旧国鉄 真岡線未成線 探訪  その2

【トンネル−河合間】
 
 

H地点
(茂木方向を撮影)
G地点の反対側。
浄水場より獣道を下る。

こちらも、足下が悪く、近づくことができなかった。

H地点
(河合方向を撮影)
上写真の反対側。
まっすぐ未成線跡が伸びていることがはっきり
分かる。
H地点
小さな小川を渡る構造物を発見。
I地点
H地点より未成線跡が続き、一段と高くなる。

道路をまたぐためのトンネル跡。
先ほどのトンネルに続く大きな構造物。
延長計画が本気だったことが伺える。
トンネルの名称等標識は全くなかった。

I地点
(河合方向を撮影)
トンネル上部はこんな感じ。
トンネル幅に比べると未成線幅が狭い。
J地点
I地点より少し進むとまた道路をまたぐトンネル跡
がある。

こちらにも標識はない。
これら遺物から、F地点の小さな石橋が当時の
構造物であることが推測される。

K地点
J地点より道路に沿って未成線跡は続く。

今度は小川を渡る石橋が出現。
全てが同じ形状をしていることが分かる。

K地点
(茂木方向を撮影)
道路と未成線跡の高度差が分かる。
I地点より道路から一段高い所を進んでいる。
L地点
(茂木方向を撮影)
河合集落に入る。
住宅の裏手を未成線跡が進む。
道路からでは、なかなか確認しずらい。
地元住民が未成線跡を道路、倉庫等に使って
いるようだ。

中川局(郵便局)の裏手。
一本木の下を、画面左手から右手へと
未成線跡が続く。
手前の未舗装道路は無関係。

M地点
(茂木方向を撮影)
L地点から未成線跡は農道として使われている。

道路とクロスする。

N地点
(茂木方向を撮影)
道路を渡り、未成線跡は対面の集落群に突入
する。
未成線跡は民家の庭となっている。
しかし、盛り土は残っている。

正面の盛り土が未成線跡である。
しかし、いくら探してもここから続く未成線跡を
発見できなかった。

この写真の背後は畑になっており、その先は林
となっている。
どうみても未成線跡とは思えない。

O地点
N地点付近を探索したが、結局未成線跡を見つける
ことができなかった。
N地点を進むと、直ぐに那珂川にぶつかる。
最終目的地 長倉は那珂川を渡らないと行けない。

この周辺で渡る予定だったのか分からないが、
那珂川を渡らせるのは難工事になっただろう。
そのため工事中止は那珂川を渡る前に行われた
と考えられる。

N地点が終点と考え、那珂川の流れを眺め、当時
の人々の苦労に思いを馳せ、今回の探訪を終わる。