本日のカルチャー・クラブなもの(2005年7月分)


2005/07/28
100% Boyに6月に放送されたイギリスのChannel4で放送されたBoy George's Queerest TV Momentsの写真がいろいろアップされてました。5枚ほどの写真なのですが、笑える要素がてんこ盛りです。ざっとあげるだけでもこんな感じです。

・どんな格好をしても、ジョージは帽子だけは脱がない。
・シャツだけになると、ジョージなんか貧相…。
・シャツだけになると、ジョージ顔の大きさが目立つ、というか顔だけはめ込みか?!
・でも、やっぱり化粧は欠かさない。

面白い番組だったようですが、写真だけでこれだけ楽しめるということは相当面白かったということでしょうか…?!


2005/07/26
100% BoyによるとMore ProteinからLove Your Brotherという曲が12インチのホワイト・レーベルのプロモとして出たそうです。この曲はボーイ・ジョージ名義ではなく、ジーザス・ラヴズ・ユー名義で出されたそうです。しかもジョージがもともとDeep DishというDJのために書いた新曲です。この曲のミックスを行ったところ、ジョージが「ジーザス・ラヴズ・ユーのようだ」と思ったことからこの名義で出されることになったそうです。プロモ盤は下記のリンクから4.99ポンドで購入できます。サンプルも聞けます。

Love Your Brotherのプロモ盤購入サイト


2005/07/21
7/18の続き。

マコーレ・カルキンの陳述に関しては、まあジャクソンの言い分を大いに助けたには違いないよ。でもぼく個人としてはまだいくつか疑問が残るんだ。結局のところ、映画でのキャリアを再建しようとする大人が有名人が妨害した子供として何を知られたいのだろう?しまいには裁判はジャクソンの生活と同じくらい混乱し矛盾した。そして鏡越しに生き続けるのが人生なのだ。ぼくも自分の言ってることの多くが矛盾してるのを認識してるけど、ほかにどうやってマイケル・ジャクソンを見られるというんだい?彼こそ、あらゆるものがいかに無になりうるかという最たる例だよ。彼は現代音楽の中で一番魅力的な声の持ち主の一人だ。彼が裁判所を足を引きずって歩いてるのを見たあとでは、彼が今後再びあの伝説的なダンスでぼくたちを印象付けられるか、そしてもしできたとして、我々を魅了するもののリストに追加できるだろうか。我々が彼を指さないものにFreeがある。彼はずっとその天才と暗黒の囚人だろうからね。聖人か罪人か?たぶん、どっちもだね。


2005/07/18
7/16の続き。

もしもぼくはジャクソンを攻撃してるように聞こえるなら落ち着いて欲しい。だってぼくは不思議なことに、彼がサンタ・バーバラの裁判所から歩いてるのを見てうれしくなったんだから。心からはそれらの主張を受け入れられないからじゃない。たとえ彼が無罪放免でもね。それに、彼を閉じ込めることはセサミ・ストリートのビッグ・バードを投獄するようなものだからってわけでもない。でも友だちが僕に「彼が無罪なんて信じられる?」って言ってきたときに、ぼくは言ったんだ。「マイケル・ジャクソンみたいな人は逃げられやしないよ。」ジャクソンは常々ある種囚人だった。たとえ彼が「もう男の子とベッドを共にしません」という約束を守ってキャリアを再建しても、彼が突然社交的な女性に変わるなんてことはちょっとないね。ぼくはジャクソンを見るたびに深いため息をついてしまうんだ。だって彼が他の人のように、強迫的かつ盲目的なまでに義理堅く自分自身を愛すことができない、とても悲劇的な人に見えるからなんだ。彼の運命は成功していようがいまいが、その稼ぎの一部のために道徳を犠牲にしてしまう冷酷な同僚や忠告者に囲まれた孤独な人生なのだ。ジャクソンを告発した側の母親がおかしな女であるという印象を与えたことに、なぜ誰も驚かないんだろう。ジャクソン自身の母親は世間体の塊のように見えるけど、またしても彼女は、ジャクソンが主張してきた自分の子供たちの父親でありマネージャーでもあるジョーから受けた虐待に対しては見てみぬふりをしたと思われるんだ。マイケル・ジャクソンの人生には利己的な人たちがあまりにも多くいるから、彼の精神がまだ完全には壊れてないことにぼくは驚いてしまうくらいなんだ。ぼくはジャクソンの名声に魅せられてしまっただけで、自分の子供たちがネバーランドのお客になることを許してしまった母親を強く責めてしまうかもしれない。何より悪いことは、ジャクソンが、子供たちが虐待されたとされる家族に大金を取り分けた初回の法廷闘争のあとでも、子供をネバーランドに行かせてしまった人たちなんだ。当時はジャクソンは有罪かもって考えないようにするのは大変だった。というのも、もしぼくが子供を苦しめたことで訴えられたら、ぼくは1ペニーを渡す前に最後まで戦うだろうからね。

(続く)


2005/07/16
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

いかれたジャクソン- 聖人か罪人か?
ぼくは最近審判が出てからつねづねマイケル・ジャクソンについて何か書きたいと思ってたんだ。がんばってみたんだけど、きちがいじみてて天才だと思うアーティストに反論するなんて出来ないってわかったよ。

子供のころベンのレコードを買ってもらったのを覚えている。これはジャクソンがおかしなことにねずみにささげたっていう曲なんだ。それからTVでジャクソン5のマンガも見てたよ。たくさんの人が彼のことは生涯を通じて追いかけてきた。小さい子供なのに情熱的な声に驚いたし、70年代兄弟と一緒にスパンコールを重くなるほどつけて出ていたのに目を回したよ。

それからポップスの永遠の名作、ビリー・ジーン、ヒューマン・ネイチャー、ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィールが来るんだ。ひとたび彼の父親の息がつまりそうな束縛が明らかになくなると、彼は問題なくこの世で一番のポップスターになった。ぼくはジャクソンが酸素テントで眠ってるとか、ラマに飛びついてるとか、ペットのチンパンジーとエヴィアンの水でお風呂に入ってるというマスコミのレポートを読むのが好きだったんだ。ずっと前に、おかしなジャクソンは若い男の子に興味があるとする話があった。ぼくは個人的に彼が悪いことをしてるかもという疑惑を無視するのは難しいなと思う。今一度、法廷はこの見解は誤りだと判断し、ジャクソンは無罪になった。いまだにぼくはジャクソンがピーター・パンの姿をしているという考えや、彼はただ成長しそこなっただけだというさらに馬鹿馬鹿しい主張なんて受け入れられないんだ。この人は事情通のビジネスマンで、ポール・マッカートニーがビートルズのバックカタログを売りに出したとなったら飛びついたんだよ。それにプリンス(チャールズ)が王冠を盗むように見えたときに、ジャクソンはすかさず杖をつかむとダーティー・ダイアナを書き始めたんだ。ジャクソンはいつも自分は大人の体にとらわれた子供であるという考えでプレイしてきた。そしてその効果を高めるべく泣けるような、ささやくような声を完成させた。他の誰が、彼の裁判の初期段階中にマスコミの配信する記載にテストロステロンなんて男性ホルモンの声を聞いたことだろう。

(続く)


2005/07/14
100% Boyにイギリスの歌手シャーロット・チャーチがボーイ・ジョージが書いたEven Godという曲をレコーディングしたそうです。この曲はジョージが17歳ごろに書いて発表されることなく今に至った曲だそうです。シャーロット・チャーチが録音したものは彼女のアルバムTissues & Issuesに収録されることになっています。


2005/07/10
Boy George Feverにアメリカでのカメレオン電話のCMのビデオがアップされています。アメリカ版ではボーイ・ジョージもCMに出ています。電話がかかると電話機のカメレオンが起き上がり、カーマのメロディーに合わせて口をパクパクさせる動きはかなり楽しめます。


2005/07/04
100% Boyによるとフランスでは7/5に「君は完璧さ」の新しいリミックス・バージョン、7/12にはカルチャー・クラブのシングルとリミックスのアルバムが出るそうです。アルバムのタイトルはCulture Club 2005 - Singles And Remixesで、収録されている曲は以下の通りです。

1. Do You Really Want To Hurt Me? (Ragga Mix by DJ Lbr)
2. Karma Chameleon (electro 80 by Phat Phaze)
3. It's A Miracle House (pappy mix by DJ Alberkam)
4. Miss Me Blind (Happy House mix by Joachim Garraud)
5. White Boy
6. The War Song
7. I'll Tumble 4 Ya
8. I Just Wanna Be Loved
9. Church Of The Poison Mind
10. Love Is Love
11. Time
12. Black Money
13. Victims


フランスのAmazonから入手することが出来ます。全編フランス語で書いてあったので、私は挫折しました。なお、お値段はシングル4.75ユーロ、アルバム16.23ユーロです。
「君は完璧さ」のシングル
Culture Club 2005 - Singles And Remixes


2005/07/02
100% Boyにボーイ・ジョージのトロントでのDJの写真がアップされています。今回のジョージのメイクはリー・バウリー風とも違うようですが、なかなか奇天烈です。


2005/07/01
Boy George FeverというサイトでMiss Me Blind 2005 Joachim Garrauds Happy House Mixというミックスがアップされています。このサイトはアップされる内容がよく変わるはずなので、お早めにお試しください。なお、アクセスすると曲はすぐに流れます。


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