以下はMORE PROTEINの掲示板に書き込まれたボーイ・ジョージの書き込みです。日付は6/15で誕生日の翌日になっています。


からさわぎ、そしてドラマ!

興味のある皆様、ぼくはイギリスにある家に3日間いるんだ。そんなわけで、ぼくの体内時計はちょっとおかしいよ。ぼくは「敗者の態度」とか「賞もとれない」ことに関するコメントが理解できないよ。こういうコメントってトニー賞がらみ?なんかひどいこと言った?正直言って、タブーに関しては誤った情報がいっぱいだったね。きっと報道陣のレポートはブロードウェイでのすばらしい経験なんて反映してないよね。実際、ロージー(我らがクレイジーなプロデューサー)が今年のトニー賞のレッドカーペット上のインタビュー中口を滑らせた。ぼくが彼女の言葉を引用すると「全部私の間違いね。そんなに早くお金を引きあげるべきじゃなかったわ。」初日からびっくりするほどお客さんがいて、短い上演期間中にもたくさんの応援や好意、喜びがあった。最初のプレビューからスタンディング・オベーションがあったし、個人的にはUS版タブーは大成功だったと思う。舞台が終わって以来、ぼくは人々に絶えず「残念」と言ってもらった。でも、ぼくは残念だなんて思ってない。それから多くの人たちが「ニュー・ヨーカーにわかってもらえなくて残念」と言い続けている。これは真実でないだけでなく、我々がやってきたことを支えてくれた多くの人たちに対する侮辱でもあるんだよ。将来のある時点で、本当に何が起こったかはっきりするんだろうね。ロージーは衝動的に決めたんだと主張した。新作を舞台にかける準備をすでにしていたにもかかわらずね。ぼくにはブロードウェイの方式を理解し始めることができないよ。それは自分たちの法律なんだよ。トニー賞ではすべての劇場を所有、運営しているシューバート協会の長がぼくに言った。「きみたちは不当な判定をされたな。」ぼくは不当に判定されたなんて感じてないし、US版タブーでのぼくの役回りを苦々しく感じたりもしてない。すばらしい時間だった。ストレスフルであったと同時に、魔法のようだったよ。後悔はない。

舞台を応援してくれたすべての人にお礼を言うよ。もしそこにいたら、舞台がどんなにグレートだったかもうわかってるね。ぼくの43回目の誕生日にカードや花やプレゼントをくれた人みんなには大きなキスをあげる。

ぼくは新作不足でくじけているすべての人へのプレゼントに、このサイトに新曲を3曲入れるつもり。音楽に関しては、The Twinの曲はほぼ終わって、ミックスを2、3曲待ってるところなんだ。もうじきリリースされるんだよ。ぼくの次の本のSTR8(ストレート)は来年の4月に出る予定。CDつきの限定版も含めてね。子供のクッキー缶の海に落ちて苦境に陥っている男の子のための曲とかなんか全部で5曲。これは本を出版後まもなく出ることになるだろう次のボーイ・ジョージのアルバムの試作品になるね。それからイギリスツアーもあるんだ。ぼくは一連の舞台をやるんだ。ロンドンで5日間、それから国内をまわる。話と音楽とユーモアの夕べになるだろう。もちろん、クラシックも何曲か入れて、おそらくは人に知られていないものもね。

7/3のゲイ・プライドのあと、ぼくはNYに戻って「まだできてない」コレクションに取り組むんだ。アメリカではDJもやるんだ。Satisfiedの12インチバージョン出る予定。ミックスがすごいよ。NYの 'AVENUE D'とコラボの 'FIRE & DESIRE'に続けてやるんだ。歌はすっごくきわどくて(意味不明以下原文:AND A PISS TAKE OF ALLK THOSE HOMOPHOBIC RAGGA RECORDS.)。きっとラジオフレンドリーじゃないだろうね。イタリアではかけてもらえるかも。本音を語るといやな奴に聞こえるとしたらごめん。ぼくはたいてい皮肉屋で、おそらくぼくのユーモアは必ずしも受けるものではないかもしれない。最近ぼくが'MBE'を断ったのも知っておかないとね。だって、どうしてぼくが自分の音楽のサポートを拒む国のメダルを欲しがるというんだい?このことは、ぼくの音楽をいつもサポートしてくれてるみんなのことを言ってるわけじゃないんだ。ぼくは「ファン」だなんて言いたくない。傲慢に見えるからね。ぼくに意地悪なコメントを書き込む人たちを気にはしてないんだ。そういうコメントって、ぼくについて言ってる以上に自分について言ってるものだからね。いつでも自分の気持ちを言うのは自由さ。このフォーラムは、苦しんだり盛り上がったりする君たちの場所なんだ。数週間のうちに立ち上げたいと思ってる新しい「無礼」なオンラインショップと、去年ぼくがNYで撮っていた写真のフォトギャラリーには気をつけてね。ぼくもこのフォーラムにはもっとよく来るようにするし、できるだけ質問にも答えるようにするよ。

キスキス…

ジョージー・ボーイ xxxxxx