本日のカルチャー・クラブなもの(2004年11月分)


2004/11/29
The Devil In...によると2005年版ブロードウェイカレンダーにボーイ・ジョージが出ています。この写真はタブーの舞台裏で(タブーには出演してないはずの)シンディ・ローパーと一緒に撮られています。カレンダーは1000部限定で、その収益はエイズ撲滅のために役立てられるそうです。ちなみにカレンダーは20ドル、海外への発送には7.25ドルには追加で必要になります。


2004/11/28
Do They Know It's Christmas?が20年ぶりに新しいメンバーで録音されたときの話がこんなところにもありました。当然20年前にボーイ・ジョージが録音したときの話も出ています。ちなみにTake It Like A Manでもこのときの話は以下のように出ています。

(ジョージ・マイケルのパートを聞いて)その声はアリソン・モイエのように聞こえた。
「それ誰なの?」と、ぼくはボブ(・ゲルドフ)に聞いた。
「ジョージ・マイケル」
「なんだよ、カマっぽいじゃん。じゃオカマなんだ。」
ボブとミッジ・ユーロはミキシングデスクで転げまわった。ぼくの冗談は撮影され、使われた。うれしかったね。


旬のイギリス


2004/11/19
しばらくぶりに新たなファンサイトを見つけました。すでに知ってたら、ごめんなさい。
大量のジョージの写真、GIFアニメ、さらに曲のデータまでアップされてました。いいのか?!と、ちょっとファンとしてはあせる部分もあるんですが、見たい、聞きたいという誘惑に負けましたので、紹介します。

icon2go.com


2004/11/15
100% Boyによると、ボーイ・ジョージはThe Twinとしてアルバムをリリースする予定とのことです。タイトルはYum Yumだそうです。日本語だと「おいしい」の意味ですね。リリース時期は11月待つから12月の初め頃で、近日中に行われるジョージのDJツアー(南米を中心に行われる予定)で販売されることになっています。なお、The Twinは小規模なプロジェクトであるために、このアルバムは一般に発売される予定はないそうです。ただ100% Boyでは独占的にメール・オーダーを受ける模様です。


2004/11/14
80年代にはビッチなポップスに関する冗談がいっぱいあった。(ぼくはそれに関してはずいぶん責任がある。)それに、ぼくは自分に関してからかうようなコメントを読むとよく激怒してた。モリッシーのコメントはぼくを悩ませたりしなかった。だってぼくはいつも我々は共通のものを持っていると感じてたからね。そして彼に会って、彼がぼくのことを「横柄」と呼んだあとでさえ、ぼくはまだ彼への愛情を持ってたんだから。事実、ぼくは彼とひどい対面をしたあと笑ってしまったんだよ。だって、ぼくは自分がどんなに横柄か、よおくわかってたんだからね。「まあ、こんな性格でごめんね。」ってかました記憶があるよ。

モリッシーに関して重要なことは常に彼の音楽、天才的な歌詞、そして奇妙だけど感動的な一級の声だった。友達になってなんてお願いしちゃいけない、もしくは彼にはモリッシーは自分のことをバカだと思うだろうから自分が彼を大好きだと言うんだ。ステージでは彼は自分のことを「人間の形をした生き物」と言い、次に「なんちゃって」って言うんだ。彼は多分ちょっと冗談を言ってたんだろうけど、彼も自分がどんなに意地悪でわかりにくくて、ぶち壊すほど混乱させるかよくわかってるんだ。

その晩最高のコメントは、違法に舞台を録音しようとしたファンに向けられたものだった。モリッシーは彼らに「君たちみんなが海賊版を作ろうとしてるのはわかってる、まあ言いたいことは、それは賢明な選択だってことだよ」って言ったんだ。モリッシーは概してすごくいいやつだと思うし(こんな言い方は彼は嫌いだろうと思うけどね)容赦がないやつでもある。でも現実的にロマンティックでもあると思う。結局、彼らは「皮肉屋はまさにロマンティックに失望する」って言うんだ。モリッシーのライブの唯一の欠点は、彼がすばらしいアルバムのMaladjustedからの曲を入れてなかったことだ。ぼくは'Trouble Loves Me'や'Alma Matters'や'Wide to Receive'のような曲をかすかに叫び続けた。でも、ステージでジャンプするのを止めるまでにはいたらなかった。おそらく次回かな?


2004/11/11
先月、生まれて初めて、ぼくはモリッシーのコンサートに行ったんだ。それはNYのラジオシティ・ミュージック・ホールだった。すばらしかったよ。でも意外性がなかったね。それで、彼のパフォーマンスが単調だって意味じゃないよ。彼は実にチャーミングだったけど、最後のナンバーまで彼が作り出したモンスター(観客)はステージから怒りで暴れまわることを彼に強いたんだ。まったく何だったってファンたちは単に彼を地面に叩きつけるためにステージに飛び上がる必要性を感じるんだろうね。ぼくの理解を超えてるよ。でも多くの点でモリッシーはただ自分自身を責めさせるんだ。だって彼は彼も他の誰もが応えたいと思うような基準を設定してしまってるんだから。

一方では、この星の何百万人の中にある暗い感情に触れるというめったにない能力を持つ人がいる。彼の北部の陰鬱は本来訳すべきものではないのだ。もう一方ではシンデレラのなくした片方のくつのような手袋がある。そして、たとえそれにあわせられるくらいに運がよくても、彼はきっと違うフロックコートといっしょにすり減らしたって叱るだろうね。

ごく最近モリッシーはインタビューでデヴィッド・ボウイを攻撃したんだ。「人はジギー・スターダストに恋したんであって、デヴィッド・ボウイに恋したんじゃない」って言ってね。そしてジャーナリストがMBEを拒んでボウイをかばったところ、彼は「おそらくボウイは侍女になりたいんだろうね。」って付け加えたよ。

実際、人々はデヴィッド・ボウイに恋したよ。だってモリッシーのように彼はいい時期に現れたし、独自のものを持ってたし、元気付けることを言ってくれた。モリッシーのドラッグな格好は比較的に野暮ったかったかもしれないが、まさに考えられていて、モリッシーの目にはただスパンコールの深みしかない、ぼくみたいなアーティストの目にはじわじわ来る刺激だった。賢明なアーティストは常に競争相手を査定して、彼がライバルたちの失敗になりうると考えてることから学び取るのだ。ぼくはモリッシーが当時ぼくについて語った辛らつなことを呼んだ記憶がある。でもそんなのは彼の一番強烈な一撃ではなかったね。

(続く)


2004/11/08
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

最近誰かがぼくに「君の理想のタイプの男って何?」って聞いた。考えずにぼくは「ないね」って答えた。もちろんある程度ぼくは冗談だったが、ぼくの業績を見るとモリッシーのように、ぼくを無視すればするほど、ぼくに近づくってことがわかるんだ。

これがぼくがモリッシーのソングライティングのことを大いに教えてくれるロマンティックな悲観主義を楽しむ理由の一つだと思う。多くの人が彼は人生を実に憂うつに捕らえてると思ってるし、容赦なく破滅の前兆だと思ってるんだよ。でも、硬化したロマンティックこそが「10tトラックが私たち二人ともを殺すなら、貴方のそばで死ぬのね。ああ、なんてすばらしい死に方」なんて歌詞を書きうるんだよ。

ぼくのモリッシーとの関係は貴方たちのものと大いに似ているよ。かなりありえないほどね。哀願の一種だね。彼とは1度しか会ってないし、彼のパーソナリティーの大西洋的な深い冷たさに苦しんだから、自分のアイドルには決して会わないという古いことわざは賢明な忠告だとぼくは思うよ。

(続く)


2004/11/05
最近掲示板で話題になっているボーイ・ジョージのラジオ番組について調べてみました。
放送しているのはWINJ(World Independent Networks)というBSデジタル放送のラジオ局です。(加入料や聴取料が必要です。)
ボーイ・ジョージの番組はHectic Eclecticというタイトルで、水曜日の22:00-24:00に放送されています。番組のサイトにプレイリストが出ているので、2時間ジョージのDJがおうちで聞けるというところではないでしょうか。(すいません、聞いたことがないので詳細不明です。)

WINJのサイト


2004/11/01
11/17にライブ・エイドのDVDがでます。カルチャー・クラブは残念ながら出演していません。が、スペシャル・フィーチャーとしてDo They Know It's Christmas?のビデオ・クリップが収録されています。ここでも若き日のボーイ・ジョージとジョン・モスが見られます。

HMVのLive Aidの購入画面


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