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03年8月

●急に夕立に見舞われたりして夏らしい天気、と思いきや夜はすっかり涼しくなって、このまま秋に突入なのか? ●買い物もやめて終日自宅で溜まっていた書類の整理など。気になる中田英寿の開幕戦は月曜の明け方なので、ビデオに録ることにする。(31日)

●午後から「ジプシー・サマー2003」@渋谷公会堂。2階ロビーの物販を担当しながら(編集を手伝ったパンフがバカ売れ)、ちらちらと鑑賞。観客の中には恒松正敏、千野秀一も。吹風ジュンも来ていたらしいが見逃してしまった。打ち上げはパスして夜はフラム×トッテナム・ホットスパーズ戦とレッジーナ×サンプドリア戦。柳沢は俊敏な動きでチームにすっかりフィットしていた。(30日)

●ようやくエンジンがかかってきた(?)濱田高志さんとさらに打ち合わせ。「本の雑誌」に魅力がなくなってしまった話など雑談もしばし。●夜は半ばヤケクソで仕事を放り出し(とか言っててもなんとかなるもんではある)某音楽専門誌の編集者Sさんと軽く飲み。思いのほか静かな話に終始した。(28日)

●ああ〜〜〜、もういい! いいんだいいんだ、なにがどうでも、なんでも。2006年のドイツが待ってるんだ、サッカー観戦させできれば俺は生きていけるんだ! ってな気分よ、ここんとこ。●頼みたい仕事ができて、3年ぶりくらいでワニ(伊藤悟)に会った。ワニは相変わらずワニで、元気そうだった。学生時代からずっと指針と励みにしてきた人だから、それだけで嬉しい。新著「ひょうたん島から明日が見える〜ガバチョと未来が変えられる10のヒント」(文芸社)は、とっても楽しそうな本。ワニといえばオサムだよ。どうしてるんだよお〜、会いたいぞ〜。(27日)

●日中はコピーライターと化して呻吟苦吟。スケジュールがほんっとうにヤバイ。●7時過ぎに社を抜け出して、MLのやりとりから実現した高校のミニミニ同期会に。ほとんど初対面も同然のメンツだったんだけど、なんでかねえ、この不思議な安心感というか楽しさは。そういや先月、文化村で3年の時の担任を見かけたんだった。終了後神楽坂に戻り終電1本前で帰宅。●「バカの壁」を人から借りて読んだ。えー、編集者としては考えさせられるっていうか学べることはありつつも、わざわざ読む必要のある本じゃないです。そう妙なことが書いてあるわけじゃないが、とにかくゆるすぎ。●ニティン・ソーニーの新作の外盤ってCCCDですか?(26日)

●やっと夏らしくはなったけど、幸いマンションは南北に風が通るのでシャワーを浴びたあとは扇風機も要らなくて助かる。●仕事がありすぎて首が回らない、といっても別に毎日3時間睡眠とかに耐えてるわけではなく(そんなこともうできないけど)、それなりに普通に寝てはいる。何日か徹夜したところでどうなる状況じゃないし、もはや頭の方がパンクしているのだ。今日改めて数えてみたら、抱えてる企画が30を越えていた。そりゃあ追いつかないわけだよ。しかもいつの間にか新たな企画書がハワイ、レゲエ、沖縄、キューバなど4、5本(^^;)。みんなやりたいものばっかなんだよなあ、これが。今後担当する仕事の種類について、大きな方針変更をするしかなさそう。求む猫の手。じゃない自分をもう一人。●中田はどうやら残留らしい。残念だけど、とにかくあとは開幕を待つばかり。スペイン・リーグの中継に関する情報が乏しいのが気になる。(25日)

●土曜は夕方ちらっと会社に寄ったりして、今日も日が高いうちは自宅で仕事。クーラーなしで寝られる毎日がありがたい。●この前サエキけんぞうさんに教わった100円ショップ・ダイソーのCDケース。その蓋付きタイプじゃなくてただの箱型(一面だけ空いてる)を発見。積み重ねられるし透明だし、なによりCDサイズぴったりで余計な空間を取らないのがいい(24枚入る)。20個ぐらい買いたいところだけど、近場の店で売ってるかどうかが問題。(24日)

●休んだ甲斐はそれなりにあったんだけど、マジで半端じゃなく追いつめられちゃってる企画が1本あって、他の仕事がな〜んにもできない。あちこち不義理ばかりでほんとにすみません。ってここで謝ってもしょうがないんだが。起きる→会社行く→帰る→寝る、ってな調子が最低でも9月半ばまでは続きそう。●今週発売の音楽誌を見ると、カーネーション、ハシケン、こだま和文、上野洋子、サンディー、セイゲン・オノ・セプテット、などなど聴きたいCDが目白押し。来月はカサンドラ・ウィルソンやDCPRGの新譜なんてのもあるし。なのにぜ〜んぜん買いに行けないし聴く暇もない。ひょっとして今月ってライヴもまったく見てないんじゃ? 今日のリキッドも行けなかったし、明日のバオバブも際どくなってます。昨日のナイジェリア戦もかろうじて前半を観ただけ。(21日)

●どうにもあれこれパンクしちゃったので、ひとり東京を逃れ2日半山の麓でぼーっとしてました。とうもろこしと枝豆はしばらく食べなくてもいいかも。●おかげで仕事は瀕死状態。明日からの数日でこななさくてはいけない量を考えると気が重い。しかも明日はいきなりナイジェリア戦ではないか。(19日)

●会社で蟻と格闘したりしているうちに、明日から一斉夏期休暇に突入。ぼくはちょっとばかし悲惨な状況だけど6連休の予定です。正確に言うと、6日間は出社しない予定です。●藤原新也『なにも願わない手を合わせる』(東京書籍)を購入。(13日)

●その昔、長野の戸隠山に登った(高所恐怖症には最悪の山)帰りの車中、どういうなりゆきだったか、男2+女1とで、個室で用を足すとき
1:下は全部脱ぐ
2:片足だけ脱ぐ
3:必要なだけ(膝あたりまで)下げる
 のうちどの格好になるか? という話でひとしきり盛り上がったことがある(あくまでズボン類を穿いているときの話)。順番に子供から大人になっていく感じでしょうか。あ、いや、それだけなんですけど。ぼく? うーん…人間その気になれば成長できるもんなんだなあ、と実感中。(12日)

●世の中は本格的に夏休みモードに入ったようですが、同じ部署で休みを取ったのはたった3人。貧乏人は働け、ってか? とか言ってる場合じゃなく、今日もぜんぜん能率上がらなくて、今年のお盆休みも風前の灯火。●先週会社で宣伝したのが功を奏したか(^^)、こんなに多くの人に「おめでとう」と言ってもらった誕生日は初めてだったかも。帰宅すると両親からもメールが届いていた。●同じ都立出身として応援してた雪谷高校。相手が悪すぎだよ。その昔の国立高校(甲子園から帰ってきたとき、出迎えに行ってみた)も初戦いきなり箕島だったし、もうちょっとクジ運に恵まれてくれないものか。日大三高も、お隣の横浜商大も敗退しちゃって、関東勢は分が悪そう。(11日)

●メールで転送するのを忘れた原稿を取りに炎天下を会社まで往復なんていう無駄なエネルギー使ったらぐったり。ぜんぜん能率が上がらなくてヤバ。●今日はそれにしても底抜けに青空。夕方ベランダから眺めたらいつもより広く感じた。夏にはめずらしく富士山のシルエットもうっすらと見えて、お盆休みが始まったのを実感。●あと1時間でひとつ歳をとります。(10日)

●BSやCSが映らなくなるほどの雨量ではなかったけど、強い南風と雨。夕方になって小やみになったら、東の空にで〜っかい虹が。とにかく大きい見事な半円、あざやかに7色の虹だった。仕事の素材を忘れて来ちゃったこともあって、ほぼ休養モードの1日。(9日)

●なんかすっげえ疲れた。暑いし、寒いし。アルコールを注入してショボショボと帰宅。今年は夏休み、ぜったい取ってやる。●新宿タワーの篠原さん、萩原さんを訪問。あれこれ相談事やら営業やら。で、やっぱしCD(ピクシーズ、ウェザー・リポート、スティーヴ・ウィンウッド)、DVD(『A2』)を買い込んでしまう。まあ、気分は夏休みってことで。あとは、なにしてたんだっけ?(8日)

●6月末に出した『上海ブギウギ1945 服部良一の冒険』が、日経新聞、東京新聞、中日新聞に続いて10日の朝日新聞読書欄に取り上げられることが判明。急遽受注用のチラシを新調することになりバタバタしているうちに3時、Mさんが来社。ひとつ企画を練っていただくことにする。6時、these daysのデザイナーKさんと初顔合わせ。「フィッシュマンズ、いいですよねえ」なんて盛り上がったからというわけではないが、ひとつ装丁をお任せすることに。終電2本前で帰宅。(7日)

●12時からM社のKさんとややこしいディスコグラフィの組み方を相談。2時過ぎに販促会議にチラッと出席。4時過ぎに恵比寿へ出かけてカメラマン内山繁さんの美しい事務所へ。道を間違えて20分も歩いたもんで汗だく。すぐ近くから出ているバスに乗って目黒駅前へ行き、デザイナーの久保さんに装丁を依頼。例のレッド・ツェッペリンのDVDを少し見せてもらう。こりゃあまたなんという圧巻の演奏。よくぞこんな映像を残しておいたもんです。ていうか、なんで今まで出さなかったのよ。とにかく興奮興奮(今さらですが……)。社に戻って結局終電で帰宅。以上本日の業務報告でした。(6日)

●珍しく暑苦しくて寝付けず、明け方までまともに眠れなかった。●コンペを実施した新シリーズの装丁デザインを検討。3時30分から原宿の事務所を訪ねて、あれこれCDを聴かせてもらいながらサエキけんぞうさんと相談というか雑談というか。サエキさんが編んだフレンチ・ポップのコンピCDをいただいて土砂降りの中を帰社。ずるずると遅れていた社内の宿題を片づけて、と思ったけどいまいち納得できないまま時間切れで帰宅。と、まあ今週は業務日誌しか書けそうにない。缶ビール2本。●あ〜っ、最近サンダーバードの再放映、ぜんぜん見てない! 急に思いだしたぞ。なんてこったい! で、なんと今月16日に映画版をアフレコを録り直して放映するそうな。当時の声優さんが全員健在でまったく同じ顔ぶれっていうのがすごい。映画版のLDは持ってるけど、これはちょっと胸おどるなあ。(5日)

●寝入りばなだけクーラーかけて、朝は暑さで目が覚めるという真夏のパターンが始まる。●なんだかバタバタしているうちにアポの時間が来て、渋谷へ。渚十吾本の打ち合わせをドゥマゴ・カフェで。続いて東武ホテルのラウンジでfbeatさんとアフロ・ポップ本の相談。予想外にお手間をとらせてしまったけど、なんとかメドが立ってきた(気がする)。終電一本前まで原稿を読んで帰宅。缶ビール1本。●ようやくCD化されたニール・ヤングの『ON THE BEACH』(ほかに『HAWKS & DOVES』とかアメリカ盤は紙ジャケ仕様だった)、トラフィックの『HEAVEN IS IN YOUR MIND』(アメリカ盤プラケ)、岡村詩野さんが創刊した音楽誌『kITTEN』などを購入。(4日)

●いやあ夏ですなあ。クーラーに頼りすぎないように扇風機も回したり、夕方になったら止めてみたり。今日は自宅で仕事。●そういや昨日はやたら浴衣・着物姿の若い女性が目に付きました(この場合の「若い」は、どう見ても30を越えてなさそうな、ぐらいの意味^^;)。花火大会やらお祭りやらがあちこちであったんでしょう。みんなそれぞれに似合っていて、やっぱり日本人の服なんだな、とか思うんだけど、ただ、最近の子(この場合は20代前半までぐらいのニュアンス^^^;)ってほんとに歩き方がだらしないから、それで全部が台無しになっちゃうんだよなあ。●恒例のケルティック・クリスマス、今年のスケジュールが発表されたので、掲示板に書き込みました。かなり期待が募る顔ぶれです。中でもガリシアのカルロス・ヌニェスは、ジミヘン級の大天才。リコーダー1本でぶっ飛ばされます。(3日)

●いやあ、優勝が決まる瞬間というのを初めて目の前で見ました。ウィニング・ランも、表彰セレモニーも初めて−−W杯以来の6万人近い大観衆を前に、みごと最終戦を勝ちきった横浜マリノス。今シーズンからサポーターだ、と決めた途端にステージ優勝とは。よっぽど日頃の行ないがいいのか(笑)、せめてサッカーぐらい楽しませてあげようという天の配剤か。掛川での開幕戦から思い起こすと感慨深いものがあります。梅雨も明けたし、さあて、夏ですな。●関川夏央「二葉亭四迷の明治四十一年」読了。2週間もかかったけど、いやじつに刺激的で面白かった。この人の明治に対する目には教えられること大。続篇だ、という「白樺たちの大正」(日下潤一の装丁がきれい)は単行本で読むことにしよ。(2日)

●昨日に続いてだいぶ夏らしくなり、冷房がさほどうっとうしくなかった。●(土龍団の)濱田高志さんとややこしい打ち合わせで長電話、来社していたリスペクト・レコードの高橋さんとよもやま。午後は目黒雅叙園脇の急な坂(行人坂)を下っていって国安真奈さんと簡潔な打ち合わせ。表参道に回ってデザイナーのYさんに遅ればせながら結婚祝いを渡し帰社。夜はひたすら原稿を読んで終電1本前に乗って帰宅−−とまあ、いつもながらでありました。いい加減マンネリかも。●MacのCD-RWドライヴで、通常のCDプレイヤーでかかるCD−Rを作れることを今ごろ発見。知らなかった……。(1日)