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CarCiao! CUP 03.May.2000
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KRS主催のビギナー向け走行会「CarChao! CUP」のAコース(レース形式)に参加してきました。
今回から使用するマシンで競技に参加して、手ぶらで帰った(入賞できなかった)人は居ないそうです。
初めて手ぶらで帰った男 になってしまったかどうかは、読んでみてのお楽しみ。
スタート直前のグリッド全景
photo by Yan©2000


終わるまで待っててね
photo by Yan©2000
今回からクローズドコース専用のマシンで参加しています(でも、エンジンその他は私の物ではない)。
ハードトップを人に貸す為に、街乗り用の車で美祢サーキットまで移動しました。
レースが終わるまでおとなしく待っててね。

結局ハードトップが装着できなかったので、ファッションバーを貸してあげる事になりました。
Oさん,Hさん作業ありがとうございました。
photo by Yan©2000
集合って言われても車が無いので走っていきます 今回の走行会は、レース形式,タイムアタック形式,体験走行の3コースです。
私が参加したのは、7周のスプリントレース形式のAコースで、きちんと予選から行われました。

ところが、予選前に同じ車でタイムアタックに参加していたF君が、第2コーナーでグラベルにはまって脱出不能!! その直後に、Aコース参加車輌集合の放送が入りました。
でも、私のマシンは目の前でグラベルにはまって動けません。仕方が無いのでトコトコと走ってBパドックへ向かいました。
オフィシャルに引っ張り出してもらって事無きを得ましたが、予選にも参加できないのかと冷や汗をかきました。

私の予選タイムは1分59秒で、あっさりと自己ベストを更新してしまいました。(マシンがマシンなだけに当然と言えば当然なのですけどね)
因みに、予選中タイムの近い車からブロックされて、周りの本気度の高さを身を持って感じました。

午後のタイムアタックが終了した後、Aコースの決勝戦が行われます。
レースは2クラスの混走で、
クラス1:1600cc以下の排気量。
クラス2:1600ccオーバー及び1600cc以下のハードチューニングカー。
という区分です。
私のマシンは、結構(なんてモンじゃなく)いじってあるマシンで、クラス2に入れられるかと思っていましたが、クラス1での出場となりました。
コースインしてグリッドに停車した後、フォーメーションラップを行います。
いざ決勝のコースイン
photo by Yan©2000
フォーメーションラップを終了して、グリッドに戻ってきました。
スタートシグナルを待っているところです。
ページトップの写真の通り、スターティンググリッドは3番目、17,8台中予選3位です。
前にランエボV,右前にインプレッサ,右後がパルサーの4駆(?),後はまたランエボと4WD勢に囲まれてのスタートです。
慣れないメタルクラッチでのスタンディングスタートに、嫌でも緊張が高まります。

5秒前の表示が出て、レッドシグナルが点灯!
この3〜5秒後(一定ではないらしい、その日の気分?)にグリーンシグナルが点灯してスタートです。
緊張高まるスターティンググリッド
photo by Yan©2000
スタート!
photo by Yan©2000
グリーンシグナル点灯!
回転を上げながら、バン!(のつもり)とクラッチをつなぎました(エンスト覚悟)。
お尻を少し左に振り出しながら、前のランエボの右を狙ってロケットダーッシュ!(のつもり)
ってランエボVまだ動いてないじゃん!
更に右に切り込んで行くとインプレッサが居てちょっとビビリました。
インプレッサをパスして、2番手で第一コーナーに突入!
どんどん快調に飛ばすランエボを必死で追いかけた(マシンのパフォーマンス的にはついて行ける筈だった)のですが、みるみるうちに離されていってしまいました。
ホームストレートに帰って来た時、遥か彼方のストレートエンドにランエボの姿が見えました。
その瞬間、ランエボのブレーキランプが点灯したのです。
なにぃ〜! そっちはもう第一コーナーの減速かい!

こうして私の視界からランエボが見えなくなってしまいました。


ランエボがおらん!
photo by Yan©2000
さて、順調に2位を走行して集会を重ねるつもりだった(見ていた人もそのまま行けると思ったようです)のですが、運命の3周目(だったかな?)が来てしまいました。
3位の別のランエボをバックミラーに押しとどめながら差し掛かった、最終一個前のコーナーで痛恨のスピンをやらかしてしまいました。
エンジンをストールさせてしまって、なかなか再始動できません。そうする内にどんどん他の車が追い越していきます。
やっと再始動して、レースに復帰した時にはケツから3番目、要は14,5番手まで順位が落ちていました。
なんてこったぁ!
photo by Yan©2000
ここまで来たぞ! スピンの後半周程は走りがおとなしくなってしまったのですが、前に追いついてどんどん追い越している内に線が一本(もっとかな?)切れてしまったようでした。
ブレーキがどんどん奥になっていって、突っ込み過ぎのコーナー(特に第1ヘアピンは毎周)も出てきました。
とはいえ、マシンの性能が非常に高かったので、どんどん順位を上げていき、6周目には6位まで追い上げました。
因みに私のゼッケンは83番でした。

そして最終ラップ・・・は良く覚えていません。
ホームストレートに戻ってきたら、チェッカーフラッグが振られていました。
結局、総合6位
photo by Yan©2000
チェッカーフラッグが振られてパドックへ戻って来た時には、自分がどこまで追い上げられたのか分かっていませんでした。
その時に考えていたのは”レースがもう3周あれば・・・”という事ですが、タラレバを言っても仕方が無い事ですね。

レース後表彰式がクラスごとに行われ、その時に初めて自分が総合6位,クラス3位間で追い上げた事を知りました。
クラス1のFastestLap(1分55秒台)も出す事ができました。
生まれて初めて表彰台にあがって、トロフィーを受け取り、そして・・・
シャンパンが用意してあって、シャンパンファイトまでする事ができました。

左が私右がグラベルにはまったF君 まぁ、色々とありましたが、手ぶらで帰る事にはならずに済みました。
次回(2000年8月6日:CP美祢サーキット)はもっと上を狙えるように少なくとも一度は練習走行しておこうと思っています。


マシン大丈夫かな?


今回気が付いた事
前が居ないときちんと走れない
ステアリングの舵角が大きいような気がする
ミッション操作が荒い
カウンターを当てる動作が鈍い


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