本日のカルチャー・クラブなもの(2004年10月分)


2004/10/30
100% Boyに来年出るというボーイ・ジョージの新作CDの話が出てました。それによると、CDは現在作成中でケヴァン・フロスト(近年のジョージ作品で多大な貢献をしてきた人ですね)によると、昨年6月のロニー・スコッツのライブで歌った曲や、ジョージとケヴァンがNYで共作した新作、その他びっくりな内容が入ってるそうです。


2004/10/27
読売新聞の大手小町にある投稿サイト「発言小町」に「こんな芸能人が好きでした(恥)」という投稿がありました。なぜか、なぜか、なぜかボーイ・ジョージと答えた人が今日までで3人いました。「なんでやねん!」とちょっと突っ込みたくなりました。


2004/10/23
100% Boyによると10/21にBBC Three(このチャンネルはチューナーが必要なチャンネル)にて84年にボーイ・ジョージとジョン・モスが参加したバンド・エイドの特集を放送したそうです。写真もアップされてました。若き日のジョージが楽しめます。再放送で10/24(日)1:25からと、同23:30から同じチャンネルで見られるそうです。番組ではレコーディングの裏話、当時のビデオも見られるようです。うう、見たいです。

番組紹介サイト:Band Aid: The Song that Rocked the World

さらにBBCにはニュース記事としても当時のバンド・エイドのことが取り上げられてました。ボーイ・ジョージのこともこんな風に書いてありました。

ボーイ・ジョージはNYでボブ・ゲルドフに電話で熱弁を振るわれ、コンコルドに乗れと命令され、遅れてやってきた。

ジョージが夕方やっと到着すると、彼が最初に会った人間はデュラン・デュランのシンガー、サイモン・ル・ボンだった。

「ぼくたちは何年も絶対許せない敵同士だったけど、結局はお互いに腕を組んで、報道陣にポーズをとったんだ。」と語った。

原文はこちら→Band Aid: Pop's global mission


2004/10/20
100% Boyに10/17に紹介したRoyal Bitches Partyの写真が出てました。ジョージ、リー顔かと思ったらさにあらず、ナチュラルメイクでした。首もあまり黒くないですし。他のお客さんのほうがインパクトあります。ハロウィン仕様かもしれません。でも、こういうところは年中ハロウィンかも。


2004/10/17
100% Boyによるとボーイ・ジョージはNYのSpider Clubで毎月行われるRoyal Bitches Monthly PartyにDJとして出るそうです。なお、ジョージはThe Twinとして出るようなのでリー・バウリー顔でレコードを回すのではないかと思います。
ちなみに次回のイベントは10/18です。


2004/10/15
10/15の続き

ポップスは今勝手気ままにやってるので、グリーンの歌が昼間のラジオでうまく行くことはないだろう。でも、もしぼくが舵取りをしていたら、そんな歌は鳩の中でうんと必要とされる猫とみなすかもしれない。最新の利己的で、皮肉もないポップスパーティーで生意気にお尻を振ってるやつらはぼくたちを嫉妬してるって責めるだろう。でも、それにだまされちゃいけない。彼らはただベルベットのロープの陰に隠れてるだけなんだ。ぼくたちが彼らのことを実はすごくダサくて、浅はかで、退屈だって気づくのが心配なんだよ。シンプソンの唯一の価値ある注目点はマンガのバラエティーってことだってぼくたちはみんなわかってるんだよ。

このごろ、自分を本当に表現したければ、社会から取り残されることに気づくはずだ。群集から目立つためにはどの過ぎたアイライナーやロックンロールTシャツ以上にかかることを覚えておいて。ときどきは、皇帝が服を着ていないことを指摘して、そのスタイリストを首にしろと大声で忠告することが必要だね。


2004/10/14
10/11の続き。

ホモセクシャルの前線では、クィア・アイ・アメリカという番組とそのイギリス版がケーブルテレビで絶え間なく回されている。あと、ボーイ・ミーツ・ボーイみたいなやつもね。このリアルな番組では、愛を求めるホモセクシャルが15人の男たちと家に入るんだ。ひねってあることには、その男たちの何人かが実はストレートなんだよ。強いつながりがストレートの一人とできたってことが明らかにされると涙が出てくるよ。でもいいことは、ゲイとストレートの男が肉体的になりすぎるのを避けてる限りは完璧に交際できるってことだね。それから手にカメラを持ったカメラクルーが行為に及ぶ前に「カット!」って叫べることだね。

リアルな番組やリアルなポップスというのはポピュラー・カルチャーから血やはらわたを吸ってきたんだ。でもいつも油断しないように現実の生活を当てにすることができるのだ。最近ぼくを訪ねてくる友人は牛乳1パイントを買うためにぽんと道に降り立ったら、たくましいヒップホッパーが車から「オイ、ホモ、その腐れたシャツ替えろよな」ってうなってきたんだよ。

リアルな番組は我々の現実を曲げてきた。どんな形であれ、現実を反映することはできないからね。ぼくたちが、ただ現実のこの世の中がどんなにひどくなったかを取り上げるのをさけるために、このメディアを作ろうかな。もしも、ロシアでの最近の残虐行為が該当するというなら、テロリストの予定表はさらに醜くなるぞと脅すものなのだ。そしてホモ嫌いで女嫌いのアメリカ大統領は、みんながこれを読むまでにオフィスに戻るようにって投票されるだろうなんて結末は差し控えられてしまうのだ。

ボブ・ディランがこの世代を元気付けるように道楽息子の創始者とならなかったことはまずすぎるね。だって、ポップミュージックはぎこちない政治的な挑発がものすごく必要なんだから。希望の光は、ジェシカ・シンプソンというタイトルの作品と一緒に、アダム・グリーンという形でやってきている。無表情のカラオケはアメリカの最新の作り上げられた恋人を攻撃するのだ。その歌詞「ジェシカ・シンプソン、貴方の愛はどこに行ってしまったのか。貴方の音楽にはそれがないのだ。」はものすごく単純化されてるように見えるかも、残酷にさえ見えるかも、でもそれは我々の即席文化の何もなさをさらしているんだ。

(続く)


2004/10/11
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

かつてロックンロール、もしくはポップスにはすばらしいサイクルがあった。10年ごとに革命を提供してくれてたんだよ。丁度事態がちょっと予想できそうになると、グラムロックとかパンクみたいなものが基盤を揺るがしていたものだ。

悲しいかな、いまや革命はMTVでテレビ放送されコカ・コーラがスポンサーなので、ティーンエイジの凶暴さに一番近いのがCBGBのTシャツを着たアヴリル・ラヴィーンなんだよね。

音楽による自己表現とは当たり前のものだった。このごろスタイルや信頼を提供するのに責任を持っているのはスタイリストやメイクアップ・アーティスト、ヘアドレッサーなんだ。まったく、ぼくはどう笑っていいんだか。こんな若きポップス人形たちが特注のモーターヘッドやドアーズのTシャツで飾り立てて、朝ごはんにシリアルのココ・ポップスを取る代わるにJDやLSDをやったように見せるべく最善を尽くしてるのを見たときにさ。

ここアメリカでは事態はあまりに自暴自棄になってて、彼らはザ・パートリッジ・ファミリーみたいなものをまた作り出したり、ブリトニーやジェシカ・シンプソンみたいな膨れ上がった生き物は妹分たちを我々に放ってきているのだ。

現時点ではぼくは若いやつらはなんてコントロールができないんだろうって嘆いているべきなんだよね。でも代わりにぼくは彼らが恥知らずなのにぞっとしてるんだよ。

パリス・ヒルトンみたいなのがどんなにおしゃれに見えても、彼女は単に容赦なく商売をするという家族の伝統を引き継いだに過ぎないのだ。反抗しているように装っていてもね。彼女は「かわいそうな金持ちの小娘」ってカードを引くことさえできないんだ。だって、彼女が自分が引き継いだものに指2本立てて(「くそったれ!」ってやって)いたなら、'Gimme a blow job'(私にフェラチオして)が大失敗に終わったあとで刑務所に押し込められていただろうからね。代わりに、パパと芸能界はすぐに、彼女のブランドとしての可能性が増してるのに気づいたんだ。パリスが今できうることで一番ショッキングなのは修道女になることだね。

(続く)


2004/10/09
100% Boyによると、ユーロスター(ロンドンとパリ、ブリュッセルなどを結ぶ国際列車)のフランス側での広告にボーイ・ジョージが使われているそうです。彼はパリ-ロンドン二人往復で100ユーロ(かなり安いです)というスペシャルプライスのプロモーションのためにフランスでテレビ、ポスターなどなどで登場しているそうです。こういうのを見るとジョージってロンドンの顔なのねと改めて納得です。ちなみにポスターの写真ですが、ジョージ、マジできれいです。


2004/10/06
東日本放送という宮城県の放送局があるのですが、この局では毎日の放送終了から放送開始までの間(テストパターンというそうです。)、局のアナウンサーが選んだアルバムをかけてるそうです。そして、今年の5月加川潤アナウンサーという方がカルチャー・クラブ&ボーイ・ジョージのat Worst...を選んでました。もう昔の話になってしまうのだけど、なんかちょっとうれしいです。

announcer's choice


2004/10/03
ボーイ・ジョージのこんなお仕事。
Blythe(ブライス)という人形があるのですが、この人形が日本に発売になって今年で3周年ということで、今年の6月青山のスパイラルガーデンでブライスのファッションショーが行われたそうです。で、そこになんとジョージがコーディネートした人形が展示されていたそうです。以下のリンクでそのお人形が確認できます。なんかこんなジョージ見たことありませんか?って感じです。

Blythe


Love Love Culture Clubのトップに戻る