建築雑々散策日記

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小江戸・川越を行く　その３／2005.01.09 sun.
大正浪漫通りは散策にぴったりの素敵な通りでした。日本家屋と赤煉瓦の混在が見物です。

大正浪漫夢通り

■大正浪漫夢通り

石畳の通りは車が少なく、散策にはもってこい♪のんびり歩くことができました。

洋風建築から、瓦屋根を持つ和風建築が林立しているこの通りは、まさに大正の浪漫が漂ってます。オススメ♪


喫茶店大正館・昭和8年築メイドさんがいるらしい。	和菓子屋だけど洋風建築。	看板建築が林立。でも窓枠とか微妙に違う。


かりんとう屋こんな和風建築もある。	洋品店大野屋・昭和5年築。しかし1階部は平成9年築らしい。	屋根には瓦。和洋折衷。


立派な柱が目印です。	扉フェチ（笑）。
■川越商工会議所昭和2年築。銀行建築っぽい外見（ギリシャ風の柱が並ぶ建築が銀行建築の特徴の一つみたいです）だなぁ、と思っていたら、元は武州銀行川越支店の建物だったらしい。成る程納得。柱は古代ギリシャの列柱を思わせる”ドリス様式”と言うモノだそうです。今は会議所として機能しているようで、建物が活かされているのはよいことだね～。休日の所為か見学はできず、残念でした（平日は見学できるのかなぁ？）。柱と柱の間にもお花の彫刻が。細かい！→

大正浪漫夢通り・その他


立派な日本家屋。	でもうだつは赤煉瓦だったり。	日本屋の横に赤煉瓦倉庫があったり。

メイン通りを離れて。


出入り口は蔵造りが見て取れます。	六角形の洒落た建物。
■カフェ　エサーゴノ築100年の蔵を改造したカフェ。ここでまたまた休憩。床は板張り、窓から明るい日差しが差し込んできて、気持ちのよい空間でした。テーブルや椅子もアンティークらしく、とても素敵でした。

■佐々木医院

昭和10年築。

現役の病院です。
表はシンプルな洋風建築ですが、奥の住居部分は純和風らしい。


窓の並びが凝ってます。	赤い屋根、出窓が印象的。
■リストランテ・ベニーノ昭和2年築。材木会社の展示場や郵便局を経て、今はレストランとして活躍中。下見板張りの洋風建築です。左側の装飾的な部分と右側の直線的な部分がいいバランスです。

（おまけ）

帰りに見た夕焼けがとっても綺麗でした。

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参考文献

「散歩の達人　2004年10月号」交通新聞社