４月の日記（後半）
３０日（金）
きょうはお休みを満喫。最近は週に１度のお休みでも、なにかしらの
用事で会社に立ち寄ることが多かったが、きょうはそれをせずにのん
びりと過ごした。たまにゃこんな日があってもいいよな。といっても
仕事はけっこうしたのだが。そうそう楽はさせてもらえない。まあ、
仕事ができることが幸せな世の中。まして好きな仕事をしているのだ
から、文句は言わない。明日から５月。また頑張りましょう。
２９日（木・祝）
日付に祝日も入れてみたが、何の実感もない。普通ならそうなのだが
きょうはＧＷの初日ということで、大学時代の知人たちと飲む機会に
恵まれた。ちょっとだけ祝日気分。しかし、世のサラリーマンたちは
７連休とか、すごいところになると１１連休（来週の木、金に有給を
取るらしい）まであるそうだ。なんともはや…。ちなみにボクの連休
は昨年が３日でした。今年？本来なら昨年と同レベルなのですが、年
明け早々にいきなりぶっ倒れましたので。あれが今後も最長不倒とし
て記録されていきそうです。きょうこそ画像を、と思っていたら、荷
物が重くてコインロッカーにそのまま。ダメだな、こりゃ。
２８日（水）
ふと思った。世間は明日からゴールデンウィークではないだろうか。
競馬記者には、曜日感覚はあっても、祝日感覚は皆無だ。ただ淡々と
日々が流れていく。別に祝日だからといっても仕事がなくなりはしな
いのだ。きょうの夜からドーンと遊べる皆さん、うらやましいです。
心の底から。７連休なんて方々もいらっしゃるようで。でも、本気で
はない。自分の好きな仕事をしていることがどれだけ幸せだか、知っ
ているつもりだ。休みはなくても、充実した人生が送れれば、それで
いいじゃないか。そう思うとしよう。でも、あまり休み自慢はしない
で下さいませ。
２７日（火）
美浦は暖かを通り越して暑い。そんな陽気の１日だった。青葉賞組は
意外なほどに少なく、メンバーを探すことに一苦労。関西からサリー
レが来るから、というだけではなく、内国産の２勝馬が順調にきてい
ない例が多い。果たしてどのようなメンバー構成になるのだろうか。
明日もメンバーを探しながらの追い切り取材となりそうだ。
何一つ更新しないできたこのＨＰも、ようやく競馬雑感を更新しまし
た。またしても情けないハズレ馬券話ですが、ヒマな方はよろしくお
付き合い下さいませ。
２６日（月）
前夜に乱行を働いてしまったが、意外に早い時間にスッキリと目覚め
た。早々に会社に出向き、今週の準備を整える。今週の仕事はダービ
ーの最終切符レース、青葉賞と京都４歳特別。しかし、どちらも関東
馬でめぼしい馬が見当たらない。特に注目されそうだったフサイチビ
ームがソエで回避するということが大きいのだが、その他にも回避す
る馬がいて、サリーレ以外は混戦になりそうだ。もっとも、そういう
レースでこそ、いい穴馬を見つけ出したいもの。気合入れていくぞ！
あと、今週中には１本くらい競馬雑感を書き足したいと思っているの
で、ヒマな方はお楽しみに。たまにゃ、何かやらないとイカンよな。
２５日（日）
ザカリヤの単勝と、新潟競馬の２頭が勝ってくれたおかげで、何とか
プラスの計上ができた。しかし、タイキトレジャーが届いていれば、
「お給料コース」だったのに…。あまりにも無惨な「ワイド先取り」
ぶりを見せつけてしまった。とほほ。しかも、実はいま小銭しか持っ
ていないのだ。早めにＰＡＴでザカリヤの単勝を買っておいたので、
現場での現金勝負はスッテンテン。ＰＡＴ口座は月曜日もロックされ
ているので、明日の朝イチで銀行に行かねば…。ま、週末の天皇賞は
どちらかというと見るレースという感じ。週中の様子次第だが、オー
クストライアルのサンスポ賞４歳牝特の方が面白そうだ。
２４日（土）
見るからに鮮やかな東京競馬場のグリーンベルトだが、何ともすごい
雨量。これでは２ヵ月のロングラン開催の終わりごろには、かなりの
悪化をみせる可能性が高い。少しでもいい馬場でダービーまで持ちこ
たえてほしいものであるが、自然の力には勝てない。何とか残る開催
を好天で行ってほしいものである。この天気のせいで、人出もやたら
と少なかった。場末の地方競馬場みたいにまばらな客。仕方ないと言
えば仕方ないが、楽しみにしている人が多い東京開催も初日からこの
状況ではＪＲＡとしても頭が痛いことだろう。
２３日（金）
きょうはお休みだったが、夜にＪＲＡとの記者懇談会という催しがあ
ったため、会社に出勤。その後、銀座のホテルでの会合に参加した。
初めて出会うお偉方の前で、記者歴の若い世代がアイサツ。自分も、
アイサツさせられた。ギャグのつもりが全くウケず（宴もたけなわと
いう状況だった、と言い訳させて下さい）、寂しかったが、めったに
食えない美味いものが食べられたのは幸せだった。しかし、元をたど
ると、あれもオレのハズレ馬券なんだと思うと、無性に食欲が失せた
のである…。
２２日（木）
特に居残るような仕事はなかった。あくまでも翌週以降の確認作業の
ためということになる。こういう時は人とのんびり話ができていい。
取材対象者だけではなく、前に世話になった人、年齢が近くて話が合
う人たちのところに行ける。新聞社勤務でこういうことができるのも
週刊誌の特権で、今の自分は恵まれていると感じざるを得ない。こう
いう時を有効に活用していこうと思う。ところで、エルコンドルパサ
ーの出走レースが決まり、こちらの出張日程も決まった。出発は５月
１７日。レースが２３日だから、約１週間の滞在だ。自分にとっては
プライベートも含めて初の欧州行き。今から楽しみだ。
２１日（水）
どうやらＮＺＴ４歳Ｓは賞金８００万のザカリヤでも出走できそうな
気配。関西のマーガレットＳに出走する馬が増えたことによる。まず
は一安心。給料を存分に活用しよう（懲りてない？）。ところで、き
ょうは奥平厩舎に行った時にビックリ。「週刊Ｇａｌｌｏｐの○○と
申しますが…」と切り出したところ（今さら伏せ字にするのも何だが
なぁ）、「おお、今週のテキ（調教師）の原稿書いたヤツだな」との
お出迎え。読まれているものだなぁ、と改めて驚いてしまった。名前
が出る仕事というのは、やはり影響があるものだ。幸い、問題もない
原稿だったので、それをきっかけに取材もとどこおりなく進んだが、
これからもありとあらゆるところで人が読んでいるものと心得て、取
材、原稿に臨むべしと感じた次第であります。
２０日（火）
天皇賞は、セイウンスカイとメジロランバートとローゼンカバリーの
３頭を追うことになる。本命候補に伏兵２頭。決して用事がないとい
う馬ではないだけに、何とかこの中から軸馬を探し出したいと思う。
スペシャルウィークとメジロブライトにはあまり気がないだけに、や
はり取材する関東馬から選び出したいと思うのだ。ちなみにサンスポ
賞４歳牝馬特別の方は出走馬も多数。こちらは狙いたい伏兵がいるだ
けに、楽しみだ。しかし、その前に今週である。当初は賞金８００万
円の馬でも出られるとみていたのだが、全く想定外の馬たちが出走の
意志を見せており、我が本命予定のザカリヤは抽せんの対象になるよ
うだ。まあ、厩務員さんをはじめ陣営のスタッフのやきもきする心境
はこちらと比べ物にならないだけに、心中察するばかりである。
１９日（月）
今週も美浦へ。美浦に行くたびに毎週顔を出している二ノ宮厩舎のこ
ーじさん、根来厩務員が、エルコンドルパサーとともに仏国に行って
しまった。寂しさは隠せない。しかし、今週はその二ノ宮厩舎からザ
カリヤがＮＺＴ４歳Ｓを勝つため、出陣してくる。厩舎としては同レ
ースの連覇がかかることになるわけだ。フランスに朗報が届くよう、
期待したいと思う。自分の仕事としては天皇賞の取材だ。３強で堅い
と見られている天皇賞。果たして伏兵の食い込む余地はあるのだろう
か。また、オークスＴＲのサンスポ賞もある。こちらはスティンガー
にフサイチエアデールが参戦する異例のメンバーとなりそうだ。ここ
も上昇著しい馬たちが注目される。やられた分は、取材した成果で、
必ずや取り戻す。この意気でやっていこう。でなきゃ、やってらんねえや！
１８日（日）
身にしみた人の情も、ただの紙くずになりました…。マイネルプラチ
ナムとともに玉砕。今週の生活費に困窮することは確定済みです…。
恐らくダービーの頃に詳述すると思うが、まだ見限れないことだけは
この場から言っておきたい。それが贔屓目なのかもしれないが、それ
でも惚れ込んだ素質は、ダービーという晴れ舞台でこそ、追いかけて
みたいのだ。この後は直行するとのこと。順調に調整が進むことを信
じつつ、向こう１ヵ月半を過ごしたいと思う。しかし、ちょっと踏み
込みすぎた点は反省したい。きょうの帰宅はキセルしなくてはならな
いハメになり、預かっている人様の金を一時的に拝借することになっ
ちまったのである。朝イチで銀行に行き、元に戻すのが明日の決定事
項だ。今週末はＮＺＴ４歳Ｓ。また勝負馬がいるので、お給料を丁重
に使って、５月を健全に過ごしたいものである。
１７日（土）
人の情が身にしみる。
きょうはこの言葉を痛感しました。事の顛末は以下の通り。
ホットシークレットとペインテドブラックを大本線でしとめ、勢いよ
く皐月賞に向かえる…つもりだったのに、１２Ｒの馬券を買った後、
確認しようと思ったら手元にない。いくら探してもない。ゴミ箱をあ
さったが、やはりなかった。かくなる上は、ハズレることを祈るのみ
とレースを見ていたら、ものの見事に的中。アジヤルビーの複勝に、
馬連も。計２万９００円分。周りのいい笑い者になりながら、さらに
血眼になって探していたが、やはりどこからも出てこなかった。「こ
れじゃあ、明日のマイネルプラチナムもオレのせいでダメか」と諦め
の境地に達したところ、電話が入る。周囲の笑い者になりながら探し
ていたのが功を奏したのだ。たまたま拾った専門紙の方が「誰かの当
たり馬券だから、明日まで待ってみよう」と言い、何人かに当たって
みたところ、それがヒットしたというのが理由。拾ってくれた競馬Ｋ
究のＥ楽さん、Ｕ三郎のＹ永さん、そしてその情報を知らせてくれた
極道記者ことＳ崎さん。心より感謝申し上げます。このお金は、丁重
にマイネルプラチナムにぶち込ませていただきます。←本物のバカ
１６日（金）
眠い…。昨日「古畑任三郎」のビデオを借りて、遅くまで見ていた。
そのくせ、朝は早めに起きてしまったので、とても眠い。ワンパター
ンといえばワンパターンだが、やはりそこは作品の魅力。ついつい、
最後まで見てしまった。テレビ版なので、ＣＭがない分、途中でやめ
ることもできない。それでも懲りずにまた借りてしまった…。眠くな
るわけだよな。さて、この土日に行ったら、中山も秋までお別れだ。
うまいこと儲けて、気持ちよく春を締めくくりたいと思う。何よりも
皐月賞。馬場さえ持てば、マイネルプラチナムでイケるはずだ！