●体調はようやく回復した様子。ご心配いただいた皆さんにはお礼を。追いつめられてる仕事の合間を縫って新企画の打ち合わせしたり。そうそう、先だっての日曜日にはBSブック・レヴューでサエキけんぞうさんが「上海ブギウギ1945」を紹介してくれた。音楽之友社にとっては画期的な“事件”でした(^^)。●今年に入ってから繁華街にはほとんど出かけていないので、アマゾンでの買い物が増えた。ジョニ・ミッチェルのDVD『シャドウズ&ライト』、『Both
Sides Now』(2000年の)、ヴァン・モリスン『Down The Road』(聴いてなかった)、ホロヴィッツ『イン・モスクワ』、ジェルバ・ブエナ『President
Alien』、ニッケルハルパにベースとパーカッション(タブラとか。ヴェーセンのサポートもするらしい)という3人編成のスウェーデンのグループ、バザール・ブローのセカンド『トリップフォーク』、それに『ヴィニシウス・ヂ・モライス&オデッチ・ララ』(一挙20タイトルがリマスター再発されたらしいエレンコ・レーベルの最初のアルバム。ブックレットの紙がマット系だったりで、CDの作りは気に入りました。ルイ・カストロがコメント寄せてる。「ラティーナ」誌2月号参照)。(22日)
●雪模様の土曜日。さすがに冷え込む。●木、金はなんとかふだん通りに動けるようになり、焦って仕事仕事。宇野亜喜良さんにお願いしていたミシェル・ルグラン本のカヴァー他ができあがる。版下の指定紙見るの何年ぶり? なんだか胸が躍る。念のため肝機能を調べるため採血。●「ミュージック・マガジン」誌の「ラテン」年間ベスト5にも選ばれていた『クール・クール・フィーリン』を発売元のアオラからいただく。キューバに“フィーリン”という音楽があることは知ってた、という程度の門外漢だけど、これはじつに今時の音って趣きで売れそう。アコースティック楽器を高めの音圧で生々しく録った音が気持ちよく、ついついリピートしてしまう。●買いそびれていたニール・ヤングの『グリーンデイル』、Amazonで国内盤の中古を購入。美品なのにちょうど半額とは安い。●山之口洋さんの新作『瑠璃の翼』が出た。中世フランスの詩人ヴィヨンの仮想伝記だった前作『われはフランソワ』から一転、ノモンハン事件に時と場を移し、陸軍航空隊の戦闘機乗りたちを主役にすえた戦記物(なのか?)。●安貞恒(アン・ジョンファン)が横浜マリノスに移籍してくることになった。日韓代表FWが揃ったけど、ちょっと複雑な心境。日韓W杯のイタリア戦で決勝ヘディング・ゴールを決めたあいつです。(17日)
●3連休どこにも出かけなかったのに、体調がいっこうに回復せず。明後日こんな調子だったら血液検査しましょう、ってことに。仕事に支障来たしまくり。●岡本薫「著作権の考え方」(岩波新書)、すごくお薦め。いろいろ目ウロコ本です。(13日)
●目が覚めるとノドがからっからに乾いてて辛いもんで、昨晩はマスクをしたまま寝てみたんだけど、途中でずれちゃってあんま意味ないすね。でも少しずつ風邪は良くなりつつある気配。●水曜からずっと久々にデータ類の細か〜な校正してて疲れた。肩も凝った。風邪で頭ぼおっとしてたもんで、まったく無駄な作業に1時間以上も費やしてしまったし。まだまだ終わってないけど。●新年会のような話が数えてみると4つ、じゃない5つだ。今月中は苦しいのでなるたけ来月回しに。●ヴァン・モリスン、今さらですが良いですね。のっけからふっくらとしたベースの音にやられました。たとえば『オーディナリー・ライフ』みたいな傑作とは違うけど、リラックスしつつも張りのある歌声が嬉しくて、くり返し聴いてます。青と白のあのブルーノートのレーベル・デザインに“VAN
MORRISON”と入ってるのがまだ不思議。(9日)
●2日目だというのに社内の空気がまだ冷え切っていて、足下が寒い。って去年と同じだな。いただいた年賀状への返礼メールをたくさん出す。●あちこちで話題のスライド・ギタリスト、デレク・トラックス『SOUL
SERENADE』、なんとなく買いそびれていたヴァン・モリスン『WHAT'S WRONG WITH THIS PICTURE?』、岩波新書「著作権の考え方」、「本とコンピュータ」第二期10号。以上新年初の買い物でした。(6日)
●昨晩は寒気で寝付けず苦しい夜だった。いきなり薬を飲んでかえって長引かせてしまうことが多いので、今回は熱をどんどん上げちゃえ作戦に出たのが功を奏したもよう。仕事始め初日からいきなり自宅就業になったけど最低限のノルマは果たした。とはいえ先が思いやられる。(5日)
●三が日は穏やかな天気が続いたけど、どこへ遊びに出ることもなく、例年どおり親や弟の家を訪ねて食事(姪たちに初めてお年玉をあげた。まだお金の価値がよく分かってないようで、金額よりもコインの数のほうが大事らしい)したり、部屋でボーっとしたり。未読の単行本がだいぶ溜まっていた「ONE
PIECE」と「日露戦争物語」を消化したくらいで、本も読めなかった。●今日はいきなり発熱。のども腫れちゃって、でもなんとかゲラを読み進める。(4日)
●考えれば考えるほど世の中はおかしくなる一方だけど、日々の暮らしもそれぞれに続いていく。毎年毎年「今年こそは」と思うのにも変わりはなく。少しでも楽しいこと、笑顔の出ることがありますように。●風がなく穏やかな晴天だった大晦日は前日に続いて掃除モードが収まらず、あまりの片づかなさ具合に発狂しそうになりながら夕方までホコリにまみれていた。おかげで持ち帰ったゲラも年越し。初聴きはホロヴィッツのシューマンとあいなりました。●元旦に書くのが恒例になっていた年賀状だが、今年はついになんの準備もできず。アドレスをお持ちの方にはメールで失礼することになりそうです。ご寛恕ください。(1日)
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