本日のカルチャー・クラブなもの(2005年9月分)


2005/09/30
100% Boyによると先日ボーイ・ジョージがAntony & The Johnsonsと一緒にレコーディングしたYou Are My Sisterがシングルとしてリリースされます。ジョージは11/14-26の期間ロンドンでプロモーション活動をする模様です。amazon.co.ukによるとシングルは12/5に3.99ポンドで発売予定です。またプロモーションビデオ(全編見られます)へのリンクも100% BoyのNewsから張られていました。


2005/09/28
9/27の続き。

ぼくは自分のことを非ナチュラリストだと思うよ。公式な言葉じゃないけど、ぼくがドレスアップするのが好きで、できるだけ厚くメイクするのが好きって意味なんだ。ぼくはティーンのころや30代の前半よりずっと自分の体を気にかけてない。混雑したビーチの中では、ひもを使ってぼくを捕まえることはできないよ。でもぼくは泳ぎは大好きだし、いつもケースにはゆったりしたショーツが入れてあるんだ。出版物の中や、ビッチなクイーンたちの口から出たぼくのサイズに関する容赦のないコメントに注意を向けていたら、ぼくは拒食症になっただろうね。残念ながらぼくは食べ物が大好きだし、欲しいままにはまりすぎることをもう悪いなんて思わない。結局のところ、チーズケーキを避けること、バスにひかれないようにすることはできるわけだ。ゲイの世界は、ぼくたちみたいに追いかけられたときだけ走る人たちには残酷なところだ。でも完璧が幸せと等しいということは誤りである。生まれながらに美しい人は、時が経つにつれよりたくさんのものを失っていくのだ。見目麗しい人たちはしわやにきびを探して随分たくさんの時間を費やし、いわゆる「完璧に対するパニック」のために、本当に惨めな時間を過ごすことをぼくは知ってるんだ。最近じゃ若い人たちはすごい確率で美容整形を選んでいるし、ボトックス注射のおかげですごくたくさんのぼくの友人たちの表情は硬くなってしまってる。そのうちみんな同じように見える時代が来るだろうね。整形外科医が全部の患者に同じスキースロープ型の鼻をつけちゃうだろうから。いいニュースは、与えられたものをそのまま持ってる人たちは、きっと望ましいとされてうらやましがられたりもするってことだよ。手術が自然に反する犯罪行為だって言ってるわけじゃない。だってそれがたくさんの人を変えて人生を改善してるんだからね。悲しいのは、あきらかに必要ないのに手術を選ぶ人たちがたくさんいるってこと。ぼくたちみんながおんなじように見えたら、人生はすごく退屈じゃない?


2005/09/27
9/22の続き。

もしもぼくがあるがままの生半可に男でありたくないと言ったなら、ぼくはうそをつくことになっただろうし、ぼくの気持ちがぼくの体であったなら、ぼくはスーパーモデルだったろう。ぼくのセラピストはぼくに「あなたは考えないようにする必要がありますね。」と言ったことがある。彼はドラッグをしこたまやれと言ったわけじゃなく、彼はぼくが必要以上に考えすぎてると説明していた。ぼくの場合、このぼくの心の脱水機にあるあらゆるものをかきまわさなくっちゃっていう強迫観念が感情的に危険を冒したり、人生での単純な物事を楽しむことから避けてしまう。人がぼくに対して抱く入り混じってときにばらばらな考えに名声を加えると、複雑でない関係を持つことなんて不可能なんだ。ヘテロセクシャルなことがよくある上に冬のシベリア以上に冷たい理解しがたい男たちに対して強い好みをを持っていることをぼくは認めざるを得ない。その道のプロの解釈ではぼくがそういう男を選んでしまうのは、ぼく自身が実際に欲しいものを手に入れるのが怖いからのようだ。ぼくは出会った男を変えられると思っているクレイジーなクイーンの一人なのだ。そして毎回失敗するくせに、また元に戻ってしまうんだ。年を取るにつれて、ぼくの男の好みが広くなった。そして最近ではどんな男も魅力的に思うよ。完全にぴったりで美しい男は、常にぼくの目を捉えて話さない。でもぼくはちょっと大きな男が好きだ。大きな鼻を見ると、ぼくはひざの力が抜けてしまうんだよ。ぼくは大きなファッション広告を飾るかわいいモデルを見るのも、グラビア誌の後ろのページの連絡先に書いてある汚らしい奴らを見るのも同じくらい、不完全さが好きなんだ。ぼくの写真を見さえすれば、ぼくがどんなに男性の体をたたえているか、どんなに自信がある男性と仕事をするのが好きかわかるよ。自信家の男はシャイな男からそのカルバン・クラインを剥ぎ取りたいということからスリルを得るのと同じくらいいちゃいちゃしてくるんだ。

(続く)


2005/09/22
今月のAXMのボーイ・ジョージのコラムから。ネタ元は100% Boy

完璧な欠点
人が若い人の完璧な肉体に尊敬を抱き、追い求めるときこそ、みんながおんなじように見えてしまう前に、不完全なものの中に美があることを思い出すときなんだ。

これがふたご座のものなのか自身のものかはわからないんだけど、ぼくは多くのゲイ男性が楽しんでかなりはまってる完璧な肉体を求めて、献身的になってエネルギーつぎ込むなんてできなかったよ。いろいろ試したさ、ジムに入ったり、エアロビのクラスに出たり、ヨガもやった。ヒステリカルなナイトクラブでやるディスコ・エアロビクスのクラスに行ったりもしたんだよ。汗をかいて運動するのが好きな人は、ぼくたちみたいな輩を怠け者だって責めるんだよね。本当に深く追求したいんだったら、個性のなさを補うために表面的にやっているジム好きがたくさんいることを指摘して初めて公平になるはず。でもそんな決めつけはやめよう。だってぼくは個性がにじみ出るジム好きがたくさんいることも知ってるんだから。フィットネス中毒の多くが熱心な信者みたいで、みんな実は自分たちみたいになりたいって確信してるって言えるよ。

確かにゲイの世界では、割れた腹筋やぷっくりふくれたお尻を持つことで、イケメンを引き寄せられるチャンスはぐっと上がるけれど、ぼくは鍛えた男性が得られる以上のものを得たよ。ありがたいことに、何かをしっかり得たがる人っていうのがいるんだ。誰かに言われるより早く、ぼくは自分の名声(この言葉はキライだ)が、熱い取引を誘発するのに大きな役割を果たすことがよくあることに、十分気づいてるんだ。でもその人が有名だから一緒に寝ることは、その人が雑誌に出てくる理想的な人だから寝るっていうのと同じくらい浅はかなことだ。どんな魅力も最初は浅薄なものだし、時には最高にすばらしい生き物も痛々しいくらいつまらないものになることがありえるんだ。

(続く)


2005/09/11
掲示板でも話題になっていますが、100% Boyにもボーイ・ジョージとAntony (Antony & The Johnsons)が録音したジョン・レノンのハッピー・クリスマスの話題が出ていました。この曲はWar Child(戦争の犠牲になる子供たちを救えというキャンペーンのようです。)のアルバムHELP: A DAY IN THE LIFEに収録されています。9/9から9.99ポンドでダウンロード可能(1曲だけなら99ペンス)、9/26からはCDとして購入可能です。
また下記のサイトからは30秒だけ試聴もできます。ジョージのSo this is Christmas, what have you done...が聞けます。

www.warchildmusic.com


2005/09/06
カルチャー・クラブ 20周年記念 ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴのDVDが10/28から期間限定でお安く発売されるそうです。期間限定っていつまでなの??という声が聞こえてきそうですが、残念ながら筆者もわかりません。ごめんなさい。ちなみに値下げ後の定価は税込で2800円です。ただ最近ではいろいろなショッピングサイトでさらに値下げして販売されていますので、比較してから購入を決めるのがよさそうです。(品番がDEBR-12608なのでこれをキーワードにして調べると、いろいろ出て来ます。)

参考URL:
NTT-X Storeの予約サイト
Amazon.co.jpの予約サイト


2005/09/01
1986年当時タカラカンチューハイのCMにボーイ・ジョージが出ていましたが、そのCMで使われていた「恋のファイヤーボーイ(Fire Boy Meets His Match)」「あなたのとりこ(All Prayers Are Answered)」に関するQ&Aがありました。結構まとまった情報なので、こちらからもリンクします。筆者も英語のタイトルをここで初めて知りました。

[教えて!goo]カルチャー・クラブのCM曲


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