本日のカルチャー・クラブなもの(2004年12月分)


2004/12/29
もうクリスマスは終わっちゃいましたが。
Boy George FeverのサイトにChristmas Wishesと称してカルチャー・クラブやボーイ・ジョージの曲、さらにクリスマスソングをつないだリミックスがアップされています。ボーイ・ジョージが歌うクリスマスソングやDo They Know It's Christmas?のアカペラ版なども入っていてなかなか面白いです。


2004/12/24
立ち読みTake It Like A Man。

(ボブ・ゲルドフからレコーディング依頼を受けて)、7時間のフライトの後ヒースロー空港に殴られた人妻みたいな状態で、脇に3匹のぱんぱんのプードルを抱えて(NYから)到着。ビリーがぼくを迎えに来てくれて、ノッティン・ヒルのサーム・ウェスト・スタジオに直行した。到着すると、たくさんの人やカメラクルーがいてびっくりした。中はまさにカオスで混沌としていた。ほんとにたくさんのスターがうろうろしていた。スティング、ボーノ、デュラン、ステータス・クォー、バナナラマ、ミッジ・ユーロ、アリソン・モイエ、フィル・コリンズ、ポール・ヤング、スパンダー・バレエ、ポール・ウェラー。ジョンは髪にグレーのハイライトを入れてそこにいた。彼は大人で、洗練されてるように見せようにしてた。彼はぼくにあまり注意を払ってなかった。バナナラマのサラとバカ話するのに忙しかったんだ。

フィルム・カメラがどこにでもあった。「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」の自分のボーカルをやるために入ったとき、ぼくはパニックになっていた。マイ・ゴッド!彼らときたら、練習の機会もなしでぼくが歌ってるところを撮影する気だよ。ぼくはあえてポップスター的かんしゃくは起こさなかったけどね。


2004/12/22
100% Boyによると、ボーイ・ジョージの次の本、Straightの発売日が2005年3月3日に決まったそうです。プロモーションは2月に始まる模様。共同執筆のポール・ゴーマンもジョージも仕上がりに大満足で、この作品は傑作と褒めちぎってます。
ちなみに、この本にはCDも添付されています。(注:これまでCD付きは限定版と言うことだったのですが、その条件が今回は付いてませんでした。要確認ですね。)なお、CDの内容については10/30付けのこのコーナーを確認してくださいませ。


2004/12/20
100% BoyにThe TwinのアルバムYum Yumの追加情報が出ていました。メール・オーダーにてCDの入手は可能になっています。住んでいる地区によってオーダーを受け付けてくれるサイトが以下のように異なっています。
ヨーロッパ:More Protein
その他の地区(日本はここ):B-Rude
CDの値段をB-Rudeのサイトで確認したところ15.99ドルでした。今日時点の日本円の価格は1756円です。VisaかMasterカードを使うと日本円でチャージされます。なお送料も別途必要です。

それにしても、ジャケットがすごくてうなされそうです。


2004/12/19
今日は2件。

スカパー731chのMusic On! TVで、BAND AID 20 TV Specialを12/25の11:00-12:00と21:00-22:00に放送するそうです。これはもともとイギリスのBBCで12/6に放送したもので、新しい顔ぶれでレコーディングされた様子など撮ったものです。筆者は旅行中ロンドンにて見たのですが、全編英語だった上に(当たり前ですが)、睡魔に勝てず途中で寝てしまったため、全部は把握しておりません。でも80年代のビデオも使われていてジョンは映ってました。84年版と04年版を比べるのも面白いかもしれません。

面白いファン・サイトのお知らせをいただきました。Welcome To Boy George Fever!!というサイトで、いろんなリミックスやライブの音声データがアップされています。しかもよく差し替えられるようで、気が抜けません。お気に入りの歌の投票なんて企画もやってます。連絡を下さったあさとさん、ありがとうございます。


2004/12/18
それから、想像には我々の心の裏に一番よく残っているものもある。その男にやったこと、あんまり酔っ払ってないのに勘定しなかったことは、逮捕されたり、殴られたりしたかもしれない。元の恋人のために想像上の罰でそんなとこにまで行かないように。

想像は我々自身の心の仮面舞踏会なんだ。そこで我々はテーマや、あらゆるシナリオ、招待客リスト、音楽、そして最後までいなくちゃいけないのは誰かまで決めるんだ。運がよければ、同じ、もしくは似たような想像を共有できる人を見つかるし、さらにいいのは、言われたことをやってくれる人が見つかることだね。

そんな幸運もなければ、想像の世界に戻って、彼らを従わせるんだ。彼らがそんなすばらしい踏み台を作るなんて認識なしでね。

これらあらゆる作り上げられたもの以上によいのは、一緒にいて快適な人を見つけることだ。そこではただ嘘をついて、夢のように彼らの目を見つめ、一言も発しないんだ。本当に関係を持つことは一番ショッキングな想像だね。だって達成するのは難しいから。だからセックスやロマンスになると我々は想像力にすごく頼るんだと思うよ。もし想像でも現実でも仕掛けることが合意の上(そしてペットをも巻き込んでない)なら、ゴールポストのサイズは誰にも関わりがない、まさに自分自身のものなんだ。


2004/12/13
12/12の続き。

パーソナリティーから服装のスタイルまで自分をどう表現するかは、ものすごくでかい妄想だね。そしてドレスアップしようと抑え目にしようと構わないんだ。ぼくはシーツの間では見事にエッチになってくれる気取らない男に会うときが大好きなんだ。彼らはむちを持ってやってきて、しずくをたらしながら去る人たちよりもずっと面白いんだ。セックス、特にゲイのセックスに関しては、心地いいくらい下品なはずなんだけど、約束は簡単に交わされるがめったに行為に及ぶことはないんだ。

一般的にセックスの多くは感情を窮地に追い込む。特にボンデージ、スパンキング(尻打ち)とかの本当に倒錯したものではね。人を客観化することは(潜在的には面白いんだけど)、ひどくややこしいものなんだ。誰かを鎖でつないで彼らにおねだりさせ、王様からのお尻たたきをして30分過ごしたあと、自分にぴったり来るのは1杯のココアなんだと思うと気になる。ぼくは自分の年とかこの分野での経験のなさを出しちゃってるかな?お願いだから専門家は手紙なんか送ってこないでね。

ぼくの言いたいこと(の一つ)に、ただ顔をケーキに埋めてしまうために言われていることが明らかにある。トイレとかガレージのドアに直面して自発的にエッチすることは、満足できることだし、つり帯で夜を過ごすくらい広大なものなんだよ。

(続く)


2004/12/12
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

事実に直面:想像とは天の賜物だ。なぜならものごとがなりうる理想が現実と同じくらいにがっかりなことはほとんどないからね。

最近の曲でぼくはこう書いた「我々は最高のセックスをして、君はそこにいなかった。」なんてほんとのことだろう。我々の頭の中でできることは、だいたいベッドの中でできうることよりずっとすごいんだよ!

賛成しない?

性のオリンポスの神として取り繕い、ただ眉毛を吊り上げることでセックスをするようなぼくの知ってるたいていの男たちは、ひそかに「高速の前にいた最後の男」と読めるサインを頭上に掲げる我々と同じくらいいらだっているのだ。
ぼくはクィア・アズ・フォークスを見て考えた記憶があるんだ。ホモセクシャルであることが楽でさえあればってね。その番組はクィア・ライ・フォー・ザ・ストレート・アイズ(ゲイはストレートの目には嘘をつく)って呼ばれるべきだったよ。たくさんのゲイの男が自分の生活全体をセックス中心にしていて、ひんぱんに手に入れてることを知っている。でも、彼らはしばしばもっと想像通りになればいいのにって、願ってるんじゃないかと思うんだ。

問題の一部は我々はセックスを楽しさの追求として考えるようには育てられてないってことと、愛について我々が教わったことは同じくらいわかりにくいってことなんだ。愛のおとぎ話版があるし、月光の下ワルツを踊ってうまくやるのに忙しすぎてけんかしている両親なんていやな現実もある。こんな混乱を、成長すること、にきび、思春期、学校、適応への周囲のプレッシャー、などなどのよくある複雑さといっしょにミキサーに入れるのだ。すると、まちがいなく想像は贅沢なお布団になるのだ。

ああ、考えてることはわかるよ。「彼女を信じて加湿器を物の上におけ。」そうじゃない。ぼくは「その幻想に命を与えろ」って言ってるんだ。信じて、ぼくの人生って巨大な万華鏡が跳ね回ってるみたいに感じるんだよ。

ぼくの想像が必ずしも過大な期待でだめになるとは限らないし、それにときどき期待にそうときがある。たいていはぼくがほとんど期待してないとき、そして想像からほとんど期待してないときにね。

(続く)


2004/12/10
12/6付Daily Express紙にボーイ・ジョージのゴシップが載ってました。なんか災難だったようです。以下は本文の要約。

ボーイ・ジョージは強化された空港のセキュリティに引っかかった。ジョージはチリから9時間のフライトで5:30amにマイアミに到着、その後入国管理官との間でもめてしまった。彼は友人とプエルト・リコに向かう途中で間違えて入国書類に記入したのだ。30分も並んだのに、彼は正しいものに記入するために最後尾に並びなおしを命ぜられたのだ。そしてようやくまた前まで来たら、コンピューター化された指紋採取マシンに引っかかってしまった。「それは中指です!」と係官に怒鳴られ、イライラが増幅したジョージは何度も認識パッドを誤って押した。それは拘留される雰囲気ではなかった。しかしさらに係官が呼ばれて、ジョージはさらに質問を受けるために連れて行かれてしまった。
幸いジョージは「あれがカーマ・カメレオンの男かい?2倍に見えたよ。太ったなー。」「あんまりお手入れが行き届いてないね。完璧なメイクじゃないし。」なんてコメントは聞かないですんだ。
ジョージは疲れてむくんで、限界になったところでやっとパスポートにスタンプを押してもらった。


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