![]() LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!" B'z ![]() ![]() |
[電脳展覧会-目次] [HOME] |
その2 その1へ この頃から、降ったり止んだりだった雨が本格的に降り始める。 そう、この日は太平洋沖で発生した台風15号が近づいていたのである。 その影響で、朝は晴れていた空も、午後には段々怪しくなり、午後2時には本降りとなってしまった。出発直前まで晴れマークだったのに、突然の台風発生、なんてついてない。 浜松から1時間かけて来た道を1時間30分かけて戻る。 駅は朝とは違い大勢の人で賑わっていた。そして、駅改札はライブ会場の弁天島へ向かう人々で行列が出来ていた。 雨足も強くなったし、寺から帰ってくる時間も随分かかってしまったので、浜松城は諦める。 せめてうなぎだけは〜と思うも、駅前の有名うなぎ店は、これまた長蛇の列ができていた。会場までの時間と余裕を考えると食べている暇はなさそうである。泣く泣く諦めて、駅ビルのうどん屋でがまんする。 折角浜松まで行ったのに、結局うなぎは食べられなかった・・・こんなことなら朝、うなぎ弁当を買えばよかった〜と後悔する純蔵さんであった。 切符を買って、乗車率120%の満員電車に乗り、弁天島駅へ移動。 雨でかなりやられていた上に、満員電車のぎゅーぎゅー詰めで早くもうんざりしている私。 弁天島駅に何とか到着して、渚園を目指すも、すでに会場までは行列ができていた。 牛歩の歩みの流れに乗り、通常15分で着くところを30分以上かけて、ようやく会場に到着する。 気分は盛り上がるどころか段々冷めていくばかり。それとは反対に強くなっていく雨。 会場は広大な公園の一部に設営されている。 公園なので地面は土&草なんですよ。そこに土砂降りの雨・・・足元のぬかるみは最悪で、靴もジーンズもどろどろ。さらに盛り下がる気分。それと同じくして下がっていく気温・・・。雨合羽を着ていても、雨は中に染みてきて、どんどん体温も下がっていく。とにかく寒いのだ! やられてばっかりもいられないのでひとまず恒例となった、ツアー看板撮影だけは意地でもやり通す。 しかし、ツアートラックは会場内にあり、カメラチェックをして入場した後だけに、おおっぴらにカメラを出すことが出来ず断念する。盛り上がりかけた気分がまたマイナス。 グッズを買おうと思ったが、やはり長蛇の列で足元がどろどろで、これも断念する。 そんなマイナス気分に追い討ちをかけたのは臨時切符売り場だった。 帰りの切符が会場で売っているというので駅では買わず、会場で買うことにし、会場の臨時切符売り場に並んだ。ここも長蛇の列の上、手際が悪いらしくなかなか進まない。後ろでは、会場整備の係員が「もうすぐ始まるから早く中へ入れ」とうるさいくらいに繰り返し叫んでいて焦る。なかなか進まない列にジリジリする気持ちと開演に間に合わないかもしれないという緊張で、イライラは絶頂に。そこへきてなんと用意していた切符がなくなってしまったのだ!「どうして状況を言ってくれないの!!」切れる客。確かに。もう少し早く言ってもらいたかった。それでなくても雨でどろどろで気分がささくれているのに、追い討ちをかけるようにこの仕打ち。 もうそこには、ライブを楽しむ余裕も要素もなくなっていた。 こうなったら、残るは意地しかない。 席(といっても今回はブロック制なので明確な席はない。ちなみに自分はE2ブロックだった)にたどり着き、まずしたことは、お互いが持っていたゴミ袋に、お互いの荷物と買ったお土産を入れること。それを口を縛って、ぬれないよう足元に置く。雨でなかったとしても約3時間のライブ、重い荷物を持ったまま、見続けることは不可能である。 公園への設営のため、席は平面である。もうステージを見ることは放棄し、スクリーンのみを凝視する(これも結構辛いんだ) ヘリが上空を旋回する。会場の様子を撮影しているのだろうか。 照明が落とされ、いよいよライブ開演ーー。 ※以下、順不同に思い出した曲の感想を。 アラクレ ニューアルバム・BIG MACHINEから。 唯一アルバムから演奏された曲(除くシングル曲)。ノリの良い曲なので、一気に気分が高揚するね。 Pleasure'03 やはり始まりはこれしかないでしょう! 今回も歌詞が変わっていましたが、なんて歌っていたのかは聞き取れませんでした。 TIME TIMEツアータイトル曲。 Wonderfull Opotunity 前に振りを教えてもらったんだけど、もう全然覚えてませんでした。けど、稲葉は踊ってました。 The Loose spitit Looseツアーは立ち見の思い出がある。このツアーも見ることを放棄したツアーだったなぁ。 このツアーのオープニングで流れた、B'z捕物帳(・・・)のフィルムが流れる。かっこいいなぁ。 LOVE PHANTOM BUZZツアーとまったく同じ演出で、高所から稲葉がダイブしてました。 OH! GIRL 毎度おなじみの曲。 ZERO 毎度毎度の曲。今回も記録更新。 Brotherhood Brotherhoodツアータイトル曲。 これは一生忘れることができない、私の心に深く刻まれたツアーだけに、前奏を聴いた瞬間、胸が苦しくなった。名曲はいつ聞いても名曲だし、思い出はいつまでも思い出なのだ。 太陽の小町エンジェル いつもどおりに、拍手の応酬。 恋心 GREENツアーと同じ演出で、中央ステージでの披露。 juice juiceツアータイトル曲。 スクリーンで流れた映像は、このツアーで使われたもの。 juiceツアーのオープニングは素晴らしい演出だったと、その感動は私の中に残っている。 野性のENERGY 夏っぽい曲。前向きな詩で結構好き。 IT'S SHOW TIME!! 今回のツアータイトル曲。曲のつくりの良し悪しはわからないけど、ライブでのノリはよいし、結構好き。 ultra soul この辺はシングル曲のオンパレード。 BAD COMMUNICATION 久しぶりに聞いたので、最後のアレで引っかかってしまった。ふ、不覚じゃ。 アンコール※予想通りの曲目だった。 裸足の女神 RUN 雨のため照明がショートしたのではないか?いくらなんでも本当の最後の曲に、あのショボイ照明はないでしょう、というくらい、照明が瀕死の点滅を繰り返していた。2日目はどうだったのかなぁ、気になる。 今回のステージセットは鷲が翼を広げた姿を模したもので、とてもかっこよかった。あの大きさはもしかしたらドームにも入らないかもしれない。野外だからできたのかも。 しかし、前述している通り、雨のため、今回のツアーは演出に気を配っている余裕はなかったし、過去のPleasureシリーズと同じ演出を持ってきていたので、印象に残った演出があったかといえば、とくになかった。曲目を羅列しただけでもわかるように、過去のPleasureシリーズのいいとこどり、というか集大成、といったツアーでした。 B'zのライブへ行き始めて9年。初めて、ライブの途中で「帰りたい」と思ってしまいました。それくらい辛かった・・・。何が良かったのか悪かったのか(原因は天候だけど)、すべてが混沌としていてよくわからないライブでした。 でも帰り際、ツアートラックの写真を執念で撮影してきた!もうそれだけでもよかったよ〜(><) 帰りの深夜バスは爆睡。寝て起きたら東京に着いてた。過酷なツアーだったなぁ・・・。 その1へ (03.10.02記) |