６月の予想

６月２５日（４回東京４日目）

悲しい裏パーが、よりによって大金投資の時に起こってしまった。結局は、調子
に乗った自分の責任であるが、ここまで集中的に推奨してしまった手前、二ノ宮
厩舎に申し訳ない思いである。ただ、いずれも騎乗者のコメントは悪くない。近
いうちに、馬券で返してもらえる手応えはある。自分の予想を見限るのはともか
く、これらの馬は見限らないでおくことをお勧めする。宝塚記念は別項で。

下に買い目が書いてあるが、きょうは単複中心。レース数が多いのは、決して当
てに行ったわけではなく、純粋に買いたいと思う馬を羅列しただけである。言い
訳に聞こえるかもしれないが、いくつかは当たるだろう。投資金額も非常に多額
になってしまっているが「取り返してやる」という意欲の現れではなく、純粋に
買いたい馬券の総額がこうなっただけのことであることをお断りしておく。
東京の３鞍はさほど気があるわけではない。配当の妙味で言えば、重馬場巧者の
ヘッドシップが面白いというところか。
先に函館に触れると、５Ｒのタニノトリビュートは前走、ダートで出遅れもあっ
て完敗しているが、追い上げた脚は見どころがあった。芝向きの血統だけに、巻
き返しの期待がかけられる。１０Ｒのタカトモアップも、昇級戦の前走で見せ場
十分の戦いを演じた。今後の飛躍が見込める器だけに、ここは楽に突破してほし
いと思う。
さて、自分が行く阪神に面白い鞍がそろった。８Ｒのマッキーグローリは前走の
東京戦で悔しい思いをさせられたが、能力の高さは見せた形。叩いた今回は、ま
だ人気の盲点のようでもあるだけに、大きく狙ってみたい。９Ｒのカフェブラン
も妙味だ。前走は初ダートでも能力の高さを見せつけたが、直線でモタれてレー
スにならなかったにもかかわらず楽勝した初戦の内容を思うと、むしろ芝向きと
思える。マイネルブラウが相手の筆頭だが、単勝中心にこれも大きく買いたい。

本日の買い目

６月２４日（４回東京３日目）

守るべきときは守る、という姿勢で、自分としては比較的金額を抑えたのが先週
だった。今週は、Ｇ１ウィーク＆給料日後でもあるだけに、それなりの姿勢で行
きたいと思っている。

きょうは、今週、大攻勢をかける二ノ宮厩舎を集中的に狙ってみたい。未出走馬
が大挙４頭デビューする中でも、この土曜日の３頭は粒ぞろい。どれも勝ってお
かしくない実力の持ち主、というのが陣営の評価だ。それだけに、どの馬も買う
ことは買うのだが、中では条件が揃いそうなのは６Ｒのミレニアムクイーンか。
芝向きの血統、調教の動き、どちらを取っても期待できる。あまりダートに向く
とは思えない３Ｒのトーホウスペシャルも、脚抜きのいいダートになりそうなだ
けに、こちらも動きの良さから狙えそうだ。９Ｒのローストも期待できる。橋本
調教厩務員は「絶好調ですよ」と笑顔を見せているし、好調サンチェスＪも「今
週は楽しみな馬が多いよ」と腕を撫していた。人気馬のうちカサノバダンディと
ヒシゼファーが感触今イチで、アドマイヤサーベルも前走を見てのとおり信頼性
には欠ける現状。スムーズに先行できれば、連勝も十分だろう。
他のレースではまず５Ｒのマキハタコンコルド。前走は昇級初戦で２着し、出津
Ｊも「ホントによくなっていますよ。うれしいねえ」と本格化を喜んでいた。こ
こは先々週のハイジャンプの「残念レース」的な感じで、除外されたマキハタと
しても、鬱憤を晴らしたいところだろう。連軸に推奨したい。メーンの夏至Ｓは
タヤスメロディを少々。前走は見せ場こそ作ったものの「状態が落ちていたから
ね。参考外です」と言うこと。小林淳Ｊも巻き返しへの意欲を持っている。人気
になりそうもないだけに、ワカサバロンを筆頭に馬連で手広く。
函館、阪神にはあまり気を引かれるレースがないだけに、東京でメイチ勝負。

本日の買い目

６月１９日（４回東京初日）

フォッサマグナもトーホウヤマトもエイシンサンルイスも２着。まあ、こんなことも
あるだろうからこそ、資金投資を控えめにしたわけで、その意味では、相手が抜けた
レースもあるものの、自信度と比較しても、よく我慢した、という感覚だ。負けは負
けだが、あまり情けない負けという感じはしない。

たった３鞍か、と言わないでほしい。やはり、無理は禁物。特に夏場は、主戦騎手が
変わったり、環境の変化に戸惑ったりと、馬が思ったとおりの結果を出さない例も多
い。よほど「これは」と思わないレースには、手を出さないに限るだろう。東京では
４歳限定の特別２鞍。９Ｒのミヤビライデンは、デビュー戦の内容がすごかった。時
計はそれほどでもないが、追い出して一気に突き放した脚は鮮烈なもので、手綱を取
った蛯名Ｊも興奮気味だったことを思い出す。ブラックジーンズがいる今回だけが、
馬券的な狙い目とみて、単勝を中心に。１０Ｒのハーバーキラリは、前走の内容が秀
逸。自ら前を捕らえに行った結果で、着順は仕方ないものといえる。サンスポ賞の時
は「大外枠のうえ、道中で２度もぶつけられる不利」（小田本助手）があったわけで
力を出し切っておらず、駒草賞最先着の格から考えても、十分に狙い目が立つ。馬連
で手広くいってみたい。
阪神のクリスマスツリーは、前走が力を出し切っていない印象。疲れが懸念されると
ころだが、もう１度だけ追いかけてみる。
函館は、金曜日に予想したメーンのケイアイワールドが再投票しなかったため、狙う
レースがなくなった。今回は見送りだ。

本日の買い目

６月１８日（４回東京２日目）

中止になった土曜もあまり買う気をそそられるレースは多くなかったが、この
日曜もそれほど多くない。とにかく狙いたいと思うレースが少ない時は、我慢
に限る。我慢ができない自分が言うのも何だが…。

東京では１２Ｒを厚く買いたい。マグナーテンは４歳時から素質の高さを嘱望
されていた馬だが、ここ２戦はわざわざ盛岡に遠征。しかも岡部Ｊが出向くと
いう破格の扱いだ。そして中５日での参戦。藤沢和厩舎は、こういうことは勝
算なしにはやらない。意外に人気もなさそうなので（たぶん）単勝で勝負して
みる。いくらつくか楽しみだ。
阪神メーンはエイシンサンルイスで仕方ないだろう。仕方ない、というのなら
ゴールドティアラじゃないか？　という意見もあるだろうが、単純な時計比較
からして、サンルイスが有利。それに、馬場が悪化すれば、ダートの場合は前
に行く馬の方が有利であるうえ、短距離戦なのに同型馬がそれほど多くないこ
となど、買いの材料は目白押しだ。力の違いでゴールドティアラを対抗に推す
が、サンルイスを深追いする先行馬は時計に対応できず、後方の馬が台頭する
ケースは考えておきたい。
函館のメーンは力量上位の２頭の１点勝負。フサイチミキオーとエイキューガ
ッツは、ともに早くからここを目標にして腕利きジョッキーを確保していた。
そのやる気に乗ってみたい。

本日の買い目

６月１１日（３回東京最終日）

久々の払戻金ゼロである。ひとことの言い訳もできない。パビヨンロワイヤルは
「まだ走る気がない」とのことで、自分の見込み違いだったが、いずれ走ってく
る馬。その機会を逃さず見つけて、今回の分も返してもらうつもりだ。そして、
ゴーカイの強いこと強いこと。「前走後、確かに疲れが出て気になるところはあ
った」（郷原師）にもかかわらず、あれだけの脚を使うのだから、これまた世界
チャンピオンの脚を見誤ったとしか言いようがない。猛省したいと思う。

財政が厳しいこともあり、レースは厳選していきたい。東京ではハセノバクシン
オーで勝負する。調教で跨ったサンチェスＪ（二ノ宮厩舎の調教によく騎乗して
いる）が非常に好感触で、蛯名Ｊがダイワカーソンに騎乗すると分かるや、熱心
にアプローチして騎乗にこぎつけた経緯がある。前走は初芝、Ｇ１という条件に
もかかわらず、大崩れなく健闘した。素質の高さを評価されている馬だけに、再
度ダートに戻っての変わり身に期待してみたい。メーンのミヤギロドリゴは、こ
こ２戦の走りに完全復調が読み取れる。「いい時のかかり癖も出ているし、うま
く向こう正面まで折り合えればいいね」と高市師。東京は実績がないコースだが
今の調子の良さなら通用してもおかしくないはずだ。
中京では最終のパンドラロード。５歳未勝利馬で、再び９００万下への出走だが
前走で素質の片鱗はうかがわせた。ここも連軸の期待はかけていいだろう。

本日の買い目

６月１０日（３回東京７日目）

愛馬はひどいレースだし、ダイワカーリアンはブービー、自信の１鞍スパークホー
クにいたってはしんがり負け。とにかくこの予想は悲惨な日曜日だった。少しでも
巻き返したいと思う。

何と言っても勝負は３Ｒ。先週も大勝負のつもりだったが、除外になってしまっ
たパビヨンロワイヤルだ。良血馬ということもあって初戦はレースぶりに注目し
ていたのだが、テンにまったくついていけず、どう見てもレースになっていなか
ったのだが、直線半ばからの伸びはケタ違い。５着にまで押し上げて、能力の片
鱗を見せた形だ。相沢師も「走るなあ」と驚きの表情。話を聞いたのは先週だが
横山義Ｊも「変わってくると思いますよ。今回はテンにどれだけついていけるか
ですね」と腕を撫していた。血統からももっと出世が見込める器で、単勝勝負を
かける。８Ｒのマッキーグローリは、旧伊藤修厩舎の時に加藤助手から素質の高
さを聞かされていた。新馬２戦目も芝で変わり身を見せたように、芝向き。メン
バーは揃ったが、狙うならここ、という気がする。手広くいきたい。１０Ｒのハ
イジャンプは、本命候補だったマキハタコンコルドがいなくなってしまい、悩ん
だが、本命はエーピーランドとした。チャンピオン・ゴーカイを本命にしない点
については、本質的に中山向きであるということが理由の筆頭で、目標レースで
あった中山ＧＪの後、ということも気になるところ。他馬との３ｋ差も、あまり
いい材料ではあるまい。横山義Ｊは「無様な競馬はしませんよ」と言っていたが
足元をすくわれる可能性は否定できない。充実一途のメイショウワカシオも本命
候補だったが、直線の長い芝は決して好材料ではない。諸々の材料を検討すると
エーピーランドが浮上してくる。多少、テンについていかなくても、しまいの脚
は強烈。前走の内容もしぶとく、あとはニュージーランド帰りの田口Ｊの手綱に
期待したい。
中京は、前走時に丸山Ｊが「次によくなりそうです」と言っていたタマルファイ
ターで欲張らずに少額流し。
そしていよいよ開幕の函館だが、狙ってみたいのは１２Ｒのオープンマーチ。だ
いたい毎年、北海道シリーズでばかり活躍する「季節労働馬」がいる。この馬な
どはその典型で、函館、札幌のダート１０００ｍでしか活躍できないというくら
いの馬。初戦から狙っていきたい。

本日の買い目

６月４日（３回東京６日目）

黒字決算に成功した。きょうは競馬場勤務でなかったため、朝に投票したＰＡＴ
分だけのため、実際の収支も黒字。大きなプラスではないが、この際ぜいたくを
言うことは禁物だろう。安田記念は大穴狙いとなるが、何とかいい競馬をしてほ
しいものである。

まず安田記念に触れておこうと思う。本命はダイワカーリアン。無理筋と思われ
るかもしれないが、取材の手応えは「脈あり」だ。「さすがに無理だろ」とか言
われることも多いのが取材だが、今回はそこまでの否定的な見解がなかった。と
にかく、清水厩務員が「目いっぱいの仕上げ」と胸を張れば、調教パートナーの
三浦Ｊも「絶好調です！」と太鼓判。手綱を取る北村宏Ｊも「左回りの方が走り
がスムーズですね。どこかでうまく馬の後ろにつけて息を入れられればいいんだ
けど」と具体的な希望まで口にしている。「使っては放牧の繰り返しだったくら
い、体質の弱い馬だったけど、今はしっかりしてるからね。スーッと行ければ、
けっこう粘れるかもしれないよ」と二ノ宮師も期待はしている口ぶりだ。差し馬
ばかりに有力馬が集まった今回、穴を出すなら先行馬。大穴期待で総流しする。

東京の他のレースでは、またまた６Ｒの我が愛馬マイネルクロノス。前走では、
上がってくるなり吉田Ｊが「馬場ですよ、馬場」と渋い表情をしていた。とにか
く良馬場でないとダメだとのことだ。今夜は降雨もあるようだが、明日の予報は
「晴れ」。何とか好天に恵まれて、能力を出し切ってほしいと思う。
中京では１０Ｒのスパークホーク。前日のアマゾンソングはダメだったが、菊沢
徳Ｊは、この馬を依頼されたことも「楽しみだね」と言っていた。佐藤助手に聞
くと「京都新聞杯を使うつもりでいて、一頓挫あったのは確か。でも９分までは
仕上がるし、中京まで行くんだから、勝たなきゃダメだな」と強気一辺倒だ。素
直に単勝で勝負といく。

本日の買い目

６月３日（３回東京５日目）

月が変わって、ツキも変わる、などと言うけれど、５月の予想コーナーはまず
まずの好調だった。あまり変わらなくていいという気もするが、馬券収支とし
ては負けているだけに、もっと上向いてほしいという気が強い。てなわけで、
競輪場で打つ競馬の予想。どうぞよろしく。

東京では特別２鞍。９Ｒのカフェブランは、前走で勝ったものの、そのレース
ぶりは破格のものだった。直線では全く制御が利かず、モタれているというレ
ベルではない『暴走』。それでも勝った能力の高さを思うと、昇級の壁は感じ
られない。ダートさえこなせれば、勝ち負けになるはずだ。１０Ｒのグラヴィ
ティタイムは、２週前に栗東に行った際、安藤助手から「自己条件で確実に」
と聞かされた。ミスターサウスポーもいるが、手前を替えるのが得意ではなく
広い東京でこそのタイプ。単勝で勝負するのが妙味だろう。
中京では９Ｒ。今週は土日とも中京で騎乗する菊沢徳Ｊに聞いたおススメの１
頭がこの馬アマゾンソングだ。「今回も楽しみだけど、先々は必ず走ってくる
馬だから」と、覚えておくことで損はないと教えられた。人気を考えても、妙
味があるのは今回だろう。アマゾンオペラの４分の３兄弟というダート巧者の
血統からみても、楽しみな馬。単複連で攻めたい。

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