Prontoの実物を見た第一印象は、「意外にデカい」でした。当初、PalmPilotと同じ程度のサイズのように見えたのですが、手に持ってみると明らかに大きいのです。実際、並べて比較してみました。
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Pronto対Pilot: 正面からの比較 | Pronto対Pilot: 側面からの比較 |
比較対象はふじもとの初代Pilot(3comでなく、まだUSRoboticsブランドであるところがちょっと自慢)。タッチパネルの大きさはわずかながらPilotの方が大きいものの、Pilotのパネル防護シールをそのまま使い回せるくらいなのでほぼ同じ大きさだと言えます。一方、周囲を含めた面積はProntoの方がやや大きめです。
しかし、何と言ってもサイズの違いがよくわかるのが「厚さ」です。Pilotのレザーケースを含めてもProntoの方が圧倒的に厚いのは、Pilotの電池が単4×2なのに対してProntoが単3×4、しかも充電池を装填できるように電池ホルダーにそれなりの余裕があるためでしょう。また、赤外線窓のサイズを大きく取っていることも厚さに影響してしまいます。普通のリモコンのように、片手で全面の操作ができるというわけではなさそうです。