6月の予想

 

ここは本当に文字だけでやります。たぶん短くはできないので、馬券
好きな人だけがじっくりと読んで下さい。一応、
勝負レースを赤で、
勝負馬を青で示しています。太字は特に自信がある場合。それから、
くどいようですが、外れてもイジメないで下さい。おそらく本人がす
ごく痛い思いをしていますから。傷口に塩を塗るのはやめましょう。

6月27日(1回福島4日目)

ハナから資金を控えめにするとは言ったものの、セイウンザンの単勝しか
当たらなかった。思い出してみると、どうにも福島というのは相性がよく
ないように思う。唯一、ラジオたんぱ賞だけは、ツインターボ、エアガッ
ツが勝った時などでうまく当てているが、今年もその週に海外出張をして
いるあたり、相性の悪さがにじみ出ているようにも思う。しかし、この仕
事をしている以上、得意も不得意もあったもんじゃない。少しでもいい馬
券を的中させなくては…。
スタートの2Rは、人気薄の2頭で半分遊び心をもちつつの勝負。
ハピネ
スチャコとユウサンベイビー
だ。後者は俳優の柳葉敏郎さんの持ち馬とし
て知る人ぞ知る存在。何でも、何かのロケで見た馬だとかで(又聞きなの
で今イチ信頼性に欠ける情報です。申し訳ない)、血統も決していいもの
ではないが、素質があったのだろう。前走はそれまでとは一変したレース
ぶり。東京で早めに仕掛けて止まった内容を思えば、福島で狙い目だ。芝
がどうかだけがポイント。また、ハピネスの方も、今週の調教できょう勝
ったケイアイコールや、けいこ巧者のヴェスヴィオをアオる好内容をみせ
ている。ともに人気はそれほどないだけに、複勝と2頭からの流し馬券で
運試し。4Rの
チョウカイウィンは将来性に注目だ。いくら何でも、デビ
ュー前にウッドで4F47秒台をマークする馬は年に1頭くらいのもの。
ちょっとモノが違いそうだ。なにせ初出走だから、何が起きるかは分から
ない。とはいえ、血統も含め、並みの馬ではないことは確かだ。名前を覚
えておくにこしたことはない。さて、扱いに困るのが7Rの
ベイクルージ
ング
だ。未勝利にいる器ではないのは間違いない。ただ、福島の芝で能力
だけで勝てるかどうか。ひとつ言えるのは、ここで負けても次の新潟では
確勝だし、ここを勝てるようなら、昇級でも狙える。素質を信じて単勝に
1票入れておこう。文句なく狙えるのは
8Rサンタイアフェアー。いま
だ1勝クラスにいることが信じられない馬だ。田中厩務員は「ゆくゆくは
交流重賞でも走れる馬だ」と強気。前走は除外の影響で2週ほど出走予定
がズレたのが響いたとみていいだろう。まず負けようがない。相手はビビ
ット、クリール、ミヨノ、レオTの4頭。バーデンバーデンCの
セレクト
グリーン
は、新聞のコラムには書かなかったが、夕刻になって自信が沸い
てきた。よくよく見てみれば、一番ハンデも有利で、芝の良重を問わず、
騎手も福島を得意としている。何より人気の盲点というのがいい。馬連で
手広く流して好配当を狙う。他場の特別では、何と言っても
函館10R
イシノスイング。これまで900万で何度となく狙っては痛い目に遭って
きたが、500万なら楽勝だ。意外に人気は割れそうなので、迷わず単勝
勝負。函館のメーンは
クラフトマンシップ。仲のいい青木Jへの期待も込
みだが、現級の安定株が人気だけに、実質降級のこの馬が人気の盲点だ。
マーメイドSは
プロモーション。和田厩舎といえば、短期放牧と軽めの調
教がトレードマーク(?)だが、この馬もご多分にもれず短期放牧明け。
ただ、普通ならば2週くらい前に戻って来て軽めの調教をサラリとこなす
だけなのに、今回は少し早めに戻って来て先週あたりは36秒台の好時計
をマークしている。牝馬限定の中距離戦、ここ目標はミエミエだ。単勝と
馬連の流し馬券で。PAT馬券は、函館新馬の
マイネルキングダムを。ダ
ート戦でデビューし、人気を集めながら惨敗。折り返しは芝の1200m
に出走…。この過程は昨年のマイネルプラチナムと全く同じである。とな
ると2着かもしれないが、配当はつく。まだこの馬にとっては距離不足だ
ろうが、能力だけで通用していいはずだ。全般に、土曜日よりもだいぶ面
白い馬が揃っている。資金は控えめに、というつもりだったが、ちょっと
予定より多めに持ち出してWINS横浜に繰り出そうかと思っている。

6月26日(1回福島3日目)

今週は雨にたたられたが、福島の方はどうだったのだろう。少なくとも、
先週の馬場を見る限り、パンパンの良馬場というのは望めない。ダートが
どうかも気になるところだが、特に重過ぎるという感じはなく、どちらも
微妙といえば微妙。素直に力を評価していくべきだろうか。
午前は1R
プランタンシャルム、2Rレオアイドルの単複で転がす。転が
るかどうかは別にして、スムーズに行けばいい小遣いになるはずだ。これ
を4Rの
ウィップスマートへ。前走の走りはなかなかのもので、小回りの
コースさえうまくこなせば勝てるだろう。小林淳Jは、昨年も福島で活躍
している。ここは彼に期待。6Rは、余裕のある場合にのみ
ブレイヴハッ
から。父の血から思えば芝1200mはどうかと思われるところだが、
母は欧州の3歳戦で大活躍をした(確か最優秀3歳牝馬だったような…)
馬で、短距離でも狙えるように思う。昨秋の福島でも5着しており、成長
力のある父系からここでも楽しめないか。複勝と小銭の馬連流しで。7R
は順調に良化気配をたどる
ウェイクアップ。ダートの短距離なら上のクラ
スでもやれる馬で、何よりここを勝っても次の新潟からはまた500万下
だ。単勝1本。8Rの
ブリッジスパートは、まだ障害デビューの前に小松
厩務員の口から「暮れに中山大障害に出る馬だぞ」と言われた馬だ。もっ
とも、マイネルプラチナムの横にいた時に「この馬の取材か?」と冗談ま
じりに言われた言葉だが、ここ2戦の走りをみれば、障害デビュー戦が走
らなすぎただけのように思う。暮れには言葉が実現するかもしれない。そ
のためにもここは勝って賞金の上積みを狙うところ。単勝。先行有利の福
島にあって、まくり、追い込みという脚質ながら良績を残す10Rの
セイ
ウンザン
。馬場が荒れてもOKだけに、人気を考えれば狙いたい。もちろ
んピープルヒーローは強敵だが、ある程度この馬が早めに仕掛ければ、そ
れを待って仕掛けての差し切りまでありそうだ。しかし、福島のメーン、
他場の特別はどうにも食指がそそられない。ここはじっくり我慢して、日
曜に備えるのもひとつの手。ちょっと守りの姿勢だが、給料日後だからと
いって無鉄砲に買うと後が怖い。1カ月の資金配分ペースを考えて、折り
合いを重視するとしよう。

6月20日(1回福島2日目)

前日の収支は、このコーナーで触れた馬は今イチだったが、小銭での遊び
レースがコツコツ当たって若干のマイナスで済んだ。が、福島のレースは
読みにくい。さながら競輪の様相を呈している。誰がどこで仕掛けるか、
というところまで考えねば、展開が読めないのだ。前に行ける馬を狙って
いるだけでは、ダメなようだ。きょうはあまり雨が降らなかったが、今晩
どのくらい降るかによって、また違ってくる。頭が痛いところだ。
前半は1R
エターナルピース、2Rアトミックハーブの単複転がし。これ
を5Rの
ブルージャンヌへ。初戦は無理なく後方からのレース。伸びはし
たが、結果的に届かなかった。芝も問題ない血統だし、「馬は元気」と島
田調教厩務員のお墨付きもある。ズバリ単勝で。午後イチは7Rの
ハミウ
ケリョウコ
。抜群のテンのダッシュ力が武器だが、今週は坂路で1番時計
をマークしており、調子も絶好とみる。10Rの
ナイキヴィジョンは、も
ともと素質の高さを嘱望されていたが、前走を見る限り、放牧の効果で弱
さが解消されたようだ。平坦でいいタイプでもあり、強気に単勝。吾妻小
富士オープンは、アンブラスモアで仕方ないので、見るレースとする。福
島はこのあたりで、あとは函館、阪神。阪神のメーン鳴尾記念は、完全に
三つ巴戦となった。ここは
ステイゴールドに期待する。ミッドナイトベッ
トは、本質的に軽い馬場に向いており、阪神では抑えまでの評価。対する
ステイは、エアグルーヴに先着し、サイレンススズカに迫った宝塚記念に
代表されるように、阪神での走りが最も安定している。相手はスエヒロ、
カネトシの2頭が本線。一番面白いのは函館だろう。4Rは
エアシビュラ
とダイイチビビット
、5Rはサンディサンキュー、6Rはマイネルジェア
ンとシェドゥーブル
、7Rはロバリーズサンとノヴェルシチー、8Rの
イアイギャルソンとワンモアヒット
、と平場に狙いたい馬がゴロゴロ出て
いる。もっとPATに金を入れておけばよかったと後悔するばかりだ。こ
れらの単複連でPAT資金を運用して、次週以降に備えよう。

6月19日(1回福島初日)

どこの競馬場でも、開幕週は予想がしにくい。傾向をつかむ前に予想する
ことが難しいからだ。今から言い訳めいているが、これは事実である。芝
コースにしても、長さが季節によって違ったりするわけだから、簡単には
予想できない。まして小回りの福島。その上、雨ときた。ハナから資金を
控えめにして出向くことにした方が無難だろう。しかも、今ひとつ購買意
欲をそそる馬がいない。キーワードは「日曜以降を見据えた戦い」だ。
始動は3R。前走でも軽く触れたが、
コスモスナップの将来性に1票を投
じてみる。前走で芝の長距離での変わり身を狙ったが、出遅れて後方から
差を詰めただけの競馬だった。もちろん、それでも勝ち馬とは大きな差が
あるし、他馬との上がりを比較しても見劣りは否めないが、1度入厩して
から高熱を発して入院寸前になるなど、弱さもあった馬がここまで順調に
来ている。しばらく血統を信じて追いかけるつもりだ。少額ながら単複と
馬連の流し馬券を。もう特別まで待つ。9Rの
ナスノストームは、昨秋の
福島でなかなか強烈な新馬勝ちを収めた逸材だ。新潟では直線が長い。ま
さに福島のスペシャリストといえるだろう。単複に馬連と手広く。福島は
2鞍だけ。阪神は9Rの
プライベートタイム。芝で勝ち上がってきたが、
ダートもこなせる。帯に短し襷に長しというメンバーだけに、素質の高さ
で押し切れそうだ。函館は3Rに我が愛馬(一口)が登場しているが、あ
くまで芝向きだとみている。ダートでも勝ってくれれば昇級後が楽しみだ
が、冷静に応援馬券だけにとどめおく。函館9Rは
シャコーグロリア。昨
夏の札幌でのデビュー戦は鮮やかの一語に尽きた。ここ2戦は内容も秀逸
で、降級の古馬が相手でもさほど差はないとみる。同10Rの
クリムゾン
クローバ
は、アネモネSでの激走がインパクトを強くしているが、昨夏の
函館ではデビュー時から評判になっていた。ウメノファイバーの2着した
新馬戦では40倍強の馬券を取った記憶もある。このあたりできっかけを
つかめば、もっと出世ができる馬だ。あえて単勝で勝負したい。

6月13日(3回東京最終日)

前日はうまいこと予想がハマった。ハズレも多いが、何とかかんとか収支
をつなぎとめて、最終まで資金を確保したのがよかった。何と言っても、
先週の土日とも最終レースで予想が当たって馬券を買えない(メーンでパ
ンク!)という事態があっただけに、目黒記念を制した上で最終もきっち
りモノにしてくれた菊沢徳Jには頭が下がる。マイディアマンテは残念な
3着だったが、積極的に動いて自ら勝ちに行った3着。あれならば負けて
も何ら悔しくない。自分にうぬぼれてはいけないが、確実にリズムが上昇
してきているように思う。安田記念は
別記のとおりで、前日の浮きもある
だけにそれなりの勝負をかける。が、その浮きだけに頼らず、資金は午前
からキチンと稼いでおくべきものだ。
その絶好の機会は
3R。馬渕厩務員が素質を買っているミツワインパルス
で勝負だ。「二ノ宮厩舎に来てから4頭の新馬を担当しているけど、この
馬が一番いいかもしれない」とデビュー前から聞いていた。フランスに行
っている間のデビュー戦は、大きく出遅れて直線だけのレース。それでも
4着に追い込んできた。ここは人気になるだろうが、マルゼンスキー産駒
で坂のあるコースも問題ないだろう。まずは単勝。人気だけにあまり相手
を広げるわけにはいかないが、ロードアイランド、ゴールドレジェンドと
いったあたりはしっかり抑え、初芝のエアレンヌを本線にしたい。ハンテ
ィングジョー、ビブラビブレあたりまで。午前は1鞍で済ませ、午後は7
R。
ウインディードはデビュー前から富高厩務員が期待を寄せていた素質
馬だ。なかなか思うような状態にならず、煮え切らないレースが続いてい
たが、この中間の短期放牧がよかったようだ。「ずいぶん良くなってきた
よ」と富高さんも自信をみせている。メジロ2頭が強いのは確かなことな
ので、この2頭への馬連を買う。もちろん、単勝はおいしくなるだろうか
ら、こちらもビシッと。先行激化が予想される10Rは、
オーサカヅキ
狙う。前走は差して3馬身ちぎる圧巻のレースぶり。もともと能力のある
ところを見せていたが、あれで完全復活と見ていいだろう。時計が、1分
10秒台まで速くなるとどうか分からないが、差し馬の中でも最も力強い
脚を持っている。同じタイプのゴールドジャパン、ミヤギローマンが相手
本線。東京はこの3鞍に絞る。函館は12Rの
ノースサファイア。先行馬
が多く、この馬向きの展開が見込まれる。ズバリ単で。

6月12日(3回東京7日目)

いよいよ東京も最終週。本格的に夏への移行が始まる。馬券はともかく、
比較的予想の調子はよかっただけに、最終週もうまく締めくくりたいもの
だ。何とか2週、美浦に行き、少しは感覚も戻っているように思う。
スタートは3R。いくらつくか分からないが、
ウィスキーソーダとサクラ
ブレイブ
の馬連につぎ込んで午後の資金を捻出したい。単の人気はサクラ
だろうが、ウィスキーも叩いた上積みを思えば互角の評価ができる。配当
次第では、こちらの単勝も少々。5Rも後藤厩舎を狙う。
レディスターダ
から馬連で手広く流して穴狙い。ここ3戦、着順ほど離されていないの
で、人気の盲点になること確実だ。後藤厩舎は今後、ますます勢いを増す
厩舎だと前々から見ている。注目しておいて損はないと断言しておく。つ
け加えると、馬券になる時もなかなかの好配当だ。7Rの
ストークブライ
アン
も、狙い目になる。東京のマイルなら大外枠でも不安にはならない。
9Rの
ウイニングワールドもいいし、きょうの後藤厩舎は全馬勝負になる
はずだ。複勝を買い続けて転がしてみるのもいいかもしれない。で、本日
の勝負は
10R。今週、美浦で会うなり「今週は勝負だよ」と声をかけて
きた島田調教厩務員の
マイディアマンテ流しだ。まだ1勝馬だが、専門紙
でもそれなりにシルシがついている。狙いどおりに除外で優先権を確保し
て臨む得意の芝(直線)レース。三浦Jも「先週はよく動いたし、楽しみ
にしているんです」と気合が入っていた。東京でも中山でも飛越はまるで
問題なくこなしたセンスは、こういうレースでこそ生かされる。アサクサ
コンドルがかなりの強敵だろう。目黒記念はホッカイルソーにしたが、正
直に言ってあまり自信があるわけではない。それならば最終まで脚をため
タガジョージップを買おう。菊沢徳Jは今年、デビュー年以来13年ぶ
りに北海道遠征に行かないことになった。もちろん、乗り鞍が確保できて
勝ち星を稼ぐことを考えれば、確実にこの方がいい。その福島、新潟遠征
に先駆けて、今週のおススメがこの馬だった。「良馬場なら」の条件つき
だが、重にはならないはずで、その言葉に乗ってみる。さて、函館もスタ
ートした。東京競馬場では買えないだけに、PATでの投票となる。新馬
2戦が注目だろう。馬券的には6Rの
マイネルジェアン。サンデー産駒が
2頭出ている分、多少人気が落ちるはずで、これはもっけの幸い。時計で
考えれば、まず負けようがない。将来性はともかく、新馬向きという点に
ついては、関野調教助手も保証していた。逆に5Rのマイネルキングダム
は、出発前に「また胴が伸びているみたいに感じるんだ。あまり短い距離
ではどうかなぁ」と寺本厩務員が言っていた。こちらは新馬向きとは言え
ず、将来まで長い目で追いかけたいタイプ。他の馬から買う方がいいか。
8Rの
ミクニファーストはこちらの常連でもある俊坊さんの担当馬。話は
していないが、今週の調教のタイムを見る限り、好調なようだ。応援の意
味も込めて、単勝に1票。12Rの
ワンモアヒットは、準オープンからの
降級馬。ここでは力が違う。プレイズポーラ、マグナマキシマへの馬連で
勝負しよう。

6月6日(3回東京6日目)

前日の収支については日記にあるとおり。どうにもバランスが悪いという
か、勘が悪いというか。ダービーを前にこういう状況なのは不愉快な限り
である。しかし、部の打ち上げにシケた顔で出席するのもイヤなので、せ
めて資金をガッチリ確保していこうと思う。
スタートは4R。前走で勝負して手痛い目に遭った
マルゼンウイナーをも
う1度追いかける。芝で切れる脚を持っているが、血統はダートでも問題
ない。テューター゙マルゼンスキーという配合にはダートでの活躍馬が多
くおり、その逆の配合のこの馬も、走れないことはないだろう。続いては
5R。待望の芝を使ってきた
マイネルトリトンでドンといく。北海道での
デビュー時から素質の高さは明らかだったが、意外なほどに勝ちあぐねて
しまった。だが、休養前にもフロンタルアタックあたりと好勝負している
ように、芝ならばまだまだ上を狙える器だ。単複に馬連と手広くいっても
儲けは計算できる。そして渾身の力を込めて
駒草賞へ。もちろんオーディ
ーウィン
だ。デビュー戦からここまですべてのレースで推奨してきた。デ
ビュー前から「何とかダービーへ」と口にしていた加藤助手の願いは通じ
なかったが、その無念、晴らさずにいられまい。それなりの相手が揃って
いるが、ここで負けてもらっては困る。前走は、武豊Jらしからぬ焦りを
感じた騎乗。じっくりためて直線勝負だけで突き抜けるはずだ。単勝をズ
ドンと買う。あとはダービーを待つばかりだ。
さて、今週はダービーウィーク。某調教師が馬主との電話において「今週
はダービーで出走馬が多いから、はじめから来週にします」と話していた
くらいで、馬主がダービーに合わせて東京のレースを使うケースがある。
そんな中でわざわざ中京へ行く関東馬は狙い目だ。冷静に中京12Rをみ
ると、
モンドノスケ、ワールドピアザ、ヤマタケパークの3頭が面白い。
PATでボックスを買っておきたいと思う。

6月5日(3回東京5日目)

あまり買う気をそそられるレースが少ない1日で、特に午前中はひたすら
「脚をためる」ことに徹したい。ただ、3Rの
コスモスナップは勝負こそ
できないものの、将来的に注目している。まあ、個人的に大好きな血統だ
というのが最大の理由だが、祖母リネンジョオーにハードツービートをつ
け、そこにラシアンルーブルという配合は芝の長距離に替わって狙わずに
いられない。複勝を買って、余裕があれば馬連も少額の総流し。5Rの

リッジスパート
も応援の単勝を買う。予想とは言えないが、担当はマイネ
ルプラチナムの小松厩務員。僚友の故障を慰めるかのように、前走では大
爆発の大駆けをみせた。もともと小松さんは「暮れの大障害に出るこの馬
の取材か?」などと言っていたくらいだから、フロックでもないだろう。
余談になるが、小松さんの元にはあのホーネットピアス(まだ現役だった
とは!)が帰って来ている。午後は7R。新馬勝ちはよかったものの、そ
の後、低迷している
メイショウネルソン。どうも素質の高さに成長が追い
ついていないようだ。だが、こういう馬こそ東京で狙いたい。相手は難し
いだけに、単複で。特別戦はどれも妙味を感じない。素直にメーンまで待
機。エプソムCは
シグナスヒーローに期待した。日経賞の前から調教では
ブリンカーを着けていたが、パートナーの田原助手は「走りが全然違う」
と証言していた。なぜかレースでの着用は前走からだったが、その効果た
るや、ジリ脚のシグナスはどこへ行ったのか、というすごい脚。これなら
不得意の東京でも逆に狙いたくなるというものだ。馬連で手広く流したい
が、本線はあえてここを使ってきたミツルリュウホウ。もちろんレガシー
ハンターも軽視はできない。中京11Rは、
ダイユウカイソクから。どう
見てもこのメンバーとなら互角なのに、近走の不振から人気を落としてい
るようだ。ダートのオープンでは通用しそうにないが、昨年の一連の中央
挑戦をみても、芝なら十分に通用する。愛知杯で敗れたカネトシガバナー
との差も、斤量差が開いているだけに詰まるだろう。これも馬連で手広く
流したい。

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