本日のカルチャー・クラブなもの(2005年3月分)


2005/03/28
Straightのプロモーションサイトへのリンクが100% Boyから張られています。パーティー、サイン会、TV出演の様子がいろいろアップされています。なかなか充実した内容です。

Straight PROMO mini-site


2005/03/26
100% Boyにオークションのお知らせがありました。ボーイ・ジョージのサイン入りStraightと同じくStraightの巨大ポスターです。本はすでに100ポンドを超えてますが、欲しい方はお試しを。なお、売り上げは先日のツナミ・ファンドに入ります。

eBayのオークション・サイト


2005/03/20
3/13の続き

イギリス人は言語の点ではすごく怠け者だと思うけど、ほんとにそんなこと構わないときがあるというのはフェアだと思う。ある晩モスクワでウラジミールと言う兵隊とすばらしい出会いをして腰を動かすようなことをした。それも言葉もなしでね。朝になると事態はぎこちなくなった。というのもウォッカは醒めてしまい、その男はしらふだと男とできなくなっちゃうからなんだ。
ほかの欠点の一つに、我々は自国の才能を熱心に攻撃することだ。スポーツ界のスターなんかをひどい試合や交替になったときに、恐ろしい扱いをする。去年のオリンピックのときには、気づいたらイギリスの選手に関する論評に怒っていたよ。ほとんど興味ないのにね。ぼくはほとんど自信を与えないでこき下ろすイギリス人の特徴について語ってるつもりだ。アメリカ人みたいにしゃべりまくれなんて言うつもりはなく、中間点があるはずだって言ってるんだ。イギリス人は一つのことに成功して、2つ目3つ目のキャリアにあえて挑戦しようとしているならば、そんなことはキライだろう。ぼくが最近NYのフォトグラフィーのエージェントと契約したとき、すごく仲のよい友だちが「でも君って(写真の)レッスンなんて受けたことないじゃん。」って言った。うーん、ぼくは歌だって教わったことないし、それで十分やってこれた。他のDJたちもぼくがクラブで回しだしたとき冷淡だったし、いまだに気がつくと自分を証明することを絶えず期待されている。ぼくが言う嫌味は、ごく最近ジュニア・バスケスがNYポストでぼくのDJのキャリアについて毒づいたからといって、ただ単にイギリス的ではないのだ。ぼくは面白かったんだよ。だって彼と一緒に同じクラブでプレイしたことすらないんだからね。あのモリッシーの歌が心に浮かぶよ。「友人が成功するのを嫌がるものだ。」ってね。人が成功するために、誰か他の人が失敗しなきゃいけないっていうのは、イギリスではよくある傾向だよね。若いころすごく競争の激しい段階を潜り抜けてきたことは認める、でもありがたいことにぼくはそれを克服したんだ。ぼくはこれまでにもらった最高のアドバイスはLAからロンドンへの機内で、元ロキシー・ミュージックのスターでU2のプロデューサーのブライアン・イーノからもらったものだ。イーノはぼくとアルバムの仕事をするという依頼を断ったところだったから、彼がぼくの隣に座ったときにぼくはちょっと不満だった。我々は帰路ずっと話してたんだけど、彼はぼくに「好きでもないものに注目するより好きなものを語る方がいい。」と言った。ぼくはイギリスのビッチだから、まだやり方があるとは思うけど、好きなアーティストを擁護しようとしてきた。(一方で、救いようのない才能のない奴の後姿にかかとでえぐったりするんだ。)嫌味を吐き出してるときでさえも、ぼくは心を軽くしようとする。というのも何かうめいたってあんまり状況は変わらないってわかってるからね。ぼくのこの分野での矛盾は明らかにイギリス的だけど、あまりにたくさんの人が意見と嫌味を取り違えてもぼくの責任じゃないからね。


2005/03/13
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

不愉快なイギリス!

矛盾の国家、この国に常に頼れることは、人を鍛えることも叩き潰すこともできると言うことだ。

たとえそうでも、ぼくは過去20年間あちこち旅してきてイギリスがこの世で一番の国だとずっと思ってきた。ぼくは感傷的な南部人かもしれないが、幼いころの大半は祖母やおばを訪ねてはミッドランドで過ごした。ティーンエイジャーになって家を出たとき、ウォルソールに移り、伝説のマーティン・デグヴィルや変わったやつらと一緒に使われなくなった歯医者に住んだ。ぼくは縄張り意識が強かったり国粋主義だったことはないし、ぼくが建築や歴史に魅せられている間、たいてい他の人間やその人たちが人を扱うやり方が外国のことを知らせてくれるのだ。モスクワみたいな場所で東欧の冷たくて鈍いマナーに多くの人はうんざりするけれど、ぼくはすごくセクシーだと思うんだ。だって時間をかけてその向こうにあるものを見ると、深く根ざした魅力やすばらしいユーモアがあるのがわかるよ。イギリス人は運がいい、何しろ英語は世界中に普及しているんだからね。ちゃんとコミュニケーションできないと、大変な誤解と敵意を起こすんだ。よくフランス人やスペイン人を傲慢と言うけれど、彼らの言語にかかわろうと努力すると、彼らの敵意を想像していることに気づくのだ。イビザにぼくを訪ねてきたぼくの女友達は流暢なスペイン語でぼくを驚かせ、店員を魅了した。1時間20分ブティックで話したあと、ぼくは彼女が何をしてたのかを訊ねたら、結局のところ彼女はずっとジーンズのリベットについて議論してたんだ。スペイン語はすごく密度が高くて説明的だからすごく簡単な話題でもほんとに疲れるんだ。さらに重要なのは、スペイン人は話し好きで、だから食事のたびにマグナ・カルタを作ったりできるんだ!

(続く)


2005/03/11
100% Boyにも出ていましたが、イギリスの新聞The Timesにボーイ・ジョージのインタビューが出ています。長いのですが、Take It Like A Manに出ていなかった両親の話がなかなか興味深いです。(Straightには出てるのかも…)


2005/03/06
100% BoyによるとStraightのプロモーションのために、ボーイ・ジョージが出演するイギリスのテレビ番組の情報がでていました。とりあえず決まっているのは以下の通りのようです。

3/18(金) (放送時間不明)
Jonathan Ross Show

3/21(月) 9:00am-
BBC Breakfast

3/21(月) 5:00pm-6:00pm
Paul O'Grady Show

3/21(月) 6:0opm-7:00pm
MTV Live(VH1)

チャンネルが掲載されていたのはMTV Liveのみでした。BBC BreakfastはBBC1です。調べたところ、Paul O'Grady ShowはITV1でした。Jonathan Ross Showは、BBC Radio2のようですが、放送日は土曜日の10:00-13:00のようです(この番組はネットでも聞けるのでチェックしてみましょう)。


2005/03/02
The Devil In...にボーイ・ジョージの新書Straightに付くCDのプロモ版がアップされています。すでにリリースされているJulian以外の4曲、Kookie Jar、Panic、Only Child、Song For A Boyのサンプルが聞けます。


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