本日のカルチャー・クラブなもの(2005年2月分)


2005/02/27
2/23の続き。

若いホモセクシャルを育てる方法はいまだに、彼らにいやな気分を味わわせるし、おかげでたくさんのゲイがストレートに見えるようにものすごく努力する羽目になっている。彼らは普通に見えるようにしたいだけなんだと言いたがる人たちは、普通が何なのかを考えるべきだ。ぼくのミュージカルの「タブー」ではぼくはよくこんな風に訊いてたんだ。
「連続殺人鬼がこんな格好をしてたのをみたことあるかい?」
その質問にはいつもすごい反応をがあったよ。と言うのも、もっとも恐ろしい人は地元のスーパーマーケットで棚に物を置いていても、ほとんどぶつぶつなんていわないだろうからね。普通というものは、マイケル・ジャクソンが子供を持っていいことになるし、さらに悪いことに、フレッド・ウェスト(イギリスの連続殺人犯)のようなやつらにふたをしてしまうんだ。普通と言うのは変質者に十字を切る以上に、そいつらを生み出してしまうのだ。子供を性的に虐待するやつはたいてい家族の誰かか、家族の親しい友人で、そいつらが普通のストレートの男だったなんてことは実によくあることなんだ。もしもその確率をごまかすって言うんなら、ゲイのコミュニティはその個性をつかんで話してはいけないこと、人生の大いなるタペストリーの一部であることをわびるのを止めなくちゃいけないことは実に明らかだ。

黒人やユダヤ人やその他マイノリティにそうじゃないふりをするように頼む人たちなんていないし、どんなマイノリティたちもレコードで撃てとかレクレーションの場所を焼き払えなんてターゲットにされたりしない。まだまだぞっとするような反ユダヤや人種差別のゆがみはあるけど、こんな偏見は許されるものではないし、正されるものである。Raggaアーティストはホモ嫌いからかけ離れたところにいたし、ぼくはピーター・サッチェルが有罪なものをイギリスに入れさせない努力をたたえる。ぼくはRaggaの大ファンとしてそう言うよ。と言ったけど、ぼくはRaggaやヒップホップのホモからニーナ・シモンのMississippi Goddamnのハートをかき回す情熱に触れたことなんて聞いたことがないんだ。

ぼくはゲイ・カルチャーの小枝なんて言わない。ただ仲間のゲイの声とただ合わないことが多いだけなんだ。このことはあらゆるマイノリティに対して生来のくせがある一方で、みんなが同じことを考えたり同じ政治的社会的考えを共有してるわけではないことを証明している。共和党のゲイだっているんだよ。彼らはぼくのアーティチョークにキスできちゃうんだよ!


2005/02/27
100% Boyにボーイ・ジョージのサイン会の日程が変更になったお知らせが出てました。新しい日程は以下の通りです。また最初は1箇所だけの予定でしたが、2箇所に増えてます。

日時:3/18 6:30pm-8:00pm
場所:Virgin Megastore, Oxford St. London
(当初の予定より1日繰り上がりました。ライブや質問会、先着500人までという点は同じです。)

日時:3/19 1:00pm-2:00pm
場所:Borders Bookstore, Oxford St. London

実はヴァージン・メガストアなんてロンドンにいくつもありそうな気がしてたので、どこなんだろうと思ってたんです。結局オックスフォース・ストリートのお店のようですね。でも、この辺りはすごい繁華街なのでヴァージン・メガストアが2件以上あるんじゃないかとちょっと気になってます。ロンドンに地理に詳しい方、情報お願いします。


2005/02/24
すでに掲示板にもでてますが、100% BoyにStraight出版のボーイ・ジョージサイン会の情報が出てました。日時と場所は以下の通り。

日時:3/19(土) 正午
場所:ロンドン Virgin Megastore

当日はサイン会のほかにStraightについているCDからボーイ・ジョージが歌ってくれたり、質問会も実施される予定だそうです。サインがもらえるのは500人まで。欲しい方は当日早く行かないといけないようです。


2005/02/23
2/21の続き

ぼくはひとが「事態はゲイの人にとってだんだんよくなって来てる」って言ってくるのを聞くのはうんざりなんだ。ある種のベールがかかった寛容さが存在してるのは認めるよ。メロドラマやクイア・ライでどんなクッションを買うか教えてくれるホモセクシャルはいるけど、概していまだにゲイでもストレートでも、我々の社会の寛容性を深刻に否定する人たちはたくさんいる。

同化(平等じゃなくね)のために格闘するのに一番の問題は人口統計学上大きなピンクのブタとして一まとめにされてしまうことなんだ。ゲイはこう考える、ゲイはこの製品を買いたがる、ってね。同性婚に対するロマンティックな欲望を理解できないのはそういうことじゃない。誰でも自分の思いに従う権利があるってことは支持するよ。でも結婚はストレートのカップルにもうまく機能してないよね。

ぼくの考えでは、くたびれた古い伝統をまねすることを心配する前に、さらに大事な戦いがほんとにたくさんある。何年も、そして今でも、すごくたくさんのゲイの人たちがぼくに近づいてきて、自分たちのセクシャリティについて向き合えるようにぼくが助けてくれたって感謝するんだ。ぼくは丁度いいときにこの仕事をしてきたし、自分の家族や友人に正直になることが困難な若いゲイに会ってぼくは何を達成してきたかなって、よく思うよ。

(続く)


2005/02/21
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

ボンデージ、自分のを立たせろ!

ぼくは(たいていはストレートの人と)同性婚についてずいぶんいいあって、それが「ポジティブなメッセージ」を送り出すという議論があっても、ひどい考えだって思う。

ゲイの男性も女性もストレートのカップルと同じくらいの利益を与えられるべきだというのは十分わかってる。でも、どうして他の納税者と同じ権利を得るために結婚しなくちゃいけないんだろう?悪いけど、ぼくの意見では結婚が答えだと思ってるゲイ・カップルは自分たちがストレートのカップルのように振舞えば、最終的には受け入れられると愚かなことに信じているんだよね。ぼくの知る限り、教師に性の違いを論じて、子供には生まれながらにゲイがいることを受け入れさせ、その子に適切な感情の発達させる権利を否定することを止めさせるまで、ほとんど何も変わらなかった。

同性婚はちょうどちがっていることに対する別の形での間に合わせのようなもので、ぼくとしては残念だとは思わない。ぼくはホモセクシャルでいるのがすきで、男が好きで、6歳のころからそう呼ばれていた。だからたとえぼくの性的な相違が自分にははっきりしてなくても、多くの人には実にはっきりしていたのだ。

数え切れないほど、ぼくは親たちが自分の子供たちのことを語るとき、「彼/彼女はゲイかもしれないって心配してる」と言ってるのを聞いてきた。実際にそのことに対処するのではなく、彼らはそんなことは起こらないふりをして、愚かにもふりをすることでその問題が解決することを望んでるんだ。マギー・サッチャー政権下のトーリー党は明らかに「ホモセクシャル」促進期間を作ったんだ。この裏にある理論は単純にホモセクシャルを論じたら、それを促進するっていう単純なものだったんだ。だからあらゆる博士や地球上の多くの正常な人が受け入れてくれる適切に知性のある議論をするかわりに、若いホモセクシャルに否定の霧と頻繁な虐待の嵐で育つことを余儀なくしたんだ。

(続く)


2005/02/20
100% Boyにボーイ・ジョージの著書StraightにセットでつけられるCDのの収録曲が出ています。それによると次の通りでした。

1. Kookie Jar
2. Panic
3. Only Child
4. Julian
5. Song For A Boy

私が知る限りJulian以外は新曲のようです。違ってたら教えてください。なお発売日は3/14です。(でも日本のamazonでは3/3のままです。)


2005/02/11
すでに掲示板でも取り上げられていますが、The Devil In...に2/6にNYで行われたB-Rudeのファッションショーの写真がアップされています。ボーイ・ジョージはインタビューを受けている写真が出てます。


2005/02/06
The Devil In...によるとボーイ・ジョージはリック・ノウエルスというプロデューサーと一緒にPermanent Tear(Raining Forever)という曲をレコーディングしたそうです。同サイトにて30秒だけサンプルが聞けます。


2005/02/01
100% Boyによると、2/6にNYのMaritime HotelでB-Rudeの2005年の秋冬ファッション・ショーが行われます。ボーイ・ジョージにとっても初のファッション・ショーになるそうです。音楽はケヴァ・フロストが手がけます。残念ながらこちらは招待客のみです。

ショーのあとにCuckoo Clubでパーティーが行われ、こちらではThe Twinのパフォーマンスがあります。こちらはだれでも入れるそうです。


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