブなもの(2002年10月分)


2002/10/31
10/29の続き

次にニューヨークのデザイナーのメア・ジェイコブズとレコードを回していた元バナナラマのシオバンの記念展に行った。彼女は新曲をやってるところが目にとまったんだ。その曲は「エレクトロ」な回路を揺るがすものだった。
ぼくはデュラン・デュランのニック・ローズがアニタ・パレンバーグといるところにぶつかった。彼らとはその週にあった2つのパーティーで会ってた。恥ずかしいったらなかったよ。ぼくたちがエレベーターに乗り込むときに、「今まで一緒だったの?」と訊いた。
「封筒を開こうとする」というフレーズが頭に浮かんだ。でも、出かけてぶらぶらできるときに、どうして家にいるというのだろう。ぼくはリサーチの名のもとに出て行くんだ。そしてニックとちがって、素敵で足の細い女の子にはまったりしない。ミカ・パリスがかつて歌ってたよ。「顔を見せなきゃ何も起こらない」って。ぼくは彼女とずっといたよ。ぼくにはスリッパやパイプの用意がまだない。おそらくはルビーのスリッパだけどね。ドロシー、かかとを鳴らして。カナッペがもう一皿来るよ。ぼくの一番新しい(彼氏?)のジェフがLord Lucanをやった。ぼくは家に座って緑茶に向かって泣いてなんかなかったよ。


2002/10/29
10/28の続き

先週ぼくは友人のドナテラを応援するためにヴィクトリア・アルバート美術館のジャンニ・ヴェルサーチ追悼展に行った。感動的でカラフルだったよ。それからみんなで上品なレストランのサン・ロレンツォに向かった。ぼくはそこに若い美術館のスタッフ、アダムを引きずっていった。おかしかったよ。だってぼくはチェルシー・クリントンやファッション界のお偉方たちの主催者とテーブルをともにしたんだから。ドナテラはぼくに訊いたんだ。「こちら、貴方の彼氏?」「いや、ちがうよ。彼は17歳だし、ぼくは彼と会ったばかりなんだ。」と、ぼくは答えた。それからぼくは歩き回って、みんなの中から彼のためにサインをしてあげて、タクシーで家に送り届けた。
ぼくはもし誰か有名な人が自分をディナーに連れて行ってくれて、足代まで払ってくれたら、どんなに好きになったことだろうって思う。ぼくたちの中にはちゃんと育った人がいるでしょ。ママに乾杯。
アダムはぼくの肩越しにさらに大物はいないかと探すのに、忙しかった。彼はおひつじ座で、おいしいイタリア料理なんて気にもしてなかった。でも彼は実に魅力があった。「ぼくってマクドナルド・タイプの人よりいいよね。」って彼はぼくに言った。うーん、ぼくは彼に納得させるべきだね。ロニー・ウッズのモデルの娘のリーはああいう立ち食いの場所でのデートは評価しないだろうって。でも、そんなデートはたぶん彼女にとって役に立つんだろうけどね。

(続く)


2002/10/28
10/27のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

Ministry of Soundにとっての詩的正義
悲しいかな、the Ministry of Soundというぼくが小金を稼いだことのあるダンス・レーベルはそこの雑誌で定期的にぼくを侮辱し始めた。エグゼクティヴの一人はラジオ1にぼくは「くそDJ」だったけど後に8枚くらいのダンスアルバムを出したって言ってくれたにも関わらずだよ。今月下手くそに書いた一連の詩の中で、そのレーベルはTall Paul, Steve LawlerにPaul OakenfoldといったトップのDJたちも侮辱するんだ。それって自分を食わせてもらった手を噛んでるんだよ。ぼくに関する詩はこんな風に終わるんだ。「ぼくは脂ぎったばか。するどい鼻をしたばか。」(ぼくは大ざっぱにこの言葉を使うんだけど、)明らかにタブロイド型のジャーナリズムは人気があって、Ministryの雑誌に書いてくる人は学校で習う書き方が賢いと思ってる悲しいクズなとこから冒頭部分を持ってきてるんだ。ぼくが呼んでるように、Misery Of Soundはすごくびっくりするだろうね。もし、そいつが予定を入れたDJたちがそこの雑誌やクラブをボイコットしたらさ。そしたら彼らが十分に値する教訓を教えてもらえるだろうね。
さらに不安にさせることは、その雑誌の新しい編集のオリーが女ってこと。これって悲しい男の失敗から学ぶ代わりに、女がさらに悪くなるってこと?「彼らを叩けないなら、彼らと合流しろ」っていう考えはぼくには効き目がない。むしろ「奴らを叩いて合流を拒め」だね。
このDJは次回のMinistry誌は手に取るつもりはないよ。他にぼくに賛同してくれる人がいるといいな。ぼくのずっと気の利いた返事の詩を読むならwww.trustthedj. comにログオンして。できそこないの場所だし、上品なご本にはそんなものはないけどね。

(続く)


2002/10/26
掲示板に出ていたボックスセット購入情報をまとめてみました。教えてくれたyoshikoさん、エリコさんを初めとする皆さん、ありがとうございます。

ネットで購入できるところでHMVamazon.co.jpamazon.co.ukがありますが、それぞれ6,569円(送料無料)、7,437円(送料無料)、35.99ポンド(送料不明)でした(10/25のポンドの相場は約197円でしたので、約7,090円です。)。
よって、CDのお値段だけで言うとHMV<amazon.co.uk<amazon.co.jpになります。(ただし、他にサービスが付く可能性があるので一概に安ければいいとも言えません。念のため。)
ちなみにタワーレコードも調べたのですが、出ていませんでした。ヴァージン・メガストアは通販はamazon.co.jpと手を組んでやっているようで、結局amazon.co.jpから購入することになりますので、7,437円です。
(注:上記リンク先はボックスセットの購入画面に行きます。)


2002/10/24
10/23の続き

それと、オスカー・ワイルドはリストに載っていないけど、ロビー・ウィリアムズは載っていることも書き留めておこう。彼は最近自分がちょっとゲイであることを冗談ぽく示すためにぼくに番組の出演リストから追い出したんだよ。
実はぼくはリストに載った唯一のゲイなんだよ。でも、おそらくそれは、ぼくが排他的なゲイの世界に住むことを選んでないから、そしてぼくたちはみんな性的に混乱してて、ヘテロセクシャル(彼らに幸あれ)抜きにはゲイもいないと思うからなんだ。ぼくはサー・ウィンストン・チャーチルより下で光栄だよ。彼はエセックスの怒れる女を天才的嫌がらせでがっかりさせたことだろうね。そう、ぼくはジョニー・(ライドン)・ロットンもリストに載る価値があると思ってる。だって彼には我々の文化の基礎の冷たい階級制度をからかう根性と大胆さがあったからね。
がんばれ、ダイアナ妃、彼女はぼくの母に良くしてくれて、ロイヤル・ファミリーを白日の下にさらしてくれた。
でも、ぼくが(棄権によって)偉大なるイギリス人を一人選ばなくてはいけないとしたら、6人の子供を育ててケネディ家以上の悲劇に苦しんできたぼくの母だろうね。彼女には旗を掲げるよ。だって彼女がいなければ、ぼくはいなかっただろうからね。そしてぼくはラジオ1の偉大なイギリス人のAリストに出るのをあきらめただろうね。彼女が偉大な仕事をしたこと、もっと誇りに思うべきことを知ってもらうためにね。


2002/10/23
10/22の続き

家ではぼくは"plastic paddy(プラスティックのアイルランド人)"とか"junkie sodomite(超男好き)"って言われてる。だから今一度、誰でもが自分を愛するであろうわけではないことを悟るのだ。ぼくはマーガレット・サッチャーが誤って「ばあやの国」と呼んだところに住むのを誇りに思うだろうか?うん、誇りに思うよ。仲間の多くのミュージシャンとちがって、人はただたくさんの金を必要として、それを節約すべく別の国に引っ越すんだと信じてる。重労働で得た金を搾取されるのはすごくモラルに反するとしてね。手に入れたものはいくらか返すべきだってぼくは強く信じてる。膨れ上がった財布を持ち逃げするなんて法律違反にすべきだって、ぼくは感じてるよ。
明らかに、偉大な人の一人に実にふさわしいとぼくを選んでくれたたくさんの人がいるのだ。でも、ぼくがこれを受け入れるように、ぼくは学校を追い出されたときの校長の言葉を覚えている。「お前なんか何者にもならないだろうよ。」ぼくの父は絶えずぼくに黙れって言ってた。ご存知のようにそれは致命的な失敗だったよ。それからぼくたちの税金をつぎ込んでるラジオ1が、ぼくの曲を拒否してるという事実。やあ!人々はぼくが好きで、ぼくみたいに、自分の賃金を払ってるんだ。
ぼくはビジネスマンじゃない。アイディアマンだ。文化的居候だ。ぼくは横から物を見ないし、今後もしないつもりだ。自分が住む国に関しては大嫌いなところがたくさんある。今の政府とかね。それは魚でも鳥でもない。そしてぼくの大切な音楽産業のやり方がグレートな芸術の形から、文化的には包装された肉と同等のものになってしまったことだ。

(続く)


2002/10/22
10/20のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

何でぼくが偉大なるイギリス人になって光栄かって言うと
もちろん、偉大なるイギリス人のリストに含まれたってことは大変名誉なことだよ。とんでもない時間に編集者に起こされたよ。ぼくがここに書いて応じる気があるかどうか確認するためにね。断れる?
ぼくはレコードを回した後で、これをデボン州のバーンステイプルにあるロイヤル・アンド・フォーテスキュー・ホテルから書いてる。わかってるよ。今夜のBBC2のトップ10のファイナル・カウントダウン(これって何?インテリのポップ・アイドルってこと?)なんだけど、アングリー・オヴ・エセックス(エセックスの怒れる女の意?)はぼくに入れるつもりはないんだって。この人はDJボックスにいるぼくに叫んできたんだよ。彼女を見つめるのは勘弁してくれって。「私はタブーを5回見に行ったのよ。20年もファンなのよ。」彼女はそう叫んだ。ぼくが仕事中だって説明すると、「それだけなのね」とわめきながら去っていった。
だから、ぼくが学んだことは人はみんなを喜ばせられるわけじゃなってこと。そしてなぜぼくがそうしたいだろう?
ぼくは自分をアイルランド人だと思ってる。ぼくの母は私生児を産んだあと、18歳でロンドンに送り込まれたんだ。当時大体の下宿は「黒人、ユダヤ人、アイルランド人お断り」っていう看板をかけてたんだよ。運命のいたずらがなければ、ぼくはアイルランドで生まれたかもしれない。でもそんなことでぼくのイギリスへの愛情は減ったりしないものだよ。

(続く)


2002/10/19
The Devil In...に10/15にロンドンのHMVで行われた「タブー」のキャストによるサイン会の模様が出ています。「タブー」のサントラCDのリリースに合わせて行われたもので、もちろんボーイ・ジョージも参加しています。それもとっても怪しいメイクで。このサイトの記事によれば、とってもたくさんのファンが来て大騒ぎだったそうです。サインをもらえなかった人も出たほどだそうです。
ちなみにキャスト全員が勢ぞろいした写真もアップされています。ジョージ役のユアン・モートンとボーイ・ジョージが並んで写ってますが、ボーイ・ジョージの方が大きいです。縦も横も。


2002/10/18
最近ボックスセットの情報が掲示板でも賑わすようになってきましたので、調べてみました。Cyber Chameleonにもまとまった情報がありましたので、ちょっと紹介します。

簡単にまとめるとこんな感じ。
12/2にカルチャー・クラブは4枚組のCDをリリースします。広範囲にわたる協力と調査の成果であり、ほぼ明らかにカルチャー・クラブの歴史をあらわすものとなるでしょう。
デモにリミックス、別バージョン、未発売のものを収録してます。さらに72ページのカラー・ブックレット(しかも光沢仕上げ!)にはカルチャー・クラブの歴史を写真で振り返るというもの。オフィシャルな写真だけではなくて、ボーイ・ジョージから提供されたこれまで公にされなかったパーソナルなものも入ってます。

72ページも入ってるなんて、写真集だけでも魅力的だわ…これは買いよね。


2002/10/16
10/14の続き
ぼくがBeenie ManとBuju Bantonの区別をしていないことを知らせるために手紙をくれた読者にお詫び。そう、確かにぼくはBeenie Manの曲を最近のミックスで使った。お気に入りだったんだ。でも、アメリカのクイーンたちはビーニーがホモ嫌いであることを確信してて、ジャネット・ジャクソンが彼とデュエットしたことに、すごくがっかりしてるんだ。ぼくがモビー(彼はレコードでエミネムに侮辱された)だったら、おだてられて喜ぶだろうね。ぼくが前に言ったように、何年か前に、ドミニクと言う熱烈なファンはFavour Boy Georgeと言う曲を作った。ぼくはその曲が好きだよ。"Aids is a disease, me na wanna catch it"「エイズは病気、ぼくはそんなのにかかりたくない」という不愉快な一行を除いてね。それがなければ、外でかけただろうにね。こういうことに関してぼくにユーモアのセンスがないなんて言えないでしょ。でも、限度があるよ。
人をとがめる音楽の形を認めるには強さがある。それでぼくがいつもレゲエを好きな理由なんだ。言論の自由は明らかに素晴らしいことだよ。自分のいいように働いてくれればね。でも、読者に答えると、ノーだよ。ぼくは少数派の詳細について叫ぶのをやめないからね。


2002/10/14
10/13の続き

今週はおかしな1週間だった。その前の日、ぼくはハーヴェイ・ニコルスというお店のウィンドウで立っていたんだ。リー・バウリーの格好をして、旅行客をビビらせていたんだよね。それからぼくはオレンジというナイトクラブに魅せられて、朝の5時に開くというのに、9時ごろにあわてて走っていって、それから家での大馬鹿騒ぎの宴に続いたんだ。
さらにぼくはおかしないさかいをしてしまった。肉体的にじゃなく言葉でのね。バランズにあるゲイ・カフェで何週間か前にケンカしたことのある素敵な男の子とね。彼と彼の友人たちはアンチ・ゲイのコメントをしてたんだ。そしてぼくが言い返したもんだから、彼らはがっくりしてたんだよ。彼はまたぼくにけんかをふっかけてきたんだ。で、ぼくをデブよばわりしたんだよ。もし、それが彼からぼくに向けられうる最悪のものだとしたら、人生はまだ続くはずだよ。ローラースケートで丘を後ろ向きで登りたいような男が、自分に意地悪なことほどひどいことはない。でも、モリッシーが言ったように「人が自分を無視するほど、私は近づいていく。」冷淡さはほんとに性欲を促すよね。

(続く)


2002/10/13
10/13のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

日本で大物、ボーンマスで小物
音楽ビジネスでは良くあるジョーク。運がなくなったり、流行おくれになった歌手には「日本とかモンゴルの外部では今だビッグだよ」って言ってるんだ。でも、ピート・バーンズや彼のバンドのデッド・オア・アライヴは今だスシの国では大物だって聞いてるし、本当だって確認してる。
今週、ぼくは日本のプロダクション会社と80年代初期とエレクトロ・クラッシュ・シーン(イギリスやアメリカ、ドイツではじけているものだ。)で今何が起きているかをカバーするドキュメンタリーの話し合いのためミーティングに出たんだ。彼らはバーンズは今でも日本ではホットな存在であることを確認した。彼ら(日本人)はちょっとドラッグなのがとても好きなんだ。そしてピート(彼は最近足首にベルをつけてタブーを見にきて、すごいことに舞台裏にまで聞かせて、ガラガラいわせて帰って行ったよ。)は妖しいクイーン、いや女司祭長なんだ。
残念ながらぼくはボーンマスでビッグだなんて言えない。だって先日の夜寒い木曜日の夜約7人のお客にプレイしたんだ。名無しにしとくけど、別のプロモーターはドリンク代を半額にして入場無料を提案して、ぼくたちのギグを台無しにした。ついてないことに、ぼくらのプロモーターがそんなことじゃえらいことになるって電話をする前に、自分たちはそこに向かう途中にいたから、とにかく行ったんだ。結局、現れた人たちはある程度のお金を持っていてくれた。でも、半分しか入ってないディスコを盛り上げてもらおうとすることは歯を抜くようなものだ。
ぼくは確信してるんだけど、これは誰にでも起こるし、ラジオ1のトップのDJでさえ、自分の最初のバースディに来てくれた人の数よりもっと少ない人の前でプレイしたことがあるものなんだ。神様は時々人に逆らうし、人はそれをやり過ごさないといけないんだ。それがプロ意識ってものだと思うけどな。
ぼくたちはその後ハウス・パーティーに招かれた。でも、ある怪しげなケバブショップの豆のバーガーとフライドポテトに甘んじたよ。腰にも良くないしいけてないのは分かってる。でも、元気がつくんだ。

(続く)


2002/10/12
今日朝日新聞をみていたら全面広告で「ぼくたちの洋楽ヒット300HITS IN JAPAN」のリリースのお知らせが。1965年から1984年までの洋楽ヒットを年代順に15枚(1枚税込みで2500円)リリースすると言うもの。「300曲も入ってりゃーカルチャー・クラブも入ってるでしょー、でなきゃこのシリーズは認めないもんね!」の意気込みで調べたら、ちゃんと入ってました。vol.14の1982-83に「カーマは気まぐれ」が入ってます。さらに、vol.15の1983-84にボーイ・ジョージとジョン・モスが参加したバンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」も入ってました。「カーマ」はコンピレーションものでよく出てますが、「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」は当時流行ったのに、こういう形で収録されているのはちょっと珍しいかも。

ぼくたちの洋楽ヒット300HITS IN JAPANのサイト


2002/10/11
100% Boyに、10/9にNag, Nag, Nagで行われたボーイ・ジョージのステージの模様が紹介されてます。リー・バウリーの濃いメイクをしたボーイ・ジョージの写真(あれは断り書きをつけておかないと絶対ジョージってわからないと思う…)や、ポイズン・マインドを歌ってるビデオがアップされてます。ポイズン・マインドはアレンジが違うので最初「あれ?」って思うかもしれません(私だけ?)。圧巻はアカペラで歌って締めくくるところですね。ジョージの声もよく出ていて、最後のビブラートさせて締めるところなんかは、ファンには卒倒もののセクシーさがあります。


2002/10/09
THE BLITZ KIDSによると、ボーイ・ジョージは"Wednesdays Celebrity Stars In Their Eyes" という番組でまたデヴィッド・ボウイのまねをしたそうです。今度は"Sorrow"というボウイの中でもなつかしのナンバーをやったとか。放送はクリスマスの予定だそうです。


2002/10/08
10/7の続き

同じように、ぼくは誰にでもいつでもていねいにする段階を越えている。最近結構きびきびしてるけど、自分のミュージカル「タブー」でリー・バウリーの精神にとらわれてるから、メイクではこてで塗りつけるようにしてるし、自分の中でも一番風変わりなフロックやヒールを探し出しているんだ。ぼくのクレジットカードはメイクアップ・ショップじゃお断りされてきたし、ぼくもフレンドリーじゃないなって感じていた。ああ、完璧な奴なんていやしないよ。

先週、ぼくたちはパンクの頑固者ニルス・スティーヴンソンに別れを告げた。写真家で伝記作家の彼は49歳の若さで思いがけずなくなったのだ。ニルスはパンクのライブではなじみの顔だったし、セックス・ピストルズを手がけていた頃の極悪なマルコム・マクラーレンのそばで仕事をしていた。彼は出会いうる人の中でも最高にスイートで、最高にハンサムな一人だったよ。ぼくにとっては奇妙なことだよ。だって、ぼくは自分が鼻たれで、横柄で、皮肉なガキの頃から彼を知ってたんだから。それに彼はどこにでもいるみたいにみえたんだから。彼はいつも礼儀正しかった。彼がいなくなって彼を知る人はみんな寂しく思うんだろうね。

先週モボ・アウォーズでのぼく一人の抗議が放送されるかどうかはみんなが推理するところだ。でも、LLCool Jが連動してくれて、ぼくの “Eminem Screws Gays”Tシャツが公開されたときには飛び上がったよ。チケットを持たないぼくの抗議仲間が外で似たようなセッションで応援してくれたのは正に公平なことだったよ。


2002/10/07
10/6のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

ボウイは忘れ去られたクラシックで感嘆させる
ほんのちょっと前、ぼくは友人のデザイナーのマイク・ニコラスに、これまたマブダチのフィリップ・サロンはいつ何時でもやってきて「あー退屈」って言ってたものだって、つぶやいてたとこなんだ。どんなもんかわかるでしょ。20年以上も知ってると、相手の癖や寛容の度合いまでわかってくるってことがさ。
ぼくたちは別々の場所でハマースミス・オデオンで行われたデヴィッド・ボウイのコンサートを見てた。そして、案の定だけど、ぼくはロビーでこっそり一服吸ってたら、彼が気取って歩いてきて知らせるんだよ。
「退屈だよー。お客ときたらみんなWGUクラブのメンバーだし。」
「そりゃなんだよ?」ってぼくは聞いた。
「 We’ve given up. ("あきらめた"の会ということらしい)」
そのとおり、お客はなつかしのロッカーで構成されてた。フィル・コリンズのTシャツを着てる奴もいたし。でもぼくの仲間もぼくもサイコーにドレスアップしてたんだよ。
ボウイは宇宙船に乗ってステージに現れるべきだったというフィリップの提案は面白かったけど、ほとんど現実的じゃないよね。デヴィッドは「俺を見ろ、ここにいるぞ」って感じの杭で全部やってのけた。でも、相変わらず彼はそれを前面に出していた。彼は絶対暗黒の世界を人前で歌ったことがないって言うのが分からない。でも、ボウイのクラシックの The Bewley Brothersは欠かせない。そしてそれを聞くのは最高に楽しい。相変わらずショーのセットリストは予想がつかなくて、ボウイはほんとにその晩になってバッグから何を出そうか決めてるみたいなんだ。そんなにたくさん名曲があれば全部なんか出来ないよね。重要なのは彼の声が力に満ちていて荒々しく聞こえたってことだよ。
ギグのあとはクラブのNag, Nag, Nagでおかしなみんなと踊った。 フィル・コリンズのTシャツも見当たらなくって一安心さ.。次の水曜日Nag, Nag, Nagで歌う予定だけど、ちいさな場所だからお馬鹿なカッコをしてないと入れてもらえないかもよ。注意しといたからね。
いいかい、何で人はぼくが誰か分からないふりをして訊いてくるんだろう。「君は今何をやってるの?」って。ワイト島の生活は完璧に揃ってないかもしれないけど、かわいい男の子がバーでぼくに歩み寄ってきて訊いて来るんだ。明らかにぼくが誰か分かっててね。ぼくを指差して罵る攻撃的な女がしたように Westhourne Groveのぼくの会計士と雑談しようとした。
つまり、道でボウイが電話してるところを見ても、ぼくは寄って行って顔を見つめたりふざけたりしないだろうってことだよ。例え彼がさえぎって「すみません、電話中なんで」って言ったとしてもね。

(続く)


2002/10/04
100% Boyによると、10/14(9/30の予定から結局遅れたみたい…)の「タブー」のCD発売を記念してサイン会があるそうです。メインキャストに加えてしっかりボーイ・ジョージも来るようです。日時と場所は以下の通り。

日時:10/15(火) 1:00pm
場所:HMV(地下鉄ボンド・ストリート駅の向かい、オックスフォード・ストリート沿い…だそうですが、地図で確認できませんでした。この辺にお店ありますか?オックスフォード・サーカス駅の近くにHMVはあるのですが、ロンドンならいくつもお店がありそうですしね。情報求む!)


2002/10/03
10/2の続き

ジェリ・ハリウェルがポップスターの参加者に「君は実際に歌えると思ってるの?」とたずねたときのことをぼくは聞いてただろうか?薄い髪のような声の彼女はきっと冗談を言ってたに違いない!もしその運のないコンテスト参加者が国のESPに入り込んだら、彼らはとどろくような笑いと「脳味噌置いて家出するなよ」っていう返事を聞いたのかもしれない。ぼくの姪でさえ、4歳だけど、ジェリよりうまく歌えるし、おまるの練習だってほとんど受けてないんだよ。傲慢なピート・ウォーターマンに関しては、彼の想像は彼があらゆる人に音楽の才能について質問する権利を持ってると彼が想像していることは神のみぞ知ることなのだ。ドーヴァー港を離れる次のフェリーに乗ろうとしているのを、スタンガンで追いかけられなきゃいけないほど有名になりたいだけのために必死に有名になろうとする、これらのばかを判断するこれまたばかを持っているほうがいいよね。確かにハートやソウルがあって声域のある子も少なからずいるに違いない。あのルイス・ウォルシュは「庭に立て!干草の香りがするだろう。」って冗談(one-liner)の師匠であるぼくの祖母の言葉を引用していった。ぼくはどうかというと、冗談はアイライナーだけだよ。言わなきゃいけないのは「思いとどまる」ってことだけかな。


2002/10/02
9/30の続き

シャバは公の前で謝罪したけど、自分のレコード・セールスが急降下してどん底に消えていったあとで後悔してたよ。ビーニーはぼくの知る限りは後悔を示さず、髪を伸ばしアコースティック・ギターを手に取った。不十分じゃないかい?サダム・インセイン(フセインをインセイン、つまり非常識な奴と称したジョージの皮肉らしい)が「これらのミサイルは実は特大のハバナの葉巻入れなんだ」と言ってるのにちょっと似てる。OutRageはジャネットのファンに呼びかけて彼女のレコードを捨てるように言ってる。ドナ・サマーが「エイズはゲイに対する神様の罰なのよ」と言ったらしいことで、70年代にポップシーンから追い出されたのと同じ方法でね。彼女は今ではそう言ったことを否定してる。もちろん、ぼくはサー・エルトン・ジョンが分別なくエミネムとデュエットしたことは思い起こさないといけないね。それから熟年のロッカーのニール・ヤングが「もし、レストランでホモがサービスをしてきたら、唾を吐きかけて追い返す」って言った。ぼくはかつてグレン・キャンベルがブレックファストTVでぼくのセクシャリティについて侮辱してるのを見たよ。でも彼のWichita Linemanは相変わらず好きだけどね。ぼくはただちょっと悲しいよ。だってオカマの一人や二人に会うことなく音楽業界でどうやって仕事するんだい?手始めに、たくさんのスタイリスト、メイクアップ・アーティスト、ダンサーの人たちがホモセクシャルだよ。ジャネット・ジャクソンは自分の名声やスタイルはオカマのスタイリストやメイクさんのチームに負うところが多いはずだよ。もっと分別をわきまえるべきだよ。
でも、彼女に会ったことがあるけど、彼女は最高レベルの馬鹿だって、請け負うよ。彼女からは偽の誠実さがにじみ出てて、それがぼくの皮膚を這わせてしまうくらいなんだ。人はもっとちゃんとした敬意を頑固者に払えるものだよ。だって彼らは憎しみと偏見で育てられたんだから。でも無学を了解しているミュージシャンは言い訳しないよ。おそらくジャネットとその友達のビーニーはレコード売り上げをエイズ・フード・チェーンに寄付するかもしれない。結局のところ、最大のエイズ危機に苦しんでるのはアフリカの国々なんだから。

(続く)


2002/10/01
掲示板にstarmanさんからカルチャー・クラブのライブの情報が入ってましたので、紹介します。今回の公演はアイルランドのダブリンです。さあ、日本人は何人行くんでしょうか?
ネタ元は、100% BoyCyber Chameleonから。

日時:12/28(土) 開場7:30pm 開演8:30pm
場所:Vicar Street(アイルランドのダブリン)
料金:40ユーロ(全シート同一料金)

チケット購入画面(ticketmaster)


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