本日のカルチャー・クラブなもの(2003年3月分)


2003/03/31
今日夕方の5時からChannel4のRichard&Judyという番組にボーイ・ジョージがゲスト出演してました。最近の彼はどんな服着てくるかなーというよりも、どんな顔してくるかなーって感じなんですが、今回もやってくれました。今日のメイクはオリジナルの肌の色がかなり残ってるメイクでしたが、あえてテーマをつけるなら岡本太郎風とでも言っておきましょうか。口紅が左にはみ出して波打ってました。服はラメ入りのジャケット&パンツに珍しくネクタイを締めてキメてました。夕方の番組ってことで多少気を使ったのでしょうか。シックで最近見た中ではいい感じでした。
話はタブーの話とDJの話だった模様。ジョージ以外にも仲間のDJが二人呼ばれてました。この二人はTシャツにジーンズとジョージとは対照的ないでたちで、まあ、ジョージの目立つこと。ジョージも冗談を言って雰囲気は和やかでした。


2003/03/28
100% Boyに昨年NHKのBS2で放送された80's BRITISH POP IDOL SPECIALの写真が出てました。見逃してしまった方も、暗記するほど見た方も日本で放送されたボーイ・ジョージが楽しめます。リー・バウリーが乗り移ったかのような水玉ジョージが満載です。比較的ナチュラルなメイクのボーイ・ジョージも載ってます。でも見れば見るほど、この人って顔のパーツはいいのよね〜って思ってしまうのは私だけでしょうか。


2003/03/26
3/24の続き

4月の24日に、ぼくとニュー・ボイスのグループは夜にロンドンのカフェ・ド・パリで全く自分のためだけにやるんだよ。新曲ばっかりやるんだ。もし古いヒット曲を期待してるんなら、来てくれた人はがっかりするかもしれないね。
ぼくはエミネムの本からページを取り出してalter egos(分身の意。ジョージは替え歌でも作ってるのでしょうか?)を作ってるところなんだ。でもエミネムとちがって、ぼくの口から出てくる言葉を信じるつもりだよ。つまらないところだけが変わるんだ。
ぼくはこの2ヶ月熱心に書いてるんだよ。The Red Shoesって映画の作家バージョンみたいにね。気の毒な女の子がひとたび靴を履くと、踊りを止められなくなっちゃうってやつのね。
作家として、「もう歌なんて書かない」なんて思ってしまうヒドイ仕事をしても、突然津波のようにアイディアがひらめくと全速力で進むんだ。
かんしゃくや苦しみやちょっとした喜びはこの戦争でぼくが流す涙のように出てくる。君たちもテレビの報道にかじりついてない?これが幻想であるように祈りながら。ブルース・ウィリスが現れようとしてるところに、監督が「カット」とさけんでくれるのを望みながら。
悲しいかな、すべてがリアルすぎて、ショックの後は恐怖でしかないだろう。
恐怖の中では生きられないのは分かってるし、何物もぼくの仕事を止めることはできない。でも、人類にとっては悲しい1週間だったね。


2003/03/24
3/23のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

ブレアはヘアスタイルがひどい日のマギー(マーガレット・サッチャー)みたい
ぼくの頭の中では天才Smithsの歌の「ロンドンのストリートでパニック、バーミンガムのストリートでパニック」という歌がぐるぐる回っているよ。イラクでの戦争の後、ぼくたちの街で何が起こるだろうかを考えるいい機会に思える。
ランダムなテロの攻撃の脅威はすごくリアルになってるって確信するよ。ぼくはますます多くの友人がもう地下鉄には乗れない、だってばらばらに吹っ飛ばされる恐れがあるし、化学兵器の攻撃にはめられるかもしれないからって言ってるのを聞いてる。
それに訊かないといけないね。政府はアメリカと共謀して、この中東戦争を我々が認識しているよりも長く、いつでも出せるように用意してあったんじゃないのって?
イラクでの戦いの始まる前に、戦後の国家再建のための建設の契約が提案されてたんだよ。おかげでぼくはこの紛争の陰の本当の動機を疑っちゃうんだ。
木曜日の晩、10代の子の集団が国会の前の広場に降り立って「ブレア出てこい」って叫んでたんだ。ニュースではこの若者たちは大衆の意見を本当に反映してるわけじゃないって言ってた。それにブレアのスポークスマンも、「我々は路上の抗議を元に政策を決めたりしない」と言ってたよ。
多分、我々のリーダーは彼自身を職務につかせてくれてるのは、ほとんど若い人たち(初めて投票した人たち、ぼくも含めてね)のおかげだって覚えておくべきだね。愚かなことに我々は、右翼政治からは永久に脱却していると思ってた。でも、ブレアはひどい髪の日のマギー・サッチャーになったね。
Democracy(民主主義)って単語を“de-mockery(mockeryでまがい物)”に置き換えたらどうだろう?だって道行く男であれ女であれ、いまやほとんど意味がないんだから。
多くの人と同じようにぼくも政治に信用をなくしてるし、ぼくの恐れてるのはトニーのギャンブルは結局右翼に回れ右しちゃうんじゃないかってことなんだ。ぼくがトーリー党に投票しようと確信できるものはないけど、次の選挙が来たら、すぐにトニー・ブレアよりもキャベツに投票するよ。
今週9/11の悲劇で愛する人を失ったアメリカ人たちがこの戦争に反対してストリートに立ったんだ。それってすごい勇気と哀れみのメッセージを送ってない?ぼくにもそんなに大きな許せる才能があったらいいのに。

(続く)


2003/03/22
The Devil In...に3/19にロンドンのヘヴンというナイトクラブで行われたDJのTasty Timの誕生パーティーの模様が出ています。ボーイ・ジョージもいつもの怪しい妖しいメイクで来ています。


2003/03/20
3/19の続き

ブッシュは対イラクの戦争で50%の賛成票を得ていると言われている。でもアメリカのメディアは国際ニュースをカバーすることにはあまり熱心じゃないってことを覚えておかないとね。ある意味それって独裁者が使う抑圧の方法と似てる。
ブッシュは極端に得意になってるように見えるよ。一方で我々の首相は感情的に流されてて、ヘルス・ファームで1ヶ月過ごす必要があるね。彼は自分の党やイギリスの大衆からの反応なんて期待していなくて、あまりにも性急に乱暴なブッシュの応援なんかしたのを後悔してるような印象を受けた。
ダイアナ妃が亡くなったときの女王陛下にちょっと似てるね。彼女はバッキンガム宮殿が嘆き悲しむ人たちでいっぱいのときに、どれくらい急いでスコットランドから戻って来たんだろう?ときに権力を委託されてる人たちは、本当に一般大衆の意見に触れてないものだ。それって怖くない?
サダム・フセインを守るなんておかしいように聞こえるかもしれないけど、他の大半の国が、イスラエルも含めて、自身を守るに足る十分な武器を持ってるときに、周りから命令されるなんて、小さな子供みたいな気分になってるに違いないよ。それに、繰り返して悪いけれど、アメリカとイギリスの両国が彼をふさわしい地位にある人間とみなしていたときに時間はあったんだよ。
ぼくはクレア・ショートが国連の決議抜きで戦争をするならば内閣を辞職すると言って脅かしてることには拍手するよ。
いいかい。なぜジョージ・ブッシュは2回目の投票を心配してるんだろうね。彼は投票という民主主義的考えに固執しないで、こっそり武力を行使したって言うのにね。
子供のころ、壁にスプレーでこんなスローガンが書いてあったのを見た覚えがあるよ。「もし投票で何でも変えられるなら、彼らは投票することを違法にしただろう。」


2003/03/19
3/16のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

リーダーが連絡がつかなくなると怖いね
ポップ・スターや有名人が戦争反対の声をあげたことについてメディアで大騒ぎがあったあとで、首相がMTVに出てるのを見てびっくりしたよ。彼はティーンエイジャーのグループを説得して支持してもらおうとしてたし、彼らをだまして彼らにも言う権利があると思わせてたんだ。
それから、先週のコラムで、ぼくがジョージ・マイケルを擁護したことに対して賛成してくれるたくさんの手紙を受け取ったよ。残念ながら、彼にレギュラーのLBCラジオのトーク番組に出てもらえるようには口説けなかったけどね。
おそらく、ジョージ・マイケルは以前の番組でのぼくが言ったジョークにいらいらしてたんだろうね。ぼくはただ、ぼくたちは両方とも戦争に関するひどいレコードを作っちゃったねって言っただけなんだけどね。ぼくは彼のShoot The Dog と自分の縮み上がっちゃうWar Is Stupid(「戦争の歌」を指してる模様)を引き合いに出したんだよ。
ともかく、ぼくは、労働党がトーリー党から議席をかすめ取った晩、当時のヒップホップ・グループのD-ReamがごきげんなダンスミュージックのThings Can Only Get Better(事態はよくなる一方の意味)、Bitter(悪くなる一方)だったかな?で魅了してたことも指摘したんだ。
そのときもちろん、ダウニング街にはオアシスとかブラーとか音楽業界の重鎮がうじゃうじゃと新しい労働党に新しいイメージを吹き込むべく呼ばれたパーティーがあった。ぼくは欠席したから人目を引いてしまった。でもthe Nolan SistersもThe Womblesもでなかったんだよ。
どうしてブレアはポップスというメディアを乱用するのを許してもらえるんだ?彼にあえて抗議するミュージシャンに対してメディアは厳しいって言うのに。
先週ぼくはICMという、アメリカ最大のミュージシャンと役者のエージェントのひとつで友人に話しかけた。ICMのクライアントの多くの役者がボケがきてる大統領なんか無視してて、ICMはどうにかその一人から発言を引き出したんだってことを認識してる奴もいるんだ。その会話が国営TVで放送されて、ICMのEメールアドレスが公表されたんだ。
その会社は1万の怒りメールを受けて、電話回線は1日中ダウンしたんだよね。

(続く)


2003/03/18
ロイヤル・アルバート・ホールのライブDVDを見ました。遠目では見られなかったジョージのアップを堪能しました。こんなメイクだったのねーとしみじみ。
歌に関しては中盤以降がお勧めでしょうか。Cold Shoulderなんかは聞かせてくれます。Victimsではほんとに歌の途中で"Stop fxxking talking"て感じで客席に言ってました。叫んでるというよりも、ツッコミを入れてるって感じが近いかと思います。でもジョージときたら3-4回言ってて結構しつこいかも。
会場はほんとに立派で、ステージから客席を撮ると天井まで客席があるのがわかるんですね。よくこんなすごいところで歌えるな〜ってミョーな感心をしました。
最後のクレジットを見て驚いたのですが、ハーモニカ奏者の人がA Kiss Across The Oceanでも出てくるジャド・ランダーという人でした。CCのメンバー以外で20年経っても同じ仕事をしてくれる人がいることに感動してしまいました。
ジョージとジョンのインタビューも合わせて30分くらいありますし、写真もあります。お腹いっぱい楽しめます。これで17.65ポンド(税・送料込み)。日本でも4000円でおつりが来るでしょう。お勧めです。ファンだったらやっぱり買うでしょう。ちなみにPCのDVDなら、日本仕様の環境でも再生できます。私のところでは動きました。

amazon.co.ukのDVD購入画面


2003/03/15
タブーのロンドンでの千秋楽が4/12なのか、4/26なのかを調べてみました。いろいろなところで4/12という発表をしていますが、タブーの公式サイトではボーイ・ジョージは4/26まで出るという書き方をしてます。godfieldさんの情報によると、チケットも4/13-4/26分をすでに持ってる人には払い戻しをしてないそうです。サイトによっては4/26までまだ買えます。Wayaheadはオーダー可能でした。


2003/03/12
The Devil In...によるとUSのPaperという雑誌の3月号にボーイ・ジョージのインタビュー記事が載ってるそうです。インタビュー記事にはジョージがリー・バウリーに会ったときの印象やタブーのアメリカ公演についてのコメントが載ってます。インタビューの一部を紹介するとこんな感じ。

ミッキー・ボードマン(インタビュアー、以下MB)。ボーイ・ジョージ(以下BG)

MB:リーはカルチャー・クラブの時代、あなたのルックスに影響を与えたの?
BG:当時彼はオーストラリアで雑誌を見ててロンドンに来て変で素敵なものを見ることを夢見てたんだ。で、彼がこっちに来たら多くのものがやられちゃってたんだ。だから彼は極端なとこまで持っていかなきゃいけなかったんだよ。もし彼がトイレの便座を頭に乗せてるのを見たら、「あんなじゃトップは取れないぜ」って言ったかもしれない。一番面白いのは、パンクやロマンティックスだったらそういうラベルをつけられるだろうけれど、彼はその上まで行っちゃったってこと。ぼくなんか道でひどいことを言われるけど、リーだと「あれは何だ?」ってみんな走ってっちゃう。

MB:ロージー・オドネルは舞台とどうかかわってるんでしょうか?
BG:ロージーは偶然やってきたんだ。彼女はリーが何者か知らなかったんだ。彼女の女友達が舞台のリストを持ってきて、その中にタブーも入っていたわけ。彼女は出演者に会いたいって言ってきたんだ。で、会ったときに「まあ、この舞台気に入ったわ。NYに持って行きたい」って言ったんだ。ぼくは「もう彼女とは会わないだろう」って思ったよ。でも彼女は4回も5回も舞い戻ってきたんだ。

MB:どうやってリーのルックスを再現してるの?
BG:メイクアップ・アーティストと衣装係がそのシーンは担当してくれてる。タブーにかかわるたくさんの人たちはわずかな資本でルックスをやってくれてる。その間はデザイナーの衣装じゃないのさ。すっごくDYI(手作り)だったよ。

MB:アメリカ版では何か変更はあるの?
BG:うん。大きな国だし、キャラクターたちを知らないだろうしね。手間をかけずに説明しないといけないだろうね。それに、ルックスもすごくして、お金もかけて。何でも大規模になるだろうね(笑)。


2003/03/10
100% BoyにDVDからの画面がちょっとずつ出ています。まだ入手されてない方は気分だけでもお楽しみください。ちなみに今日が発売日です。(私はamazon.co.ukでオーダーしたけれど、発送は3/11か3/12になる模様。)


2003/03/09
3/9のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

言論の自由の国で抑圧
USが反仏に向かってるというニュースを聞いて驚きで首を振ってるはずなんだ。フランスはイラクに対する戦争に加わる気がないからね。おそらくアメリカ人はフレンチ・フライをフリーダム・フライ(自由は飛んで行くの意味?)に改名して、ハンバーガーからすべてのフランス製チーズを取り除いてフランスからの輸入品すべてをボイコットしているんだろうね。
これすべてが言論の自由がすごく高く尊重を受けている国で起きてるんだ。ぼくたちに同意する限りにおいて、これは本当に崇められてるものは言論の自由だと証明してないんじゃない?マーティン・シーンやショーン・ペンを含む役者、彼らは公に差し迫った戦争に反対を唱えてるんだけど、テレビから締め出されたり、ブラックリストに載せられる危険を冒してるんだ。
ぼくたちだってここで前にこんなことなかった?上院議員のジョー・マッカーシーや、役者や作家が国から逃げちゃった「ベッドの下のアカ」キャンペーンを思い出して。
明らかに、サダム・フセインは引き出しにある一番なじみのナイフではない。でも覚えておこう。USと一緒になって彼を最高の地位に引き上げて力を持たせたのはわれわれの政府だってことをね。この戦争全体を実施するに当たって、他の多くの西側の国々と一緒に我々は、武器や化学兵器を、拷問や自国の国民を殺すのに使ってることがわかってる国と取引し続けてるという事実を、なぜ誰も議論しないんだろう?
ジョージ・マイケルが宣伝仕事や戦争について語るために熱弁をふるわされているけど、ぼくが彼について過去に言ったであろうことがあっても、ぼくは彼が好きなことを言う権利を支持するよ。誰かが彼の言うことを賛成するかどうかが重要じゃないんだ。彼がレコードをリリースしようかどうかさえもね。彼がこの戦争に合わせてそのタイミングを合わせたなんて誰が真剣に信じる?
ポップスのレコードや映画を作ったら、どうにかして政治的見解を持つ権利を取り除くという考えは侮辱的だよ。ぼくがセクション28という法律について、ステージコーチ(駅馬車)の大物のブライアン・スーターと議論するのにクエスチョン・タイムという番組に出たとき、メディアはテレビ番組も落ちたもんだと猛攻撃だった。でも、ぼくはコメントを引き出すために彼に投げかけられたあらゆる論理的な質問に対するソーター氏の返答を思い出したりしない。ぼくは、ホモセクシャリティについては、理解が及ばないことはないと一番はっきりしてるんだ。

ぼくたちミュージシャンは他のみんなのように戦争の陰にある動機やアメリカがそれを正当化しているかどうかをちょっとでも心配すべきじゃないだろうか?結局のところ、FBI、彼らは完全に訓練されてるけど、最近30年間詐欺師を指名手配して探したあげく、南米に奥さんとワインを楽しむ休暇のために行こうとしていた74歳の罪のない男性を何とか捕まえて、数週間ム所に放り込んだんだよね。彼らは後になって、本当の犯人はラスベガスで豪遊していたことに気づいたんだ。
アパルトヘイトについても考えてみよう。いろいろ気にかけることが多い世の中で、その悪の国家を十分長く眠らせておいてしまった。でも、ミュージシャンにとってそこに対してキャンペーンするのは実によいことだった。世界のある部分に暮らしていて、ぼくたちはどうして何も救済活動(アフリカの人々を殺しているエイズの蔓延を含めて)をしてないんだろう。
ぼくたちは、どういう独裁者と自分たちが向き合ってるかっていうときにはすごく選択的になるんだ。おもしろいよね。ロバート・ムガベを彼の妻と一緒にパリに招いたことに関して誰もフランス人に異議を唱えてないんだ。その妻は7万ポンドも使っちゃったんだよ。彼女はプラダやグッチから出てくるとき、自分の国の窮状を考えてたのかな。
ムガベと地上で取っ組み合ってもらうのはゲイ活動家のピーター・タッチェルに任せるよ。憲兵の腕力とやりあう覚悟がある人は勇気があるね。まさに彼はブリクストンに向かう勇気があったし、マイク・タイソンと真剣にやりあって彼のホモ嫌いをやめさせるべく説得させるんだから。おそらくは彼をイラクへ送るべきなんだろうね。


2003/03/06
The Devil In...に、ミュージカル「タブー」のブロードウェイ公演の情報が出ていました。公演開始は10月から、場所はWest 45th StreetにあるPlymouth Theaterで行われるとのことです。ボーイ・ジョージはUKから出演する数少ない役者の一人になる模様。大半はアメリカの役者さんのようです。

その一方で4/12にロンドンでの公演が千秋楽になるそうです。ただ、12月にはUKツアーを実施するとのことなので、完璧に終わりと言うわけではないそうです。


2003/03/05
3/2のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

いい奴で正直だけどいやでたまらない奴に何が起こったか?
デヴィッド・ベッカムはメディアのうわさとかさしせまったスキャンダルから身を守るということになると、ほんとにパワーがあるし、アリスのバンドをつけるなんて罰からも逃れることができるんだ。チャートのトップに水増ししただけのレズたちがいて、クリスティーナ・アギレラがビデオで男の子とキスしてるのは、(そのビデオがキッズTVで流れるはずないけど、先述のレズたち、Tatuがタータンのミニスカートをはいて、のりの利いた白いシャツを着てるんだ)行動の自由を与えられてるということなんだ。
アヴリル・ラヴィーンはひどい詩の中で言ってる。「それ以上明らかにできるの?」って。(疑ってるんだけど)それは満足のいく怒りで、革命がテレビで放送されてきているときに、議論のタネにどんな望みがあるのだろう。全部ポップス?今年のBrit Awardsのハイライトはカイリーとジャスティン・ティンバーレイクの間のどん底グループだった。カイリーは自分の世話人を使ってモデルのボーイフレンドに離れてもらうように叫んでいた。で、結局女の子たちはズボンをはいているんだけど、それって間違った道に追いやってない?ぼくはベッカムをリストに加えるよ。彼は名誉ガールだからね。もし男性ポップスターや有名人がカイリーが自分の彼氏を扱ったみたいに扱ったとしたら、「下劣」って呼ばれちゃうだろうね。でも、少なくとも何人かはわかってるよ。ジャスティンがどんなにスイートであっても、カイリーは心の中にアメリカを征服する思いを持ってるって。そして、ジャスティンはこれをよくわかってて、このコラムにたくさん書いてもらうべく、イギリスのポップス・クイーンに自分のまつげをぱちぱちさせてるんだって想像しちゃう。
お互いの不遜な行動に正直なポップ・スターに何が起こっただろう?デュラン・デュランはカルチャー・クラブが嫌いだったし、ぼくたちは誰でもがぼくらを嫌う限り、その人たちを嫌ってた。ホリー・ジョンソンがぼくのことをどんな風に「くたびれた年寄りのパントマイムババァ」かを書いた記事を読むのはグレートなことだったよ。もしくはピート・バーンズがぼくに「花輪を送ってあげる」と言ったり、ぼくたちのある曲がチャートに入らなかったことを聞いたりすることもね。
このごろはみんながみんなを大好きで、でも最近のクリスティーナ・アギレラの写真ではファッション・ショーでのホリー・ヴァランスに悪意の目を向けたね。これには真実以上のものがあるよ。
わかってる。しょっぱなのベッカムへの悪口から飛んじゃったよね。でも、ぼくはインターネットのゴシップサイトのPop Bitch上の別の見え透いたうそに反応するつもりなんだ。そこではぼくが友人のズィー・アシャをだまして、最近の「歌姫を探せ」ショーに出そうとしたなんて言ってるんだ。ほんとうは、ぼくはこの番組の一部をお願いされたんだ。最終的に根本的に才能のある人を探す前提でね。結局歌姫という言葉が、人に食欲不振で洗濯板みたいで貧血なポップスの売春婦を連想させられないってことなんだよ!その言葉だと、人はでかくて、大げさな一曲で地震を起こしちゃうような女性を考えちゃうんだよね。

おかげで、友人のズィーが気になったよ。彼女はシカゴのママ・モートン役を射止めたけどね。素敵な声のミズ・アシャは典型的な「私は何が何でもスターになりたいのよ」って奴でいっぱいの目が回るようなオーディションを通過して引っ張られたんだ。審査員はズィーの歌に気づいて恐れをなしたし、周りじゅう赤ら顔だった。だから、ぼくは間違って伝えられたんだ。ぼくがさこれらの「袋の中のできもの」的行為にすごく能弁だから、自分の良心を悪魔に売り渡しちゃったみたいだったんだ。メディアに拒否権を持つことは、自分がそのときどんなに力があるかってこととすごく関係あると思うよ。自分をメディアにシャイなタイプにするわけじゃないんだ。
いいかい。ローナ・キャメロンがあのばかなTV番組のThe Luvviesの司会を勤めて、ぼくを自暴自棄の有名人だと責めるのはちょっとずうずうしいと思う。特に最近ぼくを「ここから追い出して欲しい有名人」としてパロディーにしたときはね。ローナはもっと敬意があって、びくみたいな種類の人だと思うかもしれない。でも彼女はきっとお金が欲しいのさ。ぼくはそういう有名人が大嫌いなんだ。だってパーティーからパーティーを渡り歩いてデザイナー・グッズをつけた能無しを作り上げるだけだからね。ぼくはパーティーをするし、それは罪ではなくぼくもまた働いてるってことなんだ。ぼくはたらふく食べてるよ。


2003/03/02
個別にメールを受け取った方もいらっしゃるかもしれませんが、100% Boyによると、2004年の3月にボーイ・ジョージがポール・モーマンという人と共著で自伝を出すそうです。内容はこの15年間のアーティストとしての生活、DJとして彼が果たしている役割、ミュージカル「タブー」での活躍などが含まれるそうです。
ジョージのコメントはこんな感じ。
「ぼくはこの本を編集するのが楽しみなんだ。この本では1990年にインドに降り立ったところから、秋にブロードウェイで「タブー」が初日を迎えるところまで含んでるんだ。すごい道のりだよ。ぼくの言うことがわかれば、楽しめるよ。」


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