本日のカルチャー・クラブなもの(2003年5月分)


2003/05/30
100% Boyに昨日収録が行われたトークショー、Open House with Glolria Hunnifordの様子がアップされています。ゲストのボーイ・ジョージは割とナチュラルメイクです。どうやら歌も歌ったようです。
また、この番組中にジョージが公表したそうなのですが、カバーアルバムを出す予定があるとのことです。内容はお約束のデヴィッド・ボウイに、ジョン・レノン、ジェファーソン・エアプレイン(私、この人知りません)などの曲が含まれる予定だとか。

出たらこれは楽しみですね。


2003/05/29
日本語のカルチャー・クラブ情報がないかとネットサーフィンをしていたら、こんなページを見つけました。最近の活動状況までカバーされていて、「これはリンクさせてほしい!」と思ったのですが、サイト自体は閉鎖されてしまってて管理人の方とは連絡が取れません。でも、私ひとりで見てるのはもったいないので紹介してしまいます。(すでにご存知の方はごめんなさい。)

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/3353/newpage43.htm


2003/05/26
5/25の続き

それから、ハーヴェイ・ファイアステインがジョン・ウォルターのブロードウェイでのヒットミュージカル、ヘアスプレイで聖職者役をやってるのを見たのはぼくがオフのときだった。想像しうる中で、一番笑いが止まらなくて最高に楽しい夜遊びだったよ。あとになってぼくたちは砂利みたいな声のファイアステインに会うために呼ばれたんだ。ぼくの友達がサイン入りの写真をお願いしたら、ファイアステインはすぐにこう言ったんだ。「もちろんさ、かわい子ちゃん。」
キャスト全体も申し分なかったし、こんな言葉もあった。「投票を決するのは非アメリカ人なのさ。」もうひとつのお気に入りは陽気なキャラのおしゃべりメイベルをやったメアリー・ボンド・デイヴィスだね。彼女は大喝采を博するような古典的ゴスペル・ボイスの持ち主の一人なんだ。ちょうどぼくが自分の旅がよくならないだろうと思ってたときに、デリックと言う素敵な船乗りに会ったんだ。彼はぼくの新しいスパーリング・パートナーのロージー・オドネルには気づいていた。でもぼくからの注目はもっと浴びてたんだよ。こちらでは"船団週間"なんだ。全部の船乗りが休みのために船を埠頭につけるから、街中船乗りであふれてるんだよ。
だから、NYはまた忙しく動いてるんだよ。11/1のタブーのオープニングのいい前兆だね。ぼくはこっちに8ヶ月間住むことになるんだ。待ちきれないよ。集中ミーティングの1週間だったけど、ぼくはどうにか寝たし、パーティーにも行ったよ。この2つはNYじゃ結ばれることはないね。それからぼくはちょっとまじめなお買い物にも飛び込んだよ。ロンドンがNYのあとなのか、それは逆なのか、ほんとに誰が知ってると言うのだろう?これは言えるよ。Tinyは新しいlargeと言う意味で、小さな仲良しのあつまりは新たなウッドストックっていうことなんだってね。最後の言葉はぼくのメイク・アップ・レディで友だちのクリスティンに送らないとね。「過去のNYをどう想像する?」ってぼくが聞いたら、「想像したこともないわ」って彼女はクールに答えたんだ。きっと無関心は新しいエクスタシーなんだろうね。


2003/05/25
5/25のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

女装の演技が賑わいをNYに戻す
NYは最近退屈で、元市長のルドルフ・ジュリアーニをただ責めてしまうかも。彼はこの街に対してほうきを振り上げて数年前に引き戻してしまったんだ。彼の有名な「許容度ゼロ」の大掃除は街を安全にしたけれど、NYを華々しく見せていたハートやガッツまで取り払ってしまったんだ。素敵な地下クラブは消えてしまったように見えたし、おかしなカルトの首謀者たちであるmad-hattersは負けを認めたようだった。
ぼくは、ビッグ・アップルに1週間いるんだけど、NYの地下文化がそこまでもどって来たことをお知らせできてうれしいよ。まったく偶然にぼくはBar d’0に出くわしてRaven OやSherry Vineがぼくの背骨が震え上がるような珠玉のジャズをやっているのを見たんだ。怒ったよ。こんなすばらしい才能(ライブ・ヴォーカルもだよ)がごくわずかの人にしか見てもらえないなんて。たとえその人たちが鑑識眼がある人たちだったとしてもだよ。
Raven Oには唖然とした。すらっとした女装の歌姫で、絶えず自分の衰えていく美貌を引き合いに出すんだ。でもそうするのは、自分がどんなにすばらしく見えるかわかってるからなんだ。これをダイナ・ワシントンのすばらしい歌や同じくらいすてきなSherry Vineとのデュエットでの彼女の完璧な演出に加えてごらん。自己非難は美しい幻の一部だってわかるよ。彼らを見るとNYがなぜそんなに厳しいか思い出すよ。
次にぼくは気がついたらダウンタウンのChez es Saadaでthe Duelling(決闘する) Bankheadsを見ていた。この二人の発狂したドラッグ・クイーンは自分のルックスを伝説の映画でゆるいキャノン砲のタルラー・バンクヘッドに当てはめ、長い歌やジョークにつづけて録音された拍手を受けているんだ。お客にはFlawless Mother Sabrinaもいたよ。彼女は女装パーティーをしたり、カルト・ムービーのクイーンに出たりしたことで60年代にテキサスで投獄されたことがあるんだ。そのクラブはDJのJohnny DynellやChi Chi Valenti(この人たちは率直に結婚生活をあざけってるけど、たえずディスコのはいから立ち上がっては素敵なイベントをしかけるんだ)によって運営されている。Chi Chiはママとして知られていて、出番を紹介してはこんなすばらしい冗談を言うんだ。「みなさんにはフランス語でお願いするわ。」アメリカで、フランス人はサダムと同じくらい人気なんだよね。

(続く)


2003/05/22
The Devil in...によると、ボーイ・ジョージが登場するKINKY GERLINKYというドキュメンタリー映画がマンチェスターのthe 2nd Commonwealth Film Festivalで上演されるそうです。

KINKY GERLINKYはロンドンに実在したのナイトクラブの名前で、映画では90年代初頭のクラブシーンが収められているとのことです。ボーイ・ジョージ以外にもリー・バウリー、ヴィヴィアン・ウェストウッド、ジャン・ポール・ゴルティエなどが登場しているそうです。

なお、上演は6/7の20:30からCORNERHOUSEにて行われます。

Commonwealth Film Festivalのサイト


2003/05/21
100% BoyThe Devil in...によると、ボーイ・ジョージのライブの追加公演が決定したそうです。6/15の分はほぼ完売で、6/22に追加公演が行われます。詳細は以下のとおり。

日時:6/22(日) 7:30-11:00pm
場所:Ronnie Scott´s Club
値段:27.50ポンド(手数料が別途必要です。)

Ticketwebのサイト


2003/05/19
5/18の続き

サダムほど凶悪な独裁者が沢山いることを指摘することはほとんどはじめてじゃないことは、わかっている。でも僕たちはまだ彼らの蛮行を許してしまっている。制裁は普通のやつにだけ効果があるものなんだ。サダムの宮殿がそれを証明しているよ。
これに加えて、軍事行動を支えた人でさえ、我々は亡命希望者に侵略されていると嘆くのだ。彼らの中には我々の軍隊がかかわっていたかもしれない不安定な状況から逃げてきている人もいるというのにね。それに戦争はイギリスの納税者が支払わなくてはいけない国へのお金を増やしてるよ。毎年、ぼくたちは政府に払うお金が増えてるみたいだ。
反対政党はいつも金持ちには高い税金設定すると約束するはずだが、ここに残って税金を払って豊かな状況を支えているお金持ちな人たちは、我々の経済にとって大変価値があるのだ。しかし、彼らは悲しいかな、自分の富を外国の口座に溜め込んだり、租税回避の場所に家を持ってたりする人に数で勝ることはないのだ。
それから「眠れる政治家」のことも思い出さないとね。多額の寄付や他にビジネスを持っていくぞと脅すことで、政府に方針を指示する大企業のことだよ。情報化時代はのおかげで、政治のベールの陰にあるものを見ることになった。で、結局事実はすばらしいどころじゃないってことがわかっただけなんだ。
クレア・ショートの自叙伝が待ち遠しいね。


2003/05/18
5/18のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

ショートのスタンスは大いに賞賛
人はしばしば思うものだよ。「政治家は現実世界に生きてるのか?」でもおそらく質問することさえばかばかしいんだ。それはエルトン・ジョンにユーモアのセンスがあるかとか、マドンナが自分の分のパンをこねるかを訊くのとちょっと似てる。
今週クレア・ショートが内閣を辞職した。いいことだよって言うね。生まれつき権力は大嫌いなんだけど、誇大妄想のトニー・ブレアに動かされている政府で働くのがどんな風なのか想像もつかないよ。
メディアや仲間の政治家は、ショートは戦争勃発以後まで待ったことで信頼を失った、と指摘した。うーん、ぼくは自分の仕事の状況が思わしくないときは誰でも、事態が改善することを願って仕事を保持するものだと思うんだ。
政治でのキャリアは人間関係、それも感情の上下が激しいやつみたいなものに違いないよ。自分が気に入った人やものから去るのはたやすいことじゃない。クレア・ショートは、少なくとも片足は現実に突っ込んでいる数少ない政治家の一人として、また自分が事態を変えられるとおろかにも考えてしまった政治家の一人として、ぼくに印象を与えた。
人によっては彼女の行動に不義のにおいがするかもしれないけれど、ぼくには彼女の危機がわかる。ぼくも同じ熱意で労働党を応援したいし、ぼくが彼らに票を投じるように仕向けてもらいたい。ぼくはたえずトニー・ブレアを批判するのは嫌いなんだ。だって次の選挙が来ても、労働党はまだましだろうからね。マギー・サッチャーが大嫌いな人さえ言うだろうね。サッチャーはこの国に強い経済力を与えたって。でも、彼女は貧しい人を犠牲にしてそうしたんだ。彼女の名前がブレアに速やかに切り替わるかもしれないってのは皮肉じゃない?ぼくの戦争への感情はよく知られている。そしてさらなるテロリストへの脅威を作り出す恐怖というのはいまや現実なのだ。もしサダムへの戦争が9/11のずっと以前から計画されていたと言うのが本当なら、なぜ詳細に対してもっと注意がなされたかったんだろう?イラクに関するところでは、誰も喜びはしないように思う。サダムがいなくなって喜んでいると言うイラク人たちは、同じように民族解放者たちのバックを熱心に見ている。彼らは基本的な心地よさが復活するのを心待ちにしている上に、サダムが支配権を求めて戦っている原理主義者に置き換わってしまうかもしれない恐怖にも直面している。
最善の目的とともに、イラクの戦争は数年にわたるかもしれないもうひとつの政治的、感情的分裂を生み出したんだ。いつになったらわかるだろう、我々は世界中の問題を解決することや、どの独裁者かを選び取るなんてできないって。

(続く)


2003/05/17
100% Boyによれば今日、ボーイ・ジョージはドイツのMuhlheimというところでDJだそうです。partysan.netに記事が書いてるのですが、ドイツ語なので、何のことやらさっぱりわかりません。誰か読める方何が書いてるか、簡単に教えてください。

先日6/15のライブのチケットをTicketwebのサイトから購入したところ、このサイトからこんな内容のメールが来ました。
「ボーイ・ジョージが新しいバンドでライブを行います。これは彼にとって数年ぶりのライブで、新曲も含まれており、お薦めです。」
どうやら、このサイトに登録しているお客さんに自動的に送ってるようです。もう買ってしまった私はどうしたらよいんでしょうね。


2003/05/14
The Devil in...にタブーの千秋楽の時の写真が出ています。なぜかお客さんまでリキ入ってます。感極まったユアン・モートンを抱きとめるボーイ・ジョージも写ってます。ちなみにジョージと一緒に写っているスキンヘッドの人は、ジョージの代役でリー役を務めていた人と思われます。に、してもジョージ、何かに似てると思ったら、雪男みたい…


2003/05/12
5/11の続き

超大国と言えば、マドンナが自分の新曲のアメリカン・ライフをプロモートするために最大限の努力をしたんだよ。彼女の後ろに影のようにつきまとっていたあの熱狂を再燃させるために、彼女はロンドンのレコード屋でコンサートみたいなことをやったんだ。
HMVでのその個人的なコンサートは500人のファン限定でオックスフォード・ストリートの一部を閉鎖したんだ。ぼくは最近に多様なことをしたよ。明らかにそんなには参加してもらえなかったけどね。社会的トレンドってことになると、マドンナは刃の上に立とうとしているよ。でも、誰かが彼女に教えてあげるべきだね。勝手に大げさな80sのジェスチャーはすっごく前世紀なものだってね。
ぼくは最終的に名声への欲望を問い、大衆と接触しようとする控えめなマドンナという観念は買わない。彼女は最近メディアに登場して、渋滞税に文句を言ったり、自分がどんなにブリティッシュ・エールが飲みたいか言っている。でも、彼女は計算なしにでしゃばらないなんてありえないことは、まったく明らかだよ。彼女はいまや現実をゆがめたり、論理をがたがた言わせる遊園地の鏡と文化的には同じだね。


2003/05/11
5/11のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから

偽善者たちはケンの長広舌に激怒する
政治の世界で1週間は長い時間である。でも、決まり文句に決まり文句を重ねていくと、明らかに時間は誰のところでもじっとなんかしていない。ケン・リヴィングストン(ロンドン市長)がジョージ・W・ブッシュに対して行った長広舌を通しての憤りは、ブッシュが就任したときには彼に挨拶したメディアがあざけっているのとは際立って対照的だよ。
これは道化師とレッテルを貼られている人と同じなのだろうか?だって、彼の文化地図はテキサスの牧場からほとんど広がってないでしょ?政治のサイドドア越しに、彼に続いてくる見出しは十分あざけりだったよ。彼は何人かの世界のリーダーの名前だけじゃなくて、いくつ州があるかさえ忘れちゃってたんだから。
実は、聞こえる分を一緒につなげていく能力が彼にないおかげで、たいていの人にモニカ・ルインスキーが口をつぐんでくれればいいのにと思わせちゃったんだ。うーん、自己正当化した軍隊が危険な政権を大衆やメディアの意見の通る国に移行させるのとは、ぜんぜんちがうよ。「怒れるケン」による腹立たしいスピーチを見ると、彼のコメントはショックを前もって予想していたと言うよりむしろ、正直であることがはっきりする。たいていの分別のある人が目を回している間、一握りの政治家は彼の不遜さを「カウボーイ・ジョージ」に対する忠誠心を示し、政治的なポイントを稼ぐ機会として捕らえてしまってるんだ。
仏教では、こんなことわざがある。「道でお釈迦さまに会ったら殺しなさい。」ぼくはそれをこう理解している。誰もお釈迦様の精神的地位たどり着ける同じ道に、たどり着くことはできないものだ。だから彼が傷つけられることはまずないってね。
もちろん、仏教を取り入れている人は誰でも、いかなる環境下でも殺人は誤りだとわかっている。「自由世界」において、公然と正直に話すのは、あらゆる人にとっての権利であり、もしケンが突然うまくやっていることを再び行うのをやめてしまったら、彼の支持者はがっかりするだろう。
ウラジミール・プーチンがロシアで公然とトニー・ブレアをけなしたとき、あまり騒ぎにならなかった。でも、プーチンは単に自分の利益を、自分が現在ふさわしいと感じた意味で守ったに過ぎない。ジョージ・W・ブッシュが不戦勝で大統領になったのは完全にほんとのことだよ。もし彼がコンゴで一回出馬するなら、彼がまさに計画することは次のバーベキューだろうね。
もし、ケンがブッシュをフィッシュ・アンド・チップスに招いて許しを請うても、ぼくのブッシュへの意見に影響はしないだろうね。ぼくはいつも持ってるのと同じ軽蔑を持つだろうね。政治家への個人的なコメントは世論を揺るがしうると言う考えは冗談だよ。でも、とんがったものが政治家の口から出てくるのを聞くのは、さわやかだね。(ロンドンの)渋滞税以降、ケンが何か面白いことを言うのを聞くのはいいことだよ。彼がずっとわめいてくれますように。

(続く)


2003/05/10
The Devil in...に5/7の深夜、Ghettoというクラブにボーイ・ジョージがサプライズ・ゲストとして出た時の写真が出ています。この日はピート・バーンズと共演という話もあったのですが、来たのはジョージだけでした。ちなみに歌ったのは1曲だけでしたが、それでもボーイ・ジョージはロイヤル・アルバート・ホールのときと同じくらい、メイクは完璧でした。


2003/05/08
The Devil in...によると、ボーイ・ジョージがロンドンのRonnie Scott´s Clubというジャズ・クラブでライブをするそうです。ここは有名なジャズ・クラブで(と言っても私は疎い)、250人限定の模様です。出演メンバーはCafe de Parisのときと同じとのこと。ロンドン在住の人はもちろん、この時期にロンドンに来られるファンの方も必見でしょう。

詳細は以下のとおりです。
日時:6/15(日) 7:30-11:00pm(ジョージの誕生日の翌日!)
場所:Ronnie Scott´s Club
値段:27.50ポンド

Ticketwebのサイト


2003/05/05
5/4のボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boyから。

かつて敵意を持ってたもの同士が会う
自分がティーンだったころのように、反目しあうことは今はあまり楽しくないんだ。かつては何ヶ月も、何年も言い合いしないなんてなかったね。ぼくは本当に苦しみに自分を消耗させる気がなくなったんだ。でも、誰でもが自分を好きになるわけじゃないってことも学んだんだよ。もし、自分がけんかした人を称えるとするなら、それは悲しいことだね。でも、ことわざにあるように「けんか両成敗(どちらにも責任がある)」なんだよね。ぼくは敵を減らすことに結構成功してるよ。
先週、ぼくはかつてのスパーリング・パートナーの一人のピート・バーンズ、ちょっとクッションみたいなくちびるで、辛らつなウィットで有名な、改造しまくりの80sアイコンにインタビューしたんだ。
ぼくはいつも疑問に思っていたこと(バーンズ氏は頭がよくて繊細で奴なんじゃないかってことなんだけど)がわかってうれしかったよ。彼は際立って見えたし、自分は「男っぽい見た目を利用してるんだ」って主張してるけど、ちょっと両性具有の度が過ぎてるね。彼がロンドン・ブロードキャスト・センターについたとき、ぼくは彼のマネージャーのスティーヴンを彼だと思っちゃった上に、「誰だ、このやせた怪しいジャパニーズ・ガールは?」と思ったんだよ。
ぼくたちは我々の間でだらだら続いた冷戦、10年以上にわたるミュージック・プレスを通じての冗談のやり取りについて話し合ったよ。ぼくは「ぼくたちって友だちだったかもしれないって思うとさ」という言葉にこう付け加えた。「まだ時間があるよ」
僕自身と同様、ピートは自分が信じてきたうわさから前進しようという似たような問題を持っていた。彼は、カバーだけで本を判断し、絶えず彼のエキゾチックなスタイルに文句を言う輩に抵抗して無関心なままだった。ピートはまだ、がんばってて、さまざまな化学的処置の助けを借りたり、毎日ジムに行くことも視野に入れてるんだよ。
こんな退屈な年代に、少なくともお互いにおかしな奴でいつづけられる奴がいるってわかったのはいいことだね。彼がずっと回り続けてますように。

ニュー・アルバムのEvolutionが今発売中で、そこにはデッド・オア・アライヴのダンス・クラシックがみんな入ってるんだ。それからElectro Clash Kings and The DroidsによるYou Spin Me Roundのすばらしい新しいリミックスもね。ぼくはフリーのものを手に入れたけど、みんなはいいレコード屋さんなら、どこででも手に取れるよ。

全くのエンターテイメントという主題であるうちは、ロナン・キーティング(Bore-zoneの元フロントマン)が朝のテレビ番組で座って身をよじってるのを見るのは何と楽しいことか。彼はすごく欲しがってたタイトルであるRear(下半身) Of The Yearを受けたんだ。でも、彼が自分のgluteus maximus (意味不明)が吹き飛んだ絵の前で座ってるとき、居心地がいいように見えないんだ。
たいていの男は、うーん、ストレートの男は、体のあの部分に対する過度の注目を嫌うね。だってお尻をあがめるなんて社会的に受け入れられないからね。
ゲイの世界では、お尻はエッチなことが好きなヘテロセクシャルにとっての胸と同じくらい魅力的なんだ。でも、ストレートな男はお尻は保持しがちなんだ。おそらく、それは危なっかしいところにあるからなんだろうね。みんなが「絶体絶命」になってるという、学校での冗談を説明してると思うよ。
キーティングが言ってる恥ずかしい表現は、ただ大衆をだまして彼は気取りがないと思わせてるだけのものかどうかは誰もわからないよ。ぼくはそれを「よく出来た正直さ」と呼んでいるけどね。その正直さはジェリ・ハリウェルのすごい効果に使われている。彼女はいんちきに新しい意味を与えた人だよ。このことは、キーティングがお尻から歌いだすかもしれないって意味?それともそれには遅すぎるってこと?
いやー、ぼくが常々思ってきたことだってわかるよね、彼はお馬鹿さんだって。
彼はキュートだけれど、ぼくはたいていの男に何か魅力的なものを見つけられるんだ。ぼくは彼が歌うところより、歩いていくところを見てしまうだろう。おそらく、彼は自分の大ヒットを見直すべきだよ。でも歌詞はこう変えないとね。「ぼくが一番魅力的に見えるのは、何も身に着けてないとき」って。


2003/05/03
The Devil in...によるとイギリスのDJでありプロデューサーのエディー・ロックという人が自分のセカンドシングルを出すのにボーイ・ジョージと協力したそうです。で、ジョージがボーカルを務めるとのこと。5/12にEddie Lock feat. Boy George - Psychology Of The DreamerとしてAlpha+からリリースされるとのことです。


2003/05/02
4/30の続き

先日ラジオを聴いてて、伝説的なジャズシンガーのニーナ・シモーヌが痛ましい死を遂げたという急なお知らせを聞いて震え上がったよ。彼女の死のお知らせは、よくわからない理由で、Sクラブが引退するという悲しいお知らせの隣に押し込められていた。ニーナの最大の業績は、典型的にも彼女が一番好きでない歌のMy Baby Just Cares For Meだった。でも、音楽に熱心な人なら誰でも彼女の遺産は大きすぎて、一言では言い表せないだろうってのがわかるだろうね。
彼女は白人のファンに対して公然とした差別主義者だった。でも、彼女は駆け出しのころにひどい人種差別に苦しんできたから、あからさまに厳しくなったし、自分がわめき散らしてきた多くの人たちに愛され、称えられていたのを気づかなかったんだ。
シモーヌはマルコムXやジョアン・クロフォードの一部であったし、人は何を期待してよいかわからなかったんだ。もし、彼女の偉大な作品がわからないなら,Baltimoreってアルバムからはじめてごらん。彼女のとがっててメランコリックな音楽をさらに求めてしまうはず。
音楽産業は彼女に許しがたい無礼を働いた。でも彼女の遺産は、それが挑戦的に誇り高く燃え上がるとき、天才を知る人の心に、耳に、生き続けるだろう。


Love Love Culture Clubのトップに戻る