本日のカルチャー・クラブなもの(2005年12月分)


2005/12/30
80年代カルチャー・クラブが「特攻野郎Aチーム」に出演したのはファンの間では有名な話ですが、現在テレビ東京ではこの番組が12:30pmから再放送されています。このまま行くとカルチャー・クラブがゲスト出演した回も放送されると思われます。調べたところ、60話以降の放送のようです。タイトルは「間違われたジョージ」。現在テレビ東京の「特攻野郎Aチーム」サイトでは32話までの予定が出ています。


2005/12/25
12/20の続き

ぼくはたくさんの男たちはオムツを換えたり、子供たちと充実した時間を過ごしてることを受け入れるけれど、彼らはまだ少数派なんだ。子供を育てるのはまだ女性の仕事なんだ。母親が働いていてナニー(乳母)を雇える余裕があっても、ナニーの大半は女性だし、だからその二人の女性が恋人同士だったとしてもほとんど違いはないんだ。同じことがゲイ男性にもあてはまると思う。だってどんなゲイカップルも(ぼくがさっきから懸念してるのに)、気まぐれで子育てすることを選ぶなんて考えられないからね。同性の家族が不健康で、悲惨で、混乱させるもので、おかげで子供がゲイになるなんて示唆は頭に浮かぶよ。ホモセクシャルが普通はヘテロセクシャルの環境で育つってわかってるのにね。ああ、そして人生を不必要なまでに困難にするそういうくそったれな考えのおかげで、学校のいじめが増えるんだ。そういうときは体重が増えすぎの母親や、メガネの人、うるさい人、痛々しいほど流行に敏感なやつは禁止してしまおう。そして有名人はどうすればいい?わかるでしょ、子供は残酷だから、なんか欠点をその人やその家族に見出すし、見つけられなかったら単純に作り出してしまうのだ。ゲイの親は少なからず普通じゃないことは認めるけれど、愛情のあるゲイの親が機能不全のストレートの親よりましなものだよ。もっとこのことがもっと容認されるようになれば−なるんだろうけれど−ヘンなホラーストーリーを聞く羽目になるかもしれない。「地獄からやってきた暴君な母親」とか「お父さんがジュディ・ガーランドの歌で苦しめる」とかね。でも、まじめに言うとこういうママが二人、パパが二人がこれまでの取り合わせの男女の親よりも有害だって証拠はないのだ。考えてみると、ストレートのおかしな人だって子供が持てるんだよ。West夫妻(FredとRosemary)が頭に浮かぶし、マイケル・ジャクソンが世界一すばらしい親になったとしても、彼が子供を育てるんだなんて思うとぼくはケイレンを起こしちゃうね。赤ちゃんは世界中で毎秒ひどい環境下で生まれてきていて、恐ろしい貧しさの中で育つことを余儀なくされるのだ。教会はゲイが子育てするとか、養子を取るなんていうとすぐに非難するくせに、教会が避妊を認めないから、神様が若い母親の妊娠を恐れていることにはほとんど援助しないんだよね。


2005/12/22
12/24から東京では公開予定のTABOOですが、Movie Walkerのサイトに予告編がアップされています。(なぜか公式サイトはまだ準備中。)ロンドンまで行って見た方も、そうでない方も雰囲気を楽しんでみてください。


2005/12/20
12/16の続き。

ぼくもすぐ自分が狭量になってることに気がついて、(腹で思ってても)自分が全面的に誤ってることを受け入れた。わかるでしょ、ぼくは子供を育てるほどに責任を持つことなんて想像できないし、さらに重要なことはぼくには母性本能なんてないのだ。

ぼくは子供が好きだし、長距離でも短距離でもフライト中に赤ちゃんが泣いてたって不機嫌になる奴じゃないって自信を持って言える。ぼくは普段我慢して自分の子を静かにさせるならできることはなんでもする母親に、いつも同情するんだ。ぼくは何人かの子供の名付け親だし、子供を育てるのがどんなに大変かをいくらかはわかってるつもりだ。回答すると公言してる本が山ほどあるにもかかわらず、どの本もすべてに回答してるわけじゃない。ぼくの母親は6人の個性的で気難しい子供を育てたけど、いまだに完璧な母親じゃないって自分を責めてるんだ。ぼくが感傷的なのは許して欲しい。でも不安定な子供時代を過ごしたわりには、おかげで今じゃおかしな奴だけど、他の母親なんて欲しくない。その点では父親もそうだね。

でも、実はぼくの世代や過去の世代の子供たちは、片親の子供たちと見なされることもあった。というのも子育てという仕事はいつも女性に任されていたからなのだ。ぼくの父は働いて、家にベーコンを持って帰ってきた。でも父はそれを料理してもらってパンを2切れつけてトレイで出してもらうこともまた期待していた。ほとんどの男と同様、彼は母が残りの時間を新しいアイシャドウを試すのに時間を使ってると思っていたが、母が料理して、掃除して、6人の子供の洗濯とアイロンがけをして、さらに夫と義務の夜のおつとめをしていたらそんな時間はほとんどなかったのだ。彼は人生においても恐ろしげな外見をしていたが、愚かにも基本レベルで子育てにかかわると提案したのだ。だから、道徳主義者や信心深いバカな人や政治家が伝統的な家族の重要さをメーメー言ってるのを聞くとぼくは笑ってしまうんだよ。

(続く)


2005/12/16
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

ゲイの父
多くの子供たちにとって教父であるにもかかわらず、ボーイ・ジョージのゲイの子育てに対する本能的な反応は否定的なものだ。しかし、彼はその考えに同調した。いや、彼は母性に傾いてるわけじゃないのだ。

ぼくがゲイの養子縁組を考えるときはいつも、気がつくとエセックスの男性ゲイカップルが、代理母に生ませた赤ちゃんを二人合法的に養子にしてメディアを騒がせたときのことを考えてるんだ。報道陣はモラルの点で加熱し、生みの母たちは金のために子供たちを手渡したことを後悔していると語ったが、やはり子供を手渡したのだ。

ぼくはITV(イギリスのテレビ局)のニュースでそのエセックスのクイーンたちを見て、(多分皮肉っぽく)見た目はひどいなあとと思いながら、彼らは自分たちの子供たちをアート作品や明の壺くらい大事にしてるんだと思った。

(続く)


2005/12/04
ちょっと古い記事ですが、TKO ENTERTAINMENT, INC.というサイトのTake Me To Broadwayというコーナーにブロードウェイ版タブーが紹介されていました。物語のあらすじから上演までの裏事情、批評家のコメントまでまとめて載っていてかなり興味深い内容です。

Take Me To Broadwayのタブー紹介記事


2005/12/03
タブーの紹介記事がAll Aboutに載ってました。ミュージカルを見てない人にも雰囲気がちょっと伝わるかと思います。それにしても、ボーイ・ジョージのメイクと来たら、顔と服の境目がわかりません。

All AboutのTABOO紹介記事


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