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その1 その2へ 9月20日(土)静岡県渚園で行なわれた「B'z LIVE-GYM The Final Pleasure IT'S SHOW TIME!!」に参加してきました。 神奈川県から静岡県というと、泊りがけで行くには近いような、さりとて新幹線で日帰りは出来ない微妙な距離・・・そんな我々が選択した道は深夜バス!!・・・まぁ予測通りと申しますか(^-^; というわけで、金曜夜、仕事もそこそこ切り上げて、帰宅し、日帰り準備して、東京駅の深夜バス乗り場へ。同行者のまめぞうさんと落ち合い、深夜バスに乗り込む。 目的の豊橋駅で下車したのは土曜日の早朝5時でした。 豊橋ってまぁ愛知県ですね。静岡通り越して愛知県まで行き、電車の始発で今度は浜松駅へ移動。 浜松駅はさすがに巨大な駅で、早い時間にも関わらず、お店もちらほら開いている。 ここで朝ごはんを調達する我々だったのだが、私はひとつここでミスを犯した。このとき、うなぎ弁当を買わなかったことをあとで悔やむことになるのだ。 我々が知らない土地へ赴くとき、その主目的がライブだったとしても、折角知らない土地へ行くのだからと、ライブまでの時間を目いっぱい楽しむのが慣わしとなっている。 今回も、浜松城、中田島砂丘、龍澤寺、竜ヶ岩洞、そしてうなぎを食し、いざライブへ、というのが当日の計画でした。 中田島砂丘 朝ごはんをここで食べようと向かった先は、日本三大砂丘の1つ”中田島砂丘”。日本に「三大」砂丘があったことにびっくりだ。そしてこの砂丘はウミガメを保護していることでも有名らしい。 到着すると、さすが早朝(8時くらい)。全然人がいない。 出入り口すぐ付近にはウミガメの産卵場所があって、作業している人がいた。 近づいてみると、係りの人が、「昨日孵化したんですよ」とバケツにうじゃうじゃ入ったウミガメの赤ちゃんを見せてくれた。うぉ〜かわいい〜みんなワキワキ動いてますよ。ひとしきり写真を撮り、目的の砂丘へ。 !! 砂丘を見るのは実は初めての私。 これはねぇ、もうすごい一見の価値ありです。一見どころか二見、三見の価値あるかも。 眼前には広がる砂丘、海鳴りは聞こえるのだが、砂丘を越えた先にあるので海は見えない。風が作り出した風紋に、朝日があたり、不思議な陰影を作り出している。聞こえるのは風と海の音だけ、不思議な静けさが辺りを満たしていた。 もうたまらなくなって靴を脱いだ。 足裏に感じる砂の感触は、今まで経験したことがない程きめ細かでとても気持ちがいい。 そのまま砂丘を越えると、遠州灘の荒れた海が見えた。 遠州灘を見ながら朝ごはんを食べる。 私はおにぎりとおいなりさんだが、まめぞうさんはうなぎの赤ワイン煮弁当だ。でもこの日、うなぎにありつけたのは結局このときだけとなってしまったので、私もうなぎ弁当にしておけばよかった〜、と後で後悔した。 砂丘と海で癒されたあとは、お寺へ向かう。 龍澤寺 「りょうたんじ」と読む。 浜松駅からバスで1時間ばかりかかるのだがしかし、観光名所らしくバスツアー客がちらほらいる。 閑静な本堂、庭、そして心字池。 とくに心字池は解説付きで、ちょっとだけ仏教の知識が深まったり。 ここのお土産屋さんで”うなぎアイス”なるものを発見!しかも山椒の袋付き! 食べたかんじはまさに「うなぎ」「アイス」でした。うまい、とか、まずい、とかじゃなくてもう、うなぎアイス!としか言いようのない味。これに山椒をかけると、山椒アイスに早変わり!山椒アイスは普通に美味しかったです。というか山椒粉だけでかき消されてしまううなぎ味って一体・・・。 竜ヶ岩洞 「りゅうがしどう」と読む。 全長約400メートルの鍾乳洞である。 龍澤寺からはバスで10分くらい行ったところにある。バス停からは歩いて7分とガイドブックにあったが、山の中腹にあるためのぼりが辛かった。 早速チケットを買って中に入る。 冷房をきかせているわけではないのに中はひんやりと涼しい。天然のクーラーってやつだ。 石筍(水滴に含まれている微量の石灰が数百年の年月をかけて凝り固まったもの。地面から生えている姿はまるで筍のように見える)や、さまざまな鍾乳石を経て、リムプール(畦でできたプール)の「天女の鏡」は素晴らしかった。たまった水は地下水だから透明度100%。そこに天井の鍾乳石が映りこんで別世界を作っているのだ。この美しさ、不思議さ、感動は見た人にしかわからないだろうなぁ。 黄金の大滝は天井から地下水が滝のように落ちている。その落差、約30メートル!壮大で圧巻の風景。そして洞窟にいながら滝を見る不思議さ。 他にも鳳凰の間やマリア像など、鍾乳石を何かに見立てて私たちを楽しませてくれた。 たった400メートルなのに随分長くかんじる洞窟。 ここはかつて石灰を掘り出していたところで、閉山後、所有者の戸田貞雄さんが約2年半かけて、鍾乳洞を掘りあてたそうな。スコップ1個と一輪車だけで、地底を掘り進んで行く。その執念、情熱に頭が下がる思い。 寺といい洞窟といい、小粒ながらとてもよいものを見させてもらった感じ。 さて洞窟を後にした我々は、次なる目的地・浜松城へ向かうのだが・・・。 その2へ (03.10.02記) |