2002年10月 トップに戻る

●今朝は寒くて震えながら目が覚めた。でもよく考えるとその前にも自分の寝言でいったん目を覚ましかけている。どうも総務部長と口論している夢の中で、かなり腹を立てたあまり、なにやら口走ってたらしい。しかも2〜3分間も。どうせ見るんならさあ……ったく。●「アイルランドのいちばん素敵な旅行法は、やはりレンタカーを借りて、自分のペースでのんびりと田舎を旅することだろう」なんていう下りを見つけたからには読まないわけにはいかない。高田馬場と目黒を往復するまに読み終えてしまって、さすがに物足りないけど、村上春樹「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」(新潮文庫)。アイラ島とアイルランドのシングル・モルトを作っている蒸留所を回った旅行記で、夫人の手になる写真も悪くないし、なによりも、ウィスキーを飲みたくなってたまらなくなる(ついでにギネスも)。1本もらい物のボトルがあったな、まだ残っていたはず、と確かめてみたら、なんとしっかりアイラのシングル・モルト「ブナハーブン」じゃないですか。けっこう美味いなと思って飲んではいたけど、そうと知ってたらもっとじっくり味わえばよかった。もう1cmしか残ってない。氷入れちゃいかん、って書いてあるし。しまった……。●山本夏彦が亡くなった。業界誌のお手本みたいな雑誌「室内」は続くんだろうか? 祈冥福。●気に入っているヴェーセンのCDをAmazonでまた2枚買ったら、1枚は最初に聴いたアルバムのジャケ&タイトル違いだった。オーロラの写真が美しいし、手元のはCD−Rに落としたものだから、いいんだけど。よく知らないものは曲目をチェックしないといけませんな。(31日)

●札幌で初雪。本格的に寒くなってきたけど、昼間はぽかぽかと居眠り日和(^^)。●先月買った「画面の誕生」の装丁も手がけているグラフィック・デザイナー、鈴木一誌の著書「ページと力 手わざ、そしてデジタル・デザイン」(青土社、2800円)を購入。朝日の「知恵蔵」の本文レイアウト・フォーマットの著作権を巡って裁判やってたりする、杉浦康平に師事した人ですね。隅々にまで神経の行き届いた文字組みが素晴らしいカヴァー・デザインもさることながら、“「ページネーション」「フォーマット」というキーワードを.......現代文化・社会そのものを見直すための概念へと鍛え上げる”という、読み応えありすぎそうな中味。例によって読むのはいつのことやら。●ただいまのBGMはギタリスト、鈴木大介によるアグスティン・バリオスの作品集(99年、フォンテックから)。演奏も曲も初めてだけど、愛聴しそう。曲がじつに魅力的です。ライナーは濱田滋郎さん。(30日)

●愛用のダブル・ビデオデッキからVHSのテープが出てこなくなっちゃって、なんと修理代が2万7千円。いまどきのデッキなら2台買える。痛いなあ。HDDレコーダーならこういう機械的な故障は少なそうではあるけど。●ずーっと「ら致」だったはずが、いつのまにか「拉致」に。漢字の表記原則変えたのか?>朝日新聞。(29日)

●どうもこのところ「ブルー・マンデー」なことが多くて、今日も不調。●ワールド・シリーズは今年も第7戦までもつれこんだ。さすがにボンズの一発は出なかったな。新庄はけっきょくヒット1本と2三振? ウソみたいだけど、すごいよ。出ただけでほんとにすごい。去就はあれこれ取り沙汰されてるけど、いま世界一しあわせな野球選手なのでは?(^^) 日本シリーズは、昨日の桑田を見れなくて残念とか、二岡が活躍してるみたいでめでたいとか、その程度な関心。(28日)

●この週末は出かけてばかりで、HPに手を加えられなかった。サッカーの中継もほとんどまともに見られなかったので観戦記も書けず。来週こそなんとかしたい。●必要があって、リチャード・パワーズというぜんぜん知らなかった現代アメリカの作家の読本(みすず書房刊)に目を通したんだけど、やっぱりどうも頭に入ってこない。1カ所、「並行」とすべきところが「平行」になってました。ものすごくありがちな誤植(^^;)。(27日)

●昨晩はめずらしく3時まで飲んじゃったので、午後になってから起きだして遅い昼飯をとったあと、Fさん宅での「stereo」誌の取材に脇からお邪魔。B&W、エラック、インフィニティのスピーカーを、ペンタングルとアルタンで聴き比べとなった。B&Wのノーチラス805はやはり素晴らしい。打ち込み系をガンガンかけたいとかっていうんじゃなければ、誰にでもお薦めできると思う。●夜は都営新宿線瑞江駅近くのレストラン(?)で、志田歩のライヴ。彼がやっているバンドTeaserのギタリスト、ケイシンと二人でのアコースティック版という特別編成で、安全地帯や下田逸郎などのカヴァーをまじえて1時間。彼の音楽はかれこれ20年ほど聞き続けているが、ギターも歌も近年ぐっと良くなって安心して聴けるようになっている。今日もゲストにドラマーのコーキ(SFUなど)を迎えてのラストまで、リラックスして楽しめた。客席には久しぶりの顔もちらほら。(26日)

●午後の企画会議で、3本の翻訳企画にゴー・サイン。さっそくエージェントに連絡して交渉権を確保した。1冊はクラシック・ピアノ関係の本なんだけど、僕のような門外漢が読んでもじつに面白くて、ロングセラーにしたい。今から装丁のコンセプトとか考えるのが楽しみ。例によって書名が悩ましいんだけど。●2週間ぶりに再びサッカーの試合。人数が揃わず、ハーフコートで8人対8人でやることになった。その分、球にさわる回数は増えるし、味方も見えるし、実際のところはなんにもやれてないんだけど、サッカーをやったな感は高い。からだも無事だったし(^^;)、飲み会でも存分にビールが飲めてご満悦状態。サッカー、ほんとに面白い! 実際にやってみると見てるだけじゃ分からなかった発見がいっぱいあって、たまりません。月に1回ぐらいできないもんか。(25日)

●打ち合わせで渋谷に出たので、ひと月ぶりくらいにタワーへ。ニューエスト・モデルの紙ジャケ・リマスター盤とシネイド・オコナー、カエターノ、浜田真理子を購入。ニューエストのおまけでポストカードとステッカーが付いてきたんだけど、こういうのって使うことはないし、嬉しいような困ったような。amazon.comに注文したばっかの北欧のCDがしっかりディスプレイされててがっくし。●モーニング、ナンバー、スポーツYeah!、bounce。(24日)

●久々にちょっとドキドキした>toto。中継もニュースも見られなかったのでネットで結果を確認してたら、ひと口だけ的中試合がどんどん増えていく……でもけっきょく3敗(今年最高の成績)。1700万円は夢と潰えました。でもこういうことがあると次も買うぞ、って気になるんだよな。困ったもんです。●高田馬場の芳林堂書店が入っているビルの入り口で店員さん二人がワゴンを出していた。「ハリー・ポッターの最新巻、いかがですかあ〜」。いや、いかがですか、って言われても。(23日)

●いい具合に涼しくて、このくらいが平年並み?●セカンド・ステージに入ってからぜんぜん買えずにいたtoto、今回と前回の分をようやく買えた。買えたっていうだけで1等を当てたとかそういうことではまったくないんだけど、“今回”の購入締め切りが今日で、“前回”のはその4日前なんていうスケジュールじゃ、買うの大変すぎるって。締め切りだってすぐ忘れちゃうし。一通りの資料揃えて買い目を考えたりしたらえらい時間かかるんで、どうせオカルト頼みのテキトーな買い方は変わらないとはいえ、販売日程を規則的にするだけでずいぶん買いやすくなるんだけどね。JAWOCと同じでモロに役人仕事。そもそもテラ銭取りすぎだし。(22日)

●朝から雨。気温もだいぶ下がってきた。●「なかなか新しい号が出ない」と不思議だった季刊「サッカー批評」。しっかり9月に出ていたのをなぜか見逃していたことが判明。特集は「ワールドカップ最終出口」。「ブルックリン最終出口」をもじったこのタイトルからして、スポーツ新聞や他の専門誌とは違うセンスがにじみでているが、ジャンルを問わずこれほどまっとうなジャーナリズムを実践しているメディアも珍しい。近年いちばん愛している雑誌です。半田雄一編集長の巻頭言だけで共感度はピークに。スカパーの良心(?)、えのきどいちろうの「ワールドカップ・ジャーナル」でのあまりにも素晴らしい“健全”な発言で一気に株を上げた後藤健生が大活躍で、小野剛や山崎浩一と対談してたりする。●それでもチケット問題を扱った記事はまだまだ物足りない。筆者が実際に個人で買おうと行動したのかどうか疑わしくなるような記述がちょっとでもあると、もうダメなのだ。このぐらいじゃうっぷんは晴れないのだ。そのくらいあのチケット販売方法にははらわた煮えくりかえったのだ。バイロムだけじゃなくて、JAWOCだってひどかったのだ。あー、いつかまとめて記録に残したい。って言ってるうちに忘れちゃいそうだけど。(21日)

●久しぶりに雨模様の1日。午前中、「ステレオ」誌のオーディオ担当M君に我が家のオーディオを聴いてもらう。ケーブルを選んでもらったり、あれこれ世話になっているんだけど、「良い音じゃないですか」と及第点をもらってひと安心。もちろん不満を言えばキリがないのがオーディオなので、まだまだ改善したいことは多いのだが、むやみに金や手間をかける気はまったくないので、まあこんなところ。次の目標はラック。って5年前から言ってるような。●スキャナーを購入。キャノンの安いフラットヘッドので、ヨドバシでポイント使ったら5000円代で済んでしまった。これでジャケット写真を増やせる。(20日)

●やっと体調が戻ったかな、と思ってちょっと外を歩き回ったらやっぱり疲れて夕寝しちゃったり。昼間はとっちらかった部屋の整理など。PC机の脇の本と雑誌の山が高さ1mを超えちゃってどうしたもんだか。●ワールドユースのアジア予選(U−19)、予選突破確実に。この中から3人や4人は、ドイツに行ってもおかしくないんだよな。実感無いけど。(19日)

●会社のサーバーが不調で、昨晩せっかく出したメールがぜんぶ戻ってきていてがっくし。しょうがないので午前中は珍しく電話で打ち合わせを数本。実りはあったけど。午後は原価計算の資料を3冊分作って、Oさんと新企画の相談をしたら1日が終わってしまった。●『晴子情歌』、半分が旧かな正字表記で、読み進むのにいくぶん時間はかかるが(書体も味わい深い)、気持ちは豊か。(18日)

●午前中から1時間半不毛な団交(最大のストレス供給源)。午後から夜にかけて楽しいばかりの打ち合わせを3本。帰社して、めったに食わなくなっているコンビニ弁当を消化しながらドタバタと溜まっていたメールの返信を書いていたら、あっという間に日付が変わりそうになっていた。ほとんど病み上がり状態なのに……。●訳者の国安さんからエリス・レジーナの伝記(「台風エリス」東京書籍刊)をいただく。「本の雑誌」11月号(まだやめられずにいる)と、家を建てる予定なんて200%ないのに「チルチンびと」秋号を購入。「投票所で自民党は必ず倒せる!」みたいな特集やってた「Sight」はさすがにパラパラと見るだけにした。でも浅野知事のインタヴューは読みたい。帰りの車中は「コミック・モーニング」。いつの間にか「蒼天航路」の話が見えなくなっている。(17日)

●昨夜の雷雨もどこへやら、今日もさわやかな秋晴れ。●どういうものなのか、ロクにフォローもしないうちに番号の通知が来ていた住基ネット。横浜市民の4人に1人が郵送あるいは直接市役所に足を運んで、登録しないことを希望した、というニュースを見て、そういえば中野区は参加しなかったんじゃなかったっけ? と思い出してHPを見てみたら、なんのことはない、中野区はネットへの接続を切断していたんでした。いやあ、引っ越したりせずにすんだ、と。●ジーコ・ジャパン始動。小野伸二は昨日熱を出したりしてたらしいし、まずは肩慣らしってとこでしょうか? このメンバーでトップ・コンディションの試合をはやく見たい!(16日)

●どうも身体の具合がヘンで、大した症状は出てないんだけど念のため近所の医者に行って、尿検査や心電図など。とくに異状はなく、この10年以上不規則きわまりない生活してきたツケがそろそろ(早くも?)出てきたと考えるしか。●北朝鮮から5人が帰国。なんとなく妙な記者会見だった。●ちょうど飯どきだったので、NHK「Xプロジェクト」でゴビ砂漠の一部を緑化した日本人たちの話を視る。壮大な営みに胸を熱くしつつ、人生の来し方行く末に思いを馳せてみたり。●夜半から雷雨。(15日)

●『海辺のカフカ』読了。なんとなくオウム/サリン事件の体験がこの小説を書かせた力の一部にあるのかな、と思わせるところもあり。ファンなら読んで損はないと思う。「ナカタさん」と「ホシノちゃん」は当分クセになりそう。なんてつまんない感想書いてると、自分には小説を読む力がないことを実感してしまう。と言いつつ次はいよいよ高村薫『晴子情歌』にとりかかるか。なんせW杯直前に発売されたもんで、読みそびれていたのだ。いまいちな予感はするんだけど。●今日も快晴で暖かかった。(14日)

●今日になってどっと疲れが…(^^;)。予定をひとつ飛ばして、夜は、書き下ろし本の企画を進めようとしているSさん宅にお邪魔。アルメニアやセルビアなど、活字でしか知らない国での体験談をうかがいながら、イタリア料理のフルコースをいただく。どれも美味しくて、デザートまで目一杯お代わり(^_^)。ほんとにごちそうさまでした。また企画の相談しましょう。(13日)

●またまたすかっとした秋晴れ。幸い昨日の疲れもさほど残らず、とはいえ休養モードの1日とあいなりました。●ちょっと探してる絶版本があって、地元の図書館を初めて(!)利用した。隣の区のなんだけど、一番近いところだけじゃなくて隣の区民ならどの館でも利用できるとは知りませんでした。音楽棚を一通りチェックしたら自分が担当した本も数冊発見。目当ての本はなかったんだけど、けっきょく仕事の参考用に3冊借りてきた。「Number」のバックナンバーも借りられることが分かったので、少し買う回数を減らせるかも。(12日)

●ひんやりした空気が気持ちいい快晴の1日。今日はとにかく夜のサッカー。トップ・ページを見てください。●このサイトをアップしてからちょうど30日。ありがたくもときどきいただく「おもしろい」というメールを励みに、まだまだ続けていきます。1000人目の方には記念品考えますので。(11日)

●新宿リキッドルームでソウル・フラワー・ユニオン。さいきん回数が増えてるせいか、入りはいまひとつだったけど、たまにはゆったりと力を抜いて見るライヴもいいもんだ。とはいえ、音の締まりはばっちり。ドラマーのコーキ君はビートがすごく大きくなったし、ベース河村君とのコンビも最高。リキッドにしてはPAのヌケもよくて、疲れ気味のからだにも負担のかからない(笑)心地よいサウンドでありました。アンコールの「こたつ内紛争」「外交不能症」あたりのかっこよさは毎度痺れます。ニューエスト&メスカリンのリマスター&紙ジャケ再発、買わなくては。顔見知りも少なくて(東京新聞の中村さん、青梅市会議員の木下さん、など)、終演後は大島豊さんと台湾料理屋。●アジア大会準決勝は完勝したようだ。決勝の相手が韓国じゃなくて残念。(10日)

●ようやく本来の気温に戻って肌寒い1日。今ごろって着る物がなくて困るんだよ。●ロック方面の書き下ろし本相談ひとつと、預かっている原稿読み。洋書のうち1冊は他社に取られたらしい…。●村上春樹『海辺のカフカ』、電車の中でしか読まないから、まだ上巻途中なんだけど、この人のフィクションではひさびさに手応えあり。小説世界の密度が高い。●それにしても仕事はいくらでもあるし、サッカーは見たいしで、CDはそれなりに聴いてるんだけどHPの音楽ネタをさっぱり増やせない。明日はソウル・フラワー・ユニオンのライヴ。(9日)

●雨模様だけど過ごしやすかった1日。●昨日今日は外出も打ち合わせもなく、落ち着いて溜まっている原稿を読み進めたり、新しい企画案をまとめたりすることができた。版権が空いてるかどうか確認中の洋書が何冊かあるんだけど、とくに翻訳者も決まっている2冊(ブラジルとイギリス)が気になる。先を越されてないことを祈りたい。この前、イギリスのエージェントがタコで、取れるはずの本を朝日新聞社に取られた、なんてことがあったので、ちょっと神経質になっている。●読んでる人は多いと思うけど、ちょっと前の田中宇(さかい)のメルマガ「国際ニュース解説」で「小泉訪朝の背景」というのがあった。それによると、今回の北朝鮮との融和政策はアメリカの中道派(イラク攻撃に慎重な勢力)の意向を受けてのもの、ということらしい。けっこう納得いく解説だったけど、イラク攻撃が“うまく”いってアメリカの右派がいま以上に力を持っちゃったりすると、第二次朝鮮戦争もありうる、という。冗談じゃないよなあ、まったく。小泉がんばれ!(ってことでいいのか?)●井上雄彦「リアル」第2巻。1巻目から何ヵ月空いたんだろう? いくらなんでもこのペースはもどかしい。車椅子バスケの話だけど、2巻目は陸上競技のシーンが多い。短距離ランナーの疾走感など、さすがの画力。(8日)

●今日も快晴で、夏が戻ったような暑さ。目が覚めたら口の中がニンニクくさい。昨日のキムチだな。●河合拓始(かわいたくじ)というピアニストのライヴに誘われた。現代音楽や即興演奏をやる人らしい。共演してきたミュージシャンの中には豊住芳三郎の名前も(ほかは知らない人たち)。といってもどんな音楽やる人なのかさっぱりなので、とにかく出かけてみようかと思います>みどりさん。チラシによるとCDが1枚カエルレコードから出ていて、佐々木敦、行川和彦、中野和雄のレヴューもおおむね好評。この3人が3人とも好意的ってのはちょっと珍しいかも。10月23日(水)19時30分から江古田駅前の「バディ」で。●中島義道さんの新刊「たまたま地上にぼくは生まれた」(講談社)が9月に出ていたことを、中野善夫さんのサイトで知る。いっときの橋本治なみのペースで本が出してらっしゃるので、買うのすら追いつきません。(7日)

●夢がひとつ生まれた。二人の姪っ子をサッカー・ファンに育てて、代表ユニとか着せてスタジアムに連れて行く! ビール飲みながらウンチクたれちゃったり、一緒になってギャーギャー叫んだりするのだ。亜美、沙耶、待ってるんだぞ! 伯父さんは本気だかんね。(6日)

●快晴。日射しが濃い。数ヶ月ぶりに自転車を引っぱりだし、阿佐ヶ谷の知人宅を訪ねたあと、中野で運動。一汗かいた。からだを動かすと気持ちが前向きになる、っていうのは何度も経験してることだけど、そのあとのビールもうまいし、週1でも十二分だからせめて自転車乗り回すぐらいしたいもんだ。ていうか、そのために買った自転車が埃かぶってちゃ世話ない。本日の走行距離は13キロ。●ついにサッカー・ボールを購入。5号球。今回のW杯仕様のが飛ぶように売れてるそうだけど五千いくらもするので、見栄を張らずに地味な白黒の安いのにした(いちおうモルテン)。買うだけ買って使わないの得意だし(^^;)。家の中じゃとりあえずバスケ・ボール扱いされてる……。●夜はたまってる原稿を少し読む。(5日)

●オーディオ・アンプの主電源を入れっぱなしにしてても熱が気にならない季節になってきた(A級アンプなもんで発熱がすごい。冬は暖房の足しになっていいんだけど、夏が大変)。 早生みかんが店頭に並んでいた。●サイト作りはさっぱり思うようにならない。色づかいはあれこれ試行錯誤してるばっかりで定まらないし、テキストも等幅フォントだと行間が異様に狭くなってしまうので使えず、そのためにヘンな禁則処理が入ったみたいに文末が不揃いになっちゃって気にくわない。行間も広げたいぞ! って早くスタイルシートの作り方を覚えりゃいいんだが。フォントにしたってどれならブラウザー選ばないのやら。だいたい色だってブラウザーによってぜんぜん違って見えるじゃないか! HTML初心者の迷走はつづく……。(4日)

●気持ちよく晴れ上がった1日。長袖じゃ暑いくらいで、ノースリーヴの女性もちらほら見かけた(革ジャンの人もいた)。●8月に席替えがあったばかりなのに、また部内で移動。3つ隣の席に動いただけなんだけど、近くたって動かす物の量は同じ。途中で気力がなくなって、残りは少しずつ、ってことにした。ついでに溜まりまくってる駄物を整理すりゃあいいんだが、仕事はいくらでもあるっていうのにそうもいかず。なかなか物を捨てられないのは性分だからなあ。●仕事といえば、今週整理してみたら、少しでも原稿が手元にあって進行している企画が10本ほど、まだ動き出してはいないけど担当している企画も10本ぐらい、これから通そうと思っている企画もやっぱり10本。それに毎日のようにっちゃあ大げさだけど送られてくる洋書もどんどん増えていく。書籍の編集者ならこのくらい当たり前なんだろうけど、なかなか一定のペースで完成していかないのはやっぱり要領が悪いのか、ただのさぼりか……。●NYブロンクス生まれのアイリッシュ・フィドラー、アイリーン・アイヴァースの新作『イミグラント・ソウル』、かっこいいです! 南アフリカのポップスのリズムを取り入れた曲なんかすっごく気持ちいい。いきなりサルサになったり、カリプソになったり、あれこれ冒険してるわりにヘンに力んでないのがいいな。ここまでやるんなら、いっそのことオロドゥンみたいなブラジルのパーカッション部隊と一緒にやったりしてほしいぞ。年末の来日公演詳細はプランクトンで。『リヴァーダンス』で青いフィドルを弾きまくってた人です。で一緒に来るのがなんと、ダーヴィッシュ! もう、ほんとに待ってたんだよお〜〜〜。アイルランドは西部の街スライゴーのバンド。ロンドンのフェスで1回だけ見たんだけど、じわじわと熱く迫るグルーヴがたまらんのです。国内盤がひと揃い出たばっかりだから、今なら大型店の試聴機に入ってるんじゃないかな。お薦めのアルバムは『ミッドサマーズ・ナイト』。ぜひ!(3日)

●台風一過の青空で、半袖姿が目立つ。●9月はなんと2、3冊しか本を買ってないことが判明。いくらなんでもどうかと思う。べつにだからというわけではぜんぜんないんだけど、営業のため久しぶりに入った渋谷のブックファーストで、大野晋「日本語の練習」(岩波新書、「大阪に行く」と「大阪へ行く」はどう違うのか? なんて話)、詩なんてぜんぜん読まないくせに「W.B.イェイツ詩集」(角川文庫)、スカパーでの話しぶりにすっかり大ファンになった後藤健生の「偶然と必然 2002年W杯に見る世界のプレーと日本」(文春)、「本とコンピューター」秋号(表紙は杉浦康平)を購入。「男の隠れ家」は立ち読み。また狭小住宅の特集をやっている。中野区で15坪に140平米のコンクリ住宅かあ。あれだけモノが少なけりゃああいう家も建つだろうけどさ。●昨日の怒りがさらに募るような話を聞いてまたムカムカ。やっぱ団交でも話さざるをえないなあ……。(2日)

●午後は部会と企画会議。社会常識もなく古くさい序列意識から抜け出せない総務の体質にまた怒りが。組合でもさんざん言ってきてるんでいい加減疲れたんだけど、それでもついつい。ふつーにちゃんとやってくれりゃあヒラ社員がこんなにカリカリする必要なんてぜんぜんないことなのに。●台風なので定時退社したら間が悪くてずぶ濡れになってしまった。アジア大会の日本vsバーレーン戦をビデオで見ながら、珍しく自宅で食事。スタイルシートの作り方を少し研究。はかどらず。(1日)

9月の日記