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大阪
水晶橋、淀屋橋

淀屋橋近辺は近代建築が多い。川沿いの道は静かで緑が多くて、とてもよい散歩コースとなっていた。


■水晶橋



建築年
大正15年(1926)6月起工、昭和4年(1929)3月に完成
設計者 伊藤正文
様式  ーー

備考
本来は堂島川可動堰という河川浄化を目的として建設されたゲートだったそうです。
名前の由来は、欄干に取付けられた八角形のガラス張りのランタン(左写真参考)に火を灯すと、その姿が水面に映って水晶のようにきらきらして見えるからという説と、水の都・大阪がきらきらしく繁栄するようにという意味で水晶橋と呼ばれたとの説があるらしい。

勿論、昼間なので灯が灯っているわけもなく・・・。

水晶橋は大阪府立図書館の前あたりにかかっている橋です。日本銀行大阪支店前にかかっている淀屋橋も様相は水晶橋と同じなので、この辺一帯の橋は同じ計画の下に造られたようです。

橋全体を写真に収めるには時間がなく、ポイントに限ったものになってしまいました。夜の姿も見てみたい。うむ〜今度は近代建築好きの人と一緒に行きたいものである。って、近代建築好き人間が近くにいないことが大きな問題なのだが・・・(^-^;


■淀屋橋



建築年 昭和10年(1935)
設計者 大谷龍雄、武田五一、元良勲
様式  ーー
備考  ーー