交わる世界 Faile(55)「鬱に思う」

最近、若者の「鬱」問題が深刻になってきています。

昔も、そういって状態になる人はsいるにはいたと思うのですが、昨今の社会状況の先行き不透明と、不景気、時代の転換という不安材料がそろい過ぎて、前途に希望が見えないことが、大きな原因になっていると思います。

実は最近、私のところへ学生で「鬱」になってしまった者が、相談にやって来ましたが、どうも就活がきっかけでそうなってしまったといいます。

そのことで考えてみますと、やはり昨今の人間関係の希薄ということがいえるのではないでしょうか。昔出会ったら、困難にぶつかっても、そういう場合に相談する友人が何人もいたものです。仮に役に立たなくても、その友人たちに相談できるだけでも、行き詰った気持ちは解消できたと思うのです。

それと最近は、その人間関係の希薄ということでいえば、問題にぶつかった時に、試行錯誤して何とか突破した昔と違って、インターネットで「検索」をして、直ぐに「結果」を出してしまうことに慣れてしまっていることにも、原因があるような気がします。

若い人は、こんなにぶつかったら、何とか自分で解決してみようと、試行錯誤しながら葛藤してみましょう。どうしても答えが出てこなかったら、年配者に相談してみましょう。

そういう人間関係が、大変大事な時代になってきているように思います☆