本日のカルチャー・クラブなもの(2005年1月分)


2005/01/30
年末から年初にかけて「聞くカルチャー・クラブより見るカルチャー・クラブでしょ」と、CMを流していたCD+DVDの紹介サイトがありました。

Bavk To The 80'sの紹介サイト

どうやらボーイ・ジョージはI Love 80'sという番組にリー・バウリーのメイクで出演していたようです。その番組を見た方がこんなコメントを残していました。あのペンキたらし頭にこんな言い方があったとは…と、ちょっと衝撃でした。

Se a vida e: tvアーカイヴ


2005/01/26
1/24に取り上げたStraightですが、100% Boyによると発売日が3/14になったそうです。イギリスではロンドンを中心にTV、プレス、全国紙の連載でプロモーションを行います。ボーイ・ジョージも3/15からプロモーションのためにイギリスに戻るようです。


2005/01/24
すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、UKだけではなく日本のAmazonでも、3/3発売予定のボーイ・ジョージの新書Straightが予約できることがわかりました。UKの定価は17.99ポンドですが、日本では税込3094円(546円引き)です。実はUKのAmazonの方が割引率はよいのですが、日本のAmazonで買えば国内の送料は無料になるので、こちらの方がお得でしょう。

Amazon.co.jpのStraight予約画面

さらに同サイトからTake It Like A Man(ハードカバー、ベーパーバックとも)やKarma Cookbookも買えます。

Amazonの紹介画面


2005/01/23
1/21の続き。

我々は自問しなくてはならない。「ステレオタイプに調和して実際何を成し遂げるのか?」時間は無限じゃないし、我々がみんな虫けらに向かっているとき、それを最大限に利用し、自分自身を平気で表現した方がよい。男が感情的に複雑であればあるほど、彼らはぼくにとってますますセクシーになる。セラピーのおかげで、ぼくは男にはそれが人生における使命だ思っても決して変わらない人もいるってわかったんだ。不幸にも、知ることやすることは別世界のことで、欲望を狂気の形として受け入れるようになった。もっとも懸命な人たちでさえも決して理解することはないものなのだ。美の利害関係において、何でもが自分たちに向かってきているような人たちが理解するであろう以上に台無しにされる。これは安心であり、心配なんだ。なぜなら完璧さは幸せにつながるって絶えず言われてるからね。

ぼくはこれが残酷とか辛いとか言わないよ。最終的に苦しむのは本当に魅力的な人だという事実なんだ。「憐憫と可憐」というのは奇妙なスローガンだね。でもやっぱり合ってるよ。彼らはたいてい失うものをたくさん持ってるんだから。浅はかな言い方だけど、視覚的に注意をそらせられるという生理的欲求に感謝してるんだ。だってハンサムな顔ほどぼくを心躍らせてくれるものはないからね。


2005/01/21
1/19の続き。

フェミニンな男はあからさまにそれをぼくにはしない。もう一度、ぼくは両性具有について語るつもりはない。(アンはちょっと好き。)積極的にオカマな人たちを言ってるんだ。ソフトなキャンプ(オカマ)、いけてる!キャンプ場、いけてない!いつでもいいからロビー・ウィリアムスの上に乗っかったマリリン・マンソンをぼくにくれよ。

ぼくの理想的な男を一番簡単に描写するとこんな感じ。ぼんやりとアイライナーをちょっとつけて、ジュディ・ブレイムのカスタマイズしたジャケットにビンテージもののウェストウッド・ボンデージのズボンのストレートの男。彼はシミーズやカート・コバーンのような厚底のブーツにこだわったり、ドイツ軍の軍服を着ることさえするかもしれない。

悲しいことに、このごろは生意気にファッションを発信する男の子を見つけることは、正直なポップス・パフォーマーを見つけるようなものなんだ。ゲイの男の子(もしくはゆがんでるかもしれないストレートの男の子)たちは団体になじむのに気にしすぎて、自己顕示をせせら笑うんだ。ここが写真撮影の役立つところなんだ。なぜならカメラを通すと完璧な男のビジョンが作れるからね。まあ、撮影が終わってジーンズをはいて、名もない人に戻っちゃうまでなんだけどね。これがウェストウッドやガリアーノみたいなとこから作られる最新の流行がなぜ欠かせないかの理由なんだ。だってぼくたちを男たちが誇り高い孔雀だったときに戻してくれるからね。実はガリアーノはたぶんぼくのお気に入りのデザイナーだろうね。着るだけじゃなくて、生かしてくれるから。オスカー・ワイルドの時代には、男たちは自分のセクシャリティについて否定の雰囲気で表現するために、自分の服を飾りつけなくちゃいけなかったっていうのがぼくの理論なんだ。ここで、平等には欠点があるっていうぼくの主張に戻るんだ。必死で調和しようとすることは、大衆の色を採用しなくてはいけないことを意味する。大衆がストレートだろうとゲイだろうと、大胆な色使いのシャツやバックパックは十分に主張するって考えるよ。

(続く)


2005/01/19
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

ステレオタイプへの調和は実際のところ何に到達しているのか?

美やぼくが魅力的だと思うものに関しては、ぼくの趣味はまったく古典的なものから本当に邪悪なものにわたる。誇り高い鼻、大きな耳、傷、荒れた肌、太いもも、そして特に大きくておずおずしてないお尻の穴。

親愛なる亡き友人、リー・バウリーは自分が男あさりにでかけるときは、誰でもめったに断らなかったって主張してた。ぼくみたいに彼が完全に怒って、オープンマインドほとんどの男に何か魅力的なものを見出せたときが2回あった。道を歩くとぼくは気がつくと不格好なタイプから荒っぽい建築作業員やヘンにカマっぽいやつの群れによだれをたらしてるんだ。時にそれは単に別の男がぼくの存在を無視することを選ぶやり方なんだ、ぼくを怒らせるのは。ぼくのタイプはどんなか聞かれると、ぼくはたいてい「手に入らないんだ」って言うんだ。

ぼくがつじつまの合わないアプローチと考えるものを求めて男の子の写真を撮るとき、そのことはぼくのモデルを弱々しくする服でスタイリングすることに関連している。危なっかしさをさらに加えるべくちょっとメイクしてね。ぼくは彼らの本性をできるだけあらわにするために、押すんだ。だって、見せないものって言うのは意のままに出すものよりもずっとセクシーなみだらな効果を作り出しうるんだから。ぼくは自分がゆがんだホモだと思う。だってすっごく普通の男ばっかり妄想してるんだからね。でも彼らがメイクしたり、タイトスカートをはいたり、ブラをしてるのを見る以上に好きなものはないね。ドラッグ・クイーン・スタイルとか、かくれ両性具有を指してるんじゃないよ。その考えは完璧に女性化するってことじゃなくて、混乱を生み出してそれでもなお性的には混ざり合ってるんだ。

(続く)


2005/01/17
100% Boyにツナミ・エイドの曲Grief Never Grows Oldがアップされていました。歌詞もアップされていてジョージのパートも確認できます。シングルの発売は1/24の予定だそうです。
BBCのサイトでも取り上げられてます。実は歌自体は津波の起きる前には完成していたのですが、内容が暗すぎて出せないと考えていたそうです。それでワン・ワールド・プロジェクトの下にポップ・スターを集めて録音してはと言う展開になったとのことです。


2005/01/14
100% Boyにボーイ・ジョージがアントニーというNYの両性具有なアーティストといっしょにYou Are My Sisterを録音した話が出ています。さらにこの曲の一部とレビューが音声データでアップされていました。今回はアントニーがメイン・ヴォーカルでしたが、ボーイ・ジョージだけバージョンが聞きたくなるような仕上がりです。レビューの評判もなかなかよかったです。


2005/01/11
100% Boyにボーイ・ジョージの(DJ以外の)パフォーマンス情報が2つ出てました。
一つは1/28(金)N.Y.C.U CollegeにKaren Finlay教授のゲスト・スピーカーとして出ます。えらくアカデミックです。一体何の話をするんでしょう。
もう一つは2/6(日)にThe Twinとして出ます。Peek-A-Booファッションショーも一緒に行われる予定になっています。場所などは未定、後日発表になるそうです。


2005/01/07
すでにご存知の方も多いと思いますが100% Boyに11/13に行われたケヴァン・フロスト(ボーイ・ジョージとの共演、共作も多いミュージシャン)の結婚式の写真がアップされています。ジョージも会場のマイアミまで飛んで参加してます。花嫁とヴァージン・ロードを歩いたと思われる写真もあります。ジョージにしては珍しく化粧をしていませんし、黒いジャケットに白いバラのコサージュなんてかなりオーソドックスなドレスアップをしています。が、そこはボーイ・ジョージなので、数々ツッコミどころのあることもしてくれてます。

やっぱりただものじゃありません。


2005/01/05
すでにご存知の方も多いかと思いますが、The Devil in...にThe Twinのサンプルがアップされています。13曲中7曲をチェックできます。ちなみにReal PlayerかWindows Media Playerが必要です。

また同サイトによると、先日のスマトラ沖地震の津波被害のチャリティレコードにボーイ・ジョージも参加したそうです。曲のタイトルは"Grief Never Grows Old"で、ラジオDJのマイク・リードの作品です。200万ポンド(約4億円)の収益が見込まれています。ジョージはNYですでに録音を済ませているそうです。ジョージ以外の参加者には、ボーイゾーンのロナン・キーティング、ジェイミー・カラム、ビージーズのロビン・ギブとバリー・ギブ、クリス・レアにオリヴィア・ニュートン・ジョンがいるとのことです。


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