本日のカルチャー・クラブなもの(2005年8月分)


2005/08/28
カルチャー・クラブのPVに出ている日本人と言えばミコさん(黒澤美津子さん)が有名ですが、久保憲司さんという方も出ていたそうです。ポイズン・マインドのPVでボーイ・ジョージと一緒に車に乗っていた一人がこの人だとか。このビデオ結構東洋人が多いなーという印象があったんですが、やっぱり日本人が出てたんですね。

久保憲司 ロック千夜一夜番外編:カルチャー・クラブ 「グレイテスト・ヒッツ」


2005/08/23
8/21の続き

現実世界に戻ると、我々は狂ったように機械に飛びついている。特に最新のカメラつき電話は短いビデオクリップや写真を送れるんだ。こういった追加サービスはすごい速さで進歩している。問題は、南極で電波を拾える電話を持っていて、本当により深いレベルでコミュニケートしているかということだ。もしくは「幸せな化粧」は、長年にわたって科学的に眉毛を書いてきた悲しい結果なのだろうか。我々が買う機械の多くは退屈や沈黙の恐怖、考えると孤独になってしまう本当の恐怖から逃れるための別の仕事道具にすぎない。あらゆるspill your guts TV、ジェリー・スプリンガーズ、オプラ、トリーシャ、聞くに枚挙に暇がない有名な(または有名になりたいと必死な)くそったれや、リアリティーTVがあるにもにかかわらず、我々の多くはコミュニケーションの技を習得してないのだ。自分の気持ちを語ることは、ゴミ箱みたいに浅はかにも心を空にすることとずいぶん違う。ぼく自身文化的トゥレット症候群があるって責められたし、カメラを顔に押し付けられないときの方がわけがわかることを、ずいぶん認めないといけない。ぼくの問題の一部は子供自体のすべてを「黙れ」といわれて過ごしたことだ。そして今の学校でも本当の意味での先生と児童の間のコミュニケーションレベルは、まだかなりひどいものだ。最近子供たちはずいぶんたくさんの対話をしていて、それが以前よりも成長しているように見せるけど、かんしゃくを出さずに気持ちや考えをコミュニケートできるようになるまで、成長したことにはならないのだ。たいてい我々は割り込んで自分のことが話せるように、会話のすき間が出来るのを待ちながら互いにしゃべる。もし要所を作り出すことがあるなら、どうやって、いつ、どこでそうするか気を配らなくてはならない。なぜなら非常に多くの人々が真実を嫌うからだ。軍隊の映画でのトム・クルーズの写真は「真実というものは制御できないんだ」と叫んでいた。皮肉を味わうがいいさ。個人的には考えてることを言うための言い方を持ってる人たちが好きだ。たとえその要点が外れていてもね。このPC惑星のクリッシー・ヒンデスやピーター・タッチェルスに祝福を、そして庭のフェンス越しにおしゃべりしているばあさんを呼び戻すんだ。


2005/08/21
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

気がついたらぼくは言うんだ。

ぼくが今住んでるアメリカは、多くの場所で言論の自由が個人の権利となっている。事実、「言論の自由」は憲法に書かれている。でもそこには不正行為が起きるのを止めるものではない。

どれだけこの国が民主主義で自由だと思っていても、明らかに誤ってることに対して気がつくと叫んでる時が常々あるだろうね。ぼくの場合、それがだいたい3分毎なんだ。アメリカが個人個人に発言権を与えるなんて夢見てることは、ディズニーの世界なんだって受け入れつつあるよ。バンビだけが実はコスチュームを着たCIAエージェントのピノキオで黙るんだ。高速インターネットのすばらしい情報世界では、ほとんどすべてのことが語られていると思うかもしれない。でも、ポルノ禁止がないにもかかわらず、犬はmilfs(意味不明)をHするし、オカマは何でもやっちゃうし、(それももちろん大人だね、重要なこと)ぼくはまだオズの魔法使いのキャラクターが重たい黒いカーテンの裏からショーをやってる気分なんだよ。政治スキャンダルはおそらくは欺いて抑えつけるのは難しいように見えるし、まずニュースはすばらしい技術のおかげでさらに早く伝わるのだ。でも、本当に大事なことの中には、ダイアナ妃の死や、サダム・フセインの大量破壊兵器なんかのように解決されないままのものもあるんだ。そんな時、ぼくたちはのろしやモールス信号を使う時代に戻ったかのように感じるんだ。きっとときどきひょっこり現れる10代のコンピューター・ハッカーは、実はスケボーに乗った政府高官なんじゃないのかな?総じて我々の新たな情報世代は陰謀家にとってはつまらないもので、ぼくはそういう人間だということを喜んで認めるよ。ぼくはダイアナは殺されたと本当に信じているし、きっと文明化された政府までもが世界的な残虐行為の裏にいることに納得するんだ。彼らが言うのはどんな言葉なんだろうね?「大局的にものを見ろ」

もしもマーク・サッチャー(マーガレット・サッチャーの息子)みたいなバカがお金を集めてアフリカの内戦を終わらせる支援をすることができるなら、トニー・ブレアに何ができるかなんて誰がわかる?

もっと気になるのはジョージ・ブッシュ、未診断の無教養者が世界一強い国の後ろで声を上げておかしな理論をふるっているという事実なんだ。ブッシュは言論の自由なんてほとんど気にしてないみたいだし、彼はきっとそれをきちんと発音することも出来ないだろう。彼は新語を作り出すことで有名で、そのことは筋金入りのスクラブル・ゲームの試合では大騒ぎになるかもしれないね。

アメリカ人といると、トム・クルーズが最近わめいているのはどうなんだろう?彼は誰かが彼のセクシャリティやサイエントロジー(新興宗教)との関わりを聞くと、すぐに訴えるんだよね。彼のミドルネームはスー(Sue=訴える)の方がいいかも。でも彼はブルック・シールズをUSのTVで激しくたたいて、あえて妊婦のうつ病に関する幅広い知識まで付け加えたんだ。悲しいかなそんなことをする人は受け止めることが得意なことはめったにないし、多くの環境下では人の力や大衆の見解が決めるんだ。

(続く)


2005/08/18
100% BoyにNew Romantic Yearsという本が紹介されています。ニュー・ロマンティックの時代のミュージシャンが数々フィーチャーされていて、カルチャー・クラブもカラーが8ページ、白黒が24ページ含まれているそうです。ちなみにこの本日本語です。シンコー・ミュージック・ムックから2100円で今年の3月にすでに発売されていたとのことです。(気がつかなくてショック…)amazon.co.jpでも購入できます。なお表紙はデュラン・デュランです。

amazon.co.jpの購入画面


2005/08/06
The Devil In...からQueer Dayというサイトへリンクが張られていました。5月のアジアツアーでボーイ・ジョージがマニラに行った際のインタビュー記事でした。マニラは暑かったようで、「暑さは敵だよ。」とぼやいていた模様です。さらに頼まれてもいないはずなのに、有名人をこき下ろしていたようです。
「オレンジってとこでパーティーをしてたらLiza(ライザ・ミネリ?)がそこにいるって教えてもらったんだ。朝の10時だよ。クラックをやりすぎてたんだ。陳腐でわざとらしいね。おまけに彼女のだんながDavid Gestだよ。あいつは性転換してるね。写真を見てよ。のど仏がないんだから。」
「Hugh Jackmanはすごくゲイだね。トニー賞の前に見かけたけど、恋人と手をつないでキスしてるんだよ。賞の間舞台へ上がってそうじゃないって言える神経があるんだよね。」
ちなみにジョージのスキンケアの秘訣は「幸せ」だそうです。


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