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03年6月

●夕方から、芸大出身には(たぶん)珍しくキューバ音楽にはまってしまったというFさんと新宿でお茶。若い書き手の少ないジャンルなので期待が募るが、じっくりおつき合いしていくとしよう。●土曜日にお会いした方々と何往復かメールのやりとり。社外の人との会話ならではの刺激があって、ついついはまってしまう。仕事が……。●ひたひた、あら熱、おとしぶた、千六本、ささがき、面とり、かつらむき、びっくり水−−“常識的な料理用語”8つというお題(週刊誌ネタです)。僕の正解数は6つでした。(30日)

●ひときわ湿度が高く、蒸しまくり。夜になって一雨来たらぐっと楽にはなったけど、つらかった。●夕方から渋谷の関口さん宅にお呼ばれ。とても手のかかった美味しい料理をいただきながら、音楽を生業にしている編集者、エンジニア、ショップなどのみなさんとあれこれ。これからが楽しいのに、というところで失礼して、スウォップのライヴを見に吉祥寺スターパインズ・カフェへ。これまで見逃してきていたカレン・トゥイードのアコーディオンをどうしても聴きたかったのだ。前座のEmme(加藤登紀子の娘さんとか)のあと、休憩をはさんで約2時間。イアン・カーのひょうきんなお喋り、演奏中もニコニコしっぱなしのカレン(声もとてもチャーミング)、期待以上に楽しさいっぱいのライヴだった。やっぱりCDとはエネルギー感が違います。凄みとは無縁の自然体が心地よくて最高。もっともっと聴いていたかった。(28日)

●『ヒカルの碁』、読み始めたら止まらない。画を描いているのが女性のほうかと思ってた。(26日)

●昼頃の豪雨はすごかった。のに、午後は青空がのぞくという妙な天気。●引き続き新刊の発送作業(終わらない…)のあと、夕方から渋谷で渚十吾さん、マネージャー氏、デザイナー氏と打ち合わせ。思ったより早く済んだので、レコfanでブルース・コバーンの新作『YOU'VE NEVER SEEN EVERYTHING』(2080円)を、ブックファーストで「ラティーナ」7月号を購入してから、いったん社へ戻る。夜は野暮用。●会議用に年間のスケジュールを修正せよとのお達し。改めて整理してみると、こんなに出せるのかいな? と我ながら疑問だ。●昨日の引用、最初が間違ってたので直しました。(25日)

●ひたすら発送作業。他にはなんにもできなかった。●他の生き物を守るのは人間自身がさびしいからだ/環境を守るのは人間自身が滅びたくないから/人間の心には人間個人の満足があるだけなんだ/でもそれでいいしそれがすべてだと思う/人間の物差しを使って人間自身を蔑んでみたって意味がない(岩明均『寄生獣完全版第8巻』211頁から)−−こういう台詞がストーリーからまったく浮かず、説教くさく聞こえないのが、このマンガの素晴らしいところ。絵柄は好みじゃないんだけど、再度堪能しました。(24日)

●季刊『本とコンピュータ』最新号に印税問題の現実へ切り込んだ特集が。かなりリアルでシビアな発言が相次いでいて、出版界全体の切迫した事情が反映されている。今後の出版のありかたについていろんな可能性も考えさせられた。同じく季刊『サッカー批評』第19号の特集は“ポルトガルは死なず”。来年の欧州選手権開催国に焦点を当てた意図は分かるが、売れなさそうで心配(^^;)。Web版の編集長インタヴューも面白い。大塚英志責任編集の『新現実』(角川)、Vol.2をようやく発見。巻頭で天皇制をテーマに据えて大塚自ら宮台真司に話を聞いている。彼らしい鋭い質問に共感。ニック・ホーンビーの4作目『いい人になる方法』はこれまでと同じ森田義信の翻訳で新潮文庫から。いつ読むんだ、まったく。(23日)

●久々にタンボリンからCDが届いた。待ってました! ダーヴィッシュの新作『SPIRIT』に、これまた待ってました! ラーナリムの新作『FOR VARLDEN ALSKAR VAD SOM AR BROKOT(ウムラウト、とスウェーデン語の場合いうのかどうかしらないが、省略)』のほか、マーティン・オコナー、スライド、それにニッケルハルパとマンドーラのデュオ(当たり!かも)など。それにミュージックプラントの野崎さんからポール・ブレイディのDVD(150分ものスタジオ・ライヴと語り。動くプランクシティ!!!!!)とシングル、メアリー・ブラックのDVD+CD『ライヴ』を直接購入。ヴェーセンのお宝映像、ありがとうございました!(22日)

●ちょこっと寝てから起きだして日本×フランス戦(文句なしの内容)を観たので寝不足のまま、先週と同じ有明の森でテニスの練習に。この前より少しはかっこついてきたような気はするけど、ちゃんと教わらないと上達しませんな、やはり。運動神経や反射神経がにぶりまくってるからなおさら。しっかり汗かいて、その分ビールで補給して、健康的な1日ではあったけど、ローどころか、バックギア状態? 人間関係いろいろです。(21日)

●ギアがローから上がらないまま、どよん、ぼやんとすっかり鈍〜い人間と化してて失礼しました。●新疆ウイグル自治区の音楽をピアノにアレンジして演奏するという、とてもとてもユニークで労の多い活動に取り組んでいる鷲尾惟子(わしおゆいこ)さんのチャリティ・コンサート@板橋文化会館小ホール。今年の2月にウイグルを襲った大地震の被害者のためのものだ。三味線に似たサワリのような音もするラワープ、ネックのすごく長いマンドリンみたいなドゥタール、その中間のようなタンブールという3種の撥弦楽器と、ちょうどアイルランドのバゥロンとそっくりな手持ち片面太鼓のダップ、それに鷲尾さん自身のピアノ。曲によって色合いも鮮やかな衣装を身につけた女性ダンサー(3人)が登場して、こまかな首と腕の動きが雅やかな踊りを披露してくれる。微分音(4分の1)の混ざったエキゾチックな旋律は不思議と日本人にはなじみやすいし、人好きのする感じのミュージシャンたちにも引き込まれて、楽しく2時間を過ごすことができた。序盤で、日本に留学中でとても流暢に日本語を話すメメトニヤズさん(男性)がタンブール(ん? ドゥタールだったかも)の弾き語りで日本の歌をやります、といって披露してくれたのが、なんと美空ひばりの「お祭りマンボ」! これがまあ、歌詞の発音はもとより、ここぞという聞かせどころでの力の入れ方とか、楽器の音色まで、じつにハマってて大喝采。しかもフル・コーラス暗譜。はるか中央アジアのこの国と日本の音楽はいったいどういう縁があるんだろう? 鷲尾さんの、熱い気持ちのこもったウイグル語の歌と、それとは対照的に澄んだ静かなアンコール曲でのピアノの美しさが心に残った。(20日)

●昨日に引き続き新刊の発送業務など。読まねばならぬ原稿の山はまったく手つかず。ざわめいてばかりの心持ちを煽るように夕刻から風が激しい。台風の影響だろう。●今月の新刊『上海ブギウギ1945』の本文書体には、初めてヒラギノ明朝体を使ってみたのだが、今日読んだ「本の雑誌」7月号に、それを開発した字游工房の歴史が載っていた。この会社を設立したスタッフは写研を飛び出した人たちだったそうだ。今回の本文組みに100%満足しているわけではないが、DTP標準のようになっているリュウミンには常々飽き足らない思いをしていたので、この新しい書体の使用に目途が立ったのはうれしい。(19日)

●夕方まで新刊の梱包・発送作業。夕方から外出して、デザイナーさん宅を訪ねたあと、プランクトンで打ち合わせ。Kさんほかの皆さんに少しエネルギーをもらって帰社。自宅にはなんとかコンフェデのキックオフ前に帰りつけた。●高野連が大リーグの入団テストを受けた大学と高校の現役野球部員と監督を処分したとかするとか(yahoo)。つまり今の「学生野球憲章などの規約」によると、学校を途中でやめて仕事につきたいと思っても、プロ野球の球団に選手としての就職を望む学生だけは、野球部を退部しなければいけない=学校での部(クラブ)活動に制限を受けるということらしい。プロになれたら退部、っていうんならともかく、訳がわかんないんですけど。(18日)

●今月25日に店頭に並ぶ予定の新刊2冊の見本が上がってきた。そのうちの1冊の本文の寸法を間違えていたことが昨日判明。どうなることかと不安だったが、なんとか事なきを得た。こういう基本的なミスはいかんです、じつに。あれやこれや反省の日々。上田賢一著『上海ブギウギ1945 服部良一の冒険』(四六判・上製、定価1600円)とニック・カタラーノ著『クリフォード・ブラウン 天才トランペッターの生涯』(A5判・上製、定価2600円)、どっちも納得の新刊です。よろしく。●午後は月いちの企画会議に2時間出席。提出した1点は無事に通過した。夕方からクリフォード本の翻訳者、川嶋文丸さんと会社の隣の店で軽〜く乾杯。まるまる1冊の翻訳が初めてとは思えない確かなお仕事、お疲れさまでした。ちなみに同じ日に、BMGファンハウスからクリフォードの『コンプリート・パリ・セッション』(Vogue原盤)が3枚、リイシュー発売されます。●Amazonでいつのまにか買えるようになっていたパトリック・ストリートの去年のアルバム『STREET LIFE』(Green Linnet)が到着。やっと聴ける! メンバーのアンディ・アーヴァインがドーナル・ラニー、ニコラ・パロフなどと一緒にやってるプロジェクト、モザイクのアルバムも秋には出るらしい。詳しくはこちらへ。(17日)

●先だって高校の同期5人で飲んだ。うち一人は卒業以来だから、24年ぶり……。店に入った瞬間、3秒くらい顔をじーっと見つめて悩んでしまう(^^;)。肩まで届く長髪に銜えタバコでチャリ走らせてたやつだったのに……。中南米放浪の記を聞きながらワイワイと4時間、あっというまでした。●午後、重たそうな雲を気にしながら、外出。さるベテランのエンジニアの方にお目にかかり、CD以降のさまざまな変化について、あれこれレクチャーを受けた。死ぬほどド素人の分かってない質問にもかかわらず丁寧に教えていただき、何度か目ウロコでした。(16日)

●中学校に進むと誰もが塾に通うようになり、ちょうどその頃から空き地がどんどん減っていったもんで、気軽にできなくなってしまったんだけど(70年代前半の東京、杉並区の話です)、それまではとにかく毎日のようにボールとバットで遊んでいた。その前の60年代の港区では、下は幼稚園から上は小学校6年生までが一緒になって毎日毎日メンコ、ビー玉、縄跳び、石蹴り、缶蹴り、etc……で遊んでいたわけだけど、やっぱりメインは野球だった。4歳、5歳まではテニス用のラケットで打ってもいいルールだった。リーダー格だった西谷家の長男のケンちゃんとか今ごろどうしてるんだろうなあ? それはともかく、近年の自分の反射神経の衰えといったら……。頭で考えてから実際に手足にその命令がたどりつくまで3秒くらいかかってる。まったくもって嘆かわしい。今からでも訓練すれば多少は改善されるはず、と思うしかないな。●なんの話かっていうと、有明テニスの森公園で7カ月ぶりにテニスをやったのであった。たっぷり気持ちのいい汗をかきました。セッティングとコーチング、ありがとうございましたです。●「米国音楽」誌の最新号で川崎大助がCCCDに憤激している。雑誌らしい雑誌を作ってるなあ。●昨晩0時頃に注文したエディ・リーダーの新譜『SINGS THE SONGS OF ROBERT BURNS』がAmazonからもう届いた。(15日)。

●ひたすら蒸す。電車の中も喫茶店も中華料理屋も、どこもかしこもエアコンの冷たい空気を避けるのに苦労する。●今日は慌ただしかった。午前中は久しぶりに団交に出席。同じことばっかり言いつづけるの、いい加減飽き飽きしてはいるんだけど、喋るつもりじゃなかったことまでついあれこれ。まったくねえ……。先週から新企画立案週間にしてるので楽しくはなってるんだけど、進行中の企画の著者、訳者のみなさんや、編集者の方々ともなんだかんだとやりとり。年内に出すつもりの本は、ウェザー・リポート、ミシェル・ルグラン、アフロ・ポップ、渚十吾、リロイ・ジョーンズ、ジャズ喫茶、ロック人名辞典、ヒップホップ人名辞典、ほか。金曜日に会議が入るとつらいわ。返事を出し忘れてるメールがあるような気がする…。●みつとみ俊郎「音楽はなぜ人を幸せにするのか」(新潮選書)、1000円。4割ぐらい読んだけど、いまのところ期待と想像を上回ってはくれない。●ジョアン・ジルベルト来日決定! このまま一度も観ることなく終わるんだろうな、見れたら昇天ものだな、っていう筆頭のような人が! よくOKしたなあ……信じられない。ステージに登場するまでは分かんないけど(^^;)。東京国際ホールと横浜で今年の9月11、12、15、16日、チケットの発売開始は来月10日頃だそうです。それ以上はまだ分からない模様。(13日)

●某社でリストラの憂き目にあった同世代のTさんとお茶。あれこれ企画や編集をお願いできそうで、こちらとしては嬉しいのだが、大変です。●夕方から一路埼玉スタジアムへ。昨年11月のアルゼンチン戦以来の代表生観戦。大久保が素晴らしい。中田英はまた一段と凄くなってて圧巻だった。でもねえ……。代表を観るのはこれで5試合目だけど、勝った試合がないじゃないか。●ソウル・フラワー・ユニオンが7月に出す新しいアルバムの音が届いた。今回は予備知識ゼロ。週末に聴ける予定。(11日)

●3日間なにも書けなかったのでさすがにまずいかな、と無理矢理ファイルを開けてみたのはいいが、やっぱり何を書いても嘘になりそうなのには変わりなく。●青山真治監督の映画『あじまぁのウタ 上原知子−−天上の歌声』試写。りんけんバンドの上原知子さんを撮ったドキュメンタリーだ。林賢さんが北谷(ちゃたん)に建てたスタジオでのソロ・レコーディングの様子と、隣接するライヴハウス「カラハーイ(羅針盤の意)」でのバンドでのライヴを交互につなげていく。前者はカメラを固定してもどかしいぐらい淡々と、後者は手持ちなのか音楽にしたがって微妙に揺れ動くが、どちらも撮る者の確たる意志を感じさせる映像。日常をさりげなく生きながら、強靱な表現者としての力を随所に迸らせる上原知子さんに改めて感動した。ステージ用の化粧を施すさまをまんま映していたり。「ふなやれ」「肝にかかてぃ」「黄金三星」といった超がつくような名曲が並ぶなかで、三線で弾き歌う民謡の「仲島節〜かいされー」にほれぼれ。これから30年、40年歌い続けたら、と想像するだけで鳥肌もんです。東京では7月12日(土)からテアトルタイムズスクエアで公開予定。(10日)

●スペインはマヨルカ島の歌姫、マリア・デル・マール・ボネットの歓迎パーティに出席。植野和子さんの著書『魂のうたを追いかけて』(音楽之友社刊)で彼女を知り、CDを買ってファンになったという波多野睦美さんとつのだたかしさんもお見えになったのでご挨拶。こういう非公式の機会じゃないとできない雑談も。つのださん、目が子供みたいでチャーミングでした。マリアが5曲もアカペラで歌ってくれて、そのお返しということで波多野さんも1曲。この「田植え歌」(間宮芳生が採譜したものとのこと)がまた素晴らしくて感激した。マリアのライヴは明後日8日、表参道のCAYで。●音楽之友社のサイトが一昨日からリニューアル・オープンしてます。波多野さんとつのださんの連載エッセイも始まったので、ぜひお訪ねください。(6日)

●去年の夏に出した『飲めや歌えやイスタンブール』の著者、斎藤完さんが白水社のサイトで連載を始めた。題して「民謡秘宝紀行」。日本全国民謡突撃体験ルポだそうです。第1回目は千葉の印旛村。●その隣で連載を持っている斎藤美奈子もディズニーランドに行ったことないらしい。どうだ! って、なにが?(笑)。(5日)

●めずらしく腹を下して力の入らない1日。早めに退社したつもりが、隣の部屋はすでに真っ暗だった。天気も冴えないが、埼玉スタジアムはほぼ満席。●ブラッド・メルドーの『LARGO』などのプロデュースで脚光を浴びているジョン・ブライオン。わたしゃぜんぜん知らないや、とか思ってたら、なんだ、ルーファス・ウェインライトのファーストもこの人だったのか。で、出たときはいまいちに感じたセカンド(『POSES』)を2年ぶりに引っ張り出してみた。最近はどうしてるんでしょ?(4日)

●う゛〜〜、眠い……。●横浜国際競技場も命名権の売却を決定したそうな。ヤフーBB、味の素に次いで3番目。横浜市は年間5億円で5年以上の契約を希望しているとか。べつに横浜と縁の深い企業に限るわけじゃないし、どこが乗ってくるやら。「マイクロソフト・スタジアム」とか勘弁して欲しいな。まさか……ね。「ブックオフ・スタジアム」とかも。そりゃ無理か。キャノンあたり、どうでしょう?(深い意味なし) ●石田昌隆さんから来日公演の話は聞いていた南アフリカ共和国のスーパースター、ヒュー・マセケラ。その石田さんが書いた「ミュージック・マガジン」6月号の記事を読んで、2000年のアルバム『SIXTY』(Shanachie)を購入。これまでまともに聴いたことがなかったので楽しみ。(3日)。

●う゛〜〜、なんかドツボな1日だった。●ひと区切り、とはいっても読まれるのを待っている原稿は文字通り山とある。メールの返事も出し切れてなかったり。●性同一性障害の人の戸籍訂正認められず。認めることでいったいどんな不利益がどこに生じるというんだろう? ●もっとも好きなドラマーの一人、沼澤尚が「ほぼ日」に登場していたとは。「プレイヤー」誌のコラムではスガシカオ『SMILE』を絶賛していた。●和久井光司さんの新著『迷説? 妄説? 新説ビートルズ・ストーリー』(音楽出版社:Amazonでもbk1でも売られてないのはなぜ?)を購入。透明ビニールをかけた両面4色のカヴァーを上下折り返して帯が2本かかってるように見せ、さらにカヴァーがポスター仕様なのでそれを取ると表紙も4色という“豪勢”な作り。いま必要な本だと思う(中味の話です、もちろん)。(2日)

●昨日といい今日といい、部屋でじっとしてても汗が流れてくる。湿度70%。●自宅ではゲラ読みにどうも身が入らず、ちょっとしたミスに気が付いて必要が生じたこともあって、夕方から出社。渋谷の事務所にゲラを届けたあとタワーに寄り道して(数ヶ月ぶり?)、『パジャマを着た神様』のレヴューが載っている「ミュゼ」と「ラティーナ」(見事な書評!)を入手。CDは、カルリーニョス・ブラウンの新譜『CARLITO MARRON』と、ラーナリム(スウェーデンの4人組=ヴォーカル2人+ニッケルハルパ+ギター。新作『Varlden Alskar Vad Som Ar Brokot』が出たらしい)のメンバーとして来日したこともある(ライヴよかった〜。初めてニッケルハルパを間近で堪能できたし)歌い手ウリカ・ボデーンのソロ『ヴォリエ・エ・ブラッケ』も購入した。●昨日の深夜放送していた若いバレエ・ダンサーのオーディションを撮ったドキュメンタリー、思わず見入ってしまった。ダンスでもバレエでもコンテンポラリー物(物語性のないのがいい)見てみたいんだけどなあ。今日は、杉山愛がセリーナ・ウィリアムズ相手に素晴らしい試合をしていて、食事しながらついつい入れ込んで応援モードで観戦。たまにしか見ないでこんなこと言う資格ないんだけど、ほんと内容の濃い良い試合でした。●そんなこんなでなんとか2冊を校了。今週からはさぼりまくり溜まりまくりの宿題に取り組まねば。でも当分残業はしたくないぞ。飲みのお誘い、歓迎です(マジ)。(1日)