本日のカルチャー・クラブなもの(2002年9月分)


2002/09/30
9/29のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

非道なジャネット、もっと分別があってもいいんじゃないのか
あのひどいわがままなジャネット・ジャクソン(デザート抜きでベッドに行けよ!)がアメリカのゲイ活動グループのOutRageを興奮させたんだって。彼女はレゲエ・シンガーのビーニー・マンとデュエットしてレコーディングしたもんだからね。何年か前、ビーニーはBoom Bye Byeってホモセクシャルを射殺することを歌った曲で16週もレゲエチャートのトップにいたんだ。そのことは「ヘソの曲がった」男性の共同団体は極端なまでにホモ嫌いであるということを証明したよ。ビーニー・マンとシャバ・ランクスが今はもうなくなってしまった音楽番組The Wordに出たとき、彼らがゲイ嫌いってことで一致したんだ。シャバは「ゲイはみんな十字架にかけられるべきだ」って言って自分のキャリアをつぶしたね。おそらく忘れてるだろうけど、彼の音楽は苦痛に満ちてるよ。The Wordの司会はマーク・ラマーだったけど、彼は最近ぼくにビーニーは公平になってきたって、確信させてくれたんだ。つまり、彼は自分のラスタファり主義の宗教を十分理解し、自分の神であるジャーのために歌ってるんだってこと。オカマを殺す歌なんかじゃなくてね。

(続く)


2002/09/29
boygeorgedj.comの掲示板にあったwalt29londonさんと言う方の書き込みによると、ロンドンのソーホーにボーイ・ジョージのソロアルバム発売を知らせる巨大ポスターが貼られていたそうです。さらにポスターの下の方には、「ライブの日にちに気をつけて」というコメントがあったそうです。ジョージ、どうやらソロライブもやる気がある模様です。


2002/09/26
掲示板でS*H*A*Mさんが絶賛するカーマ電話こと Chameleon Phoneの情報が販売予定のGadget Shopのサイトで取り上げられていました。詳しい情報を見るとストリーミングでこの電話機が着信したときの状況がわかります。電話を着信すると、丸太の上に座っているカメレオンが、ボーイ・ジョージの歌う「カーマは気まぐれ」に合わせて口をぱくぱくさせて立ち上がるのです。しかも前足まで音楽に合わせてぱたぱたさせるという凝り様。かわいいです!
今のところ10/28発売予定だとか。日本では使えないのかしらね。


2002/09/25
9/23の続き

ぼくは何かからかったんだろうか?ラジオ1は死にかけてるのか、それとも最近アナウンスされた人員整理は単にある種の戦略的内閣再編にすぎないのか?ゾウ・ボールは大きなラジオ局を持つXFMに誘われているが、賭けをする人たちは自分の耳を使って言うんだ。「もう遅い」って。
ラジオ1の聴収率がどの時間も低いってニュースにぼくはまた喜んだ。彼らはラジオ1が公的に資金を供給された施設であることを忘れたんだね。そして、おそらくもうマーケット・リサーチや統計がアートの回復になるというアメリカのひどいコンセプトをスタイルの手本にするのをやめるときだろう。
スティーヴ・ラマックのevening rock/indie showを打ち切って、何がラジオ1が熱望している信用を与えてくれると言うのだろう?いいかい、若いリスナーは移り気だし、ほとんどの大人は子持ちでラジオを聞く時間もほとんどないか、ラジオに興味がない。もしくはチャートで何が流行ってるか興味がない。ぼくがEMIでやったミーティングみたいだ。彼らはカルチャー・クラブのバック・カタログを持ってるんだ。「我々は35-45歳のリスナーをターゲットにしていることを覚えておいてください。」っていわれた。歌は16小節でサビに来るものだって言う古いロック決まり文句みたいだ。考えてみてよ。もう聞くことがないかもしれないような偉大な歌のことを。クイーンのボヘミアン・ラプソディーとか後期のビートルズとかローリング・ストーンズなんかの大作のことだよ。ブリティッシュ・ポップの基本だよ(好きであろうとなかろうとね)。
ところで、ガールズ・オン・トップというグループがEMIと契約した。いいニュースだね。知らない人にとっては、彼女らはもっとも性に合わない歌をあわせようとする癖があるよね。ザ・シュガーベイブスはゲイリー・ニューマンを例にとってたけど(彼らはゲイリー・ニューマンをポップヒット・オブ・ザ・イヤーと呼んでるんだ。)すでにガールズ・オン・トップが何年も前に屋ってたからね。
ラジオ局への音楽での一発ってことで、ぼくはTHBC(The Hamstead Bowie Clone)の名前でラジオ1って曲を録音したんだ。更なる競争でそのラジオ局がなくなって、放送電波が広がるなら、ぼくは泣いたりしないよ。彼らはやりすぎちゃったんだから。


2002/09/23
9/22のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

アーマダが沈んだときの甘美なるリベンジ
偉大なるイギリスの宝でいなくなっちゃったモリッシー(2晩プレイした)以外にはひどい1週間だった。子供っぽいけど無邪気ですっごくトレンディーなダンスグループのグルーヴ・アーマダがユニセフの慈善活動のために北ロンドンの新しいマーキー・クラブでやったやつはよかった。
そう、ぼくは彼らがビッグになって、ぼくをデブ呼ばわりする前に彼らと一緒に仕事をしたことがある。共演するってアイディアもあった。彼らが曲を書いてぼくも親切に彼らがお願いしたことをやったよ。とにかく、曲は彼らの中ではいい方のものってわけじゃなくて、だれも聞いたことがなかった。でも、ことわざにあるように、「象は決して忘れない」んだ。マーキーでのライブはチャリティーで、ぼくたちは無料でプレイしたんだ。だからグルーヴ・アーマダが遅く現れたとき(マネージャーは叫んでたね)、ぼくは自分の準備をするのに急がなくても悪いなって気はしなかった。だから彼らは10人の前で演奏したんだ。落ちたもんだね、でも心配しないで。その前、ぼくはザ・ボーダーラインでC33Xを見て落ち着いたんだ。彼女たちはぼくたちの友人で一種のガール・ロックバンドで、二人の姉妹が中心だったけど何人かの男がおまけに一緒になっていた。彼らは結局ドラマーを入れて、音が生々しく素敵に聞こえてたよ。
それからぼくたちはユニセフに向かって歩いた。そこでワールド・ミュージック・フェスティバルがあり、たくさんの民族のグループやダンサーでいっぱいだった。もちろん、チケットは高くて、ということはお客さんに音楽に洞察力があるってわけじゃないんだ。金持ちでユーモアや皮肉に欠けてる…となるとぼくのセットはちゃんとしたものじゃなかった。それからいつも酔っ払いがいて、何か彼らが踊れるものを頼んでくるんだ。企業の行事だったから、ぼくは自分のボックスをいろいろ持ってきたんだ。前もって、何か予想してない問題が起きたとき用に、パーティー・セットと7インチシングルをね。そして、もしそれが結局"グルーヴ・じゃない・アーマダ"となったとして、誰が気にする?

(続く)


2002/09/21
The Devil In...によるとボーイ・ジョージはRadio 1と言う曲をレコーディングしたそうです(ストリーミングで聞けます)。www.xfm.co.ukにもフルバージョンがアップされてるそうです。ジョージったらラジオ1に絞め出されたのを根に持ってる?
その他エディー・ロックと言う人とPsychology of the Dreamerと言う曲も録音したそうです。Club Sounds Vol. 23と言うミックスアルバムに入っているそうですが、今のところドイツでしか売ってないそうです。イギリスのアーティストなのにね(謎)。


2002/09/18
9/16の続き

気の毒な家族の一員、スチュアート・ラボック(マイケル・バリモアのプールで浮かんでいるのを発見された)は先週「私の息子は男とはキスしないはずだ」と言っていた。そのあたりで有名人のパワー(好きなように言って)がなんと説得力あるか驚くだろう。彼らの悲しみを軽視したいんじゃなく、大事なことは死んだ人は男とキスしたかじゃなく、若くてきちんとした人が死んで、きいたところでは肛門にひどい怪我をして見つかるなんてひどい話じゃないか。
バリモアは麻薬疑惑とは向き合わないだろうと言われてきた。だからぼくたちは気がつくと自分たちがこれは有名人が特別待遇を受けている別の例じゃないかって尋ねてるんだ。ゲイリー・グリッターのシナリオに関してはね。
あるドラッグのディーラーは何年も稼ぎ、国際的な70年代のヒーローは4ヶ月服用し、彼のかつらは選択できない子供のダウンロードの写真のために返された。もちろんぼくの家で人がドラッグの飲みすぎで死亡したことを指摘できうるし、それは本当だ。
でも、ぼくはドラッグ使用に手を挙げるよ。ヘロイン所持はしてなくてもね。だってぼくの友人を失った悲しみは深すぎて逃げることも出来なかったんだから。バリモアも似たような悲しみを感じてるかもしれない。でも、最近ナイトクラブのヘヴンで見た様子は、電車だって止めたかもしれない。若くて印象的なゲイに囲まれて立ってたからね。むかつくし、冷たいし、軽蔑したくなるようなルックスだった。ゲイにも「ノーマル」になりうるという考えは気分を悪くするよ。だってそれって自己嫌悪になっているのは、混ぜ合わせようとしている人たちだからね。隣の男が普通ボディピアスだらけだったり、ドレッドロックを見せびらかしてるわけではない。それはぼくが一番怖いと思う同化しようとした人たちだ。
モリッシーの歌詞を誤って引用すると、フツーさはモンスターを生み出したことになるね。


2002/09/16
9/15のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

新たなる上海で旋風を起こす
ヴァージン航空でたらふくコーヒーを飲んで、長いけれど順調な飛行の末、ぼくはここ中国は上海にいる。中国本土は初めて。ぼくが期待してたものとはかなりちがうね。世界中文化的にもめちゃくちゃになろうとしている。上海はそこに共産主義のルーツを持ちながら、資本主義をちょっとばかり持ち込もうとしていて、アメリカの都市のように成長しているんだ。NYにあっても場違いじゃなさそうなビルが通りからそびえたっている。ぼくが何を期待したかって?古い奴と呼んでくれ。でも、もうちょっと中国っぽいものが欲しかったよ。
ちょっと休憩して街をちょっと見て回るつもり。で、中国語があしらってある企業の看板以外のものが見つけられるか試すんだ。そういうのがみんなここにあるんだ。マクドナルド、シャープ、コカ・コーラ。Pret a Manger(既成のまぐさ桶?プレタ・マンジェはロンドンにあるサンドイッチ屋さんだそうです。情報提供:S*H*A*Mさん)の看板はないね。でもちょっと勘弁してよ。
ねえ、ぼくは外国に行きたがって、MTVを見たりフィッシュ&チップスを食べたりする旅行者の一人じゃない。中国上陸後、ぼくがプレイするフェスティバルのイギリス生まれのプロモーターがぼくに尋ねてきた。「ジャケット、どうかされましたか?」だからぼくはそれに答えて「君こそシャツどうかしたの?」
問題のジャケットはペンキを飛び散らしたもので、おそらく彼はぼくはフライト中にスープをこぼすようなアクシデントにあったと思ったんだろう。でもDJギグ用の衣装を見たら何て言うんだろう?ギグは週末のフェスティバルの一部でブラジル人ダンサーもいるはずだよ。彼らがばかでかい羽やスパンコールをつけてきてくれることを期待しよう。それでぼくも混ざれるさ。なんてね。
ぼくはエミネムをねじったゲイのTシャツを持ってきた。「敵はEで始まる」っていうメッセージを広めるためだけにね。空港はとても静かで、ゴム手袋でチェックもされなかったし、ぼくの外見のことで訊かれもしなかった。特にぼくの"Boy George for President"とか"Bitch"とか"Queen"(ロックバンドのことじゃないよ)って書いてあるバッジにはね。でも、ちょっとした皮肉に何の問題があるの?来週はさらに中国からのお話を。

(続く)


2002/09/15
TOSHIBA EMI INTLのページにボーイ・ジョージのソロアルバムU Can Never B 2 Straightの情報が出てました。日本盤は9/19にリリース予定だそうです。VJCP-68443 \2,548(税込)とのことです。リンク先にはアルバムの解説が出てます。またジョージの写真横にあるU Can Never B 2 Straightのタイトル部分にリンクが張ってあり、リンク先でちょっとだけ試聴できます。


2002/09/14
100% Boyにあるリリース情報によるとボーイ・ジョージは10/8に2種類のCDをリリースする予定だそうです。一つはClassic Masters [ORIGINAL RECORDING REMASTERED]でジョージがこれまでに出したソロのベスト盤のようです。収録曲は以下のようになるらしいです。(REMASTEREDと書いてあるので、マスター音源の音をよくしたりとかの加工がされるのではないでしょうか。)個人的にはBow Down Misterがなくてさびしひ。

Live My Life
Everything I Own
Freedom
Don't Take My Mind On A Trip
You Found Another Guy
What Becomes Of The Broken Hearted
I Specialize In Loneliness
Love Hurts
Crying Game
Funtime
Il Adore
If I Could Fly

amazonのClassic Masters [ORIGINAL RECORDING REMASTERED]の予約画面

もう一つはChillout - A night in with Boy Georgeだそうですが、こちらは既にUKで出された2枚組MIXのIn and Outの2枚目に当たるそうです。

amazonのChillout - A night in with Boy Georgeの予約画面


2002/09/12
The Devil In...にボーイ・ジョージがSASH!と共演したRunのビデオがフルバージョンでアップされてました。これはストリーミングだけでダウンロードできないようです。期間限定の可能性もあるので、お早めに。CCとはまたちがったノリのナンバーが聞けます。


2002/09/11
今日はジョンの45回目の誕生日。
Happy Birthday、Jon!


2002/09/11
9/10の続き

もちろん、これは完全な誉め言葉じゃない。つまり、何年か前、その歌姫のヨーコはある特定の時刻に電話するようにぼくに要求してきたんだ。ニューヨーク時間でだよ。だから、ぼくは正確にしないといけなかったんだ。そしたら彼女のアシスタントときたらすごいぶっきらぼうで、「ヨーコは今忙しいので後でお電話ください」って言うんだ。もちろんしなかったよ。ラジオ(面白くもない)1と同じくね。
一番いい返事はメロディーを通じて言うことだね。彼女はなに考えてんだか!
ぼくにも生活がある。大ファンだけど、毛皮のコートの保管所がすこし胡散臭く思えるんだ。彼女はニューヨークの女性だ。そうさ、ぼくは彼女の歌詞のほとんどを知ってさえいる。ぼくがハムステッドのヨーコのクローンかもって?いーや、ぼくは草食動物を食べたりしない。浮き足立った80年代には母さんに毛皮のコートを買ってあげたりしたけどね。後悔してるよ。母さんはそれを一回も着てないのに、毛皮の恩赦期間中(意味不明)にそれを渡すのを拒んだんだ。誰が母さんと議論できる?


2002/09/10
9/9の続き

ラジオ1から生涯追放という怪しげな名誉をいただいたおかげで、ぼくは抗議する歌を書く気になった。抗議?ボーイ・ジョージ?クエンティン・クリスプみたいにぼくの人生は全部抗議で来たよ。でも偉大なる天にまします赤毛の人みたいに、ぼくは仕打ちに堪え忍んだりしない。クエンティンの言葉を引用すると、「おそらくはまさにぼくの存在はうるさいものなんだ」
人の気持ちを清める一番いい方法は歌でやることだね。だからアダム・ロングワース、XFMのDJでリー・バウリーの代役に幸あれ。ぼくの新曲、ラジオ1みたいな奴のことを歌ってるんだから。
音楽産業のほとんどが公的に蓄えられたポップスのバッキンガム宮殿が使うパワーを嫌うんだ。誰がそんなことを大きな声で言うだろう?もし大きなレコードレーベルを経営していれば、それは沈んでいくボートにドリルで穴を開けるようなものだろうな。うーん、ぼくは回さなきゃいけないボールを他に持ってるし、ひどいラジオ1なんか生活のために頼っちゃいない。頼っちゃたらブリキの掘っ立て小屋に住んでるだろうね。とにかく、アコースティックバージョンの曲がXFMやtrustthedj.comのサイトでアップされてるからダウンロードしてね。THBC(The Hampstead Bowie Cloneの意味)の名前でリリースする予定さ。モジョ・マガジンはぼくが地球に落ちた人を尊敬しているのをけなそうとしたんだ。ぼくが既に言ったように「それって侮辱?」
実は彼らがぼくをハムステッドのナナ・モウスコウリと呼んだって、構わないよ。結局、デイム・エドナ・エヴァレイジを引用すると「ナナは顔面家具を人気者にしたのよ」だね。ビートルズのクローンて言われたらもっとがっかりしたろうね。実は、ぼくYoko Saved The Beatles From Mediocrity(ヨーコはビートルズを平凡さから救った)って歌を書いたんだ。

(続く)


2002/09/09
9/8のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

勇敢なジュリアン、危機一髪
先日の木曜日、楽しい仲間のジュリアンがぼくをシャドウイング(あ、芝居用語だ、ごめん)して、時にこわごわ、不安げな静かさで、絵の具を付ける手順を見つめてたよ。
ぼくたちはシャンパンの差し入れに助けられたよ。明らかに特別な機会だったからね。ハイライトは頭をそりたてのジュリアンを眺めることかな。(実はつんつるてんの穴熊みたい)当然ながら、その元々面白い奴(ジョニ・ミッチェルの言葉を借りて言えば「黒人の耳のルビー」のような目をしてるんだ)ははげ頭になるのをちょっとためらってた。でも今度の月曜日にタブーですらりとしたリー・バウリーを引き継ぐんだ。悲しいけれどはげ頭のキャップを持ち逃げはするはずないだろう。
それはすべて「ラテックス」だね。リーのルックスを一層複雑にしてるもののひとつは。半端な策じゃああはいかない。数年前ぼくは自分のシングルのファンタイムのビデオ撮りで似たような窮地に立たされた。ぼくは坊主のキャップをかぶるつもりだったけど、なんで剃っちゃいけないんだいって思った。ぼくはヘア・ドレッサーの友人に羊みたいに刈ってもらったんだ。ぼくは自分を見たときに悲鳴を上げて大泣きするんじゃないかと鏡を避けていた。でも自分の頭がいい形をしているのがわかっただけじゃなくて、すごく自由なんだ。
クラリー氏は頭を剃って10才若くみえるし、彼が自分でも驚いたことに、彼もいい頭の形をしてたんだ。ほっとしたよ。何事も中途半端じゃ意味がないね。

(続く)


2002/09/08
「タブー」のオフィシャル・サイトをみていたら、SOUNDTRACKというカテゴリーが…読んでみたら「ごめんなさい。最終段階には着手出来てるんですが、リリースは9月の半ばになる予定です。」と書いてありました。
ちなみにamazon.co.ukでは9/30のリリース予定になってました。ここのサイトでは恐ろしいことにまだリリースされてないのに、レビューのコメントがいくつか入ってました。これってすごいかも。


2002/09/05
9/3の続き

悪人に平穏はない。でも、カフェ・ド・パリで木曜日の夜KLR(Kitsch Lounge Riot)と言われるウェスト・エンドのパフォーマーに与えられるナイトスポットで歌うように求められたら、誰が拒否する?だからタブーの後、それはまたメイクをして何曲か歌うために向かったんだ。
今マリリンと、ジョン・パートりッジ、ポール・ベイカーが毎週きてくれて、歌の範囲は芝居がかったものから地球規模のポップスまであるんだ。お客さんは盛り上がって、ちゃんと歌ってくれるんだ。

仰々しい1週間だった。だって日曜日に前述のポール・ベイカー(タブーでオッドの魔法使いを演じてる)が舞台から何曲かやるって言うんで、見るためにダルウィッチにすっ飛んでいったんだ。素晴らしかったよ。彼は同じくらい素敵で強烈におもしろいレニハン・シスターズと出てきた。お芝居の世界をものまねして、彼らが素晴らしい声の持ち主であることを忘れてた人がいた場合に備えて、ヘンに真面目なナンバーも入れてた。
ダルウィッチがどんなに素敵か忘れるのはたやすい。でもそのとき、ぼくはただそれを父の大工のトラックから思い出すんだ。彼はそれで場所から場所へ移動してたんだ。


2002/09/03
9/2の続き

彼女が言葉をトーン・ダウンさせない限り、ラジオでピーチーズが流れることはないだろう。だから彼女はポップスのベストの秘訣を残してるんだ。
それからミス・キトゥン、ジョ・ジョ・ル・フリーク、ピンポン・ビッチィズがいる。誰か彼らを今すぐトップ・オブ・ザ・ポップスに出してあげて。
いつになったら音楽産業は幼稚なポップスに反対したり、提供するのを止めて事前の策を講じ出すのだろう。とにかく、ぼくはいつも気がつくとボールがはじけるようなひな鳥に引きつけられるんだ。で、言うんだ。女の子を連れてきてって。それってグール(残忍なことをして喜ぶ人)かな?
多分、ブラーは興奮させるようなサビにちょっと通じてる。"Girls who are boys, who like boys to be girls, who do boys like they're girls.(男女は女になりたい男が好きで、女の子のような男が好き)" もしくはGarbageの歌で"Boys in the girls' room, girls in the boys' room(女の子の部屋にいる男の子、女の子の部屋にいる男の子)"ってヒットシングルのAndrogynyで歌ってる。
あきらかに、先んじてお金を払う必要はないけど、この新しいサウンド(何かはわかるよね)は企業のデブ猫たちに飲み込まれたりしてない。ぼくはすごくオカマなビジュアルとエレクトロ・ビートのためにフィッシャー・スプーナーを侮辱してるダンス・マガジンを読みつづけてる。でもビートルズやローリング・ストーンズをいつも手本にしているこの星のあらゆるバンドに取っちゃいいことだ。乗り越えろ、ドラッグが戻ってきてる。命をかけて戦え。

(続く)


2002/09/02
9/1のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

ぼくは言っただろ、次に来る音楽革命は女性主導で、いい見方をすれば妙に擬似両性具有な変人、フィッシャー・スプーナーみたいなのが来るはずだよ。数百万ポンドでミニストリー・オブ・サウンドレーベルと契約したそうだよ。
でも、話を女性に戻そう。カナダ人シンガーのピーチーズ(ぼくはは間違えてアメリカ人って言っちゃったけど、それって明らかに侮辱だよね。)はロンドンのスカラってクラブでポップスターズでの素敵なパフォーマンスをしてくれた。また15歳になったみたいだった。エレクトロのスーパースターになるために自分に「闘志」がなくっちゃね。
パルプ・フィクションでゴムのスーツとチェーンをつけた男が箱方引きずり出されたのを覚えてる?ピーチーズの闘志というか役立たず(独創性がなくて依存的じゃない?)はミグノンといわれてる。でもどうやって彼女は役に立たないものってのは誰にでもわかるものとして描かれるように持ってくつもりなんだろうね。
ショーではあるところで、ミグノンは口にテープ、体にロープで回りながら出てきた。ピーチーズはデュエットしたり、飛び回ったりしながら、残り物のパンクみたいに彼女に優しく血を吐きかけるんだ。
子供はそんなのが好きだった。ぼくは何年もそんなに熱狂的でドレスアップしたお客さんを見たことがなかった。ピーチーズはサンドラ・バーナードがジェイミー・リー・カーティスにあたってるように見える。パティ・スミスにもちょっとね。
だから大きな疑問は誰の方がいい影響を与えているか?ピーチーズか学校の制服を来たブリトニー・スピアーズか?ぼくならいつもキーキー言ってるスピアーズよりすぐに怒るアバン・ギャルドな方を選ぶかな。

(続く)


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