本日のカルチャー・クラブなもの(2003年6月分)


2003/06/29
The Devil In...によるとNYでタブーのプロモーションがもう始まってるそうです。ポスターの写真がアップされてます。ゲイ関連のメディアに広告が出されたり、タイムズ・スクエアにも看板が出てるらしいです。さらに、The Devil In...に出ているポスターを見るとホームページの宣伝も出てました。

ブロードウェイ版Tabooのホームページ


2003/06/27
100% BoyThe Devil In...に22日のロニー・スコッツでのボーイ・ジョージのライブの模様がアップされています。この日のジョージはすっごく派手なかぶりものでした。テーマはずばり乙姫様でしょう。


2003/06/25
6/23の続き

この前の日曜日、ぼくはロンドン一番のジャズ・クラブのロニー・スコッツでの週末2公演のうちの1回目をやったんだ。今夜またそこでやるんだ。だれもわざわざレビューしないことを祈るよ。ぼくが音楽の才能でなく色香でキャリアを握ってきたなんていわれる筋合いはないしね。
ぼくがラジオのサポートなし、もしくはダンス・コミュニティの仲間からちょっと認めてもらったことでまだ仕事ができるってのはそれ自体十分なんだよ。実はそんなに暑くなければ、ベッカムについてスペインに行っただろうね。
ぼくはこれから何ヶ月かたくさんライブをやる予定なんだ。でも、それはアルバムのプロモーションってわけじゃないんだよ。実はとりわけステージにたつのは楽しみなんだ。
先週日曜日のギグのレビューは基本的にぼくがソングライターと同じくらい、グレートなコメディアンだってことを示唆してたね。ぼくの歌詞が決まり文句だらけで、ぼくの声がOKだとしても、ぼくは音叉と同じくらいには音楽の才能があるんだよ。
これを書いたジャーナリストは笑顔を浮かべて飛び回っていた。そしてぼくのプレス・ジャーナリストにぼくが魅力のあるパーソナリティーだって行って去って行ったんだ。ぼくはこれを聞いて、落ち着かない気分でいっぱいになって、最悪なのを予想していたんだ。
それは二人の年寄りがドーチェスター・ホテルのトイレで、ぼくのことを話してるのを聞いてしまったときみたいだった。「彼はお値打ちだね。あのボーイ・ジョージってのはいつもやってくれるから。」って彼らはクックッと笑ったんだ。
恩知らずな奴と呼んでくれてもいい。でもそういうコメントのおかげで、ぼくのユーモアのセンスが音楽を作る才能を見劣りさせてるって気分になるんだ。おそらく、その欠点はスタイルを持ってるということは才能がないと同等であるという古い決まり文句と同じ役をしてるんじゃないの?
その点ではぼくはデヴィッド・ベッカムと同じものをずいぶん持ってるよね。白いベストを着たときに半分も素敵に見えないけど。でも、ホモってことになれば、ベッカムは純粋に4番目のグループだね。


2003/06/23
6/22のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

キャンプ・デーヴィッドは老人たちに泡を吹かせる
近代イギリスがおかしくなったシンボルである男装のプリマ・ドンナ。自分の写真の上に見出しがつくのが一般的になるであろう時があった。しかし、デヴィッド・ベッカムがあらゆる女っぽいものを席巻してしまったので、今こそが彼がおろかな老人たちの怒りを受ける番なのだ。
この長広舌は元代議士で労働党のリーダーによるものだ。ロイ・ハタスレイはデイリー・メール(男のmaleじゃないよMailだよ)で、デヴィッドとヴィクトリアがイギリスを離れてスペインに向かうことについて、こう述べた。
ハタスレイは退屈な保守的なタブロイドで、自分の大言壮語をずっと言うべく最善を尽くしたんだ。何でベッカムがイギリスの若者に悪影響を与えているかを議論するのに、必死でがんばってね。彼はただ、ゴールデン・ベルズを「オカマ」とレッテルを貼るのだけは思いとどまったね。
こういうのって、髪形を変えたり、グッチで長時間過ごしたりしたためにベッカムがそんな叱責を受けるなんて、事態はどんなにつまらないことになったんだろうってことを示す基準なんだよね。最近はかっこよく怒るために何をする必要があるんだろうね。
スキャンダルを多少なりとも楽しんでる人には、ベッカムがもっと文化的「レッドカード」を受けたらいいのにと思ってる人がいるんだ。お偉方が女性の下着を、おさげや腰巻やマニキュアをつけた上に身につけるのを見るような人生の楽しみの一つなんだよ。
もちろん、ぼくたちはみんな知ってるよ。ポッシュ(ヴィクトリア)や彼女のクルーのゲイ・スタイリストが「アリスのバンドだ、そんなのアリスのバンドになっちゃう」って叫んでるのをね。
でも何にも害になることはないんだ。残念だよね。ベッカムが自分のフェミニンな面に触れようとする試みがサッカーのフーリガンたちの激しさを和らげることにならなかったのは。
ベッカムはほんとにボールをけるいい奴なんだ。彼は偉大な父であり、愛すべき夫に見える。彼のマドリードへの移籍は地元での人気を落とすことにはならないよ。今後4年間さらにたくさんの健康的に焼けた奴やパパラッチたちを見ることになるだろうね。ロイ・ハタスレイのコメントは純粋に保守的で、彼は自分にちょうどよいときに、社会主義者のハンドバッグを振ってしまうことを、ただ選んでしまっただけなんだよね。

(続く)


2003/06/19
100% BoyThe Devil In...にも先日のロニー・スコッツでのボーイ・ジョージのライブの様子が出ています。ビデオからも当日の盛況振りやジョージの魔女メイクぶりがうかがえます。(まさか半分青かったなんてビデオや写真で見るまで気がつかなかったです。)


2003/06/18
6/17の続き。

8/3にぼくはカムデン・タウンのElectroluxというthe Electric Ballroomでの巨大「エレクトロ」イベントで司会をする予定なんだ。壮大なパーティーになるだろうね。
the Electric Ballroomはロンドンでも将来性のあるライブ会場のひとつなんだ。そして、ロンドン地下鉄がカムデンの駅を再開発したがってるために閉鎖の危機にあるんだ。
その開発は完成まで7年を要するだろうし、カムデンの巨大なファンキーなストリート・マーケットがなくなってしまうことも意味してるんだ。ぼくはロンドンの最も面白いところのひとつが荒らされてしまうことを止めるために、もうキャンペーンに関わってるんだよ。女優のディム・ジュディ・ベンチも参加してるし、委員会は地元で商売をしてる人たちでできているんだ。
Electroluxはthe Electric Ballroomの歴史を祝うたくさんあるイベントのまさにそのひとつで、残す価値があることを証明するだろうね。近代化は大事だけれど、特色や歴史を犠牲にしてはいけない。
ロンドン地下鉄は駅をより安全にするのに必要だって主張してるけれど、何年もうまく運営して来るし、訪れる人たちを楽しませ続けてるのは、そこにいるおかしなキャラクターたちなんだよ。かつて流行の地だったキングス・ロードを最近訪れたことのある人たちなら、開発がいかにしてその場所を壊したかがわかるよ。
ロンドン地下鉄に提案されたような開発計画はいつもいい考えのように見える。でも、遅すぎたとわかるまで本当の効果はめったにわからない。ぼくはLBCのラジオ番組でその計画にいる男にインタビューしたんだ。彼は自分のケースについてはうまく交わしてくれたよ。でも、地元民として、ぼくはほんとに心配だよ。
ぼくたちの首都が開発されすぎのアメリカの都市のようになってほしい?でなければ、君たちの声を聞かせてよ。それも早くね。


2003/06/17
6/15のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

難民の人たちは我々の同情を受けるに足る
ぼくは朝遅めにやってるテレビ番組のLoose Womenを本当に楽しんでるんだ。女の人が男の人より必ずしも同情的でないって証明してるからね。先週亡命希望者という物議をかもす議題が出され、出演者の何人かが亡命問題がいかにコントロールできないかをわめきだした。おかげでぼくは、彼らはどの星に住んでるんだろうって思っちゃったって言わないとね。もしそんなノイローゼがそういう状況にするって信じるつもりなら、ぼくたちの国に足を突っ込むべくやってきた野心的で泥棒な外国人にはびこられてるだろうね。
おそらく国民として我々は難民たちは、これらの見解のために怒らせてるんだってことをわかってこの国に入国してるんだってことを認識する必要があるだろうね。何か困ることがあるおかげでけんか腰になっちゃうんだ。ぼくには旧ユーゴスラビアを離れざるをえなかった仲良しの友人が何人かいる。彼らは奪われてしまった家、そして離れざるを得なかった国に住んでいたかっただろうと思うよ。
これに加えて、ぼくのとjころのような豊かな国が何世紀も貧しい国から天然資源を略奪していると言う事実がある。いまだにやっている。おそらくこれが不公平な貿易政策で我々が支払っている値段だろうね。50年代に西インドの人たちがここに着いたとき、似たようなパニックがあっただろう。でも、重労働をしてくれた人がもたらしてくれた文化的豊かさがない生活なんて想像できる?
きっと、イギリスから他の国へ移住する多くの人も入国のときに同じように思うんだろうね。もしも正直であったなら、我々みんなが快適かつ調和を持って生活できるためには、ゆとりがたくさんあるものなんだなって。特定の人々の態度にはひどい人種差別主義者やばかばかしいノイローゼがある。もしも、我々が他の国々を破壊するのにお金や資源をあまり使わなければ、たぶん教育や住宅にもっとお金があっただろうにね。政府の援助で生きている人はみんな、自分たちは貧しいってわかってるし、そうしている人で王様のように生活している人なんていないよ。お互いに調和して生活するのにもうちょっと努力しさえすれば、そしてもうちょっと情け深くさえあればね。


2003/06/14
今日はやっぱりこの一言から。

Happy birthday, Boy George!!

さて、6/15のボーイ・ジョージのライブですが、The Devil In...100% Boyによると立見席のチケットが出るそうです。当日の夕方5時から、ロニー・スコッツ前にて25ポンドで売り出すそうです。支払いは現金か小切手のみOKとのこと。(イギリスは小切手が結構流通しています。)で、この日は22日の立ち見のチケットも同時に出すそうで、これが余ったらまた22日の5時から同じように売るそうです。


2003/06/10
The Devil In...に先日収録があったトークショー、Open House with Glolria Hunnifordの写真が載ってます。お客さんにも怪しい格好の人が混ざってました。バックステージでの写真もあります。このサイトに記事を書いた人は収録後、ジョージのアシスタントのポールさんに呼ばれて、バックステージでジョージに会えたようです。


2003/06/09
6/8の続き

先週末、海外に最短訪問をしてきたんだ。トルコのボドラムにDJをしに行ってきたんだ。家を朝7時に出たんだよ。で、3時か4時にはイスタンブールに着いたんだ。飛行機から降りるや否や、写真家やカメラクルーに囲まれたんだよ。彼らは税関から手荷物引取り所までずっとついてきて、何百枚も写真を撮ったにもかかわらず、やめないんだよ。
ぼくの契約書では、ぼくは空港でメディアに会うことを望んでないってはっきり書いてあるんだけど、その文は無視されたね。そんなことは忘れてたかもしれないんだけど、プロモーターが送ってきた奴が言い続けたんだ。「彼らは貴方が何者かわかってないんです。彼らは他の誰の写真も取ってなかったから、楽しいんです。」ぼくはc**pみたいに見えたんだね。いらいらしたし、これ以上侮辱されたくない気分だったから、彼に写真家たちを追っ払ってくれって言ったんだ。もう本ができるくらい写真を撮ってたからね。
フラッシュ攻撃のあとは、次にフライトに乗って家に帰ろうって決心したよ。ブリティッシュ・エアウェイズのデスクにいたすっごく素敵なトルコの妊婦さんが、ここにいてくれって熱心に説得するトルコ人の主催者からぼくを救ってくれた。彼らはぼくを遅れさせようとして、税関にぼくの出発をとめさせようとしたんだ。
この時点で、ぼくは泣きそうだった。そして、ぼくは部屋へ連れて行かれて、そこでパスポートのチェックをされたんだ。入国のスタンプがなかったからね。家に帰る最終便まで15分しかなかった。ぼくが最終的に席に着いたとき、どんなにほっとしたか想像もつかないよ。
そのとき、スチュワードがぼくに近づいてきて、ぼくの荷物に問題があるって言うんだ。アシスタントのポールが滑走路に降りて、ぼくのバッグをチェックしなくちゃいけなかった。ぼくの電気かみそりがジージー動いてたんだ。ポールに顔を会わせられないって思ったね。あらゆるひどい考えが頭を通り過ぎたけど、ポールはほっとして戻ってきてくれて、飛行機は出発したよ。
ぼくはトルコが好きだから残念だけど、あんな経験をしたら、当分、いや将来ずっとそこでのギグは受けられないね。最近アテネで2回目をやったあと、プロモーターに盗まれたから、もうその街にもその国にも行かないって決めたんだ。
カルチャー・クラブがアテネで初めて演奏したとき、ぼくたちは政治的抗議を受けて、石やらビンやら投げつけられたんだ。ぼくは年を取ったから、危険な生活をするって考えに心を動かされなくなったんだと思う。女の子が家でごたごたを起こす方法ってのは同じくらいたくさんあるね。


2003/06/08
6/8のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

ブレアの戦争騒ぎは偏りがあるか?
ぼくの近所のよく磨かれた木の門は政治的なことを書くのには、ちょっと似つかわしくでないように見える。でも誰かがそれをやったんだ。きれいに書かれてて、いささかショッキングだった。チャンスがあったら、本当にそうなっただろうね。こう書いてあったんだ。「メディアよ、私はトニー・ブレアとMI6の上層部員がクレア・ショート議員を殺害計画を企てたことを証明する音声証拠を握ってるぞ。彼女は、本当の戦争の混乱を暴露してしまったからな。」
そこがぼくの家だと思ったからって、誰がそこにそんなことをしたんだろう。ぼくがこの新聞(Sunday Express)に書いてると知ってて、ちょっと世間をかき回すチャンスと見たんだろうか?ハムステッドのぼくの家がある道は、ロンドンではあまり知られてないけど、ひどく照明がついてなくてそんな大胆な政治的コメントを出すのにはいいとこにはないんだ。この手のものは、自分が政府や強大な組織が近づいている多くのものに関与してるんじゃないかって気分にさせる。ぼくはその混乱状態には偏りがあって、その偏りには個人秘書がいるんじゃないかって思うんだ。ぼくは、言われてるはずだけど、熱烈な陰謀理論家なんだ。大きな不正行為が進んでて、メディアで破裂してることは、さらに深刻なことからぼくたちの目をそらそうと、うまく選ばれたものだと思うんだよね。労働党と言う、いわゆる人々のための政党でさえクレア・ショートという短所抜きでは成り立たないってことを受け入れないとね。

(続く)


2003/06/07
東芝EMIのサイトによると、6/27にAt Worst...が再販になるそうです。ちなみにお値段は1800円。

東芝EMIの情報


2003/06/04
6/2の続き

先週末現実に戻って、サウス・ウェスト・コーストにDJをしに出かけてきた。コーンウォールやニューキーは楽しかったけれど、ぼくたちがニューポートに着くころまでには長い週末が悪い影響を与えていた。最後のクラブではなじみの曲を聞きたがったり、ぼくが回している間にもぼくと話したがる若者でいっぱいだったんだ。その場所は半分からっぽで、バウンサー(入り口の用心棒)はぼくたちに飲み物をくれたりとか、ゲスト・リストにも入れてくれようとしなかった。1時間かそこら、うるさく質問で悩まされたあと、ぼくは自分のレコードを取って、ホテルに向かった。ぼくのエージェントはぼくの稼ぎの残りを手元から怒ったクラブのマネージャーから引かれたんだ。
この手のことはめったにないけど、プロモーターたちはぼくが「ハード・ハウス」DJじゃないっていつ理解してくれるんだろうね。
さらに大事なのは、いつになったらお客さんはぼくがデッキの向こうで仕事をしていて、ぼくにそれをやらせてあげようって気がついてくれるんだろうね。
底辺はクラブのマーケットから本当に落ちこぼれていて、くずの音楽をかけているほんの一握りのクラブだけがうまくいってるんだ。これはダンスミュージックにおいて大方向転換になるいいきざしだね。だって、ダンスミュージックはポップミュージックと同じくらい苦しんでるんだから。
2、3週間前、ノース・ウェールズで、1年のうちでもお気に入りのギグのFuture Funkという晩にぼくはDJをやった。いつもクラブの旗印にfunkという言葉が付いてるのを見て安心させてくれるよ。だって、お客さんが偏見なく来てくれるってわかるからね。
長いいやな道のりの末でやっと会場について、時間とメイクを無駄にしたってわかったときほど気がめいるものはない。さらにいらいらさせるのは、絶対何にも音楽を知らない連中が、お前のかけてるものはくずだって言ってくること。
ぼくたちは、疑いなく、文化の真空地帯に住んでるね。

今、ぼくは超現実的で漫画みたいなニュース速報をLBCのラジオ番組、And Another Thingで流すべく準備してるんだ。最初のはすでにやっちゃったんだけど、おそらくあまりうまくいかないだろう。超いけてるダンス・マフィアのいやらしいあら探し屋のおかげでね。
ぼくが言おうとしてるのは、ダンス・ジャーナリストのギャビン・ハーリーの舌の所在を知る全国調査にかかわってるんだ。もっと知りたかったら、番組にダイヤルを合わせないとね。これにはHow To Further Alienate Yourself And Stockpile Your Enemies(さらに自分を孤独にして、敵を溜め込む方法)という本が続けて出るはずなんだ。自分自身が自滅という武器であることはよくわかってる。でも、悪口を言いふらす奴の容赦ない愚弄に反応できなければ、クイーンであることに何の意味があるって言うんだい?


2003/06/02
6/1のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

おいしいひねりの利いた素敵なキャバレー
もし君がNYにたまたまもうじき行くって言うんなら、Kiki & Herbというウェスト・ヴィレッジで今大成功のキャバレー・デュオのチェックを忘れないで。
Kiki、ジャスティン・ボンドって言う方が通りがいいんだけど、くたびれたラウンジシンガーを演じてて、自分の知恵と音楽のレパートリーを共有すべく、自分自身を40年のショービジネスの世界に引きずり込んでるんだよ。ユーモアはブラックで、シャープな知性が利いたひねりがある。さらに歌はジャズの大物からエミネムまでなんだ。
ジョークはピアノを弾くHerbが、彼女のために酒を注げば注ぐほど、信じられないくらい簡単に出てくるんだ。ジャズとありふれた70年代のクラシックのぐちゃぐちゃに混ざったのが、エッジの聞いたラップに入ると、思いがけなくすごいオリジナルになるんだ。そのすべてがピアノで鳴らされるという事実は、さらに超現実的な鋭さを加えるね。
常に言ってきたように、NYのドラッグたちは特別だよ。だって社会保障がないんだからね。USの政府からお金を手に入れることはたやすいことじゃない。食っていきたくて、通常の雇用が肌に合わなければ、舞台に上がって光らないといけないんだから。

(続く)


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